作家・土居豊の批評 その他の文章
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>

土居豊の新作小説『メロフォンとフレンチ』がBOOK ⭐︎WALKERで週間ランキング1位!

土居豊の新作小説『メロフォンとフレンチ』が、KADOKAWAのBOOK ⭐︎WALKERで週間ランキング1位!

 

 

 

 

日間 文芸・小説 45位  ラブストーリー 1位

週間 ラブストーリー 1位、

月間 ラブストーリー 10位

※同人誌・個人出版部門です

 

土居豊の音楽小説『メロフォンとフレンチ』

 

 

ブックウォーカー版

https://bookwalker.jp/de974fa0d0-bb72-4f01-b665-cac9c7259fce/?_ga=2.224024991.523969655.1642153124-1513163038.1642040185

 

kobo版も発売開始!

https://books.rakuten.co.jp/rk/92f1b064e8673ab88a64fbb157cf45d4/?lid=kobo_pc_mylibrary_prv_book_title

 

※Kindle版はこちら

https://www.amazon.co.jp/dp/B09QJWC25X/ref=cm_sw_r_tw_dp_4MESSV8RD00RQ8H4SXF5

 

《楽器不足の中でステージを実現していく吹奏楽大好き高校生たちの友情と恋の青春。

『ウィ・ガット・サマータイム!』の姉妹編》

 

土居豊の新作小説『メロフォンとフレンチ』 あらすじ、キャラクター、作品背景などを紹介!

https://note.com/doiyutaka/n/n64f59ad3b2f3

 

※noteでは第1章まで無料で読めます!

https://note.com/doiyutaka/n/ncc9940cce1a4

 

 

 

※解説動画

新作の小説『メロフォンとフレンチ』は吹奏楽部の青春群像を描く音楽小説です。現在よく売れている、大規模校が吹奏楽コンクールを目指すお話ではなく、地元密着で生徒だけの活動による演奏会づくり、地元の3つの高校が協力して合同演奏会を実現するお話です。

内容と作品背景について、作者の土居豊自ら語っています

配信動画

https://youtu.be/OfCYRXiSqt8

 

https://youtu.be/IaspTgqiTpo

 

 

 

 

 

 

【前作『ウィ・ガット・サマータイム!』について】

 

 

音楽小説『ウィ・ガット・サマータイム!』(土居豊 作)解説動画をご覧ください!

https://youtu.be/ySKZY_Geh_0

 

販売サイト

BOOK⭐︎WALKER

https://bookwalker.jp/de6c5f7f12-9f7d-4914-bd67-000c63cc50a8/?_ga=2.87758878.783377174.1586495988-1573749936.1586495988

 

Kindle

 

 

kobo

https://books.rakuten.co.jp/rk/576dbfe4d03936f8bfb5bb3c0b7f7f7b/

 

※noteでは5章まで無料で読めます!

小説『ウィ・ガット・サマータイム!』土居豊 作

 

第1章 ユニゾン1〜謎の楽譜1

https://note.mu/doiyutaka/n/na42f2da287a0

 

吹奏楽好きの方、ジャズ好きの方、80年代に学生時代を過ごした方、昭和の青春群像を懐かしみたい方、あるいは、これまでの吹奏楽もの小説に不満足な方、新しい吹奏楽ものを読みたい方、ぜひ!

 

 

 

 

土居豊の新作小説、刊行開始! 『メロフォンとフレンチ』(Kindle版)

土居豊の新作小説、刊行開始!

『メロフォンとフレンチ』(Kindle版)

https://www.amazon.co.jp/dp/B09QJWC25X/ref=cm_sw_r_tw_dp_4MESSV8RD00RQ8H4SXF5 

 

 

昭和の吹奏楽部で広く用いられたメロフォンをモチーフに、楽器不足の中で工夫してステージを実現していく吹奏楽大好き高校生たち。17歳の友情と恋の青春を描く。

音楽小説『ウィ・ガット・サマータイム!』の姉妹編。

 

※(最新更新2022年1月17日)土居豊の新作小説『メロフォンとフレンチ』 あらすじ、キャラクター、作品背景などを紹介!

https://note.com/doiyutaka/n/n64f59ad3b2f3

 

※noteでは第1章まで無料で読めます!

https://note.com/doiyutaka/n/ncc9940cce1a4

 

音楽小説『メロフォンとフレンチ』土居豊 作

第1章「メロフォンとフレンチ・ホルン」

(1)

1)女子高生吹奏楽部員の悩める日常

2)メロフォンとフレンチ・ホルン、どっちがどっち?    

3)中古のフレンチ・ホルンを買いましょう

4)ホルンのテクニックという本を読んでみた

(2)

1)三校合同の演奏会はけっこう大変だ    

2)三校合同の演奏会は大変だが、楽しい

3)ホルンの練習方法はこんなに違うの?

 

あとがき

 

昭和の吹奏楽部で広く用いられたメロフォン、その魅力と欠陥を一つのモチーフとして、楽器不足の中で工夫してステージを実現していった吹奏楽大好き高校生たちの青春を描き出そうと挑戦してみました。

本作は、前作『ウィ・ガット・サマータイム!』と同じ吹奏楽部で、ホルンを担当する女子部員・谷山みすずが主人公です。

みすずは吹奏楽の初心者で、抽選に落ちてフレンチ・ホルン担当になるのですが、なかなか音が鳴らせません。厳しい先輩にびくびくしながら練習するうち、間違った吹き方で悪い癖をつけてしまいます。

1年生のはじめの頃、楽器不足のために一時的にあてがわれていたメロフォンを、2年生になってからあるきっかけで吹いてみたみすずは、フレンチ・ホルンよりもうまく音がなるように感じます。その後、近隣の高校との合同演奏会の時、指揮者をしてくれる他校OBの大学生が、ジャズでホルンを使ったものがあるのを教えてくれたこともあって、彼女はメロフォンをジャズ演奏に使ってみることになるのです。

本作のテーマの一つは、吹奏楽では目立たない楽器でアンサンブルをする喜びを描くことでした。そのためには、地味な中音域の楽器担当のキャラクターを主人公にする必要がありました。

昭和の吹奏楽部にたいていいくつかころがっていたメロフォン、この奇妙な楽器はどこから? なぜ学校に? そして日本のブラスバンドになぜ使われることになった?

