一人ひとりに合った治療のために。歯周病の新しい評価法
当院では、毎月第2水曜日に院内研修会を行っています。ドクターやスタッフがそれぞれのテーマで発表を行い、知識や情報を共有する場です。先月は私の担当で、「歯周病の新分類」について発表しました。この新分類は、アメリカ歯周病学会(AAP)、ヨーロッパ歯周病連盟(EFP)による公表を受け、2019年に日本歯周病学会によって発表されたもので、歯周病の進行度を示す「ステージ」と進行リスクや速度を示す「グレード」 の2つの軸で評価します。ステージは軽度(ステージⅠ)から超重度(ステージⅣ)までの4段階に分かれ、歯を支える骨などの破壊の程度によって判断されます。一方、グレードは進行しにくいAから進行しやすいCの3段階で、喫煙や糖尿病といったリスク要因も考慮されます。この新しい分類によって、患者さん一人ひとりの歯周病の状態や将来のリスクをより正確に把握でき、個別に合わせた治療計画を立てることが可能になりました。また、患者さんご自身にとっても、現在の状態を理解しやすくなるという大きなメリットがあります。今回の発表を通じて、自分の知識を深めるとともに、スタッフ同士での学び合いにもつながりました。今後はこの知識を日々の診療に活かし、患者さんによりわかりやすく説明できるよう努めてまいります。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー★オフィシャルホームページもご覧ください!竹内歯科医院www.takeuchi-d.com●竹内歯科医院の公式LINEにもぜひご登録ください急な休診日、診療時間の変更をいち早くお知らせしたり、お口の健康に関する情報を配信していきたいとおもいます。(配信専用となっております)ぜひこちらも友達登録をよろしくお願いいたします。↓友達登録はコチラhttps://line.me/R/ti/p/%40074eplunもしくはQRコードにて