テキーラソムリエ講座でも、特別に試飲アイテムとして出しているプルケ。
もともとは、紀元前から飲まれていたアガベを原材料とした醸造酒で、
白濁しているため、見た目はどぶろくや生まっこりのようです。
山火事で焼けたアガベに自然発生したという説や、
樹液が自然発酵してできたという説もありますが、
広く庶民のお酒として楽しまれていたものでした。
現在でも、プルケリアと呼ばれる専門店などで、
1杯100円以下で提供されており、
イチゴやバナナなど、フレーバーがついたものも人気です。
今回は、エル・アレナルの酒屋に立ち寄り、
初のプルケ飲み体験です
冷蔵庫から大きなペットボトルに入っている冷えたプルケを出して、
カップにいっぱい注いでもらいました。
プルケは、発酵を止めていないので、微炭酸で、シュワシュワしており、
見た目同様、生まっこりに似た少し甘みのある味わい。
お店ごとに味が違いますが、
私には、若干糠漬けに似たような酸っぱさがあり、
最後まで飲めませんでしたが・・・
味の好みがあるので、一気に飲み干してしまう方も。
生のプルケを飲める経験はなかなかないので、貴重な経験になりました。
つづいて、昨年もお土産を購入するのに立ち寄ったリベルタ市場で、
ちょっと遅めのランチタイム。
グアダラハラは、テキーラ以外の観光名所も多く、
世界遺産にも登録されている、
オロスコ壁画などで飾られた、オスピシオ・カバーニャスや、
カテドラルのあるコロニアル建築郡、博物館の絵画や壁画、
巨大なマーケットが集中した、リベルタ市場など中心部に集中しています。
リベルタ市場は、雑貨や、食材、洋服、皮製品などお土産を買うもの最適な場所ですが、
2階のフードコートには、たくさんお屋台が入っているので、
ぜひ、本場のタコスを味わっていただくのをおすすめします
地元の人々が集まるような場所のため、メニューも会話もすべてスペイン語。
おなかもすいていたので、ジェスチャーで会話し、なんとか食事も終了しました
おなかがいっぱいになったところで、
グアダラハラの南東8キロに位置する、
マリアッチ発祥の街、トラケパケへ。
トラケパケは、グアダラハラ市内とはまた違った雰囲気の街で、
ヨーロッパ色の強い建物が多く、とても可愛らしい場所。
おしゃれなレストランや、ショップが点在し、
1日ゆっくり時間を作って、1軒1軒まわりたいほど魅力的でした。
メキシコのタラベラ陶器のお皿や、焼き物も多く、
インテリアとして色々と購入するのにもおすすめです。
コフラディア蒸留所のファクトリーショップもあり、
蒸留所にはなかったテキーラや陶器もたくさん揃っていました
出店も多く、お祭り気分を味わうことができました
マリアッチ発祥の街ということもあり、
レストランでは、本場のマリアッチの演奏を楽しめるところも多く、
観光客にも人気のエリアです。
次回は、ぜひ時間をとってゆっくり観光したいと思います。
メキシコは、今回訪問しているハリスコ州だけでも、街それぞれに特長があり、
違った楽しみ方ができるので、魅力いっぱいの宝箱のような場所です
観光を十分満喫したところで、
バジェス地方を離れ、次の目的地アランダスへ向かいます。
つづく
グアダラハラ到着編は
こちら
テキーラエクスプレス編は
こちら
エラドゥーラ蒸留所編は
こちら
クエルボ蒸留所編は
こちら
テキーラ村観光編は
こちら
ラ・コフラディア蒸留所編は
こちら
テキーラ村・樽バスツアー編は
こちら
ツアーの様子は、日本テキーラ協会のFacebookにアルバムを作成しております。
ブログに紹介出来なかった写真も同じタイトルのアルバム内で掲載しておりますので、
ぜひ、ご覧いただければと思います。
日本テキーラ協会Facebook
http://www.facebook.com/JapanTequilaAssociation