戦後の音楽史の一つの謎といえます。

主人公のみすずにとってメロフォンは最初、フレンチ・ホルンの代替楽器だったのですが、ジャズで吹くようになるとこの性能的には不十分な楽器に惹かれていきます。

小説の最後、高校卒業後の進路を迷うみすずですが、意外な展開を示唆して物語は終わります。

小説の中では、ひょんなきっかけでメロフォンのジャズを演奏することになるのですが、当時、日本ではメロフォンのジャズを聴いた人はいないはずでした。

だから、彼女はメロフォンジャズの第一人者になれるかもしれないのです。

本作のもう一つのテーマとしては、演奏会を企画運営するリーダーたちの陰の苦労、縁の下の力持ちたちを描くことがあります。こちらの方は、前作と共通するテーマですが、今回は、他校の仲間との交流が、登場人物たちの精神的成長につながっていきます。

 

 

小説の背景

【作品舞台】

関西府の北摂地域にある片桐市、そこに戦前から旧制中学校と旧制女学校があったが戦後、合併して2つの新制高校になった。関西府立片桐高校と府立晴日山高校だ。

どちらも重厚な近代建築風の古い校舎があり、のちに建て増しされた昭和的な真四角の校舎が混在している。どちらも敷地が公立高校としては広く、古い樹木が高くそびえている。だが似ているのはそこまでで、校風は正反対だった。学生気質も、片桐がいかにも優等生っぽい雰囲気なのに対して、晴日山は遊び人っぽい生徒、自由気ままな雰囲気を漂わせているのだった。

そういう2校に加えて、千里市にある府立丘上高校がこの校区のベスト3だった。

丘上高校は新興住宅地の真っ只中にあり、70年万博で拓かれた新しい土地の住民の期待を背負った高校、というイメージで、学区2位の進学実績を誇っていた。特徴としても、旧制時代ののどかな空気感を持った2校と比べて、いかにも堅実で真面目な雰囲気を醸し出している。

 

【物語の時代背景】

1983年の関西府。

冷戦の時代。バブル前であり、景気は良くないが、国の雰囲気は安定していて、いかにも平和な空気があった。まだポケベルも携帯も、パソコンさえなかった時代。昭和の最後の数年、公立高校の生徒たちは、部活一色の生活をエンジョイしていた。

 

【前作『ウィ・ガット・サマータイム!』について】

 

 

販売サイト

※KadokawaのBOOK⭐︎WALKER

https://bookwalker.jp/de6c5f7f12-9f7d-4914-bd67-000c63cc50a8/?_ga=2.87758878.783377174.1586495988-1573749936.1586495988

 

※Kindle版

https://www.amazon.co.jp/dp/B086YGXN5N/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_x2eKEbNW7MH19

 

※kobo版

https://books.rakuten.co.jp/rk/576dbfe4d03936f8bfb5bb3c0b7f7f7b/

北野高クラスターは大阪府と校長の判断ミスだが「オミクロン濃厚接触受験不可方針」による検査忌避も?

北野高校クラスターは大阪府と教育庁、学校長の判断ミスだが、昨年末の文科省「オミクロン濃厚接触受験不可方針」がまねいた検査忌避の可能性も?

 

北野高校で感染発覚の報道、大阪府の対応がひどい。これは昨年12月25日に最初の感染がわかっていた

以下の記事より引用《府立北野高校では生徒や教職員あわせて19人が新型コロナに感染していることがわかり、府はクラスターと認定しました。うち8人はオミクロン株への感染が確認されたということです》

 

※参考報道

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4440112.html

 

《大阪で新たに79人感染 高校でクラスターも

(TBS 1月4日 1時45分)

大阪府では新たに79人の新型コロナウイルスへの感染が確認されました。一日あたりの感染者数が50人を超えるのは7日連続です。

大阪府ではきのう、新たに79人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、7日連続で一日あたりの感染者数が50人を超えました。また、オミクロン株への感染も新たに16人確認されました。このうち15人は海外への渡航歴がなく、市中感染とみられるということです。これで、府内のオミクロン株への感染者はあわせて87人となりました。

一方、府立北野高校では生徒や教職員あわせて19人が新型コロナに感染していることがわかり、府はクラスターと認定しました。うち8人はオミクロン株への感染が確認されたということです。》

 

 

※参考資料

北野高校HP

https://www2.osaka-c.ed.jp/kitano/2021/12/25-027288.html

 

《新型コロナウイルス感染症に関わる臨時休業(一部休業)のお知らせとご協力のお願い

令和3年12月25日

保護者の皆さまへ

大阪府立北野高等学校

校長 天野 誠

新型コロナウイルス感染症に関わる臨時休業(一部休業)のお知らせとご協力のお願い

(中略)

さて、12月25日に、本校の生徒が新型コロナウイルス感染症にり患していることがわかりました。現在、保健所の指導のもと、府教育庁ならびに本校学校医とも連携しながら対応を進めているところです。

この度、学校が確認した教育活動における接触情報等を踏まえ、保健所による検査対象者の特定が行われた結果、一部の生徒について濃厚接触者に該当すると示されました。現在、該当する方については、自宅待機の要請等により自宅にて健康観察を実施しているところです。現時点で保健所又は学校から個別連絡のない方につきましては、濃厚接触者等には該当していないことをお知らせいたします。

つきましては、一部の学級2年1組、2年2組、2年3組、2年7組について、明日、12月26日から学級閉鎖とします。

なお、その他の学級・学年につきましては、今回の感染に関わっての影響はないとの見解が示されたため、通常どおりの教育活動を継続いたします。併せて、学校施設の消毒を実施したことを報告させていただきます。

臨時休業を実施する学級の、教育活動再開等に関するお知らせは、あらためて学校ホームページ(緊急時連絡ブログ)・ライデンメール等で連絡をいたします。なお、臨時休業中の学級に所属する生徒の皆さんは、臨時休業の趣旨(感染拡大防止)を踏まえ不要不急の外出は控えてください。

なお、今後、感染状況等に応じて再度、学校全体や学年単位での臨時休業を実施する場合もあります。ので、学校ホームページを適宜ご確認いただけますようお願いいたします。

(後段略)》

 

 

 

大阪府は学校側のこの感染発表(あくまで関係者向けだが)を、わざとメディア向けに発表はしないようにしたのでは?

もちろん、共通テスト前だから、報道されたくない気持ちはわかる。だが、学校と教委のコロナ感染対応は間違いだ。結果的に、感染拡大させたのだから。

しかも、最初の感染発覚から一週間以上経った昨夜、クラスターになってからの遅すぎる報道。おまけに学校内でオミクロン8人とは!

しかも共通テスト直前で最も報道されたくない時期に、これらのバッドニュースがまとめて出てしまった。

それぐらいなら、昨年12月24日の段階で、最初にきちんと発表、報道に出しておくべきだった。その上で、全数検査をやるべきだった。

だが、北野高校は全数検査せず、謎の判断で感染者の当該学年だけの休業にとどめた。

その間違った判断の結果が、一週間以上経過してのオミクロン8人なのだ。

大阪府も教委も北野高校学校長も、共通テスト前に騒がれたくないという気持ちだったのだろう。それはわかる。だが、対処を誤り、結果的に一番まずい事態になった。

なぜ北野高校学校長も大阪府も、最初の感染発覚で全数検査しようとしなかったのか? 推測だが、文科省がちょうどその前日に出した「オミクロン濃厚接触は大学入試受験不可」の方針が、検査忌避に走らせたかもしれない。

 

※参考報道

 

https://www.sankei.com/article/20211224-2YYZCFYYERKZJPJS3FBOS4NWHY/

 

《オミクロン接触者の受験不可 文科省が大学入試指針改定

(産経2021/12/24 20:47)

文部科学省は24日、国公私立大の個別入試における新型コロナウイルス感染症対策のガイドラインを改定し、オミクロン株感染者の濃厚接触者は症状の有無にかかわらず受験を認めないことを決めた。同日付で各大学に通知した。来年1月15、16日に実施される大学入学共通テストでも同様の対応になるとみられる。

政府がオミクロン株感染者の濃厚接触者に14日間の宿泊施設での待機を要請することに対応した。文科省は各大学に対し、コロナの影響で受験できなかった受験生のために追試や日程の振り替えなどを求めており、「引き続き配慮を検討してほしい」としている。

オミクロン株以外のコロナ感染者の濃厚接触者はこれまでと同じく、①PCR検査で陰性②受験当日も無症状③公共の交通機関を利用せずに試験場に行く④別室で受験―を全て満たせば受験を認める。》

 

 

この一件は、報道が出たのちに大騒動になり、数日後に岸田総理が文科省方針を撤回したが、時すでに遅しだったといえる。

なぜなら、その後も、北野高校側は学校関係者の全数検査忌避ともとれる判断のままだからだ。

昨年突如出された文科省方針「オミクロンは受験不可」が、万が一そのまま適用されていたら、北野高校としては大変な事態になっていたのだ。北野高校はほぼ全員が共通テスト受験生だ。最初の感染発覚の12月25日段階で全数検査したとして、もしオミクロン株感染者がいたら、北野高校3年全員が共通テスト受験不可になりかねなかったのだ。

いくら岸田総理が方針撤回を指示しても、北野高校側はその最悪の可能性を考えて、3年生を検査から外し、事実上の学校ぐるみの検査忌避をしたのではないか?

