作家・土居豊の批評 その他の文章
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土居豊のエッセイ更新! 「あと一年で還暦」

土居豊のエッセイ更新!

「あと一年で還暦」

 

 

※1998年、プラハにて。この頃はまだ若々しかった

 

 

 

 もうすぐ60歳ということで、ふと思い出した。以下のエッセイ引用のように、我が師匠、故・小川国夫は、還暦過ぎてからも晩年ずっと、母校から敬愛されていた。

 

 

※引用(小川国夫『昼行燈ノート』より)

《私は母校の高校とか、その近くの蓮華寺池のあたりを、毎日のように牛歩で散歩します。

 

蓮華寺池を最も速く回ったのは藤枝東高校サッカー部の中山雅史君です。この池を最も遅く回ったのは同校OBの小川国夫君です。

 

三年に一回、私は定例の講演をそこでやっているのですが、いつもうまく行かなくて、悔いては、それにもめげずに新しい話題をさがし、それも駄目で、また考え、と繰り返している》

 

※同

《生家に住んでいて、しかも(ほとんど)生まれた場所で原稿を書き続けているのが、私の妙なめぐり合わせです。そして歩いて四、五分のところにある母校藤枝東高等学校では、二十年も前から、三年に一度講演するしきたりになっています。過日も演壇に上がりましたが、私の話がおもしろくないことをいち早く見抜いたのでしょう、生徒たちがざわめいていました。すると一人の先生が彼らの中に割ってはいり、静かにしろ、小川さんがお元気なうちに話をうかがっておけ、とたしなめるのが耳に入りました。》

 

 

※ご自宅での小川国夫。筆者宛のサインを書いていただいた

 

 

 

 もちろん、同じ作家といっても、昭和の大作家である小川国夫と、元・ライター兼講師の私とでは、比較にならない。それでも、現役作家として細々とでも世間に作品や文章を問い続け、少し前まではメディアにもかなり露出していた。

 それが、母校に講演に呼ばれるどころか、意味不明な顛末で「出禁」扱いにされることとなった。満59歳、あと一年で還暦というこの年になって、予想外なことに、母校を失った。しかも詳細は、以下の記事のように、母校から厳重な注意(抗議)を受け、やむをえず公開記事では書けない次第だ。

 

 

※参考記事

(加筆修正・2026年3月16日)

心ならずも以下の記事を削除しました(アメンバー限定記事)

https://ameblo.jp/takashihara/amemberentry-12958723233.html

 

 

 

 結局、どういうことなのか私には不明なまま、懐かしい母校の敷居をまたげない有様に追いやられた。まあ、ほんの2年前まで、母校にはすっかり無沙汰をしていたので、今更「出禁」だというのも、気にしなければいいだけのことだ。そう自分に言い聞かせている。

 

 

 

 

 

 

 

 この一件、あの世で師匠はさぞお笑いになっていることだろう。

 それでも、私は師匠に負けないように、60歳からでももう一花咲かせるつもりだ。師匠・小川国夫も、60歳から大阪芸術大学に客員教授として招かれ、そこから17年間、学生を育てた。しかも、ご自身で誇っていらっしゃったが、60歳からあと、小説を5冊も出して、エッセイは数知れず、2度目の全集も途中未完だが刊行された。小川国夫は「60歳からでも大きな仕事はできる」といつも語っていた。私淑していた私も、それを見習いたい。

 

 

 

※小川国夫と筆者、焼津にて

 

 

来月8日、師匠・小川国夫の命日がまた巡ってくる。今年も、しばし我が師の作品を読み返し、懐かしい声が聴ける録音資料に耳を傾け、師匠と過ごした時間を追想したい。

 

 

 

 

※小川国夫関連の筆者記事

 

追悼・小川国夫 没後17年

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12893067555.html

 

《小川国夫と接していた日々を思い起こすたび、懐かしさと慕わしさがこみ上げてくる。》

 

 

※「アポロンの島」と「スプートニクの恋人」〜エーゲ海をめぐる小川国夫と村上春樹の差

https://note.com/doiyutaka/n/n27489b4a2376

 

《村上春樹の描いたエーゲ海、ミコノス島(をモデルとしたらしき)島には、異国の臭いがない。一方、小川国夫が同じ島を描くと、「異国」どころか「異界」の香りが立つ。》

 

 

※過去記事

土居豊の文芸批評 特別編

【(追悼)小川国夫没後16年、今の若い人に薦める小川作品】

https://note.com/doiyutaka/n/n619268c7feb8

 

