こんにちは、歯科衛生士の河村です。

本日は「飴やガム、タブレット」の意外な影響についてお話ししたいと思います。

 

私たち歯科衛生士は、診療の中で「食習慣の確認」をとても大切にしています。特にメインテナンスの際には、生活や食事の変化についてお伺いすることがあります。

 

「どうして毎回聞かれるんだろう・・・?」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、実は生活習慣、特に食生活はむし歯の発生に大きく関係しているからなのです。

 

例えば「間食はされますか?」とお聞きすると「しないです」と答えられたとしても、少し質問を変えて「飴やガムは食べますか?」と尋ねると、「そういえば1日2〜3個食べています」というお答えが返ってくることがあります。

 

 

このように、飴やガムは間食に含まれないと認識されている場合があるのです。

 

飴の主な原料は水あめや砂糖で、むし歯菌が大好きな「糖分」を多く含んでいます。むし歯菌は糖をエネルギーとして取り込み「酸」を作り出し、この酸が歯を溶かしてお口の中を酸性に傾け、むし歯ができやすい状態を作ります。

 

さらに、これらの食品の問題点は「習慣化しやすい」ことです。散歩中や運転中、なんとなく口寂しい時につい食べてしまうことが多いのではないでしょうか?

 

その結果、食べている間、お口の中はむし歯リスクが高い状態が続いてしまいます。もちろん、必要に応じて飴を食べることが悪いわけではありません。ただし、むし歯のリスクを抑えるためには、選び方と食べ方が重要です。

 

例えば、ガムやタブレットを選ぶ際には100%キシリトールが配合されたものをおすすめします(市販のものはキシリトールに糖分がプラスされておりキシリトールは50%程度しか入っていません)。キシリトールにはむし歯菌の活動を抑える働きがあり、むし歯予防に効果的です。

 

また、飴を食べる際には回数を控えめにして習慣化しないように注意しましょう。

 

 

さて、今年も残りわずかとなりましたが、皆さまには大変お世話になりました。当院は12月29日(日)から1月5日(日)まで休診とさせていただきます。1月6日(月)より通常通り診療を再開いたしますので、よろしくお願いいたします。

 

新しい年も皆さまのお口の健康を全力でサポートしてまいります。どうぞ良いお年をお迎えください。

 

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