こんばんは。またはこんにちは。もしくはおはようございます。






美しいシーンでした。







こちらは前回のブログ。








どちらも良い記事だったー!寒竹監督のインタビューは読み応えあったし、SHOさんの記事はさすがの強火でした。語彙を分けて…。




そして皆大好きメイキング写真公開だよ!!!!





メイキングってホッとしますよね。劇中、幾多の試練の中をゆくひとりひとりに心痛めつつ試聴している中にこれらの写真を見ると、推しの言葉ではありませんが改めて「作り物なんだな」と。何だか安堵したり驚嘆したり。不思議な感覚になるものです。





アジア各国でも大ヒット。いやー嬉しいな…てか、たけるYouTubeに宇多田さん出てくんないかしら(言霊)。ほらTaka宅でのご飯企画第2弾とか、宇多田さんTakaの料理絶賛されてたし。







さて、拙き弊感想は以下に。
 


 


 




最終話の感想か、もしくはそれとは別に総括的な感想記事(を書くかどうか分からないけど)で詳しく書きますが、今回のドラマ試聴及び感想は独特だなぁと。既に全話試聴済みの人と、まだこれから観るという自分の間の情報差。これが実にユニークな歪みを生んでるなという感じ。面白い。






さて、そんな中で4話・5話を一気に観ました。今回は4話感想。ネタバレしています、ご注意ください。











3話、衝撃のラストから4話冒頭はまさかの宇宙へ。「也英…あなた、記憶…」という痛々しい展開から、視点は一気に広がる。人の苦しみも悲しみも知らず、ただそこに果てなく存在する場所へと。それは私には大きな慰めのようにも思えました。




也英、ナポリタンを食べる。いくら美味しくともわざわざ並んで5回。そこまで『ハマる』のは、それは、ハマっているのは名店のナポリタンではなくナポリタンを好きな彼の人に、ですよね。




若晴道、「オレにまかせてください」「オレがあいつをまもります」の青臭さの中にちゃんと理由があることが後に幼少期の思い出として描かれる。人の表層に表れる言動には、積み重ねられたものが背景としてあるのだ。



親友・ノン子とのやり取りの切なさったらなかった。1話の、あの妙ちきりんなダンスがこんなにずっしりとした切なさをもって描かれるなんて誰が想像した?晴道とのシーンより泣けたかもしれない(シスターフッドに弱い私)。



也英。牛丼のナミとか木曜のモクとか、お天気のハレやら国道のドウやらね。反応するのはそれは重度やで。分かるよ、私も建築とか佐賀とかに反応するもん(字が違う)(より重度)。そして鮭。時鮭よ、お前は美しい。




そしてここで脳外科医と出会う!ぐわぁ!見てくれ向井理だけどクセ強すぎる!生涯の伴侶にするには強すぎるよ!也英!プロポーズまでクセが強い!先生!先生ぃ!!!!




フライトシーンの素晴らしさと「ネトフリって金かかってるな…(当たり前体操)」という至極凡庸な感想。そして「会いに行きます」という若晴道の一途さと真っ直ぐさ(この後へし折られる)が痛烈に苦く、痛く、美しい。




キョンキョンを「毒親」と評するツイを見かけたのだけどなるほど、この辺りのくだりですか。うん、でもね。私が母だったらどうしただろう。母子家庭(だよね?)で、娘は事故で大学も留学も諦めざるを得ない状況で。だから「苦労してほしくないからお金持ちの医者と」ていう理由はあるだろう。けど、それだけじゃないよね。




恋人の記憶も親友の記憶も。青春の記憶そのものを失くし、今はただただかかりつけの医者に『今の野口也英』として無邪気に恋をして。そんな娘の姿を見たら、目の前の今の娘の気持ちを大事に見守りたいのが親じゃないですかね。どんなに晴道が娘を思ってくれても、もう娘にとって彼は知らない人なのだから。




手紙を渡して混乱させたくないし苦しませたくない。「忘れてください」て言うと思う、私も。そうするしかない。晴道も長年経ってそれを呑み込んだ。だから「元気なんだったら良かったです」て。そう言えたんだなと。



そうするしかなかった、ということが、人生にはある。どうしようもなく。「良かったです」て言った晴道が、あらゆる思いを少しずつ少しずつ、少しずつ呑み込んで、そう言えるまでになるしかなかったように。




遠い星の光を見ることは、もう存在しない過去を見ること。それはなおさらまぶしい。この時の二人のやり取りの儚さと重みとで引き裂かれそうだった。




宇宙の無限さに比べて、私たちの生がいかに儚いか。そこに意味があるのかさえおぼろに思えてしまうけど、でも。「意味はあります。何かしら必ず」と言う晴道の答えこそが、このドラマの救いそのもののように思えました。




そして良いところで続くのである。恒美…恒美よ…苦労するね…親は心配して色々言ってくるよね…本当お疲れ様ね…晴道はグダグダだしね…ぐわぁ…(頭抱える)。










ではまた後日。お疲れ様でした。