試験対策として、漢字の問題を解いていた。その時、解答できなかった問題がある。
<問題>
「空間」の対義語は何か?
むむむ・・・と唸り、お手上げ。知らないと解けないのでギブアップである。正解は「時間」とあった。どうも違和感があった。「空間」と「時間」は対義する言葉なのかな??そこで広辞苑を使いそれぞれの言葉の意味について調べてみた。一般的に用いられる時の意味は分かると思うので、その中の哲学的に用いられるときの語義についてそれぞれ挙げてみる。
「空間」
時間と共に物質界を成立させる基礎形式。アリストテレスなどの古代的概念としては、個々の物が占有する場所(トポス)。ニュートンは空間を物体とは独立に存在する実体と見なしたが、ライプニッツは物体間の関係にすぎないとした。カントはニュートン流の概念を採用したが、空間と時間は認識の形式であるとした。
「時間」
一般に出来事の継起する秩序で、不可逆的方向をもち、前後に無限に続き、一切がそのうちに在ると考えられる。宗教的には永遠から生じ永遠に帰するとされ、有限の仮象である。これをプラトンは永遠の動く影、アリストテレスは運動の帯びる性質とし、アウグスティヌスは時間の三様態、過去・現在・未来を意識の三様態、記憶・知覚・期待に還元した。近代になって時間は客観的規定と見られたが、カントは時間を空間と共に現象を構成する主観の直観形式と考えた。これに対し、弁証法的唯物論では物質の根本的な存在形式であるとする。ベルクソンは意識の直接的な流れとして純粋持続を、ハイデッガーは「現存在」の存在構造としての時間性を、時間の根源と見ている。
両者の説明を読んでいると、どうも「空間」と「時間」は対義する言葉ではないような気がするのだが・・・。ん~、もしかしたら「対義語」の意味を取り違えているのかも知れない。そこで「対義語」を調べてみると、
「対義語」
意味の上で互いに反対の関係にある語。
・・・そのままだ。取り違えていない。ますます「空間」と「時間」がなぜ「対義」に位置するのかが分からなくなってきた。試験対策としてはこれだけ調べたのだから、忘れようにも忘れられないくらい印象に残る。でも、これが正解だから覚えるという勉強は本当の勉強じゃないと思う。ひっかかるなぁ・・・。
時々、「もし僕がこの世からいなくなったら?」って想像する。最近特に多い。「きっと、何も変わらずこの世の営みは進んでいくんだろうな」と結論づくことになる。まさしくその通りだろう。中東の政治的要人が暗殺されたり、アメリカ大統領が亡くなるのとはワケが違う。
人の生き死にって、何なんだろう?人類が誕生して、どれだけの人が生まれ、どれだけの人が死んできたというのだ。その壮大な河の流れの中に僕は生まれた。そして死んでいく。意味なんてあるのか?人類史上これだけの多くの死の中で本当に意味のある人生を遂げた人物はいたのだろうか?存在したとしても、それは最大公約数的な意味であって、万人に通用する意味を持っていたとは言えないだろう。そうすると、人の人生の意味なんて個人で勝手に考えて自己満足の中で感じるモノなのか?
意味なんてなくて良いと生きる人もいるだろう。意味を求めて生きる人もいるだろう。どちらを選ぶかはその人それぞ れである。「ただ生きる」のか「よく生きる」のか。それが問題だ。
人の生き死にって、何なんだろう?人類が誕生して、どれだけの人が生まれ、どれだけの人が死んできたというのだ。その壮大な河の流れの中に僕は生まれた。そして死んでいく。意味なんてあるのか?人類史上これだけの多くの死の中で本当に意味のある人生を遂げた人物はいたのだろうか?存在したとしても、それは最大公約数的な意味であって、万人に通用する意味を持っていたとは言えないだろう。そうすると、人の人生の意味なんて個人で勝手に考えて自己満足の中で感じるモノなのか?