つまり、今回クラスターを引き起こした北野高校側と大阪府の「全数検査しない」判断は、文科省の「オミクロン受験不可」方針がまねいた、当然の帰結だということもできるのだ。

岸田総理が、世間からの抗議に慌ててなのか、あるいはシナリオ通りなのか、文科省方針を急いで撤回しても、現場は疑心暗鬼のままだ。だから、校内感染でも全数検査はされないまま、結局クラスターになってしまった。しかも、北野高校の場合は、学校内でオミクロンがなんと8人!という最悪の展開になった。

これも憶測だが、もしかして感染発覚したのがよりによって北野高校だから、橋下氏など維新の会の北野卒業生経由で大阪府や学校長に対して、全数検査しないよう圧力があったかも?とも疑いたくなる。そのぐらい、今回の判断ミスは不可解な点がある。まさに絵に描いたような最悪の展開になったからだ。

ところで、

要注意なのは、昨年12月25日に最初の感染発覚してから、まさに予備校の冬季講習期間に入っていた点だ。

全数検査しなかったから、北野高生が予備校などの冬期講習で、他校生に感染拡大させている可能性はある。

しかも、オミクロン株の感染者がはたして予備校に行ってなかったか、全く不明なままだ。

それを考えると、周辺の他校も直ちに全数検査の必要がある。

なぜなら、昨年12月25日の最初の感染発覚段階から、複数の北野高生が無症状や風邪症状にみえる状態で、実はコロナ感染したまま予備校や部活などで他校生に接触している可能性は、低いとはいえないからだ。

よりによって冬休みの部活、予備校の冬期講習が、感染発覚後の一週間に集中的に行われた。もし感染者が無症状なら、すでに他校生の中で感染拡大していてもおかしくない。

大阪府と文科省、厚労省は、大阪府下の全高校にコロナの全数PCR検査を、直ちにやらなければならない。

今、見逃したら、このあと共通テストや大学入試に重なるタイミングで、府内の高校に感染が多発しかねない。しかも、元の感染者にオミクロン株が8人もいたのだ。今すぐ検査して、オミクロン株のゲノム解析を早急に進めなければ、高校生やその家族に一気に感染拡大しかねない。

同時に、文科省と大阪府は、1月中旬の共通テストでの感染者別室拡充や追試の手配拡充を、緊急的に対応しないと、今からでは間に合わないのではないか。

 

以下、加筆。

 

その後、

なんと!

北野高校HPの連絡欄を見てびっくり!

今日(1月4日)から学校再開してる。全数検査しないまま、接触者はもういないと決めてしまったようだ。

共通テスト直前の判断のつもりなのだろうが、これでは他校や予備校に感染拡大していくのはほぼ確実。

 

※参考資料

北野高校HP

 

https://www.osaka-c.ed.jp/blog/kitano/kinkyuu/

 

《2022年01月03日 15:59 投稿者: 北野高等学校

生徒のみなさん、保護者の皆様

本校の複数生徒が、新型コロナウイルス感染症に罹患していたことから、12月28日より臨時休業とし、学校の教育活動を全て停止してきました。

12月29日には、1,2年生と教職員を対象としたPCR検査を本校にて実施し、保健所による疫学調査の結果、12月30日に陽性者、12月31日に濃厚接触者の特定が完了しました。

これを受け、保健所、教育庁と協議した結果、明日1月4日より、教育活動を全面的に再開します。

なお、教育活動再開にあたっては、感染予防対策を十分に行ってまいりますので、ご家庭でもご協力をよろしくお願いします。》

 

 

上記、

北野高校HPの連絡欄の記述に疑問がある。12月29日に1、2年と教職員の検査済みとあるが、「全員」とは書いてない点だ。

しかも3年生は最初の感染発覚からずっと一切検査されないままだ。最初の感染生徒が校内で3年生と接触していない可能性は低い。しかももしオミクロンなら、廊下でも感染するかも。

北野高校が今日1月4日から学校再開するのは、そもそもは大阪府の保健所と教育庁の判断だ。

だが、これは間違った判断だといえる。大阪府は、直ちに北野高校を再度全校休業させ、全生徒と教職員の全数PCR検査をやり、オミクロンの他校や予備校、部活関連への感染拡大を止める義務がある。これは、吉村府知事の権限で即実行するべきだ。

北野高校のコロナクラスターとオミクロンの校内感染は学校側にも責任はあるが、悪いのは全数検査させなかった大阪府だ。

さらに、最終的な責任は、12月24日の「オミクロン濃厚接触は大学受験不可」方針を出した文科省にあるといえる。あの暴挙が、学校側に検査忌避させた可能性はあるからだ。これはまさしく、政府が教育現場を混乱させた最悪の事例だ。

 

さらに加筆。

 

さらにその後。

学校関係者から「憶測でツィートするな」とお叱りを受けた。

が、学校感染について、政府の方針のせいか大阪府のトップの判断か、あまりにも不明な点が多すぎるのが問題なのだ。

ちなみに、自分自身、昨年に豊中市の学校クラスターを体験した。この場合も、報道に情報はほぼ出ず、感染拡大が不明なままに終わった。まさしく、行政の悪い対応例だった。

筆者は、北野高校を責める気はないし、それはこの文章の前段で明言している。

感染への対応をミスったのは学校長と教委、教育庁、そして大阪府だ。結果的に、学校クラスターでオミクロンを拡散させたのは行政の失策であり、生徒は被害者なのだ。

 

もちろん、共通テストが目前なので、3年生から感染者を出したくないという北野高校側の希望は理解できる。が、それでも、実際に感染者が3年生にいた場合、12月末以来ずっと、3年生は予備校にも行っているだろうし、家族内感染も拡散しているかもしれない。全数検査しない限り、感染実態は不明なままだ。

北野高3年生にオミクロン株感染者がいた場合、先月末の文科省方針「オミクロン受験不可」を岸田総理が撤回した新方針が適用されるならば、別室受験か追試になる。

だが、このままでは、共通テスト会場で無症状のままのコロナ感染生徒が受験していても、周囲にはわからないではないか。大阪府のずさん対応のせいで、感染者がいるのかどうかすら不明なままになる。それ以前に、テスト当日までに予備校などで感染拡散の可能性もある。

 

