こんばんは。またはこんにちは。もしくはおはようございます。カムチャツカ沖で大地震。津波の恐れがある地域の方々、避難されている方々、どうかどうかご安全に。命と街が守られますように。日本だけでなくどの国でも、どの地域でも。
さて最終話です。
分かってる、たけクラ界隈はグラスハート一色!でも私は!まだ擦る!クリスマスが終わっても大晦日までジングルベル歌う!余韻を楽しもうよ皆!←単に感想書くのが遅れただけですすみません。
今までの感想はこちらから。↓
毎回毎回推しの新作品を迎えるたびに私はドキドキしてしまいます。楽しみで、というより心配で。ちゃんと面白いだろうか。いや一般的には面白くとも私自身は楽しめるだろうか。ぶっちゃけ「推しの顔面しか楽しめない作品だったらイヤだなぁ」とか。そういう意味の心配です。そういう作品も無くは無いので。個人の主観です。
でも大丈夫だった。今回もそんな事前の心配を華麗に覆してくれました。感謝と愛を込めて、以下ネタバレあり感想です。やたら長いよ、こめんね。
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あの、警部役の方って河相我聞だったんですね河相我聞だったんですね!全然気づかなかった…美紗の葬儀で麗奈と友也を逮捕しに来たのも河相我聞だったんですか?すぐ気づいた方すごいですね。もう50歳ですか…ほほう…佐藤健(50)も楽しみになってきましたよ。
美紗が「友也くんが死ねば部長は助かる。そうなればいいと思ってる。自分は十分悪い人間です」と言ったこのシーン、最初は何気なく聞き流していたんですが、リピート再生するうちにどんどん心に留まるようになりました。これに関してはまた後ほど。
そう言えば友也の車のブレーキに細工をしたのが富田課長であること、夫は9話の時点で察してました(笑)え、みんなすぐ分かったの?私「え!嘘!や、でも確かに!麗奈に友人知人いないしおかしいなと思った!」とワァワァ言いました…私の察しが悪いのか…

富田課長の気持ち悪さ、友也とはまた別ベクトルで極まってた。何か1周回ってこういう役を佐藤健で観たくなってきましたが私だけですかね。あの顔面の良さが華麗に吹き飛ぶキッッッモい役をいつか。ねぇ。

首絞めにかかる部長が本気の殺意剥き出しでビビった。一気にドス赤い肌色になっていて怒りの表現としてあまりにも素晴らしくて…あれやっぱり直前に逆立ちして臨んだのかな。るろうに剣心伝説の最期編で志々雄と闘った時それやって目を充血させてましたよね。マジおれの推しクレイジー(褒めてます)
そして!美紗を乗せて去っていく車に手を伸ばし遂に!!!!遂に!!!!美紗呼びキターーーーーーーー(私の本名は美紗です定期)
何か…思い描いていたような甘やかで色香にまみれたR指定も付きかねない美紗呼びとはシチュエーション含めぜんっぜん違いましたが…しかしこれもいい。これがいい。刺されて倒れて息も絶え絶えに手を伸ばしながら初の美紗呼び。むしろご褒美。←多分こいつ麗奈よりヤバイです。
からの観覧車。我が夫の予言的中(前回感想参照)。しかしさすがにこれは…無理がありすぎでは…どうやって閉園遊園地に入ったん?確かに他の客や従業員いたら気絶した美紗抱えて血まみれ麗奈が観覧車乗るのは無理筋なんだけどこれはこれで無理ちゃいます?
とは言え世界と隔絶され一対一で真正面から向き合うこの空間。今まで舞台上でひたすら互いを欺き自分を偽って相対してきた美紗と麗奈にとって、この観覧車内でのやり取りひとつひとつがあまりにも剥き出しで。出会ってから麗奈には20年、美紗には30年の時を経てようやくそれができたこと。
でも麗奈にとって一番痛かったのは「麗奈に興味が無かった」という一言ではないかな、と個人的には。嫌われ疎まれ離れたいと願われるならまだしも、興味が無かったと言われたことはナイフを突き立てられるより辛いことだったのかもしれない。
そしてまさかの部長のアクション!これは全く予期してなかったのでウワァ!となった。友也に簡単に抑え込まれるような非力な部長が…!何それ萌える(サイコ)
しかし萌えてはいられない。刺されてるのに!刺されてるのにあんなに無茶を!剣心なら散々刺されても平気で観てられるけど(剣心を何だと思っとる)、部長は無理だよ!と焦るあまり私の口から出たのは「リセットしろぉぉ!!!!」の叫びでした←隣で観てた夫にうるさがられた。
てなわけで今回ご紹介いたしますのは『亜人』です。不死身の佐藤健が観られます。