意味なんてなくて良いと生きる人もいるだろう。意味を求めて生きる人もいるだろう。どちらを選ぶかはその人それぞ れである。「ただ生きる」のか「よく生きる」のか。それが問題だ。
風のように
ただただ一瞬の風のように
僕はここを通り過ぎて
遙か彼方の辺境へ
ここの国にこの風が吹いたからって
あっちの国にこの風が吹いたからって
ここもあっちも何にも変わりゃしない
ただただ飄々と通り過ぎるだけ
ただただ一瞬の風のように
僕はここを通り過ぎて
遙か彼方の辺境へ
ここの国にこの風が吹いたからって
あっちの国にこの風が吹いたからって
ここもあっちも何にも変わりゃしない
ただただ飄々と通り過ぎるだけ
彼女の実家から野菜が届いた。きゅうり、にんじん、トマトにスナックエンドウが箱一杯。段ボール二段重ねでがっちりガムテープで縛られて。
箱を開けるときのワクワク感は子どもの頃のクリスマスイヴにサンタがプレゼントを持ってきてくれるのを待ちながら寝るときのようだった。
すぐにきゅうりを母親とその場で2本頂いた。とてもおいしい。トマトの丸かじりへと気持ちは動いたが、お腹がふくれたので、夕飯時にまわすことにした。にんじんは食べやすい大きさに切って軽く塩をふり置いておく。それだけでものすごくおいしい。最近マイブームのおやつになっている。いろいろ調理したものもおいしいのだが、野菜そのもののおいしさを分けて頂いた。
そして野菜の数はすべて5の倍数だけ送ってくれていた。「555・・・ご、ご、ご、合格!」ダビンチ・コード並の暗号が(笑)死ぬ気でがんばろう!

箱を開けるときのワクワク感は子どもの頃のクリスマスイヴにサンタがプレゼントを持ってきてくれるのを待ちながら寝るときのようだった。
すぐにきゅうりを母親とその場で2本頂いた。とてもおいしい。トマトの丸かじりへと気持ちは動いたが、お腹がふくれたので、夕飯時にまわすことにした。にんじんは食べやすい大きさに切って軽く塩をふり置いておく。それだけでものすごくおいしい。最近マイブームのおやつになっている。いろいろ調理したものもおいしいのだが、野菜そのもののおいしさを分けて頂いた。
そして野菜の数はすべて5の倍数だけ送ってくれていた。「555・・・ご、ご、ご、合格!」ダビンチ・コード並の暗号が(笑)死ぬ気でがんばろう!

思い描く空の写真が撮れた
光が差し、蒼い木の葉が揺れている
空の青さが澄んでいて
空気も捉えたような一枚の写真
四角く切り取っているのに枠の外まで見えてくる
心がこの四角に収まってしまいそうな時には
またこの空を探しに行こう
光が差し、蒼い木の葉が揺れている
空の青さが澄んでいて
空気も捉えたような一枚の写真
四角く切り取っているのに枠の外まで見えてくる
心がこの四角に収まってしまいそうな時には
またこの空を探しに行こう
ブラジルが決勝 トーナメントを制した。2006年開催国であるドイツを2‐0で封じた。1994年、アメリカ大会以来5度目である。サッカー王国の優勝で幕を開けた21世紀のワールドカップの歴史。まだまだ始まったばかりだ.
僕らが生きてる間に日本がジュール・リメを手にすることが出来るのだろうか?その日本の決勝トーナメントの対戦国はトルコだった。グループリーグ1位突破。16強まで進んだ.未知の領域を経験した.1‐0で敗れた。しかし日本サッカー史に残る決勝トーナメント進出は必ずやそれを糧として次につながっていくものと信じている.
ワールドカップは終わった.優勝したブラジル代表主将のカフーが高らかにジュール・リメ杯をかかげ、空からは無数の折鶴が舞っていた。僕ら4人ははそれを見ながら祭りは終わったのだという受け入れがたい事実を必死に受け入れようとしていた.すべての試合が鮮明に浮かんでくる。スタジアムの熱狂とともに。
あれからもう半年以上過ぎた。新しい年、2003年にもなった。でも僕らはあの時の興奮を今でも忘れない。ニカラグアでこの仲間と酔いしれた6月の勝利の歌を・・・。
僕らが生きてる間に日本がジュール・リメを手にすることが出来るのだろうか?その日本の決勝トーナメントの対戦国はトルコだった。グループリーグ1位突破。16強まで進んだ.未知の領域を経験した.1‐0で敗れた。しかし日本サッカー史に残る決勝トーナメント進出は必ずやそれを糧として次につながっていくものと信じている.