それなのに、

北野高校クラスターの件、大阪府知事も大阪市長も公式見解なしだ。オミクロン感染まで出ているのに、府は校内での「濃厚接触」の特定で幕引きした。

だが、コロナ、特にオミクロン株は空気感染するのに、濃厚接触は特定できないはずだ。

 

最後に、これは蛇足だが、

北野高校コロナクラスターの報道へのリプをいくつか見ていて、「センターもうすぐ」との記述がけっこうあったことに、別の意味で愕然とした。

大学入学共通テスト、昨年まであんなに世間を騒がせたと思っていたが、知らない人は多いのだなあ、と。

やっぱり子どもが激減した分だけ、入試も世間の話題になりにくいということか。

 

 

2022年賀ブログ

2022年賀ブログ

 

 

作家の土居豊です。

本年も各方面で大変お世話になり、ありがとうございました。

さて、お目汚しですが、昨年のトピックスをいくつか並べてみます。

 

(1)「文芸ユーチューバー」として文芸講座などの動画配信をしています。

ぜひご覧ください。

 

作家・土居豊チャンネル(登録お願いします)

https://www.youtube.com/user/akiraurazumi/featured?view_as=subscriber

 

※最新号

土居豊のユーチューブ講座「世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」を描いた文学・舞台作品鑑賞」

https://youtu.be/8KW8pr2IrYk

 

 

(2)連載中

1)最新号

コロナ禍の2年間を振り返る

『コロナ禍の下での文化芸術』4章特別編その3「コロナ第5波を経て、関西での大規模なオケ公演も継続中」

https://note.com/doiyutaka/n/na902d08db9b3

 

2)エッセイ連載継続中

【バブル期90年代の来日オーケストラ鑑賞 〜 平成日本の音楽リスニング黄金時代】第2回 エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送交響楽団

来日公演1995年 『マーラー交響曲第5番 〜ロマン派演奏の極北を体験すること(期間限定、無料公開)」

https://note.com/doiyutaka/n/n7e55aa9e9dd6

 

3)エッセイまとめ読み

『(加筆修正版)クラシック演奏定点観測〜バブル期クラシック演奏会』

https://note.com/doiyutaka/m/m95eba8e4b1c1

 

《このエッセイでは80年代からの海外オケ来日ラッシュから始めて、最終的には現在の日本クラシック事情を記録していく。定点観音楽批評として数十年来、オケ演奏を聴き続けたリスナーとしての耳を武器に、プロの物書きとしての文章を生かして、世間の「音楽評論家」の先生方に負けない読み物を書いていく。

この連載を元に、最終的には単行本としてまとめていく予定。

33本の記事のセット価格1000円で、このマガジン全部の記事が読めます。(各記事は基本1本100円です)》

 

『関西オーケストラ演奏会事情』

https://note.com/doiyutaka/m/mdda8590d315f

 

《国内オケの演奏会評、関西を中心とした演奏会事情などをまとめた。いずれこれらの連載を合わせて一冊にまとめる予定。

21世紀前半の今、日本での、それも関西という地方都市を中心としたクラシック音楽の様相を記録しておくことは、歴史的に意義がある。昭和・平成・令和と時代が進む中で、日本の音楽文化の現状は厳しい。バブル期から数十年かけて、クラシック音楽文化も凋落してきている。その現実を考える手がかりにしたい。

11本の記事セット価格250円に値下げ! 全部の記事が読めます。(各記事は基本、1本100円です)》

 

 

(3)学会誌掲載

筆者が寄稿した電子ジャーナル、テーマは「京アニ事件の深層」というもので、筆者が担当した2篇は、「総論」と、『「京アニ作品の死生観」試論』というやや本格的な論考への序章にあたる文章です。

京都アニメーションの作品を愛する多くの皆さんへお届けしたい論考です。ご興味ありましたら、ぜひアクセスしてみてください。

以下

電子ジャーナル『こころの科学とエピステモロジー』3号

J-Stageにも搭載

https://sites.google.com/site/epistemologymindscience/

 

土居豊の担当した文章へのリンク

(1)映像メディア時評『京アニ事件の深層―京アニ事件総論』土居豊 著

https://drive.google.com/file/d/1KAcE6n04c3W726AhAgcMRSUttvPKfVIl/view

 

(2)映像メディア時評『京アニ事件の深層―「京アニ作品の死生観」試論』土居豊    著

https://drive.google.com/file/d/1bz3WOIykQOJUwpssYShbbdp60Ug-jllz/view

 

※前号掲載の土居豊の文章へのリンク

映像メディア時評『人文死生学研究会番外編「涼宮ハルヒ」+付記:京都アニメーションお別れの会参列報告』

執筆者

土居 豊 (作家)

渡辺 恒夫 (東邦大学名誉教授/心理学・現象学)

三浦 俊彦(東京大学文学部教授。専門は芸術学・分析哲学)

https://drive.google.com/file/d/1nLmDGHfDji2Si6u5kduqCCbbsv8OBXgq/view

 

 

(4)新聞時評掲載

『大学入学共通テストを体験 コロナ禍で公平性失う』土居豊 

(2021年7月14日 陸奥新報)掲載

など

 

(5)書評掲載多数

【『アニメの輪郭』(藤井亮太 著)書評掲載】

十勝毎日新聞、デーリー東北、北日本新聞、四国新聞、島根日日新聞、北羽新報

など

 

【2022年、土居豊の活動予定】

 

⒈ 学会誌掲載予定

土居豊も執筆した学会誌に、引き続き掲載予定です。

(仮題)『京アニ事件の深層―「京アニ作品の死生観」その2』

 

 

 

⒉ 新作予告

土居豊 作『メロフォンとフレンチ』

(前作の音楽小説『ウィ・ガット・サマータイム!』の姉妹編です)

2022年初頭、電子版で刊行予定!

 

 

解説動画

新作の小説『メロフォンとフレンチ』連載。吹奏楽部の青春群像を描く音楽小説です。現在よく売れている、大規模校が吹奏楽コンクールを目指すお話ではなく、地元密着で生徒だけの活動による演奏会づくり、地元の3つの高校が協力して合同演奏会を実現するお話です。内容と作品背景について、作者の土居豊自ら語っています

https://youtu.be/OfCYRXiSqt8

 

※解説動画第一弾

https://youtu.be/IaspTgqiTpo

 

※前作の音楽小説『ウィ・ガット・サマータイム!』(土居豊 作)

解説動画をご覧ください!

https://youtu.be/ySKZY_Geh_0

 

 

販売サイト

BOOK⭐︎WALKER

https://bookwalker.jp/de6c5f7f12-9f7d-4914-bd67-000c63cc50a8/?_ga=2.87758878.783377174.1586495988-1573749936.1586495988

 

Kindle版

https://www.amazon.co.jp/dp/B086YGXN5N/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_x2eKEbNW7MH19

 

kobo版

https://books.rakuten.co.jp/rk/576dbfe4d03936f8bfb5bb3c0b7f7f7b/

 

 

 

⒊ 主催している読書会

(1)「文学へのいざないin門戸厄神〜文芸ソムリエ・土居豊と一緒に文学を味わいましょう」

https://www.facebook.com/groups/796485500430190/

 

 

※コロナ感染拡大の現状に鑑み、以下の読書会を中止します。次回の開催は、感染状況をみながら、また告知いたします。

 

