前和光市長 松本たけひろ オフィシャルウェブサイト -447ページ目

市長の任期制限条例と助役廃止条例が否決!

今日は議案の提案説明と委員会に付託しない議案の審議・議決がありました。

議案は基本的に委員会に付託されるのですが、規則により一部の議案は付託を省略しています。(付託するかどうかを決めるのは運営委員会。)

今日議決が行われた議案で当初から意見が分かれると予想されたのが、市長の選挙時のマニフェストにもあった任期を3期までに制限する条例と助役の廃止条例でした。

①任期制限条例

この条例は野木市長に限って任期を3期を超えないこととするという条例であり、有名な例では上田埼玉県知事もこの条例を制定して任期を制限しています。

ただし、今回は2期目の選挙であり、上田知事のときとは状況が違うこと、議会が3期まで認めるのか、という問題、今後の市長への影響など、いろいろと紛糾しそうな要因がありました。

私は助役の廃止という次の議案とあいまって権力が集中することについての見解と、3期と定めると3期目があるとして、その後半にはレイムダック状態(求心力がない状態)になることによる市政の停滞があるのではないかということについてただしましたが、納得いきませんでしたので、この議案については退席しました。

否決されるとは予想していましたが、賛成6(公明4、民主1、保守系無所属1)、反対13という結果には驚きました。

正直なところ、公約で十分なのではなかったかと思います。

②助役廃止条例

この件のポイントは地方自治法の改正がほぼ確定し、市長、助役、収入役の三役体制から市長、副市長の2役体制に市の機構が変わるということが明らかになったタイミングだったというのが最大の要因だったと思います。

ちなみに、12月の定例会で市民一名による助役廃止を求める陳情が全会一致で否決されています。これは当時より上記の地方自治法改正が規定路線だったことなどが理由だったと思うのですが、当時、3月定例会で収入役の廃止という条例が上程されると思っていましたので、今回の助役廃止が提案されたときは驚きました。迷惑な話です。

ちなみに、3月末日をもって助役が任期満了であり、これを機に助役を廃止するという市長の考えにまったく合理性がなかったとは思いません。ただ、それならそれで、収入役を廃止し、収入役が助役に横滑りというプランもありえたと思います。

いずれにせよ、12月定例会で助役廃止に反対し、舌の根も乾かぬうちに今度は賛成というのはなかなか難しく、今回はそれを曲げるほどの説得力を感じなかったというのが私の実感です。

なお、今後、普通の展開としては助役は当分空席となり、自治法改正か収入役の任期切れを機に副市長制度への移行があるというのが私の予想です。

賛成は民主、保守系無所属の各1人であり、反対は18名でした。

私も反対しました。

なお、総合児童センターにアスベスト含有建材の使用部分が発見され、現在は応急的な措置がなされているのですが、この改善にかかる予算が補正予算として提案され、全会一致で可決されました。

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ブログキャスター

ブロガー扮する市民記者が旬のテーマについて1人ワンテーマで綴る、という企画であり、私は行政にかかるテーマということで、公務員改革について発表する機会をいただきました。

編集部のブログ もありますので、ぜひご覧ください。

さて、このブログキャスターですが、眞鍋かをりはもちろんのこと、いろいろな名物ブロガー氏が登場します。正直、私はブロガーとしては力不足なのですが・・・・。

執筆の際、いただいた執筆要領が普通のものとはかなり異なっており、とにかく「オリジナルで」を強調してありました、

ブログ界の問題の一つである、剽窃、パクリの多さがこういう編集部の用心深い対応に繋がったのでしょうね。

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一般質問の通告を提出 !

質問内容の概要は下記の通りです。
なお、内容は変更する場合があります。
今のところ、109時を予定しています。
1 入札制度(過去に検討するという答弁で停まっている、入札監視委員会制度、解除条件付入札制度のその後の検討状況は?)
2 職員組合との関係(交渉経緯をオープンにしたらどうか、というお話。透明性が一番です。)
3 国民健康保険(写真入りを提案するほか、インチキで健保を脱退している会社の職員が国保に入りに来たかどうかを把握しているのかを質問。)
4 住民基本台帳の大量閲覧(取扱要領設置後の状況と国の検討経緯に関する見解。国の状況はまだまだ未定のはずです。)
5 発達障害(支援法や1741日通達への対応状況。現場職員の理解が十分でないと感じている市民がいます。)
6 和光市集中改革プラン(市民の意見集約、三役がどこまで責任を担保したか。若手にプランを作らせるなら、市長さんが「責任は俺が持つ」と言い放ってバサバサと改革させなくちゃ。)
7 文書管理(IT化で長期保存ができるのではないかという提案。今は期限が来たら即刻廃棄。)

3月定例会の告示/議会が始まる一週間前が告示日。告示日に議案が配布されます

また定例会の時期がやってきました。

和光市の場合、22日から始まるのですが、その一週間前の15日が告示日でした。

この日は予算書や議案書が配布されます。

本当は、もう少し余裕を持って予算書や議案書を眺めたいのですが、制度が制度ですので、われわれ議員は大慌てで調査をすることになります。

実のところもう少し早めに配布してもらえると助かるのですが、議案を作る方にも都合があり、あちらの作業もぎりぎりですから、愚痴は言ってもこの点は動かしがたいと感じています。

とりあえず、15日は代表質問の通告の締め切りでしたし、17日は一般質問の通告の締め切りです。

ということで、延々と調査をしています。

ちなみに、通告制とは質問のタイトルを事前に行政に伝えることで議事の円滑な進行をはかるしくみであり、賛否があります。出来レースだとか、下手な田舎のお芝居だと揶揄されることもあります

