「めだかクラブ」会合で出した結論 2020年4月6日発信

しあわせ橋 岡山市環境学習センター「めだかの学校」の1年の活動を支える地元ボランティアチーム「めだかクラブ」その令和2年度の会合が開かれた。
 会場はいつもの「おもちゃの宿」室内から外の養殖場に変更、それぞれが距離を置いて座れるように設定。時間も要点に絞って進めることで短時間の進行となった。
 この日課題となったのは当然、コロナの影響による至近の行事の実施の有無。 最大は5月後半に予定する「第32回環境まつり」千人からの親子連れが来館するビッグイベントだ。
 少し先だとは言え、準備を進める上で早くからの取り掛かりが求められる。今日の話し合いでは、今の日本の状況からして開催は困難との意見が大勢となった。

しあわせ橋 今4月に着任されたばかりの武藤邦夫館長から「私が赴任した途端、全部中止となり、早く仕事を覚えて地域に役立ちたいと願っておりましたのに残念です。しかし折角ですので、この時間を使ってしっかりとメダカの勉強をしたいと思います(笑)」
とユーモアを交えた話がなされた。
 今期の要望の中では「春の小川のヘドロの除去」が上げられた。会員の勝部編集長から「生き物が住める状態に環境を戻したい、それこそが”春の小川”の本来の意味だから」と強い思いが述べられ全員が賛同した。
 「明るく元気で、”行ってみたい、来てよかった”と感じる町を創出する」(設立趣意書より)。
  その目的で作られた「めだかクラブ」、メンバーはほとんど高齢者だが理想は失わない、まだまだ壮年である。  
 (取材・写真 三宅 優)