ワールドカップは終わった.優勝したブラジル代表主将のカフーが高らかにジュール・リメ杯をかかげ、空からは無数の折鶴が舞っていた。僕ら4人ははそれを見ながら祭りは終わったのだという受け入れがたい事実を必死に受け入れようとしていた.すべての試合が鮮明に浮かんでくる。スタジアムの熱狂とともに。
あれからもう半年以上過ぎた。新しい年、2003年にもなった。でも僕らはあの時の興奮を今でも忘れない。ニカラグアでこの仲間と酔いしれた6月の勝利の歌を・・・。
日本代表のグループリーグはH組。日本のほかにベルギー、ロシア、テュニジアが入った.この中で2位以内に入れば決勝トーナメント進出となる。しかし決勝トーナメントの組み合わせを見てみるとC組の1位か2位と当たることになる。C組はブラジルが1位で突破してくるだろうからどうしても日本は1位通過したかった。
日本代表の初戦は6月4日(火)午後6時キックオフ。対戦国はベルギー。ニカラグア時間では4日の午前3時である。全員集合した。皆、青いTシャツを着ていた。遠く離れていても気持ちは届く。そう信じていた。座ってなどいられなかった。テレビの前にみんな立っていた。
前半を終わって0‐0.あっという間に終わる.ハーフタイムには我々も給水をした。台所でお茶をいれ、束の間の休息を取る。僕らも戦っているのだ。
後半が始まって12分。息詰まった試合は動き出す.ベルギー主将ヴィルモッツが先制弾を日本ゴールに叩き込む。静まり返る。まだ時間は残っているとはいえ、嫌な予感がよぎる.しかし!!試合はこのゴールを境に一気に動き出したのだ。
中盤で小野がボールを奪う。前を向く。前線にフィード。キーパーとFW鈴木のちょうど間.どちらが早いか?鈴木が精一杯足を伸ばす。・・・届いてくれっ!!!
『ゴ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ル!!!』
深夜だというのにおかまいなし。僕らも咆えた。飛び跳ねた。自然に肩を組んで喜びを爆発させた。日本列島が興奮に包まれている時、僕らもここニカラグアで戦っていた.熱狂の渦の中に僕らも確かにいた。
その後日本はグループリーグを2勝1分けという理想的な成績で1位突破することになる。
日本代表の初戦は6月4日(火)午後6時キックオフ。対戦国はベルギー。ニカラグア時間では4日の午前3時である。全員集合した。皆、青いTシャツを着ていた。遠く離れていても気持ちは届く。そう信じていた。座ってなどいられなかった。テレビの前にみんな立っていた。
前半を終わって0‐0.あっという間に終わる.ハーフタイムには我々も給水をした。台所でお茶をいれ、束の間の休息を取る。僕らも戦っているのだ。
後半が始まって12分。息詰まった試合は動き出す.ベルギー主将ヴィルモッツが先制弾を日本ゴールに叩き込む。静まり返る。まだ時間は残っているとはいえ、嫌な予感がよぎる.しかし!!試合はこのゴールを境に一気に動き出したのだ。
中盤で小野がボールを奪う。前を向く。前線にフィード。キーパーとFW鈴木のちょうど間.どちらが早いか?鈴木が精一杯足を伸ばす。・・・届いてくれっ!!!
『ゴ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ル!!!』
深夜だというのにおかまいなし。僕らも咆えた。飛び跳ねた。自然に肩を組んで喜びを爆発させた。日本列島が興奮に包まれている時、僕らもここニカラグアで戦っていた.熱狂の渦の中に僕らも確かにいた。
その後日本はグループリーグを2勝1分けという理想的な成績で1位突破することになる。
波乱は開幕戦で起きた。優勝候補筆頭のフランス、まさかの敗北。相手は今大会台風の目として注目されていたセネガルだった。
グループリーグで優勝候補が続々と姿を消していった.フランスも初戦の敗退を立て直すことができず、無得点で消えた.アルゼンチン、ポルトガルも沈んだ.今大会の優勝候補として挙げられていたのは一般的にこの3チームとイタリアだった。4国中3国が予選敗退。21世紀になり優勝国は優勝経験国と開催国に絞られて来たワールドカップに新たな歴史を予感させた。
