天使の囁き(童話で心を癒して) -142ページ目

字幕サークル勉強会風景


映像01

サークルに参加した人は障害者、健常者を含めて9名と障害者の

介護ヘルパー3名でした。

 字幕サークルでは嬉しいことに、次回の上映作品が完成しました。

 分担したやっていた「寅」さん」の字起こしが統合されたのです。

 PC上にビデオ映像と字幕をドッキングして完成作品を見ました。

 字起こしして頂いた方の苦労が実ったのです。

 みんなで見るつもりでしたが、勉強される人もいて一部の人に出

来具合を見て頂きました。

違和感なく見られたようです。

 私は2月15日(水)の字幕上映会でゆっくり見るつもりです。

 新しい作品は邦画でもDVD化されると字幕があるようです。

 3月、4月の作品を探さなくてはいけないのですが、個々の好みも

あるので,むずかしいようです。 

私自身、肢体障害に加えて、聴力も衰えています。 

これは年齢による衰えではなく、慢性の中耳炎のせいです。

 それも、真珠腫とかで、命に関わると言われて左右で5度ほど手術

しました。

 手術後は聞こえるようになっていたのですが、10年くらい前から補

聴器を使うようになりました。 

補聴器を使っていても、聞こえにくい事もあり、邦画の字幕上映は私

にはとても見やすいものになっています。

 健常者の方でも、分かりにくい言葉は聞き逃すようですが、字幕が

あると「ああ、そうなのか」と分かるそうです。

 字起こしは自宅で出来ますので、もう少し仲間が増えると色々な作

品が出来上がるのですが、今の人数では1ヶ月に1本もしんどい仕事

になっています。

 今日の勉強会の報告は完成した嬉しいお知らせでした。 

次回は相談や勉強した内容を書いてみます。

お片づけはだいきらい

    車02

「ひろ君、あそぼ」

「あっ、ともちゃんだ」

「だめよ、おもちゃ片付けてからにしてね」

「おかあさんやって」

 ひろ君は、そう言うとお母さんの顔を見ないようにして表に飛びだしました。

「元気なのは良いんだけど、このおもちゃ何とかならないかな」

 お母さんは一日に何度もおもちゃを片付けます。

ちゃんとおもちゃ箱があるのに、出したら出したままです。

「あら、ジープのおもちゃがないみたい」

 お母さんは、部屋中探し回りました。

ひろ君のお部屋にはありません。

気になる性格のお母さんはあちこち探し回ります。

やっとみつけたのはリビングのソファーの下でした。

「もう、こんな所まで持ってきて」

 やっと、揃ったおもちゃにほっとしたら、ひろ君の事がむしょうに腹が立ちます。

「そうだ、おもちゃが反乱したことにして、みんな隠してしまえば、お片づけするかも」 

お母さんは片付けたおもちゃを色々な所に隠しました。

どんな顔をするかと思うと、ちょっと楽しくなります。

「かあさん、おやつない、おなかぺこぺこ」

 ひろ君が外から帰ってきました。

ちょっと嬉しそうな顔をしています。

「おじゃまします」

「あら、ともちゃんも一緒なの」

「うん、ともちゃん、ぼくのへやにいこ、おやつもってきてね」

「ちょっと待ちなさい、家に帰ったら、手を洗うんでしょ」

「そうよ、ひろくん、こっちでしょ」

 ともちゃんはひろ君と同い年です。

同い年でもちょっと上だし女の子なのでひろ君よりしっかりしています。

隣の家なので幼稚園も一緒に行きます。

いつも、どちらかの家で遊んでいるので、洗面所もどこにあるか知っているのです。

「ともちゃんと一緒なら大丈夫ね」

 ひろ君だけだと、手を洗うといっても、水をかけるだけです。

液体石けんを置いてあるのに使った事がありません。

「ひろ君、ちゃんと洗った」

「うん、いつも洗っているでしょ」

「ともちゃん、大丈夫だった」

「はい、ちゃんと石けんで」 

ひろ君はお母さんをちょっとにらみます。

ともちゃんに聞くなんてひどいと思います。

それでも、ともちゃんを連れて自分の部屋に行きます。

「かあさん、おもちゃないよ」

「お母さんさんは知らないからね、ひろ君が片付けないから怒って隠れたのかも」

