コロナにも負けず、福渡河川桜はスタンバイOK! 2020年3月20日発信

桜準備 春分の日といえど朝はさすがにまだ寒い。それでも福渡町内の人たちは、午前7時には「建部町産業観光物産案内所」下の旭川河川敷に軍手、長靴姿で集合。約40人がいっせいに草刈り、清掃に動き出す。
 間もなく開花が待たれる桜並木周辺をきれいにしようというこの活動は「福渡愛護会」が呼びかけとなり、今日も大勢の参加を得た。草刈り機を使う人、熊手をかく人、ゴミを集める人、やり慣れている人らの行動は無駄がなく、あっという間に数百メートルにも及ぶ並木道はきれいさっぱり。 

3.113.11 続いての作業は提灯の設営。お花見に定番のこの”ぼんぼり付け”は、一昨年から始まり、夜桜に訪れる人らに好評だ。
 赤、青、黄、緑の提灯を日中に眺めるとこれまた昭和レトロな感じで親しみ倍増。(手前自慢?)
 終わってみると1時間ちょっと、やはり人の力は偉大なり。自分たちの町にある自分たちの桜並木、だから自分たちの手で大事にしよう、 そんな素直な思いでつながるこの町にコロナなんか恐くない?

(写真・レポート 三宅 優)