出場機会@サッカー。 | トーキングドッグ

出場機会@サッカー。

U-23アジアカップ中国戦、TVをつけたら前半半ばで1-0で勝ってる!、しかし一人少ない!?そこからひたすら耐え忍ぶところを終わりまで観戦。それでも中国はそれほど強引なところもなくあまり恐くなかったし、日本の選手たちは頼もしかった。


特に松木玖生、GK小久保玲央ブライアン。松木はこんな状況でも余裕があったし、予測能力の高いところも。あと無回転フリーキック。本田圭佑ばり。いや似てるな笑。小久保は初めてプレーを観たが、完成度が高い。ベンフィカ所属で下部リーグでは試合に出続けているらしい。あとは19才のCB高井くん。この間の「多摩川クラシコ」で初めて見たが、将来有望間違いなし。




もう話題にもならないが、一年以上前、レアル・マドリード所属の中井卓大選手が、レンタル先?のスペイン三部でもほとんど試合に出られなくて、アンダーの代表にも呼ばれなくなったと騒がれていた。幼少時から才能を認められていたのに、道を誤ったように見える。「レアル所属」に拘ったのか、拘るべきは出場機会だったのではないか。クラブチームは基本、自国リーグを一年間戦うために選手を獲得するわけで、いかに才能があり「レアル所属」でも、年間通しての出場経験がない選手は評価のしようがない、と想像する。


対して松木玖生。青森山田高校時代から騒がれ、直接海外クラブへ?という噂もあった中、FC東京に。意外な印象であった。自分は東京がぬるいクラブなのを知っていたから。まさか遊びたいから?とか笑。実際にはちょうど親会社がミクシィに替わった時期だったので、「強豪チームにしたい」と口説かれたのかな。


当時のアルベル監督が積極的に起用したこともあり、一年目から試合に出続け、着実に成長し続けている。ここまでの道程は選手として完璧なのではないか。




もう昔の話なので記憶が曖昧だが。北京五輪?の代表チームの両翼が本田圭佑と水野晃樹で。水野の方が縦の速さがあったので、自分は「水野の方が将来大成する」としゃらくさく予想していたのだが笑、実際には。海外移籍先に水野はスコットランドの名門セルティックを、本田はオランダ二部だったVVVを選ぶ。水野はなかなか試合に出られず、「しかし練習で各国代表クラスとプレーできるのは大きい」という記事を読んだ記憶。水野が出場機会に恵まれるクラブに行っていたらどうだったか?はわからないが。


当時オランダ二部は「J1よりやや劣るレベル」と言われているのを目にして、「そんならJ1でプレーした方がいいじゃん!」と思ったものだが。守備で戻ろうとすると「おまえは戻ってくるな!」と言われるほどチームの攻撃を託され、「戦術・本田」状態だったそうで、そんな立場でチームを優勝、一部に引き上げた経験は、攻撃系の選手として限りなく大きかったのではと想像する。




長くなった。選手として成長するためには試合に出続けるしかないのではなかろうか、という話。風呂に入るか。