トーキングドッグ
一応ジャンルを設定してみましたが、あってないようなものです。 引き続き、犬が書いていることなので、いろいろと大目にみてください。
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集う犬たち@神田Polaris。

昨日。4/26。
Pome Shih Tzu/シンリズム@ポラリス。

初ポラリス。全面ガラス張りで外から丸見えで、おもろい。

寝不足、頭痛等、気が進まない要素が多々ありながら、ライブが終わって帰る頃には高揚した気分。音楽を聴く時間は特別である。眠かったけどね。イス硬くて小さくて痛かったけど。

ポメシーズ。ポメラニアンとシーズー?メンバー・中川理沙、MCシラフ、古川麦、関口将史。あれから二回目、バンド名が決まってから初、とにかくもう一度聴かなければ収まらないので、赴く。

中川さんボーカル・ピアノ、麦さんボーカル・ギターを中心に、関口さんのチェロ、シラフさんのスティールパンが加わり、他にシラフさんのトランペット、古川さんのホルンも。結構特殊な編成なのだろうが、音世界の奥行きが広く深い。映像喚起的というか、その中にいるような感覚が多々あった。みんな手練れだからね。キャリア長いし大人だし。すごい集まり。

何と言えばいいのか、日本人によるワールドミュージック要素のあるポップスバンドとして、未踏の領域に行けそうな。本人たちもどうなっていくのかわかっていないっぽいが。とりあえず音源待望。気長に待とう。



中川「シラちゃんだけソロがない。出せば?」

シラフ「売れるかどうか、恐い」

中川「みんなそうだよ!」笑

シラフさんのソロ作品が出たら自分は無条件で買いますよ~!とは言わない笑。内容による。自分は義理では買わない。まあたぶん結局買うだろうけど。実際リリースされている関口さんのソロアルバムは素敵なので、みんな買おうね。



シンリズムは世に出た当初、KIRINJIファンの間で話題になっていたので、名前は聞いていたが聴くのは初めて。大人になってた笑。当たり前か。

何となく想像していた音楽に近い感じ。自分の中にあるシティポップ要素がそこかしこに。しかしおっさんには若者の歌はちょっとこそばゆい笑。



次のポメシーズの対バン相手も若手らしい。オレは行っていいのか?笑@下北沢440。後ろの方でこっそり聴くかな。


アスリート、普遍性、個性。


『BLUE GIANT』10巻。

「ジャズと言えばバークリー」
「才能ある連中と日々練習し、さらに腕を上げて勝った者がプロのジャズプレーヤーになる」

主人公・大の師匠はバークリー音楽大学に行ったが、大はアメリカを最終目的地とし、まずは欧州へ渡る。



コトリンゴ(漫画のキャラではない笑)がバークリー出身で、思い出話をラジオやライブのMCやインタビューで何度か語っているのを耳にして、競争、学生たちの情熱、その凄まじさを自分も垣間見たつもりでいる。…なんか映像的に記憶が残っているので、あの方は意外と話が上手いのかも。意外とか言ってはダメか笑。

ミュージシャンとアスリートは似ていると思っているが、この場合は前者の方がより大変かもしれない。まず普遍性(技術、知識)を獲得したうえで、輝くような個性が求められる。圧倒的な。みんながお金を出したくなるような笑。例えばピアニストなら、ピアノの演奏技術が高いだけではダメだろう。「国際人になる」と英会話を磨いても、求められるのはその英語で何を話し聞くのか、というのに似ている。スポーツの場合、その競技のルールの枠内で活躍できる技術があれば、とりあえずプロにはなれそう。「演奏技術」が高ければ。

そんなわけで、四年間(?)毎日朝から晩までピアノ漬けにならざるを得ないよなそりゃ。



普遍性と個性。プロのミュージシャンたちってすごいのよ。リスペクト。

出場機会@サッカー。

U-23アジアカップ中国戦、TVをつけたら前半半ばで1-0で勝ってる!、しかし一人少ない!?そこからひたすら耐え忍ぶところを終わりまで観戦。それでも中国はそれほど強引なところもなくあまり恐くなかったし、日本の選手たちは頼もしかった。


特に松木玖生、GK小久保玲央ブライアン。松木はこんな状況でも余裕があったし、予測能力の高いところも。あと無回転フリーキック。本田圭佑ばり。いや似てるな笑。小久保は初めてプレーを観たが、完成度が高い。ベンフィカ所属で下部リーグでは試合に出続けているらしい。あとは19才のCB高井くん。この間の「多摩川クラシコ」で初めて見たが、将来有望間違いなし。




もう話題にもならないが、一年以上前、レアル・マドリード所属の中井卓大選手が、レンタル先?のスペイン三部でもほとんど試合に出られなくて、アンダーの代表にも呼ばれなくなったと騒がれていた。幼少時から才能を認められていたのに、道を誤ったように見える。「レアル所属」に拘ったのか、拘るべきは出場機会だったのではないか。クラブチームは基本、自国リーグを一年間戦うために選手を獲得するわけで、いかに才能があり「レアル所属」でも、年間通しての出場経験がない選手は評価のしようがない、と想像する。


対して松木玖生。青森山田高校時代から騒がれ、直接海外クラブへ?という噂もあった中、FC東京に。意外な印象であった。自分は東京がぬるいクラブなのを知っていたから。まさか遊びたいから?とか笑。実際にはちょうど親会社がミクシィに替わった時期だったので、「強豪チームにしたい」と口説かれたのかな。


当時のアルベル監督が積極的に起用したこともあり、一年目から試合に出続け、着実に成長し続けている。ここまでの道程は選手として完璧なのではないか。




もう昔の話なので記憶が曖昧だが。北京五輪?の代表チームの両翼が本田圭佑と水野晃樹で。水野の方が縦の速さがあったので、自分は「水野の方が将来大成する」としゃらくさく予想していたのだが笑、実際には。海外移籍先に水野はスコットランドの名門セルティックを、本田はオランダ二部だったVVVを選ぶ。水野はなかなか試合に出られず、「しかし練習で各国代表クラスとプレーできるのは大きい」という記事を読んだ記憶。水野が出場機会に恵まれるクラブに行っていたらどうだったか?はわからないが。


当時オランダ二部は「J1よりやや劣るレベル」と言われているのを目にして、「そんならJ1でプレーした方がいいじゃん!」と思ったものだが。守備で戻ろうとすると「おまえは戻ってくるな!」と言われるほどチームの攻撃を託され、「戦術・本田」状態だったそうで、そんな立場でチームを優勝、一部に引き上げた経験は、攻撃系の選手として限りなく大きかったのではと想像する。




長くなった。選手として成長するためには試合に出続けるしかないのではなかろうか、という話。風呂に入るか。



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