新年第1回(お知らせ)門戸寄席J:SPACE村上春樹読書会58回 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

https://www.facebook.com/events/3025128534393456?ref=newsfeed

 

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12718441595.html

 

 

(2)生駒ビル読書会(新型コロナ感染拡大につき、休止中)

https://m.facebook.com/ikomabld.reading.circle/?ref=bookmarks

 

 

⒋ 近刊など

(1)

『司馬遼太郎『翔ぶが如く』読解 西郷隆盛という虚像』(関西学院大学出版会)

https://www.amazon.co.jp/dp/4862832679/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_J1b6BbSGPS6GB

 

 

(2)

小説を自分の電子書籍サイトで継続的に発表しています。

土居豊作品の電子書籍ストア

https://www.facebook.com/ebookyutakadoi/

 

Amazon著者ページ

http://www.amazon.co.jp/-/e/B00491B5TQ

 

以上

2022年も、ご贔屓いただきますよう、どうぞお願い申し上げます。

 

作家・文芸ソムリエ・文芸ユーチューバー

土居 豊

 

土居豊のフェイスブックページ

http://www.facebook.com/yutaka.doi

 

土居豊のツィッター

https://twitter.com/urazumi

 

 

※西宮市フレンテホールの楽屋にて

 

 

(中止となりました)門戸寄席J:SPACE村上春樹読書会58回 『色彩を持たない多崎つくる』

(中止となりました)

 

コロナ感染拡大の現状に鑑み、以下の読書会を中止します。次回の開催は、感染状況をみながら、また告知いたします。

 

 

(お知らせ)門戸寄席J:SPACE村上春樹読書会58回 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

 

https://www.facebook.com/events/3025128534393456?ref=newsfeed

 

 

2022年最初の読書会を(可能なら新年会を兼ねて)開催します。

課題本は村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』です。

 

(詳細)

門戸寄席J:SPACE村上春樹読書会58回

2022年1月27日(木)夜19時〜

課題本:村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』

講師:土居豊(作家・文芸ソムリエ)

場所:門戸寄席🔸J:SPACE

(阪急今津線、門戸厄神駅下車すぐ)

参加費:千円

お問い合わせ、お申し込み:門戸寄席事務局070-3603-3192

 

 

 

 

さる12月23日、もはや祝日ではなくなってしまったイブ・イブの日に今年最後の読書会を開催しました。門戸寄席J:SPACEでの村上春樹読書会57回目となる読書会で、課題本は『東京奇譚集』でした。

なぜ『東京奇譚集』なのか? 前月に課題本にした『一人称単数』と共通の登場人物作品である「品川猿」シリーズ、ということでした。

「品川猿」の中には春樹作品に共通するモチーフ、事件が含まれています。さかのぼると春樹作品の原点、高校時代のエピソードにまで行き着くのではないか?という仮説を、さらに追求するために、引き続き同じモチーフ・事件が登場する『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を、次回は取り上げようと思います。

 

※会場の門戸寄席J:SPACE

 

 

 

※読書会用の参考資料

 

村上春樹『一人称単数』の「品川猿の告白」の猿から「品川猿」(2005年)につながる、女性の謎の死と「嫉妬」

 

⒈ 「品川猿」(2005年)の場合

松中優子の自殺(他殺かも?)の原因は「嫉妬」

引用《それは肉体における腫瘍みたいに、(中略)

勝手に生まれて、理屈なんかは抜きで、(中略)

どんどん広がっていきます》

《わかっていても押し止めようがない》

 

⒉ 春樹作品中の「嫉妬」の系譜

(1)2005年 松中優子(品川猿)の嫉妬

2013年『多崎つくる』のシロ殺人事件

クロの嫉妬、つくるの嫉妬

 

2020年「品川猿の告白」の女性編集者も?

(今後の作品に引き継がれる?)

 

(2)女性の謎の死(自死)と嫉妬のつながり

『ノルウェイの森』の直子

『1973年のピンボール』の直子

『風の歌を聴け』の彼女

そして、高校時代の同期生の女子にまで?

 

2022年年明け、ご一緒に、村上春樹作品の謎解きを楽しみましょう!

 

※読書会後は、向かい側の居酒屋「じゅとう屋」でひっそりと忘年会を楽しみました

 

 

 

新年会もぜひ、ご一緒に!

 

 

 

連載更新! 『コロナ禍の下での文化芸術』コロナ関連のオケ公演延期・中止事例&音楽家の感染事例

連載更新!

『コロナ禍の下での文化芸術』4章

特別編その2「2021年、コロナ関連のオケ公演延期・中止事例&音楽家の感染事例など」

 

https://note.com/doiyutaka/n/n4bbe524d6935

 

《2021年夏前から秋にかけて、東京五輪2020が無観客とはいえ盛大に開催されているのを横目に、コロナ・デルタ株による第5波の影響で、多くのクラシック音楽祭・演奏会がキャンセルされた。》

 

 

 

 

 

※マガジン発売中!

 

『コロナ禍の下での文化芸術』

https://note.com/doiyutaka/m/mbfe79043941d

 

《コロナ後初めてフル編成のオーケストラ演奏会を体験した印象から、今後のクラシック音楽、音楽ライブの行方を考えてみたい。観客と演奏者、興業側の立場の差。まず、コロナ渦中でのオーケストラ演奏会をどう開催するべきか?を考える上で、これら3者の立場がそれぞれあることを見落としてはならない。

観客の立場としては、コロナ危機がくる前、2020年2月中旬までは、まさか今年の演奏会が何もかも聴けなくなってしまうなどとは想像していなかった。》

 

1本100円の記事を、まとめて500円で!

コロナ危機の最中に、音楽文化がどうなっていくのか? 感染拡大の緊急事態の中、演奏会やライブが次々中止されていったパニック状況から、演奏会再開した最初のフル編成オーケストラの体験、さらにその後の迷走状況へ。コロナの中の音楽を記録する連載です。

(連載継続中)

 

 

世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」にある峯ケ塚古墳、実は一説にあのヤマトタケルの墓だったと?

世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」にある峯ケ塚古墳、実は一説にあのヤマトタケルの墓だったと?

 

今朝の産経新聞記事で、大阪府羽曳野市の峯ケ塚古墳の発掘調査で発見があったと知りました。

 

※参考記事

https://www.sankei.com/article/20211210-7C4RPWWWH5LKXPQCCKEJ6WFOOE/

 

峯ケ塚古墳に巨大造り出し 長さ20メートル、祭祀の場か(産経2021/12/10)

 

 

 

世界遺産の「百舌鳥・古市古墳群」の中にあるこの古墳、実は一説に、あのヤマトタケルの墓だったと言い伝えがあります。

その件も含めて、2020年に羽曳野市の市民講座を担当しました。その内容も含めて、以下のYouTubeチャンネルでも講義を配信しています。

※配信中

作家・土居豊チャンネル《古市古墳群〜ヤマトタケルと子孫3代の夢のあと》

https://youtu.be/oHe0w81_ue4

 

古墳時代の日本を代表する百舌鳥・古市古墳群

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12639343190.html

 

《日本史上随一の英雄といえば、やはり、ヤマトタケルでしょう。

※ヤマトタケルノミコトの墓所とされる3カ所

能褒野王塚古墳(のぼのおうつかこふん)

大和白鳥陵

河内白鳥陵(前の山古墳)

羽曳野市のほぼ中央、羽曳野丘陵から東に延びる中位段丘上に築かれた古墳時代中期の大型前方後円墳です。現在宮内庁によって白鳥陵古墳に治定(じじょう)されています。(羽曳野市HP より)

※津堂城山古墳(藤井寺市)がヤマトタケルの墓、という説もある。》

 

以上のように、史実のヤマトタケルの墳墓は、どこなのか定説はありません。そんな諸説の中に、講座の会場のLICはびきのの真ん前にある峯ケ塚古墳が江戸期にはヤマトタケル墳墓だといわれていた説もあります。

そんなあれこれを含めて、世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」を描いた文学・舞台作品鑑賞という以下の講座、もう一度、やりませんか?

