ネジ穴の補修から実に1か月以上が過ぎてしまいました。
そろそろ元のギターの形に戻してあげないといけないので、次のステップへ。
今回はボディのザグリ部分の導電塗料を塗布します。
これまでにもご紹介しましたように、元の導電塗料は経年劣化でこのような状態。
今まで特にノイズが問題になっていたわけではないのですが、この機会に塗り直すことにしました。
使用したのはこれ。サウン○ハウスさんで購入しました。
まず、ネックポケットに塗料が流れ落ちないようにマスキングテープを貼り付けます。
既にネックポケットに付着している塗料は最初から。他の部分も含めて結構雑な塗り方です。
1回目の塗装。
説明書きによると、シールド効果を高めるために2度塗りせよとあります。
ベランダは暑いので、風呂場で換気扇を回して作業。
塗り終えたら3時間ほど乾かします。
2回目の塗装。(写真では1回目と2回目の違いは判りませんが…)
ボディにはマスキングテープを貼らなかったため、塗料がはみ出てしまってますが、ピックガードで隠れる部分なので良しとします。
2回目を終えたら3~4時間ほど乾かし、その後、24時間以上そのままにします。
この塗料は水溶性のため、塗り終えた筆は水道で洗えます。これは便利。
ボディにはみ出た部分はあるものの、それなりの厚さで塗れているようです。
ジャズマスターの導電塗料の様子。これに近い仕上がりになりました。
塗装前→塗装後。
1週間ほどしたら、次は新しいネジ穴を空ける作業です。
~以下次号~