Leslie McKeown・・・タータンハリケーンはもう吹かない・・・ | TOMのブログ

Leslie McKeown・・・タータンハリケーンはもう吹かない・・・

4月23日、早朝、目が覚めてスマホを見ると・・・

 

Bay City Rollers Legend Les McKeown Dies Suddenly Aged 65・・・

 

えっ!?、先日、SNSに画像アップしていたのでは!?・・・

 

自分がフォローしている Twitterでチェックすると・・・

奥様のKeikoさんからの訃報が・・・

 

 

現実を受け止めなければいけないでしょう。・・・

 

昨年、2月、渋谷、duo Music Exchange音譜でのライヴ音譜

その時は本当に元気で、楽しそう!!

自分の好きな You Made Me Believe In Magic音譜も久々に歌ってくれて・・・

まださほどまん延していなかった時期ですが・・・

「アブナイ、コロナ・・・」

そのように日本語で歌ったりして・・・

それだけに、この突然の訃報は先ずは驚くばかりです。・・・

 

 

Bay City Rollers音譜が、日本に紹介されたのは、1975年夏!!

Bye Bye Baby (Baby Goodbye)音譜が、英国イギリスで記録的大ヒット!!

「第2のBeatles音譜・・・凄い1グループが現れた!!

そんな紹介のされ方で、さらに当時ヒットを続けたPilot音譜のDavid Payton音譜も在籍していたことがある!!・・・それも凄いと思わせるところ!!

当時は、The Rubettes音譜とか、The First Class音譜とか、Beach Boys音譜に影響されたコーラス・ハーモニーの美しいバンドが人気を博していたので・・・

そのような中で、登場した大物だろう!!

そう思っていました。!!

 

そして日本では、続いて、My Teenage Heart音譜がシングル発売!!

ちょうどそんな頃に、高校受験のために洋楽を断つ・・・そのようになりました。

 

 

洋楽を断っていた時期でも、その間に、Saturday Night音譜という曲が大ヒットしたことは聞こえてはきましたが・・・

 

解禁となった、1976年春・・・

洋楽ファンというか、世間一般のBay City Rollers音譜を見る目は、変わっていたのでした。・・・

 

1975年に登場した頃は、日本でも Queen音譜の最大のライバルになる!!

そのような感じだったのですが・・・

 

その自分の洋楽断ちの期間に、Queen音譜は、Bohemian Rhapsody音譜の英国イギリスでの記録的大ヒットと、アルバム A Night At The OperaCDで、名実ともに世界のトップ・バンドの1つに!!・・・

一方、Bay City Rollers音譜は・・・

全く違う方向に行ってしまったようです。・・・

 

そして1976年年末、初来日公演音譜

ここで日本での人気は、さらに爆発したと言えるでしょう。・・・

 

 

ファンの皆様からはお叱りを受けることは承知の上で、記しまして・・・

Bay City Rollers音譜に対しては、日本のティーン・エイジ・アイドルと同じような目で見てしまい、正当に評価していなかったと思います。!!

 

I Only Want To Be With You音譜など、カバーとはいえ、上質のポップ・ミュージックなのですが・・・素直に聴き入れなかったでしょう。・・・

 

そんな1977年、Bay City Rollers音譜に変化が!!

先ず登場したのが、It's A Game音譜

「これ、Bay City Rollers音譜!?・・・なかなかやるじゃん!!

そのようなことを言うロック・ファンが周囲に増え・・・

そして、次に登場したのが、前述の You Made Me Believe In Magic音譜

そう、後で思えば、AORの先駆けと言えるような上質ポップ・ミュージックク!!

全米でTOP10入りを果たし、アルバム It's A GameCDも今までにない完成度の高いアルバムCDでしたが・・・

当時のファンの多くは、Bay City Rollers音譜に高度な音楽性を望んだのでしょうか!?・・・

そしてRollers音譜としては、さらなる上を目指すには、どのように・・・

そんなことを悩んでいたのかもしれません。

1977年の日本公演で、アルバム It's A GameCDにも収録された Don't Let The Music Die音譜を満場のファンと大合唱したことは語り草になっていますが・・・

これは、ある意味、訣別だったのかもしれません。・・・

 

さてBay City Rollers音譜にはその後、かつてのリーダー格 Alan Longmuir音譜が復活しますが・・・ Leslie音譜は、アルバム1枚CD、そして1978年の日本公演音譜を最後にBay City Rollers音譜を脱退してしまいます。・・・

 

 

Leslie音譜は、何といっても Bay City Rollers音譜時代からの人気は絶大!!

ソロになってからも、日本武道館で来日公演音譜を行なったり・・・

東京音楽祭に出演!!

なんとザ・タイガース音譜の「銀河のロマンス」音譜を英語版でカバー!!

また「サヨナラ」音譜という曲をリリースしたり、日本では、その後もかなりの人気がありました。!!

 

一方、本家の方は、The Rollers音譜と改名・・・

何とあのTrevor Rabin音譜のいたバンドRabbitt音譜のヴォーカル、ギターだった Duncan Faure音譜を加えて、さらに音楽的には進化して活動を再開していましたが・・・ヒット等には恵まれず、'80年代前半に活動を終えています。・・・

 

・・・とはいえ、Leslie音譜が入った Bay City Rollers音譜

これは何といっても、'70年代に一世を風靡したわけで・・・

そんなこともあって、’80年代後半から、日本を含めて、再結成コンサート音譜は、行われました。!!

 

 

さて時は流れて・・・

2013年、Leslie音譜は、仲間のミュージシャンたちと・・・

Bay City Rollers Featuring Leslie McKeown音譜として活動!!

この年から、このフォーマットでほぼ毎年来日公演!!

しかも会場は至近距離のライヴ・ハウス!!

なんと 自分はその時は行けませんでしたが、Alan Longmuir音譜が一緒に来たこともありました。!!

 

あの全盛期から40年近く過ぎましたが、Leslie音譜たちメンバーも、還暦を過ぎているだろうにも関わらず、どこかにタータン・チェックの入った衣装を着て・・・

オープニングとエンディングは、スコットランドの音楽音譜

勿論、全てBay City Rollers音譜ナンバー!!

年を経て、色々吹っ切れたところもあるのでしょう。

かつてアルコール依存症にもなった彼が酒の話をしたり、今だから言える’70年代の来日時のウラ話をしたり・・・本当に楽しい時間!!

そして改めて、楽しめる良質のポップ・ミュージック音譜が満載・・・

それほど、熱狂的なファンでもなかった自分も、また行きたくなる!!

そんなライヴ音譜を繰り広げてくれました。!!

 

そして、やはり、Eric音譜、Woody音譜とも組んでほしいし・・・

兎に角、コロナ禍が落ち着いたら、また来てくれるだろう!!・・・

そう思っていたのでした。

 

 

このように近年の来日ライヴ音譜を思い出すと楽しいことばかり!!・・・

65歳で逝ってしまったことは、無念であったと思いますが・・・

最後まで、良質のポップ・ミュージックで楽しませてくれたことに心から感謝したいと思っています。

 

でも・・・・スコットランドの音楽に合わせて登場するタータンチェックのLeslie音譜はもういない・・・

ただ悲しく寂しい限りです。・・・

 

Rest In Peace