どこか自治体の文化担当の方々、前向きにご検討いただけると幸いです!

 

※2020年に開催した講座

土居豊の講座《世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」を描いた文学・舞台作品鑑賞》

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12610732797.html

 

 

《担当講師の土居豊(作家)です。この講座【世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」を描いた文学・舞台作品鑑賞】では、百舌鳥・古市古墳群にゆかりの深い文学や舞台芸術、漫画などを鑑賞し歴史文化に親しむことを目的とします。

百舌鳥・古市古墳群についてまずは古事記・日本書紀を元に概要をつかみ、三種の神器の1つ草薙の剣(ヤマトタケルの剣)の系譜をたどります。

ヤマトタケルの墓として知られる前の山古墳(白鳥陵)にゆかりの作品を鑑賞します。古事記によると、ヤマトタケルは「「やまとはくにの まほろば」と辞世の句を歌い、白鳥となって飛び立ったと語られています。

誉田御廟山古墳(応神天皇陵)について、応神天皇ゆかりの物語を鑑賞し、その墳墓と伝わる古市古墳群最大の前方後円墳に親しみます。

司馬遼太郎『街道をゆく』で描かれた竹内街道の逸話を読み、歴史の変遷を学びます。日本書紀に記されているこの道はシルクロード最終行程。大陸や朝鮮半島文化がもたらされ、聖徳太子信仰、大峰・高野・熊野・伊勢参詣、西国三十三カ所巡礼の道でもあります。》

 

 

※youtube動画でも紹介中!

https://youtu.be/0oZLOgDDxbM

維新の会が衆院選で盛んにPRした「大阪は高校無償」達成は嘘

維新の会が衆院選で盛んにPRした「大阪は高校無償」達成は嘘

 

※写真は産経より

 

 

 

維新の会が衆院選で盛んにPRした「大阪は高校無償」達成は嘘なのだ。

例えば、府内にある有名私大の付属高校、関関同立の付属高でいうと、関大高は初年度総額110万円。同志社香里も92万4千円。

 

 

 

 

 

そのうち、授業料はあとで返金となるのだが、諸経費はしっかり取られる。入学金も戻らない。

この制度は、「高校無償」ではない。正しくは授業料返金制度なのだ。

写真の記事にあるように、大阪府の私立高で最高額は、関学千里国際の初年度総額154万円だ。

もっと安い私立高校もあるが、授業料返金があっても、少なくとも公立に比べてはるかに高い。しかも、返金には所得条件もある。維新の会が主張する「大阪では私立高校無償化を達成した」というのは嘘なのだ。

 

維新の会が、大阪府で私立高校を優遇するのは理由がある。

「私立高校無償」の嘘で保護者を釣り、同時に府立高校の偏差値上位高の受験倍率を上げて、優秀生徒が一定数、滑り止めの私立高に落ちてくるように仕組んだ作戦なのだ。

維新の会府政の12年で、府立高をどんどん統廃合したから、上位府立高の倍率は高止まりになる一方だ。統廃合された府立高の敷地は売却され、跡形もない。

さらに今回、維新の会は大阪市立高校を府立に移管する、という乱暴な手法を強行した。これで、またもや大阪市内一等地の高校の広大な敷地を、統廃合で売り払うことになるだろう。

このように、維新の会の大阪府教育改革とは名ばかり、公教育を犠牲にして金儲けするばかりだ。

 

維新の会の教育改悪は、まだまだある。

 

※写真は2021年12月2日産経記事

 

 

大阪府のヤングケアラーが全国平均上回るのは、この12年の維新の会による教育改悪で、府内の低学力生徒を切り捨ててきた結果だといえる。

本来なら公立高校には、経済的に苦しかったり学力の低い生徒層を救うべき役割もある。その府立高を、定員割れ3年で統廃合の対象にするという乱暴なやり方で、激減させたしわ寄せが子どもたちにいく。

振り返ると、橋下府政以前まではそうではなかった。大阪府立高の偏差値低位の生徒には、経済的に苦しい家庭が多いのだが、府立高校からの斡旋によって多数が就職できていた。その後、維新の会の教育改悪によって低位の府立高は統廃合になっていった。結果、低学力生徒の受け皿を少なくしてしまった。

なぜなら、府立高の統廃合の代替策として維新の会が実施している施策、私立高校の授業料返金制度によってでは、経済困窮家庭の生徒を十分救えないのだ。大阪府の私立高校「無償」は嘘で、授業料返金があるだけだ。経済困窮家庭には、私立高校の初年度費用100万近くを準備できない場合が多い。だから私立高は、昔あった偏差値低位の府立高のようには、経済困窮生徒の受け皿にはなり得ないのだ。維新の会の府政で、経済困窮生徒はどんどん見捨てられている。

 

大阪府立高校が、維新の会の府政12年でどれほど統廃合され、子どもたちが受験競争で分断されたか、昔の卒業生には想像できないだろう。

 

例えば、旧第1学区内で現状、府内最高レベルの10校(文理学科)のうち2校(北野・豊中)あるが、以前は多数あった中堅層の受け皿となる普通高校が減らされた。

北野高・豊中高の下のランクには池田高・箕面高があるが、その下のランクになると旧第2学区の中堅校が多い。現在は学区が撤廃され、旧2学区へも通学できるが、旧1学区内の中堅校は統廃合されてしまった(少路高と東豊中高は統合、池田北高は廃校、など)。箕面東高は、学力不足の生徒が勉強のやり直しをするエンパワメント高になった。旧1学区内の普通高校では、中堅ランクの生徒の選択肢は桜塚高か刀根山高ぐらいしかない。

さらに低学力層は、エンパワメント高の箕面東に行くか、踏ん張って渋谷高、東淀川高、豊島高あたりを目指すことになるだろう。あるいは、旧2学区の方へ通学するということになる。このように府立高校統廃合の結果、中堅ランクの生徒には旧学区内で選択肢が極端に狭くなった。

併願の私立高を落ちると、安全策でランクを下げるので、低学力層の受け皿であるエンパワメント高に行くことになることもある。中堅層生徒にマッチする高校が少なくなったため、府立を落ちて滑り止め私立高に行く羽目になる場合も増えた。

維新の会の教育政策の結果として、上位校を無理して受けて落ちた生徒が、ランク下の私立校に滑り止めで不本意入学する例が増えたといえる。以前よりもそういう例が増えているのは、維新の会の宣伝する「私立高校無償」という嘘に引っかかって、無償なら私立高でも経済的に大丈夫だと考える保護者が増えたのかもしれない。

大阪府が「無償」を強調するため、併願私立高に行くことになっても現実には、授業料が後で返金されるだけなのをわかってない保護者も多いのではないか。

背伸びして文理学科(府立高トップ10)を受けて、落ちる例が増えているので、その分、私立が優秀な生徒を獲得するという流れが定着してきたといえる。

 

その詳しい事例については、以下のように書いた。

 

 

※過去のブログ記事

2021年度大阪府公立高校入試の倍率、確定。高倍率と定員割れの格差を作ったのは維新の会の教育政策だ。

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12660782281.html

 

 

 

2020年大阪府立高校希望調査を見て驚く。あの高校はどこに行った?