 

※筆者の小川国夫に関するブログ

作家・小川国夫の命日(4月8日)によせて

http://ameblo.jp/takashihara/entry-11507605937.html

 

 

 

映画『黒牢城』の舞台・有岡城跡はJR伊丹駅すぐ、イオンモールからも見える

映画『黒牢城』の舞台・有岡城跡はJR伊丹駅すぐ、イオンモールからも見える

 

 

 京アニ作品『氷菓』原作者で、直木賞作家の米澤穂信の小説『黒牢城』は、戦国時代の荒木村重の居城だった有岡城が舞台だ。

 この有岡城跡は、JR伊丹駅のそばにあり、細い川をはさんでイオンモールからも見えることは、意外に知られていないかもしれない。

 大河ドラマ『軍師官兵衛』でも描かれたエピソードが元になっていて、黒田官兵衛が荒木村重に囚われた事件を背景とした、歴史ミステリーである。

 ところで、私もこの荒木村重の乱と官兵衛虜囚の物語が好きで、この歴史をベースとした児童文学を以前、書いた。

 私の児童文学作品の方は、タイトルを『名探偵ブロッくんとお城のおばけ』と付けて、総合マンガ誌「キッチュ」に掲載された。もう昔のことなのですっかり忘れていたが、今回、久しぶりに有岡城跡を眺めて思い出したのだ。

 

 

※「キッチュ」ワイズ出版第2号に土居豊の新作短編も掲載

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12437529134.html

 

「キッチュ」ワイズ出版第2号

http://studiokitsch.info/index.html

『名探偵ブロッくんとお城のおばけ』土居豊 作 イラスト:鬼山龍宿

《少年少女たちが、古き城の謎を挑むのほほん謎解き》

ぜひお読み下さい!

 

 

 

 

 この児童文学の中で、小学生のブロッくんが名?推理をするもとネタは、上述した荒木村重の乱の歴史エピソードだ。

 現在の有岡城跡は、広大な惣堀の城だった村重の有岡城の、ほんの一部が遺構として残るだけだが、イオンモール側から見ると、なるほど守りの固い城だとわかる。写真のように、イオンモールと有岡城の間にJR伊丹駅があるが、深い谷底になっていて、昔はこのJR線が走る谷間が、堀だったのだろう。攻めようとしても、なかなか攻めにくい城だ。しかも、現在は川筋が変わっているが、猪名川の幅広い川筋が堀の外側に二重の守りとして流れている。

織田信長の有岡城攻略の舞台は、ちょうど私の住む北大阪、北摂地域にまたがっていて、実際に知っている地形がそのまま城攻めの話に登場するので、興味深い。

 

※JR伊丹駅前

 

 

※伊丹駅の向こうが有岡城あと

 

 

※JR線は谷底になっている

 

 

 信長が陣を構えたのは阪急電鉄宝塚線沿線だし、ちょうど豊中市の高台から地形は猪名川に向かってずっと下りになっていき、隣の兵庫県伊丹市に入ると猪名川をはさんで有岡城跡と向かい合う形だ。

 北摂地域は、織田信長とゆかりが深く、天下統一の途上で京都を支配しながら、信長は西国街道を使って西の強敵・毛利家と対峙していた。同時に現在の大阪城のあるあたりで籠城戦を続けていた本願寺とも長い戦いを繰り広げていた。つまり、現在の兵庫県東部の阪神間あたりから、ちょうどJR京都線や阪急京都線、名神高速道路などの道筋に重なるあたりで、京都と各戦場を行ったり来たり忙しく戦争を続けていたわけだ。

 その信長の有岡城攻めを思い起こしながら、イオンモールの映画館で米澤穂信の『黒牢城』の映画化を観るのが、今から待ち遠しい。

 

 

 

 

※映画『黒牢城』

https://movies.shochiku.co.jp/kokurojo-movie/

 

 

※原作

https://kadobun.jp/special/kokurojyo/

 

 

※黒田官兵衛の一生を描いた司馬遼太郎の『播磨灘物語』

https://www.kodansha.co.jp/book/products/0000225777

 

 

※総合マンガ誌「キッチュ」刊行記念展示会、筆者の児童文学作品も掲載された

 

 

 

 

 

東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から15年

東日本大震災、東京電力福島第一原発事故から15年

 

 2011年3月11日に震災・津波・原発事故による衝撃は、大阪府在住の私でさえ大変なものだった。その後の世間のあれこれなどを、時事エッセイにまとめたものが、以下の電子版だ。

