自粛の中で、できるのは建部の自然でモクモクと 2020年4月15日発信

里山炭出し里山炭出し建部ハイキングクラブ会長の本田義章さんから届いたのは、建部古道、法寿山てっぺんの写真。見事に咲き誇る山ツツジ。
 さすがアルピニストの本田さん、人と触れ合わないでもできること、一人山歩き。籠ってばかりだと当然ストレスが溜まる、かと言ってどこへ行っても人はいる。
 少し雨続きで、そんな野外活動も行えなかった「里山建部」。やっと昨日、炭出しが行われた。事務局の勝部(当新聞編集長)が送ってきた写真には、眩いばかりに 輝く正にいぶし銀の備長炭。さて、出来上がりはというと、ほぼ70%の上出来!
 メンバーは炭出しの後も倉庫修理、下草刈りに精を出したらしいが、外作業は人との距離もあり、 話を交わす必要もそれほどない、黙々(モクモク)と自分の仕事をこなすだけ。

神社掃除神社掃除 日曜日の雨、何もできなかったと思いきや、ここ福渡では町内の人らで地元神社境内の掃除を敢行。誰もが雨ガッパ着用で、それこそモクモクと。
 今回の掃除の指揮を取った町内会理事の松下泰成さんは、「雨だからどうしようかなあって思ったんですけど、やりだしたら皆、本気になって、いつの間にか終わっちゃいました(笑)」
 やはり人の力、集まっても離れて仕事ができるので、こんな時は、日頃できない「地域奉仕」がいいのかも。

神社掃除神社掃除 その雨で、建部町の物産販売所にもやっとタケノコが出荷され始めた。噂ではどこの竹藪もイノシシに荒らされ、ほぼ壊滅だとか。
 当新聞グルメレポーターもイノシシの堀り跡を確認、それでもあきらめずガサゴソ、やがて 「あった!これを採って明日、神社の祈年祭にお供えしよう!」と 本日、初収穫に大喜び。
 一人タケノコ掘りも、モクモク楽しい・・・。

 (取材・写真 三宅 優)