僕らは深夜、ビデオ部屋でほぼ毎試合観戦した.テレビも全試合を放送していた。眠たい目をこすりながら、その眠気を桃鉄で紛らわそうとしながらそれでも見続けた。ゴールが入ると『ゴ~~~ル!!!!!』と絶叫してα波を発している人を眠りの世界から引き戻した。ひたすら見続けた・・・。
グループリーグで優勝候補が続々と姿を消していった.フランスも初戦の敗退を立て直すことができず、無得点で消えた.アルゼンチン、ポルトガルも沈んだ.今大会の優勝候補として挙げられていたのは一般的にこの3チームとイタリアだった。4国中3国が予選敗退。21世紀になり優勝国は優勝経験国と開催国に絞られて来たワールドカップに新たな歴史を予感させた。
僕らは深夜、ビデオ部屋でほぼ毎試合観戦した.テレビも全試合を放送していた。眠たい目をこすりながら、その眠気を桃鉄で紛らわそうとしながらそれでも見続けた。ゴールが入ると『ゴ~~~ル!!!!!』と絶叫してα波を発している人を眠りの世界から引き戻した。ひたすら見続けた・・・。
スポーツの枠を越えた世界最大のイベント、ワールドカップ。17回目にして初めてアジアの地で開催された。『World Cup 2002 KoreaJapan』。とうとうワールドカップが日本の地で開催されるのだ.・・・しかし僕らはニカラグアにいた。
なぜこんな大事な時に日本にいないんだ?しかしそんなことはここに赴任する前から分かっていた。ならば日本にいないなりの盛り上がり方がある。週末は食堂のテーブルで夜遅くまでサッカー談義に花を咲かせた。タイムリーな情報を得る為に日本からサッカー雑誌やワールドカップの特集を組んでいる雑誌なんかを送ってもらった。ワクワクしていた。盛り上がり方の想像もつかなかった.みんなで優勝国はもちろん各グループの決勝トーナメント進出2チーム、ベスト4、得点王など事細かに予想しあった.・・・楽しかった.最高の時間だった.会話が尽きることはなく話し合いは明け方まで続いた。
一番の関心事はやはり日本代表だった.いったい誰が選ばれるのか?開催国の最低条件である決勝トーナメント進出は可能なのか?期待と不安を胸にまずは日本代表選手発表を待った.
『外れるのはカズ、三浦カズ・・・』
思えば4年前フランスワールドカップ、開催地フランスまで行きながら最終選考で代表を外されたカズ。『日本代表としての誇り、魂は置いてきた』成田に降りたった彼は言った.その戦う気持ち、魂を継承し持ちつづけ30歳を過ぎても進化をとめない男がいる。『中山雅史』だ。僕ら4人の気持ちは一つだった.・・・彼のいる日本代表がみたい。
日本代表は確かに進化している.そしてこれからも進化し続けるだろう.選手もボールの扱いがうまい。今、アメリカワールドカップアジア予選を見返してみてもその差は歴然である.しかし、しかしである。僕らはなにか物足りなさを感じていた.そう、『戦う気持ち、魂』を感じないのである.選手各人は持っているであろう。しかし表に出して、それを体いっぱいプレーで表現する選手がいないのである。ドーハ世代は違った。今に比べればボールの扱いは劣るかもしれない。しかし、カズ、ラモス、中山、柱谷、井原・・・。こいつなら何とかしてくれるという強い魂を持った選手がいた。・・・中山雅史が今の代表には必要なのだ。
日本代表最終メンバー発表は日本時間午後3時。ニカラグア時間では深夜12時である。幸いニカラグアでもインターネット環境はあるので、オンタイムでその情報を知ることができる。目覚し時計を深夜12時にセットし、ひとまず眠りにつく。・・・寝付けない。あっという間にその時間になった気がする.恐る恐るネットに繋いでみる。ホームのページをYahooにセットしているので、おそらくトピックスのところにそれに関するリンクが貼ってあるはず。飛び込んできた文字は・・・
『俊輔外れる、ゴン代表復帰』
もう寝られない。中山雅史が代表復帰したのだ!!そう、2002年に入ってからの代表には一回も呼ばれていなかったのである。信じてはいたがほぼ絶望的な状況だった。そこからの代表復帰!
思えばこの人はいつも逆境を乗り越える。
『ドーハの悲劇』で本大会出場を逃したアメリカワールドカップアジア予選でもスーパーサブと呼ばれ控えだった。しかし当時オフト監督の目にとまりずっと出場していたアジアの大砲、高木の不調。中山は途中出場で見事角度なしの所からゴールを決め、一気にレギュラーの座を掴んだ.