しかしここは『私の夫と結婚して』の世界。部長は剣豪じゃないし不死身じゃないしリセットできない。多分たまにジムに行くくらいのごくごく一般の成人男性。なのに刺されて満身創痍でも美紗のために!闘う!闘う!あの、正直つよつよ佐藤健よりもグッと来てしまいました。
観覧車内でも壮絶な闘いが。衝撃で鍵が外れ落ちかける麗奈を思わず助ける美紗…(我が夫の予言を「どうやって鍵のかかった観覧車から落ちるんだよw」と笑い飛ばした私ですがこういう展開か…)。それを信じられないものを見るような目で見る麗奈のまなざし。悪者になりきれる器じゃないんだよ美紗は…。
嗚咽する麗奈に手を伸ばし、でも触れずに終わった美紗の心境をずっと考えている。「友也くんが死んで部長が助かればいいと思っている」と言った美紗の言葉も。
一度目の人生の美紗ならば、麗奈が育った家庭環境を思い躊躇いつつもその孤独に寄り添おうとしたかもしれない。一度は結婚するほど愛した友也の死を願ってしまう、そんな自分を責めたかもしれない。でもそうはしなかった。
どんな育ちであれ、自分を殺めた友人に寄り添うことはもうしない。自分を裏切った夫よりも、今愛している人の命を求めることに罪悪感を持つことはしない。
麗奈や友也との決別のみらず、何より過去の自分との確固たる決別が伺える、美紗自身が正真正銘新しい人生を歩み出したのだということをまざまざと見せてくれた。それはもちろん亘の存在もあってこそ。
そして麗奈の死。
2025、マンションから美紗の手を振りほどき転落させたあの時とは逆に、落ちたのは麗奈。助けようとする美紗の手を振りほどいて(完全に夫の予想通りだた)。
美紗のパパが麗奈をタクシーに乗せてくれないかな。美紗と出会った7歳のあの時、あたたかい手を持った麗奈が嘘偽りなく自分の苦しみを分かち合い美紗と普通の友情を育める世界へと。
そう願うと同時に、麗奈に先立ち自らの命を絶った麗奈のお母さんにも。この世にたったひとりの自分の娘との平穏であたたかな人生があったらばと、叶うなら人生やり直せたらと。そう思わずにはいられなかった。
部長がお母さんと話せたのはすごく良かったですね。感想にも書いてたけど、お母さんが死ぬ前に亘にお父さんを支えてと告げたことは明確に間違いだったと私は思うので。亘はまだ子どもで、支える側ではなく支えられる側だったのだから。お母さん、謝ってくれてありがとう。
そして医師の背中越しの死亡宣告に一瞬ドキっとして……友也が身代わりに!亘の命が守られた!この演出ずるいです監督ぅ!!!!
麗奈の墓。どう考えても平野家の墓には入れてもらえるはずもないし身内が存命かも不明。もしかしたら亘が墓を設けてくれたのかなと想像。霊園の通路すぐ、小さく慎ましやかな石の中に眠る麗奈にあの日のミサンガを供え「バイバイ」と美紗。きっとここに来ることはもう無い。
そしてようやく訪れる平穏の時。
しかしこのオリンピック観戦シーン、特にマスク無く集まってるということはもしかして未来と田辺くん、紆余曲折ありつつ家族になったのかな〜と…2021はまだまだコロナ2類でみんな警戒してましたよね?(今また激増してるから気をつけてね)

「美紗も好きにやってください どんなことでも」って言ってくれたから!!!!亘が!!!!分かった私このまんまでガンガンいくね!←大迷惑
ちなみに車内でチラッと上着の内ポケットを確認する亘な!からのプロポーズしようとした瞬間美紗からのプロポーズをかまされちゃう亘な!もう。亘はいとおしいし美紗はかっこいい!最高!!!!(凡庸な語彙しか通りません)
2015から10年。平穏を手にした後、2人はそれぞれの夢を叶え日々を過ごしてきた。美紗は免許を取り課長になり(住吉さんは部長かな?)まめかめ堂再建のビジョンを持ってからはそこに邁進、未来に課長職を引き継いで退職、まめかめ堂店主へ。お父さんがつないでくれた縁だね。
亘は次の人生に取っておくと諦めていた研究に打ち込み、何と社長と二足のわらじ!いやはやすごすぎ。新しく食品研究所も立ち上げて完璧なる両立。これには誰も文句をつけまい。コロナ禍ではデリバリーも大繁盛で、お母さんとの思い出のレストランも守り通した。
麗奈、一生覚えていてほしかったね。でもそれは無理。人はあなたが思うよりずっと強い。美紗も亘もやがてあなたのことは忘れていく。
生きていくってそういうこと。夢があり愛する人がいるってそういうこと。それが支えとなり、辛い記憶もやがて時の波にさらわれていく。何度も波に揺られ削られて細かな白い砂になる。
このドラマはもちろんフィクションで、本当は人生はやり直せなくて。誰しもたった1度しか人生を生きられない。だからささやかでもいい、夢を持ちたい。その時その時のできる限りで愛を育てたい。何より自分自身の心の声に正直に。
そんなことを思わされたドラマでした。のめり込ませ、ひたすら楽しませてくれたドラマでした。スタッフキャスト関係者の皆さんに鳴りやまないスタンディングオベーションを!!!!
そしてこれは追記。今回このドラマには監督はじめ本当にたくさんの韓国のスタッフさんが関わってくださいました。エンドロールを見れば分かりますね。日本の感性と韓国の感性、両国の才と熱量により私たちにもたらされた至高のドラマです。
しかし先日の日本の参院選では人種や国籍を理由に排除と分断が喧伝され、これからもそれは続くでしょう。日本人と日本人以外を分け優劣をつけて扱うことに大きな懸念と憂慮を覚えます。
もちろんその無意識の中の差別心、他者に対する優越感や劣等感は私自身も持っていることは前提で。いやー優越感や劣等感か。まるで麗奈や友也だわ。
たける氏は今からもっともっと世界と繋がり世界に発信していく。それは違う価値観、違う風習、違う生き方との出会いに他ならない。
私たちもまた彼を追う中でそれらの出会いに触れ、改めて知っていくでしょう。人種も国籍も関係なく、夢や愛を語るひとりひとりはみんなただの人間同士だと。かけがえのないたった一度の人生を生きているんだと。
どうか違いを楽しめるよう。違いを尊重し合えるよう。分断や排除ではなく互いに手を取り合えますように。今、彼がそうしようとしているように。













