天使の囁き(童話で心を癒して) -144ページ目

年賀状

昨年は色々お世話になりました。

童話は書きためているのが一杯あるのですが、落ち着かない日々を送っていたので、なかなかアップ出来ませんでした。

童話が入選する夢は叶いませんでしたが、ボランティア活動は充実したものになりました。

今年こそは、夢の実現に向けて、出来るだけやってみたいものです。

諦めたら夢で終わってしまうから、夢で終わらさないようにしたいものです。

今後とも宜しく御願い致します。

年賀状を下記にアップしました。

皆様にとって、良き年でありますように。


18年年賀

大人の童話(終われる男、最終)

 翌日迎えのタクシーで連れて行かれた所は教会だった。

 あの絶世の美女がウエディングドレスで待っていた。

 黒服の五人組も黒のタキシードでいる。

 全て思い出した。

 美女も五人組も学生時代の恋人と親友達だ。

 コンパクトは母親の形見だった。

 母が死んでから俺は一時記憶をなくしていたようだ。

 俺の運転していた車で母がなくなったからだ。

 俺は家を飛び出して知らない町で生活していた。

 記憶をなくしたまま生活出来たのも、家族の助けがあったからだろう。

 戸籍もあったし、会社に勤めている事がそれを証明している。
 もちろん俺は喜んで結婚式に出た。

 全ては恋人だった彼女が仕組んだのだ。

 これからの俺はどうなるか、ちょっと恐い気もするが、前を向いて歩くつもりだ。


 終わり

落ち着かない日々

 気になりながらも、毎日が過ぎ去る。

 やることをやって、なおかつ、ゆとりがあれば良いのだが。

 ゆとりは、どこからもやってきてくれない。 

 追われてばかりではゆとりも生まれないのだろうな。

 今月も半ば近くになってしまって。

 明日を夢みて、何とかなるでやってみるかな。

大人の童話(追われる男4)

 訳が分からなかった。

 だけど、ここに住む訳にはいかない。

 彼女に会って理由を聞く為会社を休む事にした。

 まだ、会社には誰かいるはずだ。

 会社へ電話して又びっくりした。

 知らない会社に繋がるのだ。

 会社がなくなっているはずはない。

 だけど、知らない人が出て、違う会社の名前を言う。

 何度電話しても同じだ。

 訳がわからなくなり、明日会社へ行ってみる事にした。

 夕方、宅配が来て旅行の荷物を持って行ってしまった。

 どうなっているか分からないが、何かある。

 風呂に入って寝たのだが、気になる事が多すぎる。

 一晩中寝られず寝不足だ。

 朝早く会社へ行ったが建物はある。

 だけど、知らない人ばかりで会社の名前も変わってる。

 間違っていないと思いながら探し回った。

 そうすると、あの黒服五人組に追いかけられた。

 荷物がなくて良かった。

 逃げ切れない所だ。

 仕方なく空港に向かい海外に旅立つことにした。

 コンパクトと携帯電話は持っているがわからない。

 何故かコンパクトはなつかしい思いがしたのだが。

 空港には迎えが来ていた。

 ホテルには俺の荷物とメッセージがある。
 白いタキシードが用意されていた。

 明日迎えの車に乗ると何もかも分かるだろう。

 どうにでもなれと思うと疲れでぐっすり眠れた。

明日に続く

大人の童話(追われる男3)