 

 

※『時評集 もしも地震ポケモンがいたならば 定点観測・3.11後の文化芸術』(土居豊)

 

https://amzn.asia/d/07650AZ9

 

 

 また、これまで繰り返し、この3月11日に合わせて、原発事故のリアルタイムでの危機感、恐怖感を実感しようと、時系列に合わせて東電テレビ会議記録を中心に時々刻々と事態が悪化していく様子をツィート(ポスト)していく試みを、何度も行った。

 

 

※noteでまとめたもの

東日本大震災&原発事故14年〜記憶を新たにする

https://note.com/doiyutaka/m/m34bf87b2b405

 

第1回

https://note.com/doiyutaka/n/n45b05351c47b?magazine_key=m34bf87b2b405

 

 

 今回、NHKなどで震災&原発事故15年目の特集が色々放映されているが、どうも歯がゆい部分が多い。特に、NHKのクロ現で故・吉田所長(事故時の福島第一原発所長)の談話を、いかにもスクープ然として放映したのには、首を傾げてしまう。

 そういうものは、もっと早く、もっと大きく取り上げるべきだった。

 また、美談のような扱いにも疑問だ。この談話を取り上げて、同じ東電の柏崎刈羽原発の再稼働を批判するべきではなかったか。

 吉田所長が語る福島原発事故の現場の悲惨さを知れば知るほど、同じ老朽の世界最大の原発である柏崎刈羽を再稼働させるべきではないことは、明らかなはずなのだ。

 

 

 東電福島第一原発事故で、われわれが肝に銘じなければならないのは、巨大原発という存在が必然的に持つ「全滅」の可能性だ。

 原子炉が6つも7つも同じ敷地に隣接する巨大原発は、フクイチ事故で実際にそうなったように、一つが過酷事故に陥ると、その対応次第では他のすべての原子炉が同じ過酷事故に陥るという罠が仕掛けられている。

 考えてみれば当たり前なのだが、一つの原子炉が放射能汚染で接近できない事態になってしまえば、同じ敷地に隣接する原子炉がすべて、接近不可能になる。つまり、一つだけの原子炉の致命的な事故が、隣接する残り5つ、6つの全部の原子炉の放棄を意味する。

 だからこそ、311当時の菅直人総理は、東電幹部がフクイチ事故現場からの撤退を考えていると聞いて、「東日本全滅」を意識したのだ。本当に、そうなりかねないギリギリの危機だった。フクイチの6つの原子炉がすべて過酷事故に陥っていれば、あの時、本当に日本は関東以東をすべて失ったかもしれない。

 もちろん、そうなれば日本という国が存続できるとは到底思えない。この国土消滅のシミュレーションは、はるか以前に、故・小松左京が小説『日本沈没』で描いているではないか。

 この点で、本当は吉田所長の最後の談話とともに、当時の総理大臣だった菅直人氏に、事故当時の記憶をもっと詳しく、タブーなしに語ってもらえればよかったのに、と悔やまれる。今となっては、菅直人氏は健康上の理由で、そういった詳しい談話を残せる状態ではないという話だ。

 同じ意味で、あの時、内閣にいたすべての政治家やスタッフに、フクイチ事故当時の記憶を、タブー抜きで語っておいてほしいと思う。

 

 

 以下の映像記録、「東電テレビ会議」も、音声が消されている部分を回復させてほしい。特に、菅直人総理が東電本店に乗り込んできて演説した箇所の音声を回復させてほしい。

 

 

※YouTubeで視聴可能な「東電テレビ会議」映像

2012年3月12日22時59分~3月15日0時06分の映像

 

https://youtu.be/RWbCiJPA_Lg?si=x7s0qFrWVhp-iD8b

 

 

※NHKサイトで参照できる「東電テレビ会議」記録

https://news.web.nhk/news/special/shinsai-portal/genpatsu/

 

 

※この書籍も、ぜひ復刊してほしい

『福島原発事故 東電テレビ会議49時間の記録』福島原発事故記録チーム 編  宮﨑 知己 解説  木村 英昭 解説

https://www.iwanami.co.jp/book/b262814.html

 

※2011年3月当時の週刊誌

 

 

 

 

 

 

 

 

教育ジャンルトップ50位入り!→大阪府立高受験最終倍率確定〜驚愕!府立池田高が定員割れギリギリ

 

