1976年のアルバム(その23 Dedication / Bay City Rollers) | TOMのブログ

1976年のアルバム(その23 Dedication / Bay City Rollers)

1976年のアルバムCDということで、その年のミュージックライフ誌本の人気投票のTOP10アルバムはすべて取り上げようと・・・

 

唯一、Eagles音譜のHotel CaliforniaCDは1977年にまわすとして、最後に残った1枚・・・

 

Bay City Rollers音譜 / DedicationCD

 

「青春に捧げるメロディー」CDと邦題がついていました。・・・

 

 

予めおことわりしておきますが、今回ここに記すことは、Bay City Rollers音譜のファンの皆様の気分を害することも多々登場するかもしれません。

・・・ですが、42年前の1976年は確かにそのように思っていたし、世間もそのような風潮でもあったと思うので、ご容赦いただければと思っております。m(_ _)m

 

・・・

 

さて何度も記す通り、ちょうど自分が洋楽を断っていた時期にSaturday Night音譜でまさに全米制覇を果たしたBay City Rollers音譜

そして自分が洋楽を再び聴き始めた時期には、Money Honey音譜が大ヒット中!!

そしてRock n' Roll Love Letter音譜、Love Me Like I Love You音譜と続き・・・

Rollers旋風DASH!がますます強く吹き荒れつつあった頃・・・

メンバー最年長でリーダー格のAlan Longmuir音譜が脱退!!

元々、Bay City Rollers音譜からの卒業を希望していて、ファンからの懇願で続けていたようだったのですが・・・

代わって参加したのが、17歳のIan Mitchell音譜

ここで、よりアイドル路線のなってしまったようです。!!ニコニコ

 

さらにアイドル路線というところなのでしょうか、今度はDusty Springfield音譜のヒット曲、I Only Want To Be With You音譜をカバーしてリリース!!

「二人だけのデート」音譜の邦題でお馴染み!!

BCR音譜ヴァージョンも上質なポップ・チューンと思いますが・・・

正当な評価されていたかはどうか!?・・・

 

そしてIan Mitchell音譜参加後、初のアルバムとしてリリースされたのが・・・

DedicationCD

この「青春に捧げるメロディー」CDだったのです。・・・

 

 

尚、1976年から、Bay City Rollers音譜のアルバムはAristaレコードCDとの関係でしょうか、日本盤CDはアメリカ盤CDに準ずるようになったようです。

 

このアルバムCDのプロデュースは、Jimmy Ienner音譜

The Raspberries音譜で名高い人ですが、あとは、Three Dog Night音譜や、Grand Funk音譜

アメリカ指向となっているでしょう。・・・

 

そして、メンバーは・・・

Leslie Mckeown音譜、リード・ヴォーカルカラオケ

Eric Faulkner音譜、リード・ギター、ヴォーカル

Stuart "Woody" Wood音譜、ベース、ヴォーカル

Derek Longmuir音譜、ドラムス、パーカション

そして新加入のIan Mitchell音譜、リズム・ギター、ヴォーカル

Woody音譜がベースにまわっています。・・・

 

A面1曲目、Let's Pretend音譜

言うまでもなく、Eric Carmen音譜作のRaspberries音譜の代表曲!!

Jimmy Ienner音譜がプロデュースであることを示しているよう、イントロが加わって、さらにポップになっているようです。

2曲目、You're A Woman音譜

邦題、「すてきな君」音譜

Eric音譜とWoody音譜によるオリジナルのメロディアスなバラード・ナンバー!!

そして、3曲目、Rock 'N Roller音譜

これもEric音譜とWoody音譜によるオリジナル!!

Leslie音譜、Eric音譜、Woody音譜と歌い回すノリのいい人気曲!!

日本ではシングル・カットされました。!!ニコニコ

続いて4曲目は、先行シングルとなっていた先述のI Only Want To Be With You音譜

「二人だけのデート」音譜

5曲目は、ライヴの臨場感溢れた始まり方のハードなナンバー!!

Yesterday's Hero音譜

John Paul Young音譜の1975年のヒット曲!!

アメリカではシングル・カット!!

日本ではRock ’N Roller音譜とカップリングでシングルとなりました。・・・

 

B面に行くと・・・Leslie音譜がキーボードをバックに静かに歌う、My Lisa音譜でスタート!!

続いて、お馴染みDon't Worry Baby音譜

勿論、Beach Boys音譜ナンバーですが、基本的なアレンジは同じものの、幾分テンポが速く軽快になっています。

3曲目、Are You Cockoo?音譜、こちらはRuss Ballard音譜の楽しいナンバー!!

尚、イギリス盤には未収録です。・・・

4曲目、Write A Letter音譜

こちらは、Woody音譜、Leslie音譜、Ian音譜の共作の甘いバラード!!

ハーモニカ(!?)の音も印象的・・・邦題は「愛をこめたレター」音譜

アルバム最後はドラマチックなストリングスのイントロから、Ian音譜が語りかけるように歌い始めるDedication音譜

タイトル曲「青春に捧げるメロディー」音譜

ヒット曲を多く書いているGuy Fletcher音譜とDoug Flett音譜の共作

メロディアスなバラードでアルバムは幕を閉じます。・・・

 

尚、イギリス盤は、2曲違っていて、I Only Want To Be With You音譜とAre You Cockoo?音譜の代わりに、Money Honey音譜とRock' N Roll Love Letter音譜が収録されていました。・・・

 

 

そして・・・このアルバムCDが発表された頃に・・・

Bay City Rollers音譜初来日公演決定!!

これはセンセーショナルでした。!!

 

・・・ですが、来日直前にIan Mitchell音譜が脱退!!

そして、代わりに加入したのが、当時18歳のPat McGlynn音譜

Ian音譜以上に可愛い顔のPat音譜はすぐに大人気に!!

 

Bay City Rollers音譜っていったい何なんだよ!?

 

そんな風に思ってしまいました。・・・(苦笑)

 

勿論、来日時、タータン・ハリケーンは大旋風DASH!

一般ニュースにも大きく取り上げられたことは言うまでもないでしょう。・・・

 

 

この当時、数少ない洋楽ファンだった同級生が・・・

 

「えっ!!Let's Pretend音譜大好きなのに・・・Bay City Rollers音譜なんかがやっているのぉ~!!ショック!!・・・」

 

そんな言葉も聴こえたのですが・・・

一つ間違えば、Beach Boys音譜、Raspberries音譜の路線だったかもしれなかったのに・・・

アイドル路線の方に乗っかって、そのままさらに過激に加速!!

それが、この1976年のBay City Rollers音譜

 

正当な評価がされていたのかと言えば、疑問ですが、それがこの時代のニーズだったのかもしれません。・・・

 

(1976年のアルバム その90 Once Upon A StarCDに関する日記です・・・)

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