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12575111474.html

 

《大阪府立高校の希望調査を、久しぶりに見た人はびっくりするはずだ。昔あった学校が、いくつもなくなってるのだ。旧1、2学区だけを合わせてみても、本当に減っている。昔あった東豊中、少路、池田北、西淀川、箕面東などの名前がない。池田北は廃校、西淀川は北淀と統合されてエンパワメントスクール(基礎重視の新カテゴリー)に。箕面東も同じくエンパワメントスクールに、東豊中、少路は統廃合されて千里青雲となった。》

 

 

 

大阪府立高校の定員割れ、その後

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12585123738.html

 

 

 

2020年春の大阪府立高校の難関大学合格結果を考察した。この10年の維新の会による大阪府教育改革はこれでいいのか? その1

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12589793890.html

 

 

 

(まとめ)今年(2019年)の大阪府立高校入試と大学入試の結果で、維新の会教育改革失敗が証明された

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12450639923.html

 

 

演奏評)飯森範親(指揮)松田華音(ピアノ)日本センチュリー響、シチェドリンのピアノ協奏曲他

NHK音楽祭 飯森範親(指揮)松田華音(ピアノ)日本センチュリー響、シチェドリン「ピアノ協奏曲第1番」&「シェヘラザード」

 

 

NHK音楽祭

日本センチュリー交響楽団

飯森範親 指揮

松田華音 ピアノ

2021年11月25日

NHK大阪ホール

 

 

NHK音楽祭の地方公演、飯森範親の指揮、松田華音のピアノ、日本センチュリー交響楽団でシチェドリンのピアノ協奏曲第1番を聴いた。

初めて聴く曲だが、「ザ・ソ連」という感じの曲で、実に楽天的で陽気、前向きなリズムの音楽だ。

筆者の好みは1楽章で、楽想豊かな、ラフマニノフとプロコフィエフを合わせた感じがとても印象的。民謡のモチーフを使った部分は、ちょっと伊福部昭を感じさせる。

2楽章は軽やかに、3楽章では内省的な哀愁も漂う。4楽章での、これでもか!という壮大なフィナーレはまさしくソ連の楽曲で、ハチャトリアンやプロコフィエフの影響を感じる。全体的としては、まるでファンタジー映画の音楽みたいな曲想の連続で、クラシック音楽の初心者にも聴きやすい。

松田華音は、たくましくも両手を均等に使い、複雑なリズムも楽々こなす。以前、2019年に東京でプロコフィエフの協奏曲第3番を聴いたときより、演奏者として一段とスケールアップしている。とにかくリズム感が抜群で、はじける若さのエネルギーをホールいっぱいに響かせた。

熱烈な拍手に応えて、アンコールは、同じくシチェドリンの「バッソ・オスティナート」で、会場を大いに沸かせた。

 

後半は、リムスキー=コルサコフの交響組曲『シェヘラザード』。

有名曲のわりになかなか実演で聴く機会が少ないのだが、飯森&センチュリー響はエンターテイメント性を見事に表現して、これぞ管弦楽の醍醐味という快演を聴かせた。

冒頭から、シェヘラザード役のソロ・ヴァイオリンがまるでロマの歌みたいな歌い方をする、斬新な弾きっぷり。木管のソロもそれぞれにルバートをかけまくり、歌いまくる演奏。だが全体としては、完全に飯森に掌握されており、破綻なく曲が進む。アラビアンナイトの物語が、始まりから終わりまで味わい深い語り口で、美的にもバランスのとれた見事な統一感でまとめられている。

この曲の1楽章は、たいていちょっと退屈になるのだが、今回の演奏は楽曲展開を知っていても先が楽しみになる、歌心に溢れた演奏だった。

2楽章は、シェヘラザードと王の微笑ましい対話が見事なからみとなっている。王の怒りの声が、よくあるように乱暴な演奏ではなく優しく響く。トロンボーンの柔らかく美しい響きが見事だ。

全体の白眉は3楽章だった。弦の歌い方がきわめて美しく、ロマンティックな情感がこもる。センチュリー響の弦楽合奏は濃密な表現が得意で、このどこまでも甘いメロディーの続く楽章が、まるでマーラーのアダージェットみたいに耽美的に聴こえてくる。中間部からコーダへかけて、はかない恋物語のような雰囲気になるが、今回の演奏はまるでフランス音楽のようだ。こんなしゃれた雰囲気が醸し出せるオケは、日本にはなかなかない。

そして4楽章は、もちろん見事なスペクタクル演出となった。大活躍する金管群の音色とリズムが実に切れ味鋭く、しかもうるさくならない。打楽器の鳴り方もうるさすぎず、それでいて迫力があり、バランスが完璧だ。

船が難破するクライマックスでは、いつもデッドな響きのNHK大阪ホールの隅々まで鳴り渡った。そこから静かな幕切れとなるコーダまで緊張感が持続していたのは、飯森とこのオケの近年の充実ぶりの証しだ。

最後のソロ・ヴァイオリンが高音を伸ばし続ける際の隣との受け渡しも、ごく自然に聴こえた。もしかしたら、隣と受け渡しをしていないのかもしれないが、そこはテレビ放映で確認したいところだ。

この曲では、随所に管楽器の見せ場があるが、今回は、センチュリー響の管楽器群の実力を見せつけた。

少し個別に触れておくと、フルート、クラリネットは、安定感抜群だ。ファゴットの歌い口の巧みさは、まさに名優というべき。ホルンの響きは少し硬いのだが、難しいソロでも臆せず吹きこなす。今回はエキストラを入れて5人いたが、ホルン・アンサンブルとして音程も歌い方もぴたっと揃っていた。

トランペットは、ここぞというとき以外は、うるさくならないようわきまえて鳴らすバランス感覚が素晴らしい。トロンボーンの柔らかい響きは、これは国内のオーケストラ随一ではなかろうか。

この曲で大活躍するハープだが、テクニックが素晴らしく、楽曲の決め所を引き締めてくれた。

もう一つ、弦楽器の中でもヴィオラ・パートはこのオケの売りとなるだろう。この曲での見せ場も、実に豊かな歌い方でパートが一体となっていた。

この演奏会は珍しくアンコールをやったのだが、ロシアの作曲家で揃えたこのプログラムの締めとしてふさわしい、ハチャトゥリアンの組曲『仮面舞踏会』よりギャロップ。このアンコール演奏がまた凄まじい怪演で、オケの底力を存分に発揮した。

指揮者の飯森は、このアンコールまで一貫して気合たっぷりの指揮ぶりだった。今回の演奏会がNHK収録で全国放映されることを前提に、今こそ日本センチュリー交響楽団を全国の視聴者の前で目一杯輝かせるのだ、という強い意志を感じた。

