またまた無駄なお買い物…(;^_^A
フリマサイトで無線機用のスタンドマイクを購入しました。
これがそのマイク。年代は不明ですが、結構古そうです。
「HITACHI」の銘板が貼ってあり、「HITACHI DENSHI LTD.」とあります。
日立電子と言えば2000年(平成12年)に国際電気、八木アンテナと合併し、現・日立国際電気に商号変更しているので、この製品は24年以上前に生産されたものだと思われます。
下面パネルにSM-6/1AKの型名表記がありましたが、ネットでは情報を得られず。
ネットからお借りした写真です。
「スタンドマイク」で検索したところこれがヒット。形・デザインがほぼ同じです。
JRC(日本無線)のCHG-43という型名でいくつかヒットしますので、もしかしたら今回購入したマイクはJRC製で、日立電子向けにOEM生産したものなのかも知れません。(あるいはその逆かも…)
「このマイク、見覚えがあるな…」と思っていましたが、
何と、先日見学させて頂いたJFT(釜石漁業用海岸局)で使われているものと同じタイプでした。
JFTのマイクをよく見ると、基台部分にトグルスイッチが付いているのが判ります。
手前にプッシュスイッチ(グレーの部分)が付いていますが、今回購入したものはこのスイッチが板バネの接点式で、経年劣化でかなり傷んでいるように感じました。
推測ですが、このトグルスイッチは恐らく後付けで追加されたものではないでしょうか。
ということで、推測の域を出ないまますかさずトライ(笑)。
今回購入したマイクは、銘板の横に通話中表示のLEDが取り付けてありましたが、この機能は必要ないので取り外し。
LEDの穴が手持ちのトグルスイッチにピッタリ。加工することなく取付完了。
中々存在感のあるマイクです。シャックの雰囲気が変わります。(雰囲気は大事(笑))
マイクのインピーダンスが40Ωと小さいため要改善ですが、テストレベルでは送信可能で改造成功。
今までハンドマイクのPTTスイッチしか使ったことが無かったのですが、スタンドマイク+トグルスイッチでの送受ON/OFFは楽で便利そうです。インピーダンス対応が終わったら実戦で使ってみようと思います。
~以下次号~