その時預かった電話が鳴った。

着メロが森の熊さんだった。

彼女からの電話はマンションの住所と入るための暗証番号だった。

帰る家もなくなったので唯一の手がかりであるマンションに向かった。

俺のぼろアパートとは比べ物にならない程高級なマンションだ。

暗証番号で中に入り管理人室へ行った。

知らない人だったが「お帰りなさい」と俺の名前を言って鍵を渡してくれた。

最上階のワンフロワーが全て俺の部屋だった。

ぼろアパートの荷物はクローゼットに納められていた。

 だけど、他の調度品は見たことがないような高級品ばかりだ。

 洋服も全て俺に合わして作られたオーダー品のようだ。

 朝から逃げ回って腹ぺこだったが、今作られたばかりと思われる豪華な食事がダイニングに用意されている。

 取りあえず食事を済ませ部屋を調べる事にした。

 LDKは二〇畳程でバーカウンターや応接セットダイニングテーブルみんな豪華だった。

 寝室と書斎と一つだけ何もない部屋がある。

 全てが一二畳以上の広い部屋だ。

 書斎に俺の唯一の財産であるパソコンが電源が入った状態で置いてある。

 俺のメイル受信箱が開いていてインターネットにつながっていた。

 早速受信すると見知らぬ名前で一つ入っている。

 読むと明日海外へ出発して欲しいとある。

 出発は夜の便で旅行の荷物やパスポートお金着ていく物まで全て寝室に用意されていた。


明日に続く

大人の童話(追われる男2)

 公園でしばらく考えた。

 あの美女は何故俺に品物を預けたのか。

 何故痴漢だと叫んだのか。

 誰かが追いかけてきたが誰だったのか。

 何一つわからない。

 唯一手がかりはこの預かった携帯電話だけだが、履歴も電話帳も何もない。

 買ったばかりの携帯電話みたいだ。

 ただ、ストラップだけが可愛いテディベアーで女性らしいものだった。

 公園でぼさっとしても仕方ないのでアパートに帰った。
 俺が住んでいた筈の部屋はもうなかった。

 入ろうと鍵を差し込んだが入らないのだ。

 俺の部屋には表札がなかった。

 それなのに、知らない名前の表札がかかっている。

 間違ったと思い見回したがやはり俺の部屋だ。
 ノックをしてみた。

 知らない女性が出てきて「どなたです」と聞かれたが答えられない。

  「あなた誰なの、押し売りなの」

 そう言われた途端、俺は朝の光景を思い出し逃げ出した。

 「きゃあ泥棒」

 やっぱりそうだ。

 俺は又追いかけられる羽目に陥った。

 今度は少し冷静だった。

 追いかけてくるのが誰か観察出来た。

 黒服を着た五人組だった。

 思い出した朝も、この五人組だった。

 俺は朝と同様三〇分も逃げ回り公園のベンチに座っている。


明日に続く

大人の童話(追われる男1)