「ひろくん、おかたづけしなかったの」

「おとこは、そんなことしないの」

「ひろちゃん、わたし、ひろちゃんのこときらいになるよ」

「だって、おかたづけって、めんどうなんだから、おとうさんもかたづけないよ」

 お母さんはそれを聞いて、しまったと思いました。

「片付けるのは女の仕事だろ」

 お父さんから、そう言われると、文句を言いながらも片付けています。

ひろ君もそれを見ているのでしょう。

ともちゃんにちょっとにらまれてしまいました。

「わたしも、てつだうから、おもちゃさがしてかたずけてあげようね」

「うん、ともちゃんが、てつだってくれるなら、ぼくもするからね」

 二人はお母さんが隠したおもちゃを一生懸命探します。

見える所にはないので、机の下にも、もぐります。

本棚の中にもありました。

押入の中にもあります。

ともちゃんは見つけたおもちゃを綺麗に片付けています。

「ひろくん、これでおわりなの」

「ううん、あと、ジープだけないみたい」

「ジープって、このへやであそんだの」

「ええっとね」 

ひろ君は一生懸命考えます。

「ねっ、ちゃんとおかたづけしないからよ」

「そうだ、リビングにあるかも」

 お母さんがそのままにしていたので、リビングのソファーの下にありました。

「さあ、おやつよ、あらあら、綺麗に片づいたのね」 

おもちゃ箱の中にほりこんだだけではないようです。

ともちゃんはひろ君を連れて手を洗います。

おもちゃを触ったからでしょう。

やっぱり、ともちゃんは女の子なんだとお母さんは思いました。

「ともちゃん、おかたづけするときは、またきてくれるよね」

「いいよ、ひとりでかたづけられるまでね」

 一人では片付けられないから、ずっと一緒かなと思うひろ君なのでした。

天使が見える時

天使02


 今日も昨日と同じでお日様は出ているのですが、冷たい風が吹
いています。寒い日なので、少しでも暖かくなるような出来事
を書いてみます。
 天使って見た事がありますか。私の名前はテンシではないの
ですが、漢字だとちゃんと読んで貰えず、小さい頃は学校でも
テンシさんんと言われていました。私を見ればテンシを見たと
言われるかも知れませんが、天使が見えると良いなあと思いま
すよね。
 私は何度か天使を見ているのですが、いつも右端の裸の天使
のようです。実際に見える訳ではないので、見えたような気が
するだけなのですが、いつも同じです。

 ここ数日のうちに2回ほど天使に出会えたようです。 
 数日前にワンコと散歩に出かけた時の事です。交叉点の手前
に人が一杯います。何かなと思って良く見ると、お婆さんが座
り込まれていました。側に寄った訳ではないので、事情は分か
りませんが、転けた様子です。

 何人もの人が声を掛けて、助けようとしているように見えま
す。お婆さんは、すぐに立てないようでしたので、作業服の若
い人も気になったのか、どうしたのかと聞いていました。近頃
では、見ても知らないふりをする人が多いのに、どんどん人が
増えて、みんな心配そうに声をかけていました。

 寒い日でしたが、みんなの頭上に天使が飛び回っているよう
な気がして、心が温かくなりました。私自信もつい最近、交叉
点で待っていて、寒くて身体が緊張したのか、青に変わった時
に立っていられなくて、手をついてしまいました。歩こうと思
った時にバランスを崩したようです。信号が変わるのを待って
いた女性がすぐに手を貸して下さり、無事に渡ることが出来ま
した。その時も天使が良かったねと言ってくれているような気
がしました。

優しさや親切に出会うと、天使が見えるような気がするのは私
だけなのかな。

 見える人はどんな天使が見えているのでしょうね

 私は難病で障害が残ってしまいましたが、そのお陰で天使に
出会うこてくれているような気
がしました。

優しさや親切に出会うと、天使が見えるような気がするのは私
だけなのかな。

 見える人はどんな天使が見えているのでしょうね

 私は難病で障害が残ってしまいましたが、そのお陰で天使に
出会うことが多くなったような気がします。今も字幕の活動の
場で色々な障害ある方と接していて、それを感じます。

