1978年のアルバム(その24 Sgt.Pepper’s~/~Sound Track) | TOMのブログ

1978年のアルバム(その24 Sgt.Pepper’s~/~Sound Track)

Frampton Comes Alive!CDによって、’70年代のスーパースターとなった・・・

Peter Frampton音譜

彼が、映画 Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandカチンコの主役を務める!!

そのFrampton Comes Alive!CDの大ベストセラーの直後くらいに、そのようなニュースが伝わってきました。・・・

 

そして共演は、The Bee Gees音譜

その他、ロック・ミュージシャン音譜も多数出演!!

これは楽しみ!!ニコニコ

しかも、Tommyカチンコを製作したRSOということで、さらに期待が膨らみました。

 

1978年、Saturday Night Feverカチンコ、Greaseカチンコとまさに破竹の勢いだったRSO!!

それに続けとばかり・・・

 

サウンド・トラック盤CDがリリース!!とのこと!!

そして一足先に、挿入曲である Eart, Wind & Fire音譜の Got To Get You Into My Life音譜がリリース!!

ギターとホーンのイントロから、指のカウント、それに合わせて歌うMaurice White音譜

大胆なアレンジと思いきや、本編はオリジナルに忠実!!

これは、最高!!、さすがEarth~音譜、さすがMaurice White音譜と思いました。!!

 

そして、この

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band  / The Original Motion Picture Sound TrackCD

日本発売と同時に購入したのでした。・・・

 

言うまでもなく、The Beatles音譜のアルバム Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club BandCDを基にして、全編、Beatles音譜ナンバーですが・・・

主人公 Billy Shears音譜を演じる Peter Frampton音譜

Henderson三兄弟を演じる The Bee Gees音譜等、出演者が、Beatles音譜ナンバーを歌っています。!!

 

このサウンドトラックCDのバックに参加しているミュージシャンは・・・

ギターは、Freddie Tackett音譜、Jeff Beck音譜、Larry Carlton音譜、Peter Frampton音譜、Ray Russell音譜、Ricky Hitchcock音譜、Robert Ahwai音譜

ベースは、Clive Chapman音譜、David Hungate音譜、Wilbur Bascomb音譜

ドラムスは、Bernard Purdie音譜、David Dowell音譜、Jeff Porcaro音譜

キーボードは、David Paich音譜、George Martin音譜、Max Middleton音譜

シンセサイザーは、Max Middleton音譜、Lenny Pickett音譜

ムーグは、Francis Monkman音譜

パーカッションは、Bernard Purdie音譜、Ray Cooper音譜、Victor Feldman音譜

ハーモニカは、Tommy Reilly音譜

テナー・サックスは、Emilio Castilio音譜、Lenny Pickett音譜

トロンボーンは、Mick Gillette音譜、トランペットは、Greg Adams音譜、Mick Gillette音譜

バリトン・サックスは、Steve Doc Kupka音譜

オーケストラ・リーダーは、Gavyn Wright音譜、Harry Bluestone音譜

ホーン・セクションは、Tower Of Power Horn Section音譜

そして、George Martin音譜との関連か、Jeff Beck Group音譜のメンバー、そしてほぼこの同時期にデビューするTOTO音譜のメンバーが中心のようです。

 

レコーディングは、ロスアンゼルスのCherokee Studios音譜

コロラド州、ボルダーのNorthstar Studios音譜、ニューヨークのRecord Plant音譜

そして、George Martin音譜ということで、ロンドンのAbbey Road Studios音譜

同じくロンドンのAir Studios音譜

レコーディング・エンジニアは、Geoff Emerick音譜

アシスタント・エンジニアは、Nigel Walker音譜、Anthony D'Amico音譜

マスタリングは、John Golden音譜

ミュージック・コントラクターは、Frank DeCaro音譜、Martyn Ford音譜

アレンジは、George Martin音譜

プロデュースは、2曲を除いて、George Martin音譜

1曲を除いて、John Lennon - Paul McCartney音譜の作品です。!!ニコニコ

 

アルバム・ジャケット、アート・ディレクションは、Glenn Ross

ジャケット・デザインは、Paul Gross、Tim Bryant

ロゴのデザインは、Susan Herr、Tom Nikoseyです。

 

 

レコード1枚目A面、あのイントロから、Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band音譜でスタート!!

The Bee Gees音譜と、Paul Nicholas音譜

この前年、Heaven On The 7th Floor音譜の大ヒット(全米No.6キラキラ)をRSOから放ったPaul Nicholas音譜、同じRSOからTommyカチンコに続いて出演!!