 俺は存在が薄いサラリーマンだ。

 対人関係が嫌いで社内でも一番地味な庶務課に属している。

 社内ではネクラで通っている二七歳の男性だ。

 女性に話しかけられるだけで顔が真っ赤になるほど。

 当然、彼女なんて出来る訳がない。
 結構ハンサムだと思うが、女性から逃げているのかも知れない。

 空手は多少心得ているようだ。

 唯一の趣味になっているのだが、道場には行っていない。

 いつからか、わからないけれど自然に身体が動くのだ。

 公園で一人で練習するだけでもストレス発散にはなっている。

 だから試合には出た事がないはずだ。
 英語や他の語学も話せる。

 ある時外国のお客が来た時にしゃべっているのが全てわかった。

 当然、対人関係が出来ないので話さなかったが不思議だった。

 いつから、この会社にいるのか分からない。

 それでも、言われた仕事だけやれば良いので、今の俺には天国のような会社だ。

 体格も空手をやっているせいで人より優れている。

 身長も一八五はある。

 もてる筈なのだが暗いので、誰も相手にしてくれない。

 会社の往復と空手の練習に明け暮れる毎日だった。

 そんな俺が事件に巻き込まれて、逃げる羽目になった。

 いつものように会社へ行く時だ。

 地下鉄の車内で、絶世の美女に声を掛けられたのが間違いの元だった。
 「すいません、このコンパクトと携帯預かっていただけます」
 俺はビックリした。

 まさか俺に話しかけているとは思わなかったからだ。

 その時には背広のポケットに、コンパクトと携帯電話が滑り込んでいたのだ。

 話そうとするのだが声が出ない。

 電車が駅に着いた。

 扉が開いた途端彼女が叫んだ。
 「きゃあ、痴漢」
 俺は咄嗟に扉から出て逃げ出したのだが、何故逃げ出したのかも分からない。

 気が付いた時は地上に出ていて、近くに公園がある。

 分からないまま公園のベンチに座る。

 見たこともない公園だ。

 時計を見ると三〇分以上たっている。
 無我夢中で走り回ったらしい。
 会社は始まっている。

 今まで無遅刻無欠勤だったが行く気にはなれない。

 自分の携帯で会社へ電話した。
 「風邪で休みます」

明日に続く(明日がいつなのかな)

やさしさってなあに(5)

     みんながほのぼの
 ホットケーキまでたべたので、おなかがいっぱいになりました。

 みーちゃんのすきなものもかってもらえました。

 みーちゃんのゆうきのごほうびです。

 そして、かえりのでんしゃでは、てんしをみたのです。
 いくときと、おなじ、くかんきゅうこうでした。

 ひとつずつとまるようになったえきで、あしに、こていかなぐをつけ、きんぞくのまつばつえをついた、おとこのこがのってきました。

 こていかなぐで、あしがまがらないので、あるきにくそうです。

 うしろにおかあさんがいます。

 だけどだまってみているだけです。

 みーちゃんのおかあさんが、せきをたとうとするまえに、ねんぱいのおんなのひとがたちあがりました。
 「ここにすわってくれる、てをかしましょうか」といわれたときだった。
 「あなたはひとりでなんでもできるでしょ」
 とこどもにいったあと、おんなのひとに、あたまをさげて、いったのです。
 「ありがとうございます。せきはゆずっていただきますが、みまもってやってください」

  しゃないのみんながみまもるなか、そのこはひとりで、ゆずられたせきまでがんばってあるきました。

 おかあさんがてをかして、せきにすわったとき、しゃないのみんなにホットしたくうきと、えがおがひろがったのです。
「みーちゃん、すごいね」
「うん、あのおかあさんものすごくいいね」
「そうね、みまもるほうがつらいとおもうよ」
「あのおとこのこもすごいよ、あんなにがんばってるんだもん」
「ねっ、やさしいきもちって、みんながあたたかくなれるでしょ」
「ほんとうだね、やっぱりこえをかけて、すなおにうけいれると、みんなながあたたかくなれるんだ」
「がんばってるすがたや、せきをゆずったひとと、たのしそうにはなしてるのをみているだけで、こころがあたたかくなるでしょ」
「うん、なんかこのしゃりょうに、てんしがおりてきたみたい」
「ことわられたらいやだとおもって、なにもしなかったら、こんなに、あたたかなきもちがうまれてこないよ」
「みーちゃんもそうおもう」
 そのおとこのこと、おかあさんはすぐにおりていきました。

 だけどあたたかになったきもちはずっとこころにのこっています。
 みーちゃんは、きょういちにちで、いろんなやさしさに、めぐりあえました。

 みんな、ちょっとしたゆうきと、すなおなこころがあればいいのです。

 やさしさってゆうきがないとだめなのです。

 みんなも、ゆうきをだしてこまっているひとに、こえをかけてみよう。

 きっと、あたたかなきもちになれるよ。


おわり

優しさってなあに(4)

     みーちゃんのゆうき
 やっと、おかあさんのようふくがきまりました。

 みーちゃんのかいものにいくまえに、だいしょくどうであまいものをたべました。
「みーちゃん、なにたべる」
「みーちゃんはチョコレートパフェにする」

「あんな、おおきいのたべられるの」
「だいじょうぶだよ、あるきまわってつかれたから、あれぐらいへっちゃら」
「じゃあ、おかあさんは、のみものだけにして、のこったらもらう」
「おかあさん、のこらないとおもうよ」
 おかあさんはチョコレートパフェとレモンスカッシュの、しょっけんをかって、ざせきをさがしました。