節分だったけど

節分

昨日は、節分だったのでお詣りに行って来た。

お昼から出かけて間に合うはずだったけど、市役所に用事が出来て

寄っていたら、終わった後だった。

参詣者は数人いるだけで、護摩をした後始末を係の人がしているだ

け。甘酒の接待も片づけていた。

「飲みませんか」と声をかけて頂いたけど、仕舞うのに邪魔なような

気がして、遠慮してしまった。

私は歩きにくいので、空いている方が良いけど、終わった後は少し

淋しすぎる。まあ、ゆっくりお詣りすることが出来たから良いかな。

福前は貰えたので、夜に豆まき。

子供がいれば、一杯撒くのだが、子供が大きくなっていないから、

貰ってきた福豆を一粒ずつ撒いただけ。

丸かじりもしたから、今日からは新しい気持でいくつもり。

すぐには変われないけど、気持だけでも新しくしたいものだ。

車が壊れて



車01

  車がタンク漏れで修理に出したが、見積がとっても高い。

愛着のある車なので修理したいのだが、ディゼル規制で来年の車検はこの地域では受けることが出来ない。

高い修理代を出してまで乗るべきか、買い換えるか迷っている。

どうせ、来年には乗り換えないといけないので、修理してまで乗るべきなのか。

それよりも、今買い換える方が少しでも助かるような気がして、ネットの中古車情報を見てみた。

気に入ったのはやはり、そこその値段がしているし、中古だと好みの車になかんか出会えない。

修理工場に預けているので、引き取ってまで、ネットの見積を頼むのも面倒だし、どうしたものか悩んでいる。

代車は決まるまで乗っても良いとの事なので、修理工場に探して貰うしかないだろうな。

ディゼル規制がなければ、ずーっと乗りたい車だからなあ。

しばらくは頭が痛いし、懐も痛くなりそうだ。

天使は寒がり

天使

 「あれっ、あれって・・・・・・・」
 「急に大きな声であれって、何よ」
 「あれよ、あれ、天使に見えない」
 「またまた、天使なんているわけないよ」
 「見えないかな、あそこで震えているの」
 「ゆきちゃんしか見えないんでしょ」
 ゆきちゃんは心の中でつぶやきました。
 「そんな所で、震えていないで、こっちに来たら」
 天使はにこっと笑うと、消えてしまいました。
 「ゆきちゃんの心の中はあったかいね、これで天に帰れるよ」
 ゆきちゃんの心の中で声がします。
 「あれ、あれ、心の中が変だよ」
 「もう、ゆきちゃん大きな声で、みんな見てるよ」
 「ごめん、ごめん、ちょっと胸が熱くなって」
 「さっきから、ゆきちゃん変だよ」
 「ごめん、用事を思いだしたから、先に帰るね」
 ゆきちゃんは友達と別れて家に急ぎます。
 「ねえ、あなた、天使なの」
 「そうだよ、僕が見えたのってゆきちゃんだけだよ」
 「どうして、私だけなの」
 「僕が見える前の光景を思いだしてみて」
 「何にもなかったよ」
 「そうだね、ゆきちゃんには何でもなかったんだよね」
 ゆきちゃんは色々な光景を見るたびに心が温かくなります。
 散歩中のわんちゃんを連れたおばさんが邪魔な石ころを道路の端におきました。
 横断歩道を渡るお年寄りに、手を貸している人もいました。
 空き缶を拾って、ゴミ箱に捨てた人を見て嬉しくなりました。
 みんな「良いなあ」と思って心があったかくなっただけです。
 「僕ね、お外の寒いのは平気だけど、心の寒いのはダメなんだ」
 「心が寒いと天使さんも寒いの」
 「そうだよ、ゆきちゃんの心であったまったから、またね」
 赤ん坊のような天使は笑顔で天に昇っていきます。
 ゆきちゃんは、天使を見たことも忘れて、ルンルン気分で宿題をしました。
 ただ、いつまでも心が温かくしたいと思うゆきちゃんなのでした。