ただ、日常的に役所に影の圧力を加えたり、役人と飲み歩いて関係性を強固にしている議員と違って、私の場合、的確な通告と綿密な打ち合わせのプロセスに、政策の実現があると思っています。もちろん、日頃の役所との連携も大切なのですが、役人とあまり接近することは望ましくないと思います。

ですから、この通告してから質問するまでのやり取りを比較的大切にしています。質問の趣旨を伝えることで政策の本質を伝え、意識を共有しようとしているのです

ちなみに、通告がない状態というのはことのほか難しいです。通告制をとらない質疑では、しばしば議事がストップします。コミュニケーションとはなかなか難しいものです。

映画『男たちの大和/YAMATO』 の感想 

映画『男たちの大和/YAMATO 』を見て思ったことをつらつらと書かせていただきます。

ストーリーなど内容の説明は別のところを参照していただくとして、あくまで部分部分に関する私の個人的な感想です。

軍のしごき

まず、軍のしごきです。この映画では中村獅童演ずる内田が上官のしごきを受け、最後は逆切れをするという、ありえない不思議なシーンがありました。

理不尽なしごきが度を越したとき「兵隊に怪我をさせて戦争ができるのか」と上司を殴り飛ばすというもの、あまりに合理的な普通の感性に素通りしがちなのですが、ちょっと待て、という気持になりました。軍隊ではやはり統率が大切ですから、これはNGなのです。

まあ、困った上司が罰せられるというのはあっても、上官を殴るというのはありえませんね。これは、統率が乱れると死に繋がるという、特別な世界の絶対のルールです。

(ちなみに、軍隊ではストレスが常にたまりますから、米軍は軍人の心と身体の調子を最高に維持すために予算を投じました。一方で、日本軍はストレスをいじめで解消し、行き場のないいじめの怒りを溜めた最底辺の兵士は捕虜や現地人を虐待しました。こんなことをやっていて勝てるわけがないですね。戦争末期、現地人によって日本軍の行動は米軍に筒抜けになっていたというケースがたくさんあるようです。)

また、軍隊は普通、とにかくその時々の情報を分析して最良の選択肢を採用し続けなければならず、よって軍の指揮官の品質は非常に大切です。なにしろ、絶対的な権限を持つ指揮官が無能であれば、その部隊の運命は・・・・。

日本軍は兵士の訓練は優れていたものの、士官に関しては外国のさまざまな文献で「無能」との烙印を押されています。

多分、無能管理職が横行し、映画のような、あるいはもっと陰湿でしつこいしごきが常態だったのでしょう。

②兵士をモノとして扱う軍官僚

後半、無能な連合艦隊指令(=官僚)が米軍の戦力に打撃を与え得ない海上特攻という間抜け作戦を強行します。艦長が作戦の無謀さを説きますが、無能官僚はそれをまったく無視します。

そこには、現状維持を願い、そのためには人命すらゴミ同然に捨て去る軍官僚の恐ろしさがあります。

官僚機構にとり、大切なのは人ではなく、現状維持なのではないかと思います。今の日本社会もそう見えませんか?

③日本軍(=カルト宗教)に骨の髄までしゃぶられる若者たち

痛ましかったのは少年兵の「死の覚悟」です。覚悟を美しい、男だと持ち上げるのは勝手ですが、死の覚悟など必要ない世の中がいいに決まっています。思考停止を強制され、畏れ多くも「陛下の名義を僭称して実質は軍官僚が支配する、カルト宗教」たる戦争システムのロボットになってしまったのが彼らです。

映画では海上特攻に向かう途上、いろいろと海上特攻への疑問が噴出するシーンがありましたが、通報システムが完備した典型的なカルト組織である、当時の日本軍の内部ではあのような疑問はおおっぴらには口にできなかったはずです(以前のチャウシェスク政権下のルーマニアや現在の北朝鮮に似ている)

カルト宗教の内部では、自由な言論はなく、個人は横の心のつながりを持てず、人々は「組織(=組織を隠れ蓑にした利権を持つ支配者としてのカルト幹部)と個人」という関係で縦方向に縛られます。

いずれにせよ、彼らの行く末はまさにカルト信者のようでした。

④「死ニ方用意」は「消費税値上げはやむなし」と同じ、あきらめの処世術

印象的なシーンがありました。それは、特攻の途上、上官が「死ニ方用意」という教育を行うシーン。ここのシーンは一見きれいなのですが、日本人のあきらめの処世術を象徴している気がします。

違うようで似ているのが「消費税値上げはやむなし」という洗脳教育ですね。

⑤そして歴史は繰り返される~「大和」の世界は今も続いている

ゴミのように使い捨てされる兵士、まさに使い捨てにされリストラされている企業戦士のようです。

会社には陰湿ないじめもあります。

そして、一部の会社はカルト組織。

海上特攻は不良債権処理やリストラ補助金などに湯水のように投じられる巨額の税金でしょう。

「男たちの大和」の世界は今も続いているのです。

私はあの映画にデジャヴを見た気がします。

⑥ついでに平和について

さて、この映画は左翼陣営でも好評でした。なぜなら、そこには軍隊の理不尽と戦争の悲惨さ、人々の愛の美しさが込められているからです(多分)。

ただ、特に彼らに誤解しないでいただきたいのは、ただ「平和」を叫んでも何も解決しないということです。

平和にはいろいろなコストがかかります。人の歴史は殺し合いの歴史でした(平和の方がバランスが悪いのかもしれません)。そして、戦争を抑止する方法はパワーバランスと交渉術です。

再び戦争の当事者にならないためにも、責任ある平和への取り組みを私のポジションで可能な範囲で行って行きたいものです。