オリジナルに忠実ですが、彼のハードな歌を、Bee Gees音譜のコーラス・ハーモニーがバック・アップしています。

Billy Shears~音譜と、Peter Frampton音譜が登場して・・・

With A Little Help From My Friends音譜

ややリラックスしたムードで歌うPeter音譜、ここでもBee Gees音譜が素晴らしいコーラス・ハーモニーマイク

Introducing Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band音譜となっています。・・・

続いて明るいムードで・・・

Here Comes The Sun音譜、Billy音譜の恋人、Strawberry Fields役のSandy Farina音譜が歌います。このサウンド・トラック盤CD唯一のGeorge Harrison音譜の作品です。!!

続いては、Peter Frampton音譜とThe Bee Gees音譜で・・・

Getting Better音譜、こちらはシンプルに軽快に・・・

一転して、Lucy In The Sky With Diamonds音譜

こちらは、Lucy音譜演じるDianne Steinberg音譜とバックのThe Diamonds音譜を演じるStargard音譜によって、パワフルにソウルフルになっています。!!

そしてオリジナルに忠実なハードなイントロから・・・

I Want You (She's So Heavy)音譜

B.D.演じる名優 Donald Pleasence音譜の語りから・・・

Dianne Steinberg音譜、Paul Nicholas音譜、Bee Gees音譜、Stargard音譜が交互に歌い、それぞれコーラス・ハーモニーマイクでバック・アップ!!

オリジナル同様、ギターのリフレインにノイズが負荷されて・・・

急に切れます。・・・ニコニコ

 

レコード1枚目B面、Bee Gees音譜のコーラスから、Paul Nicholas音譜が歌う・・・

Good Morning Good Morning音譜

Tower Of Power音譜と思われるホーンがバックアップ!!

Peter Frampton音譜もコーラスを付けているようです。

2曲目、ボコーダーを通したBee Gees音譜のコーラスから・・・

She's Leaving Home音譜、Jay Maclntosh音譜とJohn Wheeler音譜が交互に歌います。

3曲目、You Never Give Me Your Money音譜

最初は、Dianne Steinberg音譜が歌い、そしてPaul Nicholas音譜カラオケ

最後の、"1,2,3,4~音譜"は、再びDianne音譜の歌です。!!

4曲目、Oh! Darling音譜

この歌声、そう、Robin Gibb音譜

誰もが"I Started A Joke~音譜"の人だ!!と思う唯一無二の存在ですね。!!

オリジナルは、パワフルにPaul音譜が熱唱しているわけですが・・・

ここでは、ストリングスもフィーチャーされ、ややノスタルジックなイメージも・・・

シングルとして、リリースされ、全米No.15キラキラのヒットとなりました。・・・

5曲目、ギターのイントロから何か!?と思いきや・・・

Maxwell's Silver Hammer音譜

歌う(!?)のは、のは、Dr. Maxwell Edisonを演じるSteve Martin音譜

そう、当時は全米No.1の人気コメディアン!!

コメディ・アルバム A Wild And Crazy GuyCDが全米No.2キラキラ

言葉の関係でダイレクトに日本では受け入れは難しいでしょうが、ここでも彼の面白さは言葉の壁を越えて伝わってきます。!!ニコニコ

ここからまた一転・・・

Polythene Pam音譜、Barry音譜を中心に Bee Gees音譜が歌います。!!

続いて、Peter Frampton音譜が登場!!、彼が歌うは・・・

She Came In Through The Bathroom Window音譜、コーラスはBee Gees音譜

そして、Bee Gees音譜のコーラスから、Nowhere Man音譜、「ひとりぼっちのあいつ」音譜

Pater音譜が静かに聴かせ、そして・・・

Sgt.Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)音譜

Peter音譜とBee Gees音譜によって盛り上げアップ

4曲のメドレーは、Rise To Stardom Suite音譜となっていました。!!

ここまでが、LPレコード1枚目です。!!

 

 

レコード2枚目A面(C面)、前述の Earth, Wind & Fire音譜

Got To Get You Into My Life音譜

元々、ホーン・セクションが挿入されたナンバーの奔りといえるナンバーで。BS&T音譜やChicago音譜もカバーしていますが、このEW&F音譜が絶品!!ニコニコ

この曲のプロデュースは、Maurice White音譜

また映画 That's The Way Of The Worldカチンコに続いて、演奏シーンでとうじょうしています。!!

シングルとして、全米No.9キラキラ、そしてR&Bチャートでは、見事No.1キラキラ

EW&Fキラキラの代表曲としても、今もライヴ音譜で定番です。!!

