水牛車に揺られて、亜熱帯植物の楽園・由布島へ☆八重山諸島/宮古列島旅行記③【2022.11.5】
※【八重山諸島/宮古列島旅行記②】の続きになります。
大原港から、途中寄り道をしながら車を走らせること約40分、「由布島入口」までやって来ました。
由布島といえば、島への交通手段として使われる 水牛車 が1番の名物!ちょうど団体の観光客を乗せた水牛車が出発するところでした。この光景に早速テンションが上がります!
向こう側に見えるのが由布島。西表島からは500mほどしか離れてなく、島と島の間の海も大人の膝下くらいまでの深さしかないのだとか。そのため昔から水牛車に乗って渡るのが一般的だったそうです。
これからこの20番の水牛車に乗り込みます。水牛が所定の位置につき、客車を持ち上げるところを見せてもらいました。
こちらが今回お世話になる「むさし」くん。16歳の雄で、水牛車を引くようになってから13年目になるベテランだそうです。
水牛車に乗り込み、いよいよ出発。歩みはホントにゆっくりで恐らく自分で歩いた方が速いのですが(苦笑)、水面をのんびりと揺られるのは何とも格別!これだけでもう来てよかったと思えます☆
近くを進む水牛車を眺めます。向こうからもこちらを見てますね~
スタッフさんが三味線を弾きながら地元の民謡を歌ってくれました。更に気分が高まります♪
500mの距離をたっぷりと10分近くかけて 由布島 に到着! この日の西表地方は風が強く、やや肌寒いくらいの天気です。
島の見どころの案内図をいただきました。由布島は周囲が2.0kmほどしかないホントに小さな島で、住民は16人とのこと。島全体が亜熱帯の植物園になっているそうです。
…ホントに飛び出して来たら怖い(笑)
この時点で11時30分を回ったところ。団体客で混雑する前に、まずはこちらの「水牛商店」という売店兼レストランで昼食をいただくことにしました。
いただいたのはソーキそば。優しい出汁で美味しかったです。
食事を終えてから島の散策を開始。もらった地図を見ながら歩きたいと思います。
まずはレストランから東へ。ずっとこんな感じの風景が続きます。
こちらはかつての由布島小中学校の跡地。1970年(昭和45)に閉校となり、現在は校門のみが残っています。
古い井戸がありました。
フォトジェニックなマンタの像。こちらは「マンタの浜」と呼ばれているそうです。
浜へ降りてみました。この日も天気があまりよくなかったのが残念。
こちらは「由布島茶屋」。
こちらでは古くなった水牛車の客車でコーヒーを飲むことができます。こういうのいいですよね。
ふと気になったこちら。気仙沼市にあった路上の杭が、東日本大震災から何と9年かけて西表島まで流れ着いたものなのだそうです。
南国ムード満点の風景が広がります。
ちょっと怖い龍の舟がありました。
こちらはイリオモテヤマネコでしょうか。色んな撮影スポットがあり、歩くだけでも楽しい島です。
この辺りでとうとう雨が降り出しました。残りは少しだけ駆け足で周りたいと思います。
こちらは昔の水牛車のオブジェ。昔は観光用ではなく実際に交通手段として使っていたからか、現在のものよりもずいぶん小さいですね。
こちらは「あんず」ちゃん。
今度は水牛のオブジェが。
雨風が激しくなってきましたが、もう少しで1周できるので頑張って歩きます。
こちらはマングローブの遊歩道。雨で道が濡れているので、注意しながら歩きました。
…秘密基地、気になります。
最後に水牛の池に行くと、お母さんのミルクを飲んでいる小さな水牛を発見。来るときにスタッフさんから3か月前に生まれたばかりの水牛がいると聞いていたので、きっとこの子なんでしょうね。
器用にミルクを飲んでいます。よっぽど美味しいのか、確か10分くらいゴクゴク飲んでいるようでした。
池に体を沈める水牛。私の中では水牛というと正にこんなイメージでした。
一通り由布島を周ることができたので、来るときに到着した水牛車のりばまで戻ってきました。
帰りに乗ったのは12歳の「げんき」くん。途中で疲れたのか数分立ち止まってしまい、客車の中で笑いが起こったのが面白かったです(笑)
こちらがそのげんきくん。乗せてくれてありがとう!
…ということで往復の水牛車の時間も入れて2時間ほど滞在した由布島でしたが、よく画像や映像で見ていた水牛車が水面を歩く光景を目の前で観たり、実際に水牛車に乗ったりすることができて大満足な時間になりました☆
いつかまた機会を作って、今度は天気のいい日に(苦笑)訪れたいと思ってます!
※【八重山諸島/宮古列島旅行記④】に続きます。
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