1977年のアルバム(その38 It’s A Game / Bay City Rollers) | TOMのブログ

1977年のアルバム(その38 It’s A Game / Bay City Rollers)

1977年のアルバム・シリーズCD

少しインターバルが長くなってしまいましたが、まだ続きますよ。!!

 

先日もLeslie McKeown音譜を中心とした来日公演が行われた・・・

Bay City Rollers音譜

その時もLeslie音譜が言っていたように、1976年の来日公演音譜

日本中に「タータン旋風」が吹き上がりました。DASH!

 

女性から大人気といっても、それがQueen音譜の人気とは違うわけで、それは誰もがわかっていたわけですが・・・

メンバーも実のところは一番苦しんでいたところでしょう。・・・

 

結果として、アイドル的存在であった、プラス・ワンのメンバーなしで、4人でやっていくことに!!

そんな時に発表されたのが、It's A Game音譜

 

1977年春のこと・・・邦題は「恋のゲーム」音譜で日本でもシングル発売!!

 

「えっ!?これが、Bay City Rollers!?・・・」

 

そのように思ってしまう、軽快でパワフルなロック・サウンド!!

「アイドルからの脱皮」そのようにも言われ、「Bay City Rollers音譜もやるじゃないか!!」そんな言われ方をされつつありました。

 

そしてさらに追い打ちをかけるナンバーが登場!!

それが、You Made Me Believe In Magic音譜

やや黒っぽいリズムで、そう、ちょうどAORの奔りといえるようなナンバー!!

全米チャートを急上昇!!

全米No.10キラキラ

「夢の中の恋」音譜の邦題で日本発売!!

勿論、日本でも大人気に!!

Bay City Rollers音譜の評価は一段と高くなったのでした。!!

 

そして、この2曲をフィーチャーしたニュー・アルバムCDが登場!!

タイトルは、It's A GameCD

邦題も「恋のゲーム」CDでした。!!

 

 

Bay City Rollers音譜メンバーは、勿論

Leslie McKeown音譜リード・ヴォーカルカラオケ

Eric Faulkner音譜ギター、ヴォーカル

Stuart ”Woody" Wood音譜ベースギター、ヴォーカル

Derek Longmuir音譜ドラムス、ヴォーカル

この4人!!

ストリングス&ホーンアレンジメントは、Barry Fasman音譜、Nick Harrison音譜

プロデュースは、David Bowie音譜でお馴染みの、Harry Maslin音譜

1977年のレコーディングです。・・・

 

 

A面、前述のシングルで、タイトル曲、It's A Game音譜「恋のゲーム」音譜でスタート!!

イントロのギターのカッティングから、Bay City Rollers音譜の意気込みを感じさせるナンバー、String Driven Thing音譜というスコットランド出身のバンドの1973年のナンバーで、作者はそのメンバーのChris Adams音譜です。

そして2曲目が、その、You Made Me Believe In Magic音譜「夢の中の恋」音譜

翌年のディスコ・ブームの前兆と思わせる部分も感じさせるまさに上質のポップ・ロック!!、作者は、Len Boone音譜です。

3曲目、アコースティック・ギターから始まり、効果的にストリングスも挿入され、Leslie音譜の歌、分厚いコーラス、Don't Let The Music Die音譜

Eric Faulkner音譜とStuart Wood音譜(以降、Woody音譜)によるオリジナル曲、邦題は「ハートで歌おう」音譜、日本ではシングル発売されました。

この後に行われた日本公演で、会場と涙の大合唱となった、Rollersファンには思い入れのあるナンバーです。!!

4曲目、ファンキーなシンセサイザー音も印象的な、Love Power音譜

それまでのBay City Rollers音譜のイメージには一番近い、明るくポップなナンバー!!

作者はTeddy Vann音譜です。

そして5曲目、やはりアコースティックなイントロから始まる、The Way I Feel Tonight音譜、ストリングスも効果的に挿入された、ソウル・バラードと言えるナンバー!!

作者はHarvey Shield音譜、全米では、You Made Me~音譜に続いてシングル・カットされ、全米No.24キラキラ、邦題は「愛をささやくとき」音譜、日本でもファンの間では大人気曲で、Leslie音譜のシンガーとしての評価を高めた曲でしょう。!!