一方、Paul音譜もWings音譜時代から、ライヴ音譜でプレイしています。!!

2曲目、Strawberry Fields Forever音譜

自らのテーマ曲として、Sandy Farina音譜が歌います。

実は、彼女のこと、この映画カチンコ以外では知らないのですよね。・・・

3曲目、ノスタルジックなイントロから・・・

When I'm Sixty-Four音譜

語るように歌うのは、Mean Mr. Mustardを演じる英国のコメディアン、Frankie Howerd音譜、トーキング・モジュレイターによる音も入り、後半にはSandy Farina音譜も歌に加わります。

4曲目は、トーキング・モジュレイターのイントロから、Mean Mr. Mustard音譜

自身のテーマ曲として語るように歌う、Frankie Howerd音譜

声が日本の熊倉一雄さんに似ているように思います。(笑)

5曲目、Fixing A Hole音譜

ここで歌うのは、Mr.Kiteを演じる George Burns音譜

この時、82歳!!、今なら不思議ではありませんが、1978年当時は驚かされました。

6曲目、Because音譜

Bee Gees音譜の美しいコーラスをバックに歌うのは・・・

神父役のAlice Cooper音譜

相変わらず、アクの強い歌を聴かせてくれます。!!

ここで一転、曲は、ピアノから失意のBilly役のPeter Frampton音譜が静かに歌う・・・

Golden Slumber音譜

そして、Bee Gees音譜のコーラスマイクを中心に、、Carry That Weight音譜

途中の歌の部分は、ギターギター、コーラスのリフレインでこの2曲のメドレー!!

The Death Of Strawberry音譜と題されていました。・・・

 

 

レコード2枚目B面(D面)、Come Together音譜

そう、ここでのパフォーマンスは、Aerosmith音譜

Future Villain Band音譜ということで、海賊スタイルの悪役!!

楽曲はオリジナルに忠実ですが、カッコいい!!

プロデュースは、お馴染みJack Douglas音譜とGeorge Martin音譜

シングルでリリースされ、全米No.23キラキラ

尚、Peter Frampton音譜とSteven Tyler音譜の争いのシーンも今となっては貴重です。!!ニコニコ

一転して、2曲目は、Being For The Benefit Of Mr. Kite!音譜

Peter Frampton音譜とBee Gees音譜に、Mr. Kite演じるGeorge Burns音譜も加わって・・・

楽し気な雰囲気が伝わってきます。・・・

3曲目、ピアノとストリングスをバックに、Peter Frampton音譜が歌う・・・

The Long And Winding Road音譜

ここは、Peter音譜の独壇場!!

尚、この年、来日記念盤として、日本独自でシングル・リリースされました。!!

(因みに日本公演ではプレイされていません。(苦笑))

4曲目、アコースティック・ギターで静かに、Barry Gibb音譜が歌い始める・・・

A Day In The Life音譜

元々、George Martin音譜のプロデュースの傑作ですが、オリジナルに忠実!!

但し、John音譜の歌の部分も、Paul音譜の歌の部分もともにBarry音譜が歌っています。

コーラスは、Bee Gees音譜、そしてストリングスが大きくなっていき・・・

ドラマチックにエンディングです。!!

・・・前曲の余韻が続く中・・・ドラムスがフェイドイン・・・

Get Back音譜

歌うのは・・・金色の風見織から姿を変えた・・・

Billy Preston音譜

そう、The Beatles音譜のオリジナルのGet Back音譜でオルガンを弾いているまさにその人!!

そして、プロデューサーのGeorge Martin音譜以外では、今回ただ1人のBeatles音譜との共演者です。!!

シングル・リリースされ、全米

Billy Preston音譜による Get Back音譜はやはり特別!!

彼自身、その後亡くなるまで自分のライヴ音譜では必ずプレイしていました。・・・

Billy Preston音譜によって、元に戻されたところで、グランド・フィナーレ音譜

Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Finale)音譜

Full Cast音譜ということですが、映画カチンコの方では、最後のシーンに多くのミュージシャンがカメオ出演!!

Ann Wilson音譜、この翌年に亡くなるMinnie Riperton音譜、同時期にGrease音譜のテーマ曲を歌っていたFrankie Valli音譜・・・多くの人の姿が見えます。!!

