MTBとマサヒロフ -135ページ目

ドロッパーポスト比較!

先日ドロッパーポストをGIANTにしましたが、世の方々が気になるであろう比較なんぞをしてみました。思いっきり私の主観ですがご参考までに。

ROCKSHOX Reverb
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GravityDropper Turbo

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GIANT CONTACT SL SWITCH

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重量
Reverb(以下R)
535g
Gravity Dropper turbo(以下GD)
505g
Contact SL Switch(以下CS)
570g

いちばん軽いのはGD


操作性

R
レバー操作はちょっと重めでガッチリ。オイルラインの恩恵は特に感じないがケーブルの取り回しにムリがあるバイクには良いかも。任意の高さで固定できる。動作速度の調整ができるが最速にしてもそんなに速くはない。
GD
レバー操作は軽いものの質感はちょっと低め…高さ調節は3段階で真ん中ポジションに合わせるのに少しコツが必要。動作速度はとても速いが質感は低い、つかノーダンパー。ついでに街中では操作がはばかられるほどw音がデカい。
CS
レバー操作の重さはRと同じくらい、レバー形状はちょっと力を入れにくいかも?任意の高さで固定できる。動作速度はR並み。


いちばん操作し易いのはGD?


取り付け易さ

R
オイルライン制御なのでブリーディングが必要となる。更にラインの長さ決めは伸縮時に動くラインのことまで考えないといかん。
GD
ワイアの張りに敏感なので後付けでアジャスターが必須伸縮時にワイアは動かないので長さ決めがラク。レバー側でインナーワイア固定だが作業しづらい。
CS
ステルス仕様にするには分解が必要、ステルス仕様だとワイア長の設定が面倒くさい。レバー側でインナーワイア固定だが作業しづらいなんてもんじゃねえ、ワイアを短くカットしたらアウト。

いちばん取り付けし易いのはGD


整備性

R
構造が理解できない上にオイルラインとか面倒くさいけどパーツ供給は安心、マニュアルは文書動画ともに充実。
GD
完全機械式で簡単構造かつスモールパーツの供給も安心、グリスアップは工具なしで可能。HPにはサポートページもあるでよ。
CS
シンプル構造でトラブルが起きそうなところはカートリッジ化されているのでなにかあってもassy交換で直せちゃいそうだけどパーツ供給がどうなのかは不明。ちゃんとした日本語マニュアルが付属します

いちばん整備し易いのはGD


縦方向遊び
R
遊びなし
GD
遊びなし、というか縦方向の遊びは調整式。
CS
サドルを掴んでゆするとわずかにガタあり

いちばん遊びが少ないのはRとGD


横方向遊び
R
高さによってわずかに遊びがあるがほぼ気にならないレベル。
GD
横方向の遊びはほぼナシ
CS
手で触ると少し気になる程度の遊びあるが乗れば分からないレベル。

いちばん遊びが少ないのはGD


困った点
R
使ってるうちに縦方向に遊びが出てしまった(5mmほど沈む)。しかも構造が理解できなくてw対処できない
GD
ダストブーツが緩くなってズレる。
CS
レバーの形状


総評
Reverbしっかりした造り&動作でいい物感もあるし調子が悪くならなければとてもいい感じです。
GravityDroppe
r
は何かと扱いやすいし27.2もあるしで個人的には一番オススメです。見た目さえ気にならなければwですが ステルス仕様でないかなあ。
CONTACT SL SWITCHは価格以上の出来で、ケーブルルーテイングも選べたり使い勝手がよろしいです。耐久性については未知数です。

SDG DusterとWTB Silverado

ここ6~7年ほどサドルはCHROMAG TRAILMASTERのお世話になっています。乗り心地や使い勝手に問題はありませんが、METAに乗り替えてからというもの見た目がハデなのと大柄なのが気になってきました。

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見た目がヤダからというクソみたいな理由で久々に新しいサドルに挑戦することにしましたwで、もうちょい地味でシュッとしたのにしたかったのでお安いのを2種類お試しで買ってみました。

