前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト -86ページ目

高齢者の皆さんへ〜新型コロナはなぜヤバいのか

押谷仁先生「ウイルス性の肺炎は重症者の治療が困難」。

新型コロナウイルスの一番やばい点はウィルス性の肺炎を起こすこと、と言われてピンとこない人、要するに「従来型の市中の肺炎の大部分は細菌性の肺炎であり(耐性菌はいるにしても基本的には)多くが抗菌薬等で叩けるのだ」という前提で考えて下さい。

うちも子ども3人なので何度か経験しましたが、肺炎を起こしたお子さんがしばしば抗菌薬で劇的に良くなりますね。あれは、マイコプラズマにジスロマック(よく処方されません?)がガッツリ効いたケースが多いそうです。要するに普通の風邪やインフルから来た肺炎ならとりあえず抗菌薬、的な方程式を突き崩すのがこのウイルスのヤバいところ。

ウイルスは抗菌剤では叩けないので、これまた対症療法しかなく、高齢者だと危険な状態になりがち。

ということで、高齢者は感染リスクのある行動を控える、家族も気をつける、これはぜひお願いします。
高齢者が混み合った電車に乗って都心に行き、バイキングを楽しむ、的なお楽しみは、しばらくお休みしていただくのが賢いかもしれませんね。

令和2年度施政方針

和光市ウェブサイトに3月定例会初日に私が述べました令和2年度施政方針を掲載しました。なお、施政方針とは、向こう1年間の市長の市政運営に対する基本的な考え方や予算編成の基本方針、主要な事業等を説明したものです。

 

下記には「はじめに」の部分のみ、転載します。その後の部分はリンク先をご覧ください。

 「令和2年和光市議会3月定例会の開会にあたり、私の令和2年度の市政運営に臨む所信の一端を述べさせていただきます。 

 (改元・市制施行50周年) 
 昨年5月に元号が「平成」から「令和」に改められ、我が国は新たな時代を迎えました。この「令和」の出典である万葉集の梅花の宴(うめはなのうたげ)は天平2年、当時の国際交流の玄関口である大宰府にある大伴旅人の邸宅で催されたと記録されています。「新春の好き月(よきつき)、空気は美しく風はやわらか」なこの日のごとく、令和が和光市と市民の皆様にとり、好き(よき)やわらかな時代となることを願わずにおれません。
  和光市は、今年10月に市制施行50周年を迎えます。住みたいまち、これから伸びるまちとして注目を浴びる本市がさらなる雄飛を遂げるべく、この大きな節目をジャンプ台として、100周年に向けた新たなスタートを切りたいと考えています。 
  また、新年度は、令和3年度から始まる10年間の行政の最上位計画であります第五次和光市総合振興計画を策定する年でもあります。まさに、新たな時代に向けた幕開けとなります。

(生涯を通じたQOLの向上)
 一方で、この新たな時代の見通しは、楽観できるものではありません。我が国は長引く経済の停滞の中で、国際的な経済成長トレンドから取り残され、経済指標においても、あるいはPISA学習到達度調査をはじめとするさまざまな指標でも退潮がみられます。
  その背景の1つが人口動態、すなわち、生産年齢人口の減少や高齢化とそれに伴う国内マーケットの縮小であり、もう1つはイノベーションの停滞による競争力の低下です。
  特に、地方においては人口減少と経済の縮小はいっこうに止まらず、都市部への人口集中、特に若い世代の流出により地域の存続すら危ぶまれています。

  しかしながら、首都圏においては今のところ、地方からの人口流入の下支えにより、むしろ保育園の待機児童が問題になるような状況が続いています。和光市においても年少世代の人口は維持され、たくさんの若い世代が子育てをするほほえましい姿が市内のあちこちで見られます。とはいえ、本市の合計特殊出生率は1.3程度と全国平均を下回り、若い世代が望む人数の子どもを育てられていない現状があります。子育ての負担感や費用の問題、また核家族化による孤立感を抱える保護者の増加などの問題に対し、これまでも本市はわこう版ネウボラをはじめ、保育園や学童クラブの増設、学校の新設、教育支援センターの設置など子育て世代を応援する施策を展開してきました。QOLと社会の持続可能性の観点から、さらなる支援を推進し、「産みたい」というご家庭の願いが叶うよう次世代を育てられる環境の実現を目指します。
 このため、政府による幼児教育・保育の無償化と同時に、対象となる認可外保育施設に対しては安全性を確保する基準を設けるなど保育施設の整備や保育の質の維持、向上に努めてまいりました。また、学童クラブとわこうっこクラブを一体化した新たなスタイルの放課後の居場所づくり事業を第五小学校に続いて、北原小学校で実施を予定しているところです。

