毎日シコシコエンジン磨き。
イメージ 1
潤滑油を吹き付けてフキフキ。
 
下側もフキフキ。
イメージ 2
目標は『素手で障っても手が汚れない!』ですが、本当にキリがないです^^;
 
ここらで、狭い隙間をフキフキする上で邪魔な部品を外そうかなと。
 
今回はエンジン左側にある『フライホイール』
イメージ 8
コイツです。
 
まずは留めているボルトを外さねば。
 
ここで特殊工具の出番です!
イメージ 9
コレを使ってボルトを緩めます!
 
え?コレってクラッチアウター固定するツールじゃないのかって?^^;
 
ツルツルしたフライホイールにはどう考えても引っかかりません。
 
そういう時は・・・。
 
裏返します(笑)
イメージ 10
フライホイールの『穴』に入るピンが付いています!
 
クラッチアウターと、フライホイールの整備両方に使える優れものです^^
 
ちなみにアストロプロダクツで購入しました。
 
早速セットしてみますが・・・・。
イメージ 11
形状が合わずピンが奥まで入りません(汗)
 
先っちょがチョッと入るぐらい。
 
かなりのトルクで締まっていますので心もとないですが、バイスプライヤーの機能も有りますので握って挟んでガッチリ固定!
イメージ 12
かなり力が入りますので、ツールが外れないか心配でしたが外れました♪
イメージ 13
お次は、『フライホイールプーラー』なる特殊工具を使うのですが、ねじ山が無い?
 
またもやフキフキ・・・。
イメージ 14
ゴミをフキフキしたらネジ山が現れました♪
 
さて、恥ずかしながらフライホイールを特殊工具を使って外す意味が最近まで分かりませんでした。
 
フライホイールを留めているボルトを外したのに、何故フライホイールが外れないのかと。
 
分かった事は、『取り付ける際にフライホイールがクランクシャフトに食い込んでいる』って事。
 
人並み外れたパワーの持ち主が2人いたとして、1人がエンジン・1人がフライホイール引っ張れば抜けるかもですが整備は基本1人だし。
 
クランクシャフトに食い込んだフライホイールを1人で抜く為の工具なんですね~♪
 
それでは、フライホイールを外して行く工程をば。
イメージ 15
用意するものは、『フライホイールプーラー』なる特殊工具と、NSR250の場合はロータープーラーアタッチメントと言う特殊工具が必要です。
 
私が用意したものは、ロータープーラーアタッチメントの換わりに適当なボルト^^;
 
と、言いますのも原理さえ分かればこれでいいかなと。
 
 
まずは特攻では無いボルトをセットします。
イメージ 3
このボルトの条件は、ネジ部がクランクシャフトのネジ穴より小さくて、頭の部分がクランクシャフトの全面に当たる程よい大きさと強度。
 
ボルト(理想は特殊工具)をセットしたらフライホイールプーラーを『逆ネジ』で取り付けます。
イメージ 4
フライホイールプーラーとモンキーレンチで、フライホイールをガッチリホールド!
 
後はクランクシャフト部にセットしたボルト(特殊工具)をねじ込んで行けば晴れてクランクシャフトとフライホイールが離れるって寸法です。
 
当たり前な事書くな~!と言われそうですが、やったこと無い人にとっては初めての経験です。
 
パッキーン!と外れるかと思いきや、するっと外れたのも以外でした。
 
フライホイールが外れたのでドンドン部品を外して行きます。
イメージ 5
 
小さい頃に、初めてドライバー持った時って覚えていますか~?
 
ネジを探しては緩めたくなる、ある意味本能!
 
その本能のままにバラして行きます。
イメージ 6
何だか気持ちいいー!
 
たかだかフライホイール外しただけですが、初めて外しましたので書きました。
 
これでフキフキにも拍車が掛かります^^
イメージ 7
次回はクラッチ外そうかなと。
 
え?何故肝心なシリンダーを外して確認しないのって?
 
それは・・・。
 
手持ちのメガネレンチでは入らずに、RCバルブ下のナットを緩められないからです^^;
 
RCバルブ下のナットのトルク管理には社外品の専用工具が必要です。
 
フライホイールと反対側のクランクのギアを緩めるのにも、純正特殊工具が必要なのにご相談パーツ。
 
まあ、現状で普通に走れる状態なので長く楽しんで行きますかね~♪