教育ジャンルで久々にトップ50位ランク入り!→「大阪府立高校受験の最終倍率確定〜驚愕!府立池田高校が定員割れギリギリ」

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12958983801.html

 

 

 上記記事へのアクセスが爆上がりですが、他にも最近、公立高校関連の記事をシリーズでアップしていたのも影響したに違いありません。

 公立学校ネタの記事は色々やっかいなので長らく書かないでいましたが、世間的には注目度が高いのです。シリーズ記事もどんどんアクセスが増えていましたが、前々回のアメンバー限定記事に書いたように、よんどころない事情で削除せざるを得なくなりました。

 もし読者の方々が過去記事にもご興味あれば、ぜひアメンバー申請をしていただければ光栄です。

 

 

 

以下、Xなどで加筆したものも追加します。

 

(加筆)

 

参考記事「2020年、大阪府立高校受験倍率」

 

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12580614066.html?fbclid=IwY2xjawQZwSxleHRuA2FlbQIxMABicmlkETFJS3ByTnRZazEzYWdBY056c3J0YwZhcHBfaWQQMjIyMDM5MTc4ODIwMDg5MgABHjYbB-M0JRrLeIkCpkU_jjANyK8iQbWwsGB2-lHnVrNGmh3aMrQlXDQJ-M6V_aem_ApcNFeA60Z5b1uHnLxyqCw

 

 6年前、2020年春の大阪府立高校受験の倍率が、すでに異常だった。明らかに、維新の会の教育改悪の結果だった。あれから6年、ますます教育格差は拡大している。

 府立高校トップ10校だけは安泰で、その下のランクの高校は、毎年、振り回され続けて、ついに今年はハイレベル校のすぐ下のランクの池田高校などまで定員割れスレスレになった。このまま維新の会の独裁を放置すれば、伝統ある大阪府立高校は完全に滅ぼされる。

 以下、ここ数年の大阪府立高校受験倍率の異常さを、過去記事で振り返ってみよう。

 

 

※参考1

2019年の大阪府立高校受験と、大学入試結果

「(まとめ)今年の大阪府立高校入試と大学入試の結果で、維新の会教育改革失敗が証明された」

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12450639923.html

 

《結論を言うと、橋下維新の改革で大阪府立高校はズタズタにされた。

具体的には、

1)橋下教育改革の目的だった府立高校の競争力増加は、思ったほど伸びていない(毎年、京大に100人程度、東大に数人合格)。

2)府立高校を統廃合する一方、なぜか大阪府下の私立高校が税金で守られている。

3)大阪府下の中堅層の生徒は、統廃合で倍率の上がった中堅校を大量に落ち、私立高校に大量に流れている。

4)大阪府下の低学力の生徒は、進路不明となりつつある。本来受け皿となるはずのエンパワメント校などが定員割れしているから、その分、私立に流れたと考えられるが、その実態はわからない。》

 

 

※参考2

2021年の大阪府立高校受験倍率

「2021年度大阪府公立高校入試の倍率、確定。高倍率と定員割れの格差を作ったのは維新の会の教育政策だ」

 https://ameblo.jp/takashihara/entry-12660782281.html

 

《維新の会の教育改革の目玉、大阪府立高校文理学科はどこも高倍率だ。特に、豊中高校と茨木高校が目立つ。大阪府トップ校の北野へ行きたくても手が届かない層が、この2校に集中するのだろう。もちろん、高学力の生徒をきちんと伸ばすのは必要なのだが、府立トップ10校の文理学科、このところ、肝心の大学進学の結果がもう一つだ。他の大多数の高校生を踏み台にして、超エリートを育成するはずなのだから、それにしては今ひとつの結果しかあがっていない。維新の会10年の教育改革は、成功だとはとても言えない。》

 

 

※参考3

2021年の大阪府立高校の大学入試結果

「共通テスト初年度とコロナ感染危機のダブルパンチの中、大阪府立の高校3年生の国公立入試結果は?」

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12665734954.html

 

《京大・阪大・神戸大の合格者数の差をみると、豊中高校は神戸大がボリュームゾーンだとわかる。

それはそれでいいじゃないか、というかもしれないが、ちょっと待て、と言いたくなるのだ。

つまり、こういうことだ。大阪府立高校トップ高グループ、文理学科10校の中に入っている豊中が、京・阪大ではなく神戸大にもっぱら進学させている。これでは、はたして12年間かけた維新の会の競争政策は成功したと言えるのだろうか? 現に、阪大の現役合格で、普通科の春日丘や千里と、そこまでの差はないではないか。》