そして日本盤CDでは6曲目、The Pie (When I Say I Love You)音譜

Rod Stewart音譜がカバー・ヒットさせたSailing音譜のThe Sutherland Brothers音譜の1972年のナンバーで、作者はそのメンバーのIain Sutherland音譜

ボサノヴァ風の心地よいナンバー、邦題は「冷たいあの娘」音譜

尚、次のアルバムStrangers In The WindCDにも収録されます。!!

 

 

B面、静かなカウントから始まり、サックス(奏者不明)をフィーチャーしたイントロから、Love Fever音譜

Eric音譜とWoody音譜によるオリジナル曲で、You Made Me~音譜にも共通するAOR的なナンバー、ヒット性のあるナンバーと思います。!!

2曲目、Doobie Brothers音譜を思わせるイントロから、Sweet Virginia音譜

Eric音譜とWoody音譜、さらにはDerek音譜、Leslie音譜、おまけにPat McGlynn音譜と5人の共作とクレジットされたナンバー、完全にアメリカン・ロック・スタイルです。!!

3曲目、ギターがフィーチャーされたイントロから、Inside A Broken Dream音譜

Eric音譜、Woody音譜、Leslie音譜の共作で、邦題は「孤独の涙」音譜

マイナーからメジャーに転調するメロディアスなミディアム・テンポのナンバーです。!!

4曲目、Dance, Dance, Dance音譜、同名異曲も多いナンバーですが、これは、Eric音譜とWoody音譜によるオリジナル!!

ファンキーなサウンドに、Leslie音譜がソウルフルな歌を聴かせます。!!

そして5曲目、このアルバムCDの最後を締めるのは・・・何と、David Bowie音譜の・・・

Rebel Rebel音譜

ここでの邦題は「愛しき反抗」音譜ではなく、「炎の反逆」音譜

Harry Maslin音譜がプロデューサーだから、取り上げたのでしょうか。!!・・・

ヴォーカルはDavid Bowie音譜を意識した歌い方カラオケ

エフェクターをかけたギターはEric音譜なのでしょうか。!?・・・

最後がこの曲ということで、アルバムCDも盛り上がって幕を閉じます。!!

 

 

このアルバムCD日本のオリコン・チャートではNo.1キラキラ

全米チャートでもNo.23キラキラと、Bay City Rollers音譜最大のヒット・アルバムとなりました。

でも先ずは今まで以上に、その音楽が評価されたことが大きかったでしょう。!!

 

 

その音楽が評価を高めたBay City Rollers音譜でしたが、その当時のファンの多くは彼らの音楽を本当に評価していた人達ばかりでしたでしょうか。!?

 

またメンバーでも、Leslie音譜はシンガーとしてさらに上を目指したくなってくるでしょうし・・・

Eric音譜やWoody音譜はもっともっと音楽の幅を広げたいと思うようになるでしょう・・・

そして結局は、Bay City Rollers音譜の終演につながってしまうのでしょう。・・・

 

このアルバムCDに入っている、Don't Let The Music Die音譜はあまりにも意味ありげなナンバーに聴こえてしまいますね。!!

 

 

さて改めて思うと、Bay City Rollers音譜が世界中を席捲していたのは、3年くらい!!

そんな短い時間にも関わらず、良質のポップ・ミュージックをたくさん送り出していたわけで・・・このアルバムCDなど、その最たるものでしょう。!!

 

Leslie音譜はよく日本に来ますが、創始者のAlan音譜は亡くなったものの、Eric音譜、Woody音譜とは是非一緒にやってほしい!!

そして良質のポップ・ロックを再認識させてほしい!!

そのように思っている次第です。・・・

 

(1976年のアルバム その23 DedicationCDに関する日記です・・・)

https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12383594024.html

 

(1976年のアルバム その90 Once Upon A StarCDに関する日記です・・・)

https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12365788705.html

 

(参考までにLeslie McKeown音譜の来日時の日記です・・・)

 

(2020年2月の日記です・・・)

https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12575324079.html

 

(2019年2月の日記です・・・)

https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12438166416.html

 

(2018年2月の日記です・・・)

https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12354058688.html