ぽかぽか陽気に誘われて

 梅にうぐいす
 今日はポカポカ陽気で春を感じるくらいだった。
 風は冷たいけれど、吹く風も心地よいくらい。
 我が家の愛犬はヨークシャテリヤで今年12歳になる。
 ワンコとの散歩が私には良い運動になっている。
 今日はワンコも天気が良いので、とっても元気。
 いつものコースだと30分くらいなのだが今日は倍以上。
 私は歩きにくいこともあり、汗をかくほど。
 そろそろ、梅もほころび始めているようです。
 今日は、少しだけ私の身体の状態を書いてみます。
 私の身体は見た目はどこが悪いのか分からない。
 難病の後遺症で全身が痺れているのですが。
 その痺れも外見では分からなくて歩き方がおかしいだけ。
 痺れている事は、ほとんど触覚がない状態と同じ。
 触覚がないと、自分の身体がどんな状態なのか分からない。
 目が見えるので立っていられるが、目を閉じるとダメ。
 足の裏がどういう状況なのか分からないので倒れるしかない。
 歩くのも突っ張る形でしか、力を入れることが出来ない。
 筋肉の働きって、脳が考えるより先に動いているのですね。
 私の場合は考えないと、歩けないから余計に力がいるようです。
 まあ、今のところ何とか歩けるから良いですよね。
 絶対に諦めなければ、何とかなるようです。
 この陽気が続いてくれたら良いのですが。
 明日からは雨の予報だからなあ。
 雨は滑りそうな気がして、全然歩けなくなります。
 明日も晴れると良いなあ。

仲間のPCを見てきて

パソコン 仲間からPCを見て欲しいと依頼があった。PCはNECの98タイプでベーシックで自分でソフトを作られている。だから、新しいPCを使うよりは使いやすいとの事で、そのまま使われている。
 ただ、修理もきかないタイプなので、どうなるか分からないが見てきた。ソフト上のことは直ったのだが、FDがI/Oエラーが出る。読み出しは使えるようなので、1,2を入れ換えると何とか使える。ひょっとすると、クリーニングすると使えるかも知れないと思い、翌日にもういちど行ってきた。
 一度のクリーニングで無事に使えた。一昨年に修理に持っていくのも一緒に行ったけど、今後は修理出来ないと言われたからなあ。使えるようになってほっとした。私より重度の障害者なので、このまま。PCを使って貰えて良かった。今まで作られたソフトを考えると、いつまでも、このPCが使えると良いなあ。