 

 

※参考4

2022年の大阪府立高校受験の倍率

「(3月5日更新 倍率確定版を追加)入試2022年大阪府立高校入試の倍率、維新の会の教育改悪」

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12730121136.html

 

《昨年までの場合よりもっと倍率が偏っている。

中堅校だけでなく下位の府立高からも、私立に多数の生徒が流れる傾向は、高校生の保護者層にとって、経済的な痛手になりかねないのだ。つまり、維新の会の宣伝する「私立無償」を信じてしまった場合、府立高校を高望みして落ちてしまうと、多くはその日のうちに私立高校への入学手続きが必要で、思いがけない大金を払うはめになる。》

 

 

※参考5

2023年の大阪府立高校受験の倍率

「2023年度高校入試、大阪府立高校倍率は維新の会の教育政策の最悪の結末だ」

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12792660974.html

 

《解説すると、この旧1学区には橋下府知事時代、14年ほど前までは、偏差値的に中堅の普通科高校がもっとたくさんあり、偏差値の低い普通科も数校あった。ところが、中堅の府立高校が次々統廃合され、現在、旧1学区の中堅校は片手でおさまる。その中で最も人気が集中するのが桜塚高校だというわけだ。偏差値の低い方も、どんどん統廃合され、豊島高校が成績低位の中で安定した人気の学校になってしまっている。

そうなると、この倍率のまま、受験が行われると、どうなるか?

中堅高レベルと、偏差値低位レベルの生徒が大量に不合格になり、併願受験した私立高校に流れる。

これこそ、橋下府知事以来の維新の会のやった教育政策の成れの果てなのだ。》

 

 

※参考6

2024年の大阪府立高校受験の倍率

「2024年大阪府立高校の異常な倍率差、維新の会教育改悪はもう取り返しがつかない大混乱」

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12843455985.html

 

《大阪府立高校トップ10である文理学科以外で、本来なら中堅私大進学を狙えていた中堅クラスの府立高校が軒並み、維新の府立高校統廃合政策で次々に減らされた。そこで、成績中堅層の生徒は、これまた維新の会主導による私立高校授業料無償によって、結果的に私立へ流れる仕組みである。これが、維新の会の政策による一部私立高校への利益誘導を疑わせる理由だ。だが、2024年春の府立高校受験の様相は、これまでよりひどい。さらに今後、私立高校授業料無償の所得制限が撤廃される予定で、これによってますます混乱が増すだろう。大阪府下の高校進学は、完全にカオス状態で、中学校による進路指導はもはや不可能な有様だ。》

 

 

※参考7

2025年の大阪府立高校受験の倍率

「大阪府立高校、定員割れ多数。なんと寝屋川・八尾・鳳も!」

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12889155541.html

 

 

 

以下、画像は、大阪府の私立高校と、名門府立高校の施設対比(注:筆者の独断と偏見で選んだ箇所です)

 

※名門公立高校

 

※このトイレは、高齢のOBが遺産を寄贈して最新設備に改築された

 

 

 

※某私立高校の校内

 

 

 

 

大阪府立高校受験の最終倍率確定〜驚愕!府立池田高校が定員割れギリギリ

大阪府立高校受験の最終倍率確定〜驚愕!府立池田高校が定員割れギリギリ

 

※参考記事

【志望校が検索できる一覧表】大阪府内公立高校・一般選抜の入試倍率…北野1・26倍、天王寺1・16倍【確定】

https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20260306-GYO1T00149/

 

 

大阪府立高校受験の最終倍率確定。

ますます、文理学科などのハイレベル校と、普通の学力レベルや学力の低い高校との倍率格差が極端な開きになっている。

特に今回は、中堅校だけでなく、文理学科に次ぐ高偏差値の府立高の定員割れや定員ギリギリの事例が目立つ。

また、職業系の低倍率もますます顕著で、吹奏楽日本一の府立淀川工科高校まで定員割れだ。

この10数年間、維新の会の大阪教育改悪の結果だということを、もういい加減大阪府民も素直に認めたらどうか。

このまま維新独裁を続けさせたら、伝統ある大阪府立の高校は完全に滅びてしまう。

 

 

学校区分 学校名 募集数 志願者数 応募倍率

府立   池田  360  359    1.00

 

府立   春日丘 320  530    1.66

 

府立   豊中  360  644    1.79

 

府立   茨木  320  446    1.39

 

府立   淀川工科 210  193   0.92

 

 

 

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