今できることは神様、仏様にもお願いする・・・。 2020年4月24日発信
毎年この時期に地域の春祭りとして親しまれている「腰折地蔵春祭り」が4月19日に行われました。
コロナのために中止にしようかどうかと迷いながら、このお地蔵様は正式が延命地蔵菩薩と言い、家内安全・運命長久を願っています。 富沢だけでなく世界の人々がコロナの難をのり越えられるように踏み切りました。
またこんな時期、近所の高齢者の元気な顔をみることも重要です。
マスク・消毒を徹底し、密接にならないように里山から椅子を運んで、一人ひとりの間隔を1m以上に取って開催。
祈願を終えた後は、例年なら懇親会に移るのですが、今年は元気な笑顔を確認し合い、ただちの散会となりました。
参加者は来年の春も笑顔で再会できることを願い、一日一日を充実させながら生き抜くことを誓合いました。
(取材・写真 勝部公平)
神社でもお願いしました
4月から田植えの準備、神社では「祈年祭」が方々で行われ、ここ福渡八幡神社でも神様に海の幸の鯛と山の幸のタケノコをお供えし、「今年も豊作でありますように・・・」と祈願。
そして、それだけでなく今年は「コロナウィルス撲滅を・・・」の詔(みことのり)も唱えました。
他所ではこういった神事が中止を余儀なくされている中、人が密集しないこの建部でできることをありがたく思うと同時に世界の平穏を願いました。
(取材・写真 三宅 優)
追伸:建部の里の小さな息吹き
つい2ヵ月ほど前には、だれもが想像しなかったことが起きている。だから、ここは慎重に状況を睨みながらも、日々を愛おしく生きよう。
目をやれば、いつの間に咲いた花々、間違いなくここに生命の息吹があるのだから。
(取材・写真 三宅美恵子)