ミドリシジミ 兵庫県南部 2021-06-22 | 昆虫漂流記

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ミドリシジミ

 (100点満点の40点で落第点)

兵庫県南部

2021-06-22

今年も例年と同じ季節にミドリシジミの撮影に挑みました。
結果は惨敗でした。
ミドリシジミの特徴のグリーン色には輝かず、ブルーに輝いてしまいました。

 

ミドリシジミの撮影は6月中旬の早朝もしくは夕方の太陽の光が地上に届いている晴天が一番適しています。
その時刻が特に翅を拡げる回数が多くなる活動時間になり、太陽の光が当たる事により、翅はグリーンに輝きます。
光が届けばメタリックグリーン色に曇り空ならターコイズブルーやメタリックブルー等に輝いて失敗です。
でも今日は曇り空!蝶が翅を拡げてくれるのかが心配ですが、時折届く雲の合間からの光に期待をしていました。

しかしながら~!
ではでは写真にて~!

到着直ぐはまだ時間が早いので翅はひろげていません。

 

O型(暗褐色一面)の雌

 

B型(青藍色の紋)の雌

 

B型だがA型の小さな点を持つ雌

 

弱い斑紋出現のAB型の雌

 

 

此処からは雄の写真になります。

全てが別個体の可能性です。

 

上空を見上げると雄の乱舞(卍行動)がみられます。

上の写真の個体達が地上近くに降りてくると下の写真のように写ります。

 

生息地の風景です。

山裾の水田の横にあるのがハンノキ林です。

(写真の水田をはさんで左と右に2か所あります)

ハンノキ林の中はこの様な水田の耕作放棄地で湿原化してます。

其処に入ってこのように長靴を履いて、動きながらの撮影です。

バランスを崩すと泥んこに悲惨な姿になり、高価なカメラが水没するので慎重に!です。

 

このような綺麗な蝶を納得するように撮影するにはやはり苦労します。

今回はブルーに輝くミドリシジミになっちゃいました。

今年は残念ながら落第点でした。

過去のミドリシジミに記事をリンクしておきます。

2016年06月11日の記事

2016年06月18日の記事

2017年05月07日の記事(幼虫)

2017年06月24日の記事

2019年06月19日の記事

2020年06月20日23日の記事