その後の彼は順風満帆かに思われた。しかし故障。それも選手生命に関わるような腰の怪我。しかし彼はおそるべき精神力で克服。Jリーグ復帰を果たす。
フランスワールドカップアジア予選の時もそうだ。アジア予選初戦、彼はグランド内にいた。代表には選出されていない。・・・テレビ番組のベンチリポーターをやっていたのだ!しかし日本代表の相次ぐ苦戦。とうとう彼は代表に呼ばれた。救世主として。アジア第3代表決定戦対イラン戦を岡野のVゴールで制し見事日本はワールドカップ初出場を果たした.本大会ではアジア予選初戦でベンチリポートをしていた中山が本大会グループリーグ対ジャマイカ戦で日本代表この大会唯一の得点を挙げる.日本代表がワールドカップで取った初めてのゴールであった.
そして今回。ほぼ絶望かと思われていた最終選考に見事残る。中山隊長が帰ってきた!そんな開幕前。中山の代表選出に連絡所の夜はおおいに湧いたのである。
2006年ドイツワールドカップに出場する日本代表のメンバー23名が発表された。マリノスの久保が外れ、ジェフの巻が選ばれるという予想外の人事だった。2003年に行われた日韓共催のワールドカップの時にもドラマは起こっていた。その大会終了後に書いたモノを日記に載せてみた。
なぜこんな大事な時に日本にいないんだ?しかしそんなことはここに赴任する前から分かっていた。ならば日本にいないなりの盛り上がり方がある。週末は食堂のテーブルで夜遅くまでサッカー談義に花を咲かせた。タイムリーな情報を得る為に日本からサッカー雑誌やワールドカップの特集を組んでいる雑誌なんかを送ってもらった。ワクワクしていた。盛り上がり方の想像もつかなかった.みんなで優勝国はもちろん各グループの決勝トーナメント進出2チーム、ベスト4、得点王など事細かに予想しあった.・・・楽しかった.最高の時間だった.会話が尽きることはなく話し合いは明け方まで続いた。
一番の関心事はやはり日本代表だった.いったい誰が選ばれるのか?開催国の最低条件である決勝トーナメント進出は可能なのか?期待と不安を胸にまずは日本代表選手発表を待った.
『外れるのはカズ、三浦カズ・・・』
思えば4年前フランスワールドカップ、開催地フランスまで行きながら最終選考で代表を外されたカズ。『日本代表としての誇り、魂は置いてきた』成田に降りたった彼は言った.その戦う気持ち、魂を継承し持ちつづけ30歳を過ぎても進化をとめない男がいる。『中山雅史』だ。僕ら4人の気持ちは一つだった.・・・彼のいる日本代表がみたい。
日本代表は確かに進化している.そしてこれからも進化し続けるだろう.選手もボールの扱いがうまい。今、アメリカワールドカップアジア予選を見返してみてもその差は歴然である.しかし、しかしである。僕らはなにか物足りなさを感じていた.そう、『戦う気持ち、魂』を感じないのである.選手各人は持っているであろう。しかし表に出して、それを体いっぱいプレーで表現する選手がいないのである。ドーハ世代は違った。今に比べればボールの扱いは劣るかもしれない。しかし、カズ、ラモス、中山、柱谷、井原・・・。こいつなら何とかしてくれるという強い魂を持った選手がいた。・・・中山雅史が今の代表には必要なのだ。
日本代表最終メンバー発表は日本時間午後3時。ニカラグア時間では深夜12時である。幸いニカラグアでもインターネット環境はあるので、オンタイムでその情報を知ることができる。目覚し時計を深夜12時にセットし、ひとまず眠りにつく。・・・寝付けない。あっという間にその時間になった気がする.恐る恐るネットに繋いでみる。ホームのページをYahooにセットしているので、おそらくトピックスのところにそれに関するリンクが貼ってあるはず。飛び込んできた文字は・・・
『俊輔外れる、ゴン代表復帰』
もう寝られない。中山雅史が代表復帰したのだ!!そう、2002年に入ってからの代表には一回も呼ばれていなかったのである。信じてはいたがほぼ絶望的な状況だった。そこからの代表復帰!
思えばこの人はいつも逆境を乗り越える。
『ドーハの悲劇』で本大会出場を逃したアメリカワールドカップアジア予選でもスーパーサブと呼ばれ控えだった。しかし当時オフト監督の目にとまりずっと出場していたアジアの大砲、高木の不調。中山は途中出場で見事角度なしの所からゴールを決め、一気にレギュラーの座を掴んだ.
