前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト -51ページ目

陰謀論に毒される前に、新書を!

身近なところでも増えてきた、陰謀論に毒されていく人の共通項は、ネットリテラシー能力(特にサイトの信頼性を見分ける力)が不十分でかつベーシックな勉強が抜け落ちていること。国家財政(財務省の陰謀とか)も、ワクチン(製薬会社の陰謀とか)も、国際関係も。
そして、ネットにはそういう情報弱者をはめる落とし穴が無数に仕掛けられています。
だから今、Twitterでは「新書読め」がトレンドになっている、というわけです。陰謀論には(まともな)新書の知識があれば十分に対応できるからです。
YouTubeで出てくる自費出版の宣伝をする「日本人は知らない」系の動画はまさに本を読まない層を狙っています(以前話題になったB層扱い)。
YouTube動画を見て「なるほど、やはり陰謀か!」と思ってしまうなら、申し訳ないのですが、自らの基礎学力を疑う必要があるのかもしれません。なお、自費出版の本にもいいものがないとは断言できないけれど、少なくともまともな原稿なら、商業出版の編集者が放っておかないものです。内容がしっかりしていたら、編集の腕で体裁は何とでもなります。
私の前職は編集者です。(元)プロのプライドをかけて言いますけど、自費出版の本は基本的に世間に出すほどの中身がありません。また、商業出版であっても社長が金を出しました、的な本も気を付けた方がいいです。ご存じのようにほとんどが買取で、これはこれで儲かるものですから、体裁は編集が整えますけど、中身は空っぽの本が多い。
身を守りたかったらまず、まともな会社から出ている、まともな本を読もう、ということ。ただ、まともな本というのも意外に見分けるのが大変だし、そもそもヘイト本なんてものも最近は平気で店頭に並ぶので、冒頭の「新書読め」的な話になるわけです。
ちなみに、大手出版社の新書にもトンデモ本はたくさん紛れていますが、率は低いです。
余談ですが、私も一冊新書を共著で書きました(リンク先参照)けど、石川税理士の30年以上に及ぶ実務経験と私の十数年の会計書編集者としての経験をぶち込みましたので、かなりいい評価をいただきました。ただ、新装版を入れても2万部弱で終わってしまったので、いずれまた、相応の研鑽をして新たな新書に挑戦したいと思っています。
 

親子ひろば「もくれんハウス」本日リニューアルオープン!

親子ひろば「もくれんハウス」が本日リニューアルオープンしました。住所は、元々の場所である和光市駅北口から徒歩5分の新倉1-16-22です。
本来、オープニングセレモニーを考えておられたようなのですが、緊急事態宣言で延期に。ということで、午後の手遊び講座が終わるタイミングでひっそりと見学させていただきました。
旧ハウスの暖かい陽光がさんさんと差し込むルームそのままに、メインの部屋はとにかく午後の日差しの中で気持ち良く過ごせます。また、広めのトイレ、授乳スペースや調乳コーナー(コロナ禍で当面は使用休止)など、とにかく利用者目線で使い勝手が改善されています。
さらに2階には相談室、事務所などがあり、相談時のプライバシーの確保やスタッフの皆さんの作業の効率性も大幅に良くなりました。
コロナ禍の関係で完全予約制となっていて、当面は思い立ったら、という使い方はできないのですが、赤ちゃんとの居場所、同世代の赤ちゃんがいるママ友ができる場所…として、存分にご活用いただければ建物オーナーの並木さんもお喜びになると思いますし、スタッフや私たち行政も頑張った甲斐があります!

まずはお電話を!

もくれんハウス📞0484662658







公務員志望かつ「そろそろ数学を捨てようかな」と思っている高校生の皆様へ

毎年採用試験をやっている立場から、高校生で「大学に進み公務員試験(事務系の職)を受けようかな」という人(と親御さん)に忠告させていただきます。
数学(特に微積の初歩的なもの)を完全に捨てると、募集人員の多い国家総合、都道府県、政令市の上級職の試験で使うミクロ経済学で困ります。本当に捨てていいかどうか、です。もちろん学生になってから微積をやってもいいのですが、挫折する人が少なくありません。というか、往々にして挫折します。
教養試験(教養試験にも数的処理というより初歩的な数学関係の分野がある)や民間型試験で受けられる小規模な役所の多くは、募集人員が少ないのに経済学を捨てた学生が殺到するので、倍率が高い傾向があります(10倍はざらです)。
確実に公務員を目指すなら、仮に第一志望が地元の一般市や町村であっても、抑えに都道府県庁や政令市を受けられるよう、数学は一通り理解しておくのが無難です。そして実は、どうしても地元の市町村に行きたいが、都道府県庁しか受からなかった場合、というのは往々にしてあるのですが、都道府県庁職員が数年勤務して市町村の役所(場)に転職というケースがここのところ増えています(逆に県庁や政令市へ、というのもあり。ただ、その際、試験の形式にもよるが経験者枠でない限りやはり、経済学がネックとなることも)。
 