ひとつはSDG Duster P
溝付きでクロモリレールの廉価モデルです。
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もうひとつはWTB Silverado Sport
ビニール表皮?で鉄レール、メーカーHPにも掲載されない最下層ラインですw
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ホントはSDGのBEL-AIR2.0を使ってみたかったんですが微妙なデザインのモデルが多かったので見送りました。つかどうにかしてSHIBUYASHIBUYA DAZZLEをカッコ良くコーディネイトしてみたいんだが……

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まあとりあえずはDusterをしばらく使ってみようかと。チョイ乗りした感じでは腰の収まりが思った以上に良いし、アンコも十分で調子良さ気です。

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ちなみにここ2週間くらいSDG SLIMJIMとかいう前世紀の固いサドルに座ってたんでコレに比べればなんでも快適な気がします…

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エンボスビニール表皮?かわいい!
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なお仮組み用の安シートピラーが笑えないくらい精度「感」高いですww
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CONTACT SL SWITCH 取り付け編

ちっと間が空きましたがドロッパーポスト取付け編。

METAはステルスルーティングということで内蔵カートリッジの上下を組み換える必要があります。が、ここで問題発生!ポスト底部にねじ込まれているカートリッジ固定ボルトassyが緩められません。ウォーターポンプレンチで掴んで緩めようとしてキズつけちゃいました…バイスなんかでしっかり固定しないとダメみたい…

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しゃあないからちっさいバイスでも買うかーと思い工具屋さんに行ったんですが、そこでふと思い出したのがラバーストラップレンチ「バイスを買ってもワークベンチがないから微妙だなぁ」とか思ってたんで急遽ラバーストラップレンチへと変更、どんなもんかと思ったけど無事分解出来ました☆何かと使えそうな工具ですが40年以上生きてきて一度も必要になったことはないので多分これ以外に使うことは無いでしょうw

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組み換え自体はネジ4本外して上下を入れ替えるだけなのでかんたん。カートリッジ自体はフローティングマウントで面倒くさい位置決めとかもなくカートリッジに余計な力がかからないようになってます。感心!

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で、フレーム側。シートチューブ内にあったバリは仮組み時に一応削り落としたわけですが、グラビティドロッパーの動きが悪くなることから見て歪みもけっこう出てるんではないかと思われるし、せっかくの新品ドロッパーなんでいっちょシートリーマーをかけることにしました。

ところがどっこい!何軒かのお店に作業を依頼してみたところ難色を示す、というか遠まわりにお断りされてしまいました。クロモリなので薄く、硬いからうまく削れなくてフレームがダメになっちゃうかもよ?というのがその理由です。昔は自分もやってましたが確かに良い仕上がりにならないんですよねえ…まあリーマーの歯も傷むし持ち込みでは嫌がられるんでしょう。というわけでフラップホイールを買ってきて研磨してお茶を濁しましときました。

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んでワイア引いて装着!内装ケーブルは長さ決めがメチャメチャめんどいです…グリップの脱着ができないんでリモートレバーがオープンクランプなのはとても嬉しいんですが、ワイア固定がイモネジなのでワイアの脱着をするとインナーワイア再利用不可になっちゃう感じ…つか取り付けをしくじってインナーを一本ダメにしてしまいました。グラビティドロッパーのリモートレバーならそのまま使えそうだったんでついでに試してみたんですがフィールがイマイチ、結局ワイアを交換して純正レバーにしましたとさ。こんだけ頑張って見た目がスッキリする」くらいしか効果が感じられないのはちょと微妙アルネ。

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その純正レバー、操作はけっこう重めです。リバーブといっしょくらいかな?伸びるスピードもリバーブを最速にした時といっしょくらい?瞬時に伸びるグラビティドロッパーよかは当然遅いですwサドル周りに少しガタはありますが乗車中は全く気にならないレベルですな。

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見た目は安っちくないし、各パーツの精度「感」も悪くないですし、目立つロゴもない(重要)しケレン味のないデザインだし宜しい感じだと思います。これで壊れなきゃまあとりあえず満足です。