その後の彼は順風満帆かに思われた。しかし故障。それも選手生命に関わるような腰の怪我。しかし彼はおそるべき精神力で克服。Jリーグ復帰を果たす。
フランスワールドカップアジア予選の時もそうだ。アジア予選初戦、彼はグランド内にいた。代表には選出されていない。・・・テレビ番組のベンチリポーターをやっていたのだ!しかし日本代表の相次ぐ苦戦。とうとう彼は代表に呼ばれた。救世主として。アジア第3代表決定戦対イラン戦を岡野のVゴールで制し見事日本はワールドカップ初出場を果たした.本大会ではアジア予選初戦でベンチリポートをしていた中山が本大会グループリーグ対ジャマイカ戦で日本代表この大会唯一の得点を挙げる.日本代表がワールドカップで取った初めてのゴールであった.
そして今回。ほぼ絶望かと思われていた最終選考に見事残る。中山隊長が帰ってきた!そんな開幕前。中山の代表選出に連絡所の夜はおおいに湧いたのである。
2006年ドイツワールドカップに出場する日本代表のメンバー23名が発表された。マリノスの久保が外れ、ジェフの巻が選ばれるという予想外の人事だった。2003年に行われた日韓共催のワールドカップの時にもドラマは起こっていた。その大会終了後に書いたモノを日記に載せてみた。
八坂神社のすぐ近くの会場は静かに晴れやかな佇まいの空間だった。会場の門をくぐり、綺麗な庭を歩いていると、新郎新婦が丁度、記念撮影をしていた。カメラマンから何度も「新郎さん、もっとにこやかに♪」
と言われて2,3枚の写真を撮り終えた時、新郎と一瞬目が合った。
「嫌なとこ、見られちゃったなぁ」
と笑顔で一言、言葉を交わした。
僕は控え場所に行き、オレンジジュースを一杯飲んだ。すると、すぐに式へと案内された。会場は木造の建物で落ち着いた空間だった。僕はその中でタダタダ嬉しくってしかたがなかった。会場が静まり新郎が入ってきた。顔は真面目に視線は一直線だった。その後、新婦が父親と入ってきた。この空間をすべて彼女が決めてしまうような美しさである。
式は進み、「誓いのキス」が宣告された。会場は一瞬の間があり、和み笑いが起きた。新郎の人柄をみんな知っているのだ。彼はキスなど想像することができない雰囲気を持っている。二人は 向き合い、新郎は辿々しく新婦のヴェールを上げる。新婦も静かに笑みをたたえている。彼は顔をホッペに近づけ、新婦の頬に唇を押しつけた。そのキスがぎこちなく、会場は彼らを見守る温かい笑いに包まれた。僕にトトッと込み上げてくる感情が涙を流させた。なんて不器用で、ぎこちなくて、たどただしく、優しくて、大きくて、一生懸命な彼の人柄をそのまま表現したような素敵な瞬間なんだ。
素晴らしい結婚式だった。心から祝福したい。
と言われて2,3枚の写真を撮り終えた時、新郎と一瞬目が合った。
「嫌なとこ、見られちゃったなぁ」
と笑顔で一言、言葉を交わした。
僕は控え場所に行き、オレンジジュースを一杯飲んだ。すると、すぐに式へと案内された。会場は木造の建物で落ち着いた空間だった。僕はその中でタダタダ嬉しくってしかたがなかった。会場が静まり新郎が入ってきた。顔は真面目に視線は一直線だった。その後、新婦が父親と入ってきた。この空間をすべて彼女が決めてしまうような美しさである。
式は進み、「誓いのキス」が宣告された。会場は一瞬の間があり、和み笑いが起きた。新郎の人柄をみんな知っているのだ。彼はキスなど想像することができない雰囲気を持っている。二人は 向き合い、新郎は辿々しく新婦のヴェールを上げる。新婦も静かに笑みをたたえている。彼は顔をホッペに近づけ、新婦の頬に唇を押しつけた。そのキスがぎこちなく、会場は彼らを見守る温かい笑いに包まれた。僕にトトッと込み上げてくる感情が涙を流させた。なんて不器用で、ぎこちなくて、たどただしく、優しくて、大きくて、一生懸命な彼の人柄をそのまま表現したような素敵な瞬間なんだ。
素晴らしい結婚式だった。心から祝福したい。