マリコ先生って誰？
・東京都江東区で個別学習塾を24年経営
・中央大学法学部
・児童心理カウンセラー
・ナリ心理学認定心理アドバイザー
・進路アドバイザー
・小中高の学習塾の先生
先日、
元生徒とランチしました。
ガムシロップがこんな入れ物に入っていて、
どうやって入れるの？
って笑いながら話していたけど…
プリンを食べた頃、
やっと重い口を開いたのです。
「会社辞めたい」って。
これを相談されると、
「じゃあ辞めれば」
しか言えないのです。
だって、
「会社辞めたい」
って意志は固まっているんだから。
こんなことを
話す人が誰もいないとのこと。
中学生の頃の友達は
話したくないとのこと。
職場も転々と変えていた。
人間関係が嫌、
責任とか言われるのが嫌、
上司が嫌、
職場の環境が嫌、
先輩がうざい、
一生懸命やってるのに
「遅い」とか言われて嫌、
もう、頭にくることばかり。
今度の会社はちょっとはマシ
だと思っていたのに
やっぱり辞めたい。
私が悪いんですか？
それとも会社が悪いんですか？
って聞いてくるから、
悪いとか
悪くないとかじゃなくて、
思考の癖がついている。
彼女の思考癖はこれ。
↓
「この人に馬鹿にされるかもしれない」
「この人に評価されない」
「この会社に頑張るの無理」
「この会社で頑張っても、
おいおい、勘弁してくれよ
って言われるかもしれない」
「この上司に、
人事部‥何でこの子を採用したんだよ
って思われるかもしれない」
って脳内が忙しい。
これって、まだ起きていないのに、
こんなことばっかり考えているから、
彼女の会話内容がお伺いの会話に
なってしまうのです。
中学の頃から、
「私って志望校下げた方がいいですよね？」
「多分合格しないですよね？」
「ノートってどうやって書けばいいですか？」
「私のやり方で合ってますか？」
って聞いていた。
高校は合格したけど、
その後、音信不通だったのに
久しぶりにLINEがきた。
「マリコ先生のブログ読んでます」
って言われ、
「私、どうすればいいですか？」
って言われた。
それじゃ、
読んでないじゃないかい笑
結論から言うと、
「この人は、
私のこと馬鹿にするかもしれない」
ってことは、彼女は、
「人のことを馬鹿にしている」
無自覚で、
「何あれ？」って思っているだろうし、
「ばーか」って思っているし、
「アイツくだらない」って思っているだろうし、
「ふん」って鼻で笑っているはず。
人のことを馬鹿にしている
何アイツ？
って思っている。
「そんなことない？」
って彼女に聞くと
「あああああ、
毎日、そう思っています」ってww
そんなこと思っている人は、
人と話をするのが苦手。
突っ込まれたらどうしよう、
深いこと言われたらどうしよう、
知らないこと言われたらどうしよう
ってビクビクしているから。
だから、誰とも話さない。
話せない。なぜなら、
人を馬鹿にしているから。
そして、
「この会社の人間は馬鹿ばっかり！
自分のことわかってくれる人がいない」
と思うから退職する。
本当は、自分が何もできないのが
バレるのが怖いだけ。
「出来ません」って素直に言えないだけ。
面倒臭い自分を認めればいいのに
そこは絶対に認めたくない。
だから、会社から自分をフェードアウトする。
「人を馬鹿にする」人は、
不安がある人。
だから逃げてしまう。
「私は違う」
「私は本当は出来るんだ」
とか言ってないで、
人を馬鹿にするのをやめて、
勇気を出して
「ごめんなさい」を言ったり、
「教えてください」を言ったり、
「わかりません」を言えば、
誰もあなたを
取って食わないわよ。
そんな話をすると‥
涙をポロポロ流す彼女。
「ナリ心理学ってやっぱりキツイです」
って泣いていた。
まだまだ逃げている…
ナリ心理学なんてどうでもいい。
図星だから涙が出ただけ。
図星だから悔しいだけ。
人を馬鹿にするって
いいことなんてなにもない。
私って人のこと馬鹿にしてるな〜
って
認めればいいだけ。
その次に、
勇気を出して
「教えてください」
って言えば世界は変わるから(^^)
では、また。