 そして、首都圏におけるもう1つの課題が急速な高齢化です。地方とは異なり、地域コミュニティが脆弱な都市部において、高齢化は得てして孤独な高齢者を生み、高齢期におけるQOLの低下につながりがちです。本市はこれまで地域包括ケアの先頭に立ち、日常生活圏域における地域のつながりの強化、施設やサービスの強化など強力に推進してきましたが、高齢者施策だけではなく、子育て支援やコミュニティ施策ともさらに連携しながら、地域力の向上を図り、「生涯を通じたQOLの向上」を図る取組をさらに展開します。
 そのためには、和光市にご縁を持っていただいた市民が定住しやすい環境の整備が不可欠であり、まちづくりや住宅政策にも地域包括ケアによる知見をフィードバックし、和光市に愛着を持つ市民を増やし、また、和光市のまちづくりに賛同する市民をしっかりとつなぎとめる必要があります。

(防災・環境) 
 また、昨年は台風第19号に代表される激しい風水害が我が国を襲い、本市も大きな洪水被害等はなかったものの、荒川をはじめとする河川が堤防ぎりぎりまで増水し、まさに危機一髪、という状況になりました。台風の激甚化の背景には太平洋の海水温の上昇があるといわれ、我が国はまさに気候変動の影響を最も色濃く受ける地域であることが、あらためて日本社会の共通認識となりました。災害への対応をハード面、ソフト面の両面から推進することはもとより、われわれ日本人は環境問題に最もセンシティブである必要がある、ということを踏まえた施策展開が求められます。まさに「気候変動にかかる目標」をはじめとするSDGsの推進は時代の要請であり、待ったなしといわれるゆえんです。

(都市基盤整備) 
 さて、このような時代の転換期を迎える中、和光市のまちづくりにおいても、大きな転換期が訪れようとしています。
 これまで本市は、東武東上線、東京メトロ有楽町線、同副都心線という鉄道三路線を擁する拠点性の高い和光市駅と、東京外環自動車道和光インターチェンジ、同和光北インターチェンジがわずか11.04平方キロメートルという極めてコンパクトな地域に立地する利便性により、着実に発展してきました。
 一方で、都市基盤整備においては駅の北側を中心に課題が数多く残され、大きな懸案となっております。これらに着実に取り組むとともに、工事が進む東京外環自動車道の延伸、栁下市長の時代から取り組み、ようやく動き始めた、長年市民生活に影響を及ぼしてきた市内の交通渋滞を解決しうる国道254号和光富士見バイパスの延伸、そして何より東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の地元開催など、和光市に吹く追い風に適切な帆を揚げ、和光市の地理的な位置の優位性を十全に生かした積極的な活性化策にも取り組むことで、首都圏の機能性の強化との相互作用の中で市民生活の向上と、将来における財政面の盤石化を進める必要があります。
 具体的には、現在市内で進められている越後山、白子三丁目中央、和光市駅北口の3箇所の土地区画整理事業と公共施設マネジメントの中心プロジェクトである広沢複合施設の整備事業は順調な進捗をみせております。
 さらに、和光市の成長エンジンとなる和光北インター東部地区での産業集積に向けた新たなまちづくりの検討も、地権者による事業化検討組織のもとで着実に進んでいます。また、東武鉄道株式会社の駅南口の駅ビル建設は、既にバリアフリー化とともに一部店舗が暫定オープンし、6月11日の全面オープンを待つばかりとなっています。
 この他に、一昨年に合意に至った朝霞市とのごみ処理の広域化についても事業主体となる新たな一部事務組合が新年度には設立される見込みです。
  和光市駅北口の高度利用化に向けた権利者で組織する再開発検討会においては、この2月に計画を共に具体化していく民間の検討パートナーが決定しました。検討パートナーの提案書では、約0.9ヘクタールの区域に高層の再開発ビルを建設し、1階から3階に商業施設、上層階に住宅施設が計画されています。
 また、かねてからNEXCO東日本など関係機関に働きかけてきた、地域振興を目的とした東京外環自動車道・新倉パーキングのサービスエリア化構想が動き出しました。現在、国、県、NEXCO東日本と学識者により構成される検討会を立ち上げ具体化に向けた検討を進めているところです。
  さらに喜ばしいことに、新倉3丁目にある午王山遺跡が国指定史跡となることが昨年11月に明らかになりました。今後は地域の賑わいと文化の拠点として整備してまいりたいと考えております。