 ざせきにすわってまわりをみると、みーちゃんと、おなじとしくらいのおとこのがちかくのせきにいます。

 おとこのこはふたりいて、どちらもおかあさんといっしょです。

 おかあさんがはなしこんでいるので、ふたりのおとこのこはたいくつしています。

 チョコレートパフェとレモンスカシュがきて、みーちゃんがたべはじめたときです。

 おとこのこふたりが、おいかけっこをはじめました。

 さいしょのうちはだいしょくどうのそとでしたが、みせのなかまではしるのです。

 みーちゃんもおちついてたべられません。
「おかあさん、あのこたちどうにかして」
「みーちゃんがいえば」
「みーちゃんはだめだよ」
「どうしてなの」
「しらないおとこのこだからいや」
「じゃあ、しってるこだったらいいの」
「わかんないけど、ようちえんだったらいってるよ」
「じゃあ、いってみたら」
 みーちゃんがおかあさんと、はなしをしているあいだも、おとこのこははしりまわるのをやめません。

 ふたりのおかあさんは、はなしにむちゅで、なにもいわないのです。

 てんいんも、みていてもみないようにしています。

 ほかのひとも、みんないやなかおをしていますが、だれもいいません。

 みーちゃんは、はらがたってきて、いすからおりました。
「こらっ、あばれるな」
 みーちゃんのおおきなこえで、ふたりのおとこのこはビックリして、たちどまりました。

 そして、みーちゃんをにらんでいます。

 そしてとおくからみーちゃんにいったのです。
「なにいってるんだ」
「こいつ、なまいきだぞ」
「こんなところで、あばれたらだめでしょ」
「おれたちのかってだろ」
「そうだ、そうだ」
「あなたたちも、ようちえんにいってるんでしょ、そしたらわかるでしょ」
「なにをだよ」
「そうだ、なにをだよ」
「たくさんのひとが、いるところではしずかにしましょって」
「そうだ、そうだ」
 ちかくのせきからかけごえがします。

 そのこえで、おとこのこはビックリしてかおをみあわせました。

 みんながおとこのこをにらんでいます。

 そして、まわりから「パチパチ」とはくしゅが、わきあがったのです。
 おとこのこのふたりのおかあさんは、みーちゃんのこえでもはなすのをやめません。

 それでもはくしゅできがつくと、はずかしくなったのか、おとこのこをひっぱってでていったのです。
「みーちゃんすごいね」
「だからいやなのよね」
「どうしてなの、すごいじゃない」
「おかあさんしってるでしょ、みーちゃんがおとこのこなかすの」
「だから、みーちゃんなら、だいじょうぶだとおもったの」
「みーちゃん、はずかしい」
「みんなが、みーちゃんのゆうきを、ほめているのよ」
「はい、おじょうちゃんありがとう、これもたべてくれる」
 そこには、てんいんさんがもってきてくれたホットケーキがありました。

 みーちゃんのゆうきにたいしての、てんいんさんのおれいでした。

 おかあさんとわけてたべたのです。
  

つづく

優しさってなあに(3)

    おかあさんのゆうき
 えきのかいさつぐちを、でるとすぐデパートのいりぐちです。

 おかあさんのかいものはながいのでちょっといやです。

 みーちゃんのおかあさんは、えらぶのも、きめるのも、ものすごくじかんがかかります。

 それに、えらんだら、みーちゃんのいけんをききます。

 だから、ずっといっしょにいないとダメなのです。
「おかあさん、さっきのおようふくで、いいとおもうよ」
「そうかしら、こっちのほうがいいような、きがするけど」
「こっちもいいけどね、はやくきめてよ」
「みーちゃんが、えらんだほうにしようか」
「どっちもにあってるけど、さっきのほうがちょっとやすいし、ぜったいにおすすめよ」