レコードの方も盛り上がって、ここでエンディングです。!!ニコニコ

 

 

豪華なアルバムCDでしたが・・・

全米最高位No.5キラキラ

同じRSOが制作した作品として、Greaseカチンコに続けとばかり・・・でしたが・・・

結果としては、明暗を分けた形になってしまいました。

 

シングルとしてリリースされた4曲は、内容もよくむしろ映画とは関係ないところで、傑出した作品として評価されていますが・・・

それ以外のサウンドトラックの方は酷評・・・

特にPeter Frampton音譜は・・・ショック!

正直、Peter音譜の大ファンであった自分も、この中の彼の歌カラオケ等、全くいいと思いませんでした。!!

Bee Gees音譜のハーモニーで、何とかなっている、そんな曲ばかりに思います。

 

例の如く、映画も失敗作に、日本でもすぐには公開されず、翌年になってなんと「サージャント・ペッパー」カチンコという、手抜きとも思える邦題でB級扱いでの公開となりました。(確か名古屋では最初上映館すらありませんでした。ショック!

 

そして、この映画の失敗で、Peter Frampton音譜はスーパースターの座からずり落ちてしまうことになるのでした。・・・

 

この映画、もしBilly Shears役を同じRSOでヒット作を連発したJohn Travolta音譜か、Bee Gees音譜の関係で、Andy Gibb音譜が演じたら、どうだったのかな!?・・・

そうも思っていたのでした。・・・

 

 

Peter Frampton音譜ですが、自分のライヴ音譜では、アコースティック・ギターでNorwegian Wood音譜をやっていますし、グラミー賞授賞式のトリビュート・バンドでは、Steve Lukather音譜と一緒に、Paul音譜とRingo音譜のバックでプレイしています。

そう、その後、Beatles音譜関連でも本当にいい仕事をしています。

 

このSgt. Pepper's Lonely Hearts Club Bandカチンコの頃は、Peter音譜自身もスタートしての驕りもあったろうし、何が自分に合っているか、その辺も疎かにしていたのかもしれません。・・・

 

 

1978年~1979年あたりは、最もBeatles音譜の神通力がなくなっていた時代では!?

と思っています。・・・

 

John音譜は、House Husbandに・・・、George音譜は、ビジネスマンとしてマイペースな活動、Ringo音譜は既にスターと言える活動は・・・

唯一、Wings音譜として、世界のトップに君臨していたPaul音譜も、LONDON TOWNCDが全米No.1キラキラを逃し、そしてWith A Little Luck音譜以降はヒットも途絶え・・・

 

1976年に、Appleがなくなった時点で、何かBeatles音譜も過去のものになった感じはありましたが・・・

長い歴史の中でもBeatles音譜そのものが1番テンションが低かった時代と思います。

 

George Martin音譜もそれ以降にもっといい仕事をたくさん行っていますし、このSgt. Pepper's Lonely Hearts Club BandカチンコCDももっと後の時代だったら・・・

もっと違ったものができたのでは!?

そういった意味では、Peter Frampton音譜も運が悪かったかもしれません。・・・

 

ただ・・・

 

John音譜、Paul音譜、George音譜、Ringo音譜

 

1978年は、4人とも健在だったのでした。・・・

 

(Peter Frampton音譜のアルバム)

 

(1977年のアルバム その9 I'm In You CDに関する日記です・・・)

https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12506539368.html

 

(1976年のアルバム その7 Frampton Comes Alive!CDに関する日記です・・・)

https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12376415484.html

 

(The Bee Gees音譜のアルバム)

 

(1978年のアルバム その2 Sayurday Night FeverCDに関する日記です・・・)

https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12599134436.html

 

(1977年のアルバム その53 Here At Last...CDに関する日記です・・・)

https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12583432434.html

 

(1976年のアルバム その82 Children Of The WorldCDに関する日記です・・・)

https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12455563373.html

 

(1975年のアルバム その45 Main CourseCDに関する日記です・・・)

https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12347628000.html

 

(参考までに・・・)

 

(1978年のアルバム その5 GreaseCDに関する日記です・・・)

https://ameblo.jp/take-1097-da/entry-12600305404.html

 

1978年のアルバム・シリーズ、全米最高位No.5キラキラを続けていて・・・あと映画 FMCDのサウンド・トラックが該当するのですが・・・

こちらは、ヒットしたSteely Dan音譜によるテーマ曲 FM音譜と、少し登場するLinda Ronstadt音譜のTumbling Dice音譜等のライヴ・ヴァージョン音譜以外は、当時のヒット曲のオムニバス構成につき、対象外とさせていただきました。・・・

ということで、次からは全米最高位No.6キラキラのアルバムCDを取り上げます。!!ニコニコ