(みんなでつくる 快適環境都市)
 新年度は、「のびゆく和光〜夢と希望をもてるまち」をテーマとした私の三期目の施策展開のまとめの年となります。和光市の持つ高いポテンシャルを生かした都市基盤整備と、安心して暮らせる地域コミュニティづくり、福祉政策の充実を柱として、公約を着実に推進してまいりました。
 また、新年度は私が市長として策定に携わった第四次和光市総合振興計画の総仕上げの年でもあります。

 

 「みんなでつくる 快適環境都市 わこう」をテーマに、それぞれの地域をユニットとして、コミュニティ、福祉、教育などさまざまな施策を展開するまさに「みんなでつくる」第四次和光市総合振興計画のまちづくりは途上であり、新年度も引き続き自治会活動への支援をメインに、市内全域で指定済みとなっているコミュニティ・スクールの体制の充実、そして、このスクールにおけるコミュニティを誰一人取り残さない地区社会福祉協議会の全市展開など、引き続き推進してまいります。

 

 これまで取り組んでまいりました諸施策はそれぞれ着実に前進し、数多くの新たなプロジェクトも芽吹き始めています。新たな時代にふさわしい強固な和光市の基礎を築いていかなければならないと決意を新たにしております。
 幾多の困難を乗り越えながら、まちづくりを一歩一歩進めることができたのは、ひとえに市民の皆様のお力添えと議員の皆様のご指導の賜物と改めて感謝申し上げます。(以下省略)」

埼玉中小企業家同友会東部地区例会でお話をさせていただきました

埼玉中小企業家同友会東部地区例会でお話をさせていただきました。基調講演は会の性質に鑑み、企業誘致や民間活力に関する話を重点に、地域包括ケアにおける民間との協働についても言及しました。
特にコレクティブインパクトリストや地域包括ケアにおける民間の役割について関心が高かったように思いました。
また、後半のパネルディスカッションがおもしろくて、ソーシャルビジネスの経営者の方と3人で同じ絵を見て、それぞれの視点で感じたことを言いながら、物事の捉え方の多面性を会場の皆さんとともに感じるというものでした。
「市長はアイデアマンなのですね」と言われるのですが「全部作り込むのは地域の方と職員ですよ」と申し上げるとまた皆さんびっくり。私はあくまでも編集屋ですからね。
もちろん、和光市の宣伝もしてきましたよ。




あらたにクルーズ船関連の経過観察者の方々が税務大学校に来られます

あらたにクルーズ船関連の経過観察者の方々が税務大学校に来られます。本日は100名とのこと。本当にお疲れ様です。なお、引き続き「外出しない」などの決まり事を守っていただき、地元の皆様にご迷惑やリスクをもたらすことのないよう、内閣府には強く求めているところです。「買い物に出ている」などの言説はデマです。

また、先日の県南西部消防本部の救急車が搬送した患者さんが新型ウイルス陽性の方であったことを踏まえ、救急隊員は自宅待機となっていますが、待機後のPCR検査では皆さん陰性でした。

今後も緊急案件がある可能性があることから、その後の出動で疑わしい場合は完全装備で、また、そのようなケースで搬送した場合には徹底的に消毒することを現場には管理者から指示していただいています。
ただ、このような搬送があったことを踏まえ、従前、税大の経過観察者の搬送には地元の消防車は使わない、と消防本部に求めていましたが、税大の経過観察者がらみの搬送で緊急事態の場合に限り、完全装備と搬送後の完全な消毒を前提に搬送は容認する旨、消防とは話し合っています。


追記 なお、18日に税務大から体調不良のお子さんを含む2名を県南西部消防本部の救急車が完全装備で搬送しましたが、その後、お二人の新型コロナウイルス陰性を確認しております。

隔離されたクルーズ船、皆がそのまま帰宅するわけではありません

クルーズ船、陽性となった方との接触度合いや隔離不十分などの要因により、引き続き実質的に隔離され経過観察される方が多数おられます。基点は人により状況が異なり様々ですが、最長2週間程度になるとのこと。世に溢れる「みんな寿司食って電車で帰りました」的なミスリーディングな単純化は、単なるウケ狙いどころか人心を不安にさせる悪質な行為です。

もちろん、確認したわけではないから船内で十分な隔離がなされていたという判断が正しいかどうかは存じ上げません。しかしながら、少なくとも前述のような仕切りはされているとのことですので、寿司を食べ、電車で帰ったという方は隔離が徹底されて一定日数が経過した、と判断された方なのでしょう(判断の是非については私は知り得る立場ではありません)。

岩田先生の危惧を発信するYouTubeも存じ上げています。そういう事実があったのかもしれません。ただ、誰彼構わず電車で帰宅してもらっている、と誤解を招く発信がTwitter等で横行しているのは事実と異なるため、念のためコメントさせていただきました。