「じゃあ、ちょっときてみるからまっててね」
「おかあさんったら」
 みーちゃんはちょっとつかれました。

 いつも、きまるまでがながいのです。
「みーちゃん、どうこっちのほうがいいでしょう、さっきのよりおかあさんきにいった」
「じゃあ、それにしたら」
「みーちゃん、つめたいいいかたね」
「みーちゃんは、さっきのほうがいいって、いってるでしょ」
「そんなに、おこらなくってもいいじゃない」

「みーちゃんの、いうことなんか、きいていないくせに」
「ごめんね、やっぱりみーちゃんのえらんだほうにする、きがえるからまっててね」
 おかあさんはしちゃくしつに、もういちどはいりました。

 みーちゃんは、ふくのあいだにすわりこみました。

 さすがに、にじかんもあるきまわると、つかれてしまいます。
「おかあさん、あの、おんなのひとね」
「どうしたの」
「なんかしらないけど、あのかみぶくろにいれてたの」
「みーちゃん、みてたの」
「うん、みーちゃんこの、おようふくのあいだからみてたの」
「まちがっていれたのよ、ちょっとこのおようふくもって、まっててね」
 おかあさんは、そのおんなのひとに、ちかづいていきました。

 そして、そっとはなしかけたのです。

 みーちゃんは、はなれているのでなにを、はなしているかわかりません。

 だけど、そのおんなのひとは、かみぶくろにいれたものを、もとのばしょにかえしました。
「ごめんね、おじょうちゃん、まちがってかみぶくろに、はいってしまったみたい、もってかえらなくてよかった、ありがとうね」
 そういって、みーちゃんのかおを、はずかしそうにみながら、はなれていきました。
「おかあさん、なんていったの」
「ちょっとこわかったけど、むすめがかみぶくろに、なにかはいったのをみたっていうのですが、まちがいですよね」
「そうしたら、どうなったの」
「あら、ほんとこんなのが、はいってるってビックリしてた」
「あのひと、じぶんでいれたのに」
「あのひとが、いいひとでよかった」
「どうして、ひとのものをとるのは、わるいひとでしょ」
「そうよ、だけど、あのひとは、ちゃんとはいってるのを、みとめてかえしたでしょ」
「かえしたって、とろうとしたんだよ」
「まだうりばを、はなれていないから、わからないわよ、ほかのとくらべるつもりで、いれたのかもしれないよ」
「そうだね、そうなんだ」
「わるいひとだったら、おかあさんがこえをかけるだけで、にげていくとおもうの」
「そうか、おかあさんみたいに、まようひとなんだ」
「おかあさんは、まよってもかみぶくろに、いれないけどね」
「あんなときは、こえをかけたほうがいいの」

「みーちゃんはこえをかけないほうがいいよ」

「どうしてなの」
「こどものいうことを、きかないおとながおおいから、それにあぶないからね」
「そうしたら、だまってるの」
「だまってるのもだめね」
「じゃあ、どうすればいいの」
「とったひとにわからないように、おみせのひとにいえばいいの」
「そうか、そうだよね」
「まあ、みーちゃんは、おかあさんにいえばいいのよ」
「うん、そうする」
 みーちゃんにはそういいましたが、おかあさんはこわかったのです。

 じぶんがみていたら、だまってみすごしたかもわかりません。

 こどもに、わるいことをみせたまま、おわるのがいやで、こえをかけたのです。

 あやまってくれるひとで、よかったとおもいました。

 ちょっと、ゆうきがいるできごとでした。
「さっきのひとも、みーちゃんがみてくれてよろこんでるとおもうよ」
「どうして」
「ほかのをえらんでて、かみぶくろにいれたのをわすれたらこまるでしょ」
「うん、とっちゃうことになるね」
「だから、みーちゃんに「ありがとう」っていったんだよ」
 みーちゃんも、それをきいてホットしました。

 そして、これもやさしさかもしれないとおもいました。