なきむしのぶくん

 うぐいすが、きれいなこえで、あさはやくからないています。

 のぶくんは、そのこえをおふとんのなかできいていました。

 いつもなら、おかあさんにすぐにしらせるのに、どうしたのでしょう。

 「のぶくん、はやくおきないと、まにあわないよ」

 「いきたくない」

 「どうして、きょうで、ようちえんの、みんなとは、おわかれなのよ」

 「いきたくないから、いきたくないの」

 「ふーん、みんなと、おわかれするのが、いやなんだ」

 「・・・・・・・・」

 「きんじょだから、いつでも、あえるんだから、いこうね」

 「いやだ、いやだ、いやだ」

 「どうしようかな、おかあさんだけ、いってきてもいいの」

 「・・・・・・・・」

 「おともだちが、みんなのぶくんをまっているとおもうよ」

 「みんな、ぼくをまってるの」

 「そうよ、のぶくんがいかないと、さびしいっていうよ」

 のぶくんは、こくりつの、ふぞくしょうがっこうに、にゅうがくがきまっています。

 だけど、いっしょのしょうがっこうに、いくこはだれもいません。

 このまえ、それがわかったとき、なみだがでそうになったのです。

 「ぼくね、いけばなくとおもうの、だから、いきたくないの」

 「のぶくん、かなしいときは、ないてもいいのよ」

 「おとこは、かなしくても、ないちゃいけないんでしょ」

  のぶくんは、このまえのこうけいを、おもいだしていました。

 みんなで、そつえんしきの、おはなしをしていました。

 おともだちとは、また、すぐにあえますが、せんせいとはおわかれです。

 おんなのこは、なくかもしれないねって、うれしそうにはなしています。

 「おとこはね、かなしくても、ないちゃいけないんだ」 

 がきたいしょうの、まさくんが、おおきなこえでいいます。

 ゆうちゃんも、まことくんも、うんうん、うなずいています。

 おんなのこも、そうよねとおもうのか、うなずいているこがいます。

 のぶくんは、そのばを、そーっとはなれました。

 いいあえば、なきそうなきがしたからです。

 「おわかれって、かなしいものなの、だから、おとこもおんなもかんけいないの」

 「ないてもいいの」

 「いいのよ、おかあさんは、すなおになけるおとこのこって、ゆうきあるっておもうよ」

 「おとこらしくないっていわれない」

 「くやしいことでは、おとこでもおんなでもないたらダメなの」

 「くやしいって」

 「いろいろあるけど、けんかや、せいせきでまけたときって、くやしいでしょ」

 「せいせきはそれほどでもないけど、けんかはくやしいとおもう」

 「くやしいときは、がまんするの、とくに、おとこのこはね」

 「おんなのこはいいの」

 「よくないんだけど、おんなのこは、ないてもゆるされてるかな」

 「おかあさんは、ぼくがかなしくてないても、おとこらしくないっていわない」

 「ほかのおんなのこも、いわないとおもうよ、なくのもゆうきがいるから」

 「わかった、ぼく、いくよ」

 「さあ、みんなに、あいにいきましょう」

 「うん、ぼく、おもいっきりないてみる」 

 のぶくんは、えがおで、おかあさんとでかけます。

 とちゅうで、おんなのこの、おともだちにあいました。

 「ぼく、そつえんしきにはいかないから」

 きのう、なきそうなかおで、のぶくんがいっていました。

 だから、えがおでいっぱいの、のぶくんに、みんなはびっくりです。

 そつえんしきは、しずかにすすみます。

 いつもなら、おわりにちかづくと、おんなのこのすすりなきがきこえてきます。

 だけど、きょうはちがっていました。

 のぶくんが、せいだいにないたので、みんなもつられて、おとこのこも、おんなのこもおおなきです。

 「よかったね、のぶくん」

 おかあさんは、ちょっとあんしんしました。

 やっぱり、なきむし、っていわれないかしんぱいだったようです。

 のぶくんにも、うれしいことがありました。

 せいだいにないたので、おんなのこ、みんながのぶくんのほっぺにチューしてくれたからです。

 おわかれはかなしくても、うれしいこともあるんだと、おもうのぶくんなのでした。

バネ指の治療

 昨日は、バネ指が簡単に治ると聞いて行ってきた。
 近所の診療所では入院して手術しないと治らないと言われた。
 だから、手術してまで、治す気にはならなかった。
 パソボラの仲間の人が、ちょこちょこと触って治ったらしい。
 ちょこちょこで治るならと行ってきたのだが。

 5時間もかかってしまって。

 最初からちょこちょこでは治らないみたい。
 まあ、ステロイドの注射で70パーセントは治るそうだ。
 その注射が一瞬だけだがすごく痛い。
 それに、私の身体がステロイドに反応するのか。
 注射して30分くらいしたら、猛烈にお腹が痛くなる。
 朝の便通は異常なかったし、悪い物も食べていない。
 そうそう、妻も私とまるっきり一緒のバネ指。
 だから、夫婦仲良く診察と治療も同じ。
 妻の方は、少し胃の調子がおかしいだけ。
 私は難病でステロイドを長期使用していたからなあ。
 そのせいで、身体が拒否しているのかも。
 これで治ると良いんだけど、どうなることやら。
 帰りに買い物に行ったけど、そこでもダメ。
 帰ってきたら、何とか落ちついたから薬なのかも。
 強い薬は気を付けないとダメですね。