このように公務員間の転職というのは比較的「あるある」で、転職の際の合格率も高いようです。なお、地方部で公務員をしている方が首都圏の市町村役所(場)に転職する、というケースも少なくありません。「あなたは地元を捨てるのか」という意地の悪い質問にうまく対応できれば、即戦力として採用されることが多々あります。もちろん、首都圏の市役所でもいわゆるへき地の公務員、都県(都庁、県庁の職員は筆記が強いのでかなりの確率でく二次試験以降に残ります。逆に言うと、筆記に強ければ少なくとも面接までは行けるのです)の職員からの採用実績があるようです。
 
ちなみに、こういうことは本来、高校の進路指導の先生が言うべきことなのですが「とにかく共通試験受けろ」「三科に絞るな」と言うだけでは具体的にどういうケースで損をするのかが高校生にはわかりません。
そして、教養試験型の公務員試験でも数学を捨てていない方が強いのは言うまでもありません。
(なお、公務員試験のテクニカルなことは専門サイトで確認できます。)
毎年、採用のシーズンになると感じていたのですが、採用プロセスの途中に採用に関することを書きすぎると不公平かな、と思って先送りにしてきました。1月は最も定期採用と関係ないし、文理選択の最終シーズンだろうと思い、発信させていただきました。
 
追記 土木職、保健師など専門職の採用は最近、比較的倍率が低く、興味がある方はおススメです。

”陸上自衛隊東部方面音楽隊委嘱曲「おほなゐ 」”

リブログした記事で取り上げた「おほなゐ〜1995/1/7 阪神淡路大震災へのオマージュ」は、吹奏楽コンクールの課題曲となった関係もあり、多くの吹奏楽団、学校ブラスバンドに演奏されています。追悼の意味でも、ぜひお聴きいただければと思います。

東京清和吹奏楽団による「おほなゐ」

 

立正大学吹奏楽部による「おほなゐ〜その後〜」

この時期、和光市民文化センター・サンアゼリア恒例の吹奏楽フェスティバルも、今年は残念ながら一回休み。次回をお楽しみに。


「新型コロナワクチン接種情報、マイナンバーにひも付け」という歓迎すべき方向性

「新型コロナワクチン接種情報、マイナンバーにひも付け 河野氏が新システム構築表明(毎日)」という報道が流れました。

 

マイナンバーを活用したワクチン接種情報システムは、市町村の現場として絶対に必要である、特に和光市のような引越しの多い自治体ではこれがないと絶対に問題が起きる、としかるべき筋からもお願いしてきたところですが、なんとか実務的に間に合うであろうタイミングで政府の意思決定があったようです。関係各位のご尽力に敬意と感謝を表します。

そもそもマイナンバーを多額の費用をかけて導入した際に、物理的に遮断したのは「ゼロリスク」を求める方々に配慮してのことですが、ゼロリスクを求めることが公共による過剰な投資をもたらし、結果的には我々に過大な税負担であるとか、後世への過大な負担の積み残しにつながるわけです。

 

また、ワクチンへの懸念がマスコミにより増幅されているわけですが、少なくとも海外での莫大な人数の接種が進んでいる状況の中で、短期的なリスクについては明らかになりつつあり、その結論は感染リスクとの関係で言うと、今般のワクチンの接種は十分に合理的であろうことが当然のことながら見えてきました。何しろすでに数千万人の接種ということで、重篤な副反応事例も報告されてはいるものの、ベネフィットとの関係では大部分の方にご納得いただけるレベルなのではないかと感じています。

これは、ひとえに我が国が接種レースで出遅れた後発組ならではのメリットであると言えます。

 

さて、私は15年以上前に、海外で使われている治療薬の国内展開に向けてのとある治験に参加したことがあります。治験のリスクと比較してもメリットあり、と考えての参加でした。もちろん、今、イスラエルなどで接種している人の数を考えると、大した数の使用例はなかった薬です。

ちなみに、(その後、継続的に投与された)その薬はとても足(特に脛)がかゆくなる薬で、数年前に新薬が出るまでは、私はしばしば人に隠れて脛を掻きむしっていました。足のかゆみはまさにいわゆる副反応ですが、足のかゆみで命を守れることを考えると、私には副反応などなんということはなかったのです。大部分の副反応と言われるものは、このようなかゆみや痛み、頭痛などであり、重篤なものは数としては少ないことが様々な報道でも伝わってきます。

ちなみに、今は足を掻きむしることもなく、私の脛は血まみれになることなく平和に過ごしています。

(ここでは治療薬の治験で私に起きた副反応について書きましたが、あらためて考えてみてください。ワクチンを忌避したとして、今度は治療薬でもまた、副反応はあるのです。つまり、治療してもらえば治癒するかというと必ずしもそうではないだけでなく、やはり治療薬でも副反応が存在する、というわけです。)

 

追記 住民票コードはマイナンバーと表裏一体のものですが、その利用は一部の行政目的に限定されています。住民票コードを使うには法改正をすることになりますから、それでは間に合いませんね。

 

「新システムでは、接種医療機関▽住所地▽接種年月日▽ワクチンの種類▽接種回数――などを個人単位で登録。国はワクチンの接種者数をリアルタイムで把握できるほか、市町村は住民が引っ越したり、クーポン券をなくしたりした際にもそれぞれの接種状況を把握できる。2回目の接種を個別に呼びかけることも可能となる。河野氏は記者団に「高齢者の接種に間に合うように動かしていきたい」と述べた。」(毎日記事の一部を引用)