※【八重山諸島/宮古列島旅行記⑧】の続きになります。
この旅5日目となる2022年11月8日(火)。石垣島・離島ターミナルを8時ちょうどに出発する高速フェリーに乗り、黒島 へやって来ました。石垣島からは約30分、今回が初めての上陸です。
レンタサイクル屋さんで島の見どころのマップをいただきました。飲食店や所要時間も書いてあり、とても見やすかったです。
早速自転車で島の散策を開始。事前の調べで予想はしてましたがひたすら草原が広がり、この前日までいた竹富島とは全く異なる風景です。
レンタサイクル屋さんの話だと、ちょうど今が満潮なので最初に「伊古桟橋」に行った方がよいとのこと。そのためアドバイス通りに見どころの1つである伊古桟橋を目指すことにしました。
そして走ること15分程で 伊古桟橋 に到着。あぁ、何と素晴らしい景色なのでしょうか!
この「伊古桟橋」はかつて漁業などで使われていた桟橋で、国の登録有形文化財。長さは354mもあり、海に突き出たその風貌は圧巻でした。もちろん、向こうまで歩きます☆
海の真ん中にそびえ立つ岩。何ともいい光景ですね。
桟橋の先端まで歩いてきました。前にも右にも左にも広がる青い海、最高です♪
向こうに見えるのは先ほど到着した黒島港。
歩いてきた桟橋を振り返ります。長さは竹富島の西桟橋(105.3m)の3倍以上もあるため、陸地がずいぶん遠くに感じたのでした。
ふと見ると、椅子が牛の形をしていました。そう、ここ黒島は牛がたくさん住む島としても有名なんですよね。
伊古桟橋をあとにして島の中央部へ。こちらの「たま商店」さんは黒島で唯一の商店になるそうです。
そのすぐ近くにあったのは「道100選の碑」。ハートっぽく見えますが、これが黒島の形なんですよね。
実は今年2月に石垣島を訪れた時にここ黒島へ渡る予定だったのですが、当日予期せぬ土砂降りに見舞われたために断念した経緯がありました。今回はそのリベンジを果たしたわけですが、この日も天気は雨予報。念のためレインコートを持参してました(苦笑)
こちらは「比江地御嶽」。丸で囲まれた「比」の字がいいですね。
ここから「黒島灯台」を目指しますが、途中にはこんな案内板がありました。恐らく観光客が迷わないように、地元の方が作ってくださったのだと思います。感謝!
離島らしいまっすぐの道。非日常的でいい気分になります。
少しづつ青空が広がってきました。雨予報は何だったんだと言いたくなりますが(笑)、島の天気はホントにコロコロと変わるんですよね~
そして黒島名物の黒い牛たちの姿がありました。しばし立ち止まり、様子を眺めます。
こちらはまだ子供の牛。一生懸命に餌を食べている様子が可愛らしかったです。
…日立のCMを思い出します(笑)
すっかり青空が広がりました!そしてこの風景、ホントに何もない!(笑)
しばし道なりに走って、灯台の近くまでやって来ました。岩場の向こうに見える白い砂浜と青い海が綺麗ですね。
こちらが黒島灯台。特に何か珍しいわけでもないのですが、ここまで来た達成感がありました。
ここから時計回りに島の外周路を走ります。すると何とも不思議な樹木を発見!これは凄いですね☆
そして 仲本海岸 へ到着。シュノーケリングポイントとしてとても人気があるそうです。
海にはたくさんの船が見えました。青い海に白い船、素晴らしい景色ですね。
砂浜からはゴツゴツとした岩場が続きますが、この手つかずな感じが離島らしくて素敵でした。
空はすっかり晴れ渡り、直射日光がさく裂します。しかし雨予報からここまで回復したので、嬉しい誤算ですね。
こちらは 黒島ビジターセンター 。自転車を停めて入ってみます。
敷地内には「番所跡」がありました。かつてここに黒島を統治する番所(役所)があったそうです。
館内には黒島の資料が。そして当たり前のように扇風機が首を振っていました。
この奥にあったのが プズマリ という遺跡。琉球王国時代に遠見台として使われており、異国船が見えるとここから煙を上げて、石垣島の蔵元へ知らせていたそうです。ちなみにこの上が黒島で1番高い場所なのだとか。
こちらはプズマリの横からの景色。かすかに見えるのは新城島のようでした。
気が付けば雨予報とは裏腹にすっかり晴れ渡った黒島。レインコートを着ての散策も覚悟していただけに、天候に恵まれての散策となったことは嬉しい限りでした☆
※【八重山諸島/宮古列島旅行記⑩】に続きます。
いつもありがとうございます。最後にこちらをポチッとしていただけると嬉しいです
【国内旅行記】…過去の国内旅行記のまとめ。
【海外旅行記】…過去の海外旅行記のまとめ。
【instagram】…鍵かけてますがフォローリクエストは受け付けてます。
[2022・八重山諸島/宮古列島旅行記]
2022.11.04 【秋の石垣島へ。定番の石垣牛の握りを堪能する】
2022.11.05 【原生林が残る魅惑の島。世界自然遺産・西表島へ】
2022.11.05 【水牛車に揺られて、亜熱帯植物の楽園・由布島へ】
2022.11.05 【野生動物保護センターからの日本最西端のバス停】
2022.11.06 【八重山の原風景が残る竹富島へ。白砂の道を歩く】
2022.11.06 【西桟橋からの夕陽と、竹富島で迎える静寂の夜】
2022.11.07 【竹富島で迎える朝。水牛車からのコンドイビーチ】
2022.11.07 【竹富島で過ごす贅沢な時間。夜は石垣牛の焼肉を】
2022.11.08 【牛だらけの黒島へ。伊古桟橋の絶景に心奪われる】
2022.11.08 【亀と鮫の黒島研究所から、絶景の黒島展望台へ】
2022.11.09 【宮古島へ初上陸。絶品の宮古牛の握りを堪能する】
2022.11.10 【宮古島ドライブ初日。最高の宮古そばに出会う】
2022.11.10 【東平安名崎の絶景と宮古島の郷土料理を楽しむ】
2022.11.11 【砂山ビーチからの池間島。そして伊良部大橋へ】
2022.11.11 【海が光る17ENDと多良間牛のハンバーガー】
2022.11.12 【宮古ブルーの海を眺めて、長い旅の終焉】