車いすのスペースではなくて、「車いすスペース」事情!前編 | 様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

様々な「バリア」の捉え方! ~こんな時は、あんな方法で...~

障壁(バリア)というのは、ホントに捉え方次第で「マイナス的要素だけの影響」ということにはならないのですが、本ブログは、自身の経験を交えながら、主に車いす関連・ボッチャ関連において、様々な「バリア?」との向き合い方を紹介しています。


おはようございます。  
バリアをバリアじゃなくして
出来ることをupさせる、
バリアフリーアドバイザーのたけちゃんです。

本日の「バリア」は、
[車いすのスペースではなくて、「車いすスペース」事情!前編]



さて昨日のブログでは、
車いすにおいての
「スペース事情」ということで、
あるバリアの乗り越え方も
合わせて紹介したのですが、

本日は、
「車いすスペース」事情ということで
ちょっとお話しますね。
(「の」がない)


たとえば何かのコンサートとかに
車いす利用者の人が行くと、
だいたいの場合「車いす席」とか
「車いすスペース」といった、

客席の一番後ろの
他の一般客とちょっと隔離されたような
安全で広々したスペースであるとか、
客席の一番前とかの
ちょっと広いスペースに
案内されるんですね。

(あ、電車とか乗り物の場合、
スペース的にあそこで
しょうがない部分もあるんですけどね。)

アレって、
ちょっと優遇され過ぎな感じというか
特別視されてちょっと恥ずかしいというか
「自分は可愛そうなヤツ」
な感じになるんですね。わりと...(^-^;

確かにそういったちょっと広いスペースが
必要な場合もあるんですが、
あんなに
広いスペースはいらないのに...(^-^;

まぁ他の客の邪魔にならないように
ということなんでしょうけど、
一番後ろの客席の中の端とかに
してくれればいいのに...(^-^;
客席を2,3個外して...
一般客と同じようにというか
同じ「目線」になるような...

でもこのような
客席と同じ場所っていうところも、
新しい施設とかだと
けっこうあるんですが、

でも大方車いす利用者とかは、
客席の「前」か「後ろ」とかにある
「車いすスペース」
っていう場合が多いんですよね。

[ディズニーランドとかも
バリバリそうだったかな...(^-^;]

ですがディズニーランドのように
非常に混み合う施設の場合は特別で、
まぁ見やすい位置で、
1人のスペースも充分で、
さらに待ち時間がないという利点があって、
かなり助かっていますね!(笑)

『キミどないやねんっ!』


(このように写真はアップで撮れます!)


でもやっぱり先程お話したような、
客席の前か後ろとかの
「車いすスペース」「車いす席」って、
一見するとよく見えて(前の場合)
広いスペースになるので、
「親切心」というか
「良心的」な感じに見えるんですが、

裏の側面で言うと、
その人に「自分は可愛そうなヤツ」
ということを思わすことを、
助長させているのかもしれませんね。(^-^;

そして「可愛そうな感じ」になると、
「自分はいつも誰かの手助けが必要で、
       なんてダメなヤツなんだ」
とかって、
自分を攻撃するというか、
否定的な言葉を
自分に言い聞かせるようになって、
どんどん自分で
「自分の思わしくない」状態
追い込むんですよね。(^-^;



明日へ続く...