12月のNHKクラシック音楽館の放映では、大阪にこのオケありという心意気でロシア・プログラムに全力投球した飯森&センチュリー響、そして松田華音の演奏を多くの人が聴いてほしい。

 

最後に、筆者の聴いた席が2階の後方席だったから贅沢は言えないが、このところ、クラシック演奏会の客層が悪くなる一方に感じる。今回は特に酷くて、隣の客は終始落ち着かなくガサゴソ身動き、それが演奏会に慣れていないのではなく、スコアをめくりながら身動きして聴いている。つまりクラシック演奏会に慣れすぎていて、まるで自分だけの部屋で聴いているつもりなのだ。公共空間だという意識がない。

さらに酷い人は、1列前にいた高齢者だ。堂々と横の空席の椅子の上にICレコーダーを出して、録音していた。よほど係員に言いつけようかと思ったが、昨今、暴走老人が逆上して刃傷沙汰とか火を付けるとか事件が多発しているから、逆恨みされるのは嫌だと思って、見逃してやった。

それにしてもひどいよ、あれは。せめて隠しどりにしろよ(いや、それもダメだが)。

もう一つ、シチェドリンの協奏曲のコーダ直後でのフライング拍手をした人も、反省してほしい。全国放送で、大阪の聴衆の恥をさらすことになる。

 

 

 

※筆者による最近の日本センチュリー交響楽団、飯森範親の演奏会評

 

 

演奏会評) 日本センチュリー交響楽団&飯森範親、新倉瞳(チェロ)のファジル・サイ新曲関西初演!

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12705404146.html

 

日本センチュリー交響楽団第258回定期演奏会

飯森範親 指揮

新倉瞳 チェロ

冨田一樹 オルガン

演目

ストラヴィンスキー バレエ音楽「プルチネルラ」組曲

ファジル・サイ 「11月の瞑想曲」(新倉瞳 委嘱)

サン=サーンス 交響曲第3番ハ短調「オルガン付き」

 

 

『コロナ禍の下での文化芸術』4章 特別編 コロナ第5波の緊急事態の中、飯森範親指揮の東京ニューシティ管弦楽団で「春の祭典」を聴く(大阪府豊中市にて)

https://note.com/doiyutaka/n/nfaca7285eff4

 

 

 

 

 

※筆者による松田華音の演奏評

 

(演奏会評)藤岡幸夫&松田華音 東京シティフィル定期演奏会

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12544137106.html

 

藤岡幸夫 指揮

松田華音 ピアノ

東京シティフィル定期演奏会

2019年11月8日

東京オペラシティ コンサートホール

【曲目】

ヴォーン・ウィリアムズ:「富める人とラザロ」の5つのヴァリアント

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番ハ長調

伊福部昭:舞踊曲「サロメ」

 

 

2017-10-20

関西フィル定期、藤岡幸夫指揮、松田華音のグリーグと大島ミチル新作初演

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12321190254.html

 

 

(演奏会評)小林研一郎指揮 大阪フィルハーモニー交響楽団

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12355747454.html

チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番(ピアノ:松田華音)、ベートーヴェン 交響曲7番

 

 

 

※筆者の最新音楽記事

報告)大阪4オケ共同記者発表会に出席した

https://ameblo.jp/takashihara/entry-12710808404.html

 

 

 

 

※土居豊のエッセイ新連載

【バブル期90年代の来日オーケストラ鑑賞 〜 平成日本の音楽リスニング黄金時代】

第1回 アバド指揮ベルリン・フィル来日公演1994年 マーラー交響曲第9番〜数分間もの静寂

https://note.com/doiyutaka/n/nc176109acf0f

 

 

第2回 エリアフ・インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団来日公演1995年

マーラー交響曲第5番 〜ロマン派演奏の極北を体験すること(期間限定、無料公開)

https://note.com/doiyutaka/n/n7e55aa9e9dd6

 

 

連載の加筆修正版、完結!

加筆修正版)クラシック演奏定点観測〜バブル期クラシック演奏会

https://note.com/doiyutaka/m/m95eba8e4b1c1

 

《このエッセイでは80年代からの海外オケ来日ラッシュから始めて、最終的には現在の日本クラシック事情を記録していく。定点観音楽批評として数十年来、オケ演奏を聴き続けたリスナーとしての耳を武器に、プロの物書きとしての文章を生かして、世間の「音楽評論家」の先生方に負けない読み物を書いていく。

この連載を元に、最終的には単行本としてまとめていく予定。

 

33本の記事のセット価格1000円で、このマガジン全部の記事が読めます。(各記事は基本1本100円です)》

 

報告)門戸寄席・村上春樹読書会『一人称単数』再読&次回は「品川猿」つながりで『東京奇譚集』!

(報告)門戸寄席・村上春樹読書会『一人称単数』再読&次回は「品川猿」つながりで『東京奇譚集』!

 

 

コロナ緊急事態が解除されて、飲食店の営業時間制限も緩和されてから、初めての読書会でした。門戸寄席・村上春樹読書会で、課題本は『一人称単数』を再読しました。

終了後は、久々に営業時間が元に戻った門戸厄神の居酒屋じゅとう屋で、カキフライ定食を堪能!

 

 

そこで、来月は12月23日、もはや祝日ではなくなってしまったイブ・イブの日、今年最後の読書会を(可能なら忘年会を兼ねて)開催します。

課題本は村上春樹『東京奇譚集』です。

 

(お知らせ)

門戸寄席J:SPACE村上春樹読書会57回

2021年12月23日(木)夜19時〜

課題本:村上春樹『東京奇譚集』

講師:土居豊(作家・文芸ソムリエ)

場所:門戸寄席🔸J:SPACE

(阪急今津線、門戸厄神駅下車すぐ)

参加費:千円

お問い合わせ、お申し込み:門戸寄席事務局070-3603-3192

 

そこで、なぜ『東京奇譚集』なのか?

もちろん、共通の作品である「品川猿」シリーズということで、改めて前作を読もう、という試みです。

今回、『一人称単数』に収録の「品川猿」続編を再読して、はたと気づいたことがありました。それは、前作の品川猿の中に、春樹作品に共通するモチーフ、というより事件が含まれていたことに思い当たったのです。

その系譜をさかのぼると、村上春樹の小説の原点、高校時代のエピソード(あくまでも噂、なのだが)にまで行き着くのです。

その仮説を、以下、ちょっとご紹介します。

 

2020年の最新短編集『一人称単数』の「品川猿の告白」に出てくる女性編集者が、猿の新たな被害者らしい。

この猿と牛河(ねじまき鳥、1Q84)には共通点がある

ここからさかのぼり、

2005年、『東京奇譚集』の「品川猿」に描かれた、松中優子の自殺(他殺?)事件は、

2013年の『多崎つくる』のシロ殺人事件と共通点がある。

ここからさらにさかのぼると、

春樹作品によく出てくる、「女性の謎の死(自死)の系譜」へとつながる。

代表的な例は、『ノルウェイの森』の「直子」。

さらに、『1973年のピンボール』の「直子」、さらに『風の歌を聴け』の「彼女」にまでさかのぼる。

そして、神戸高校関係者の中で噂されている、「高校時代の同期生の女子」にまで、さかのぼることができるかもしれない。

 

 

この仮説を、もっと考えてみようと思います。

来月12月は『東京奇譚集』、そして来年2022年1月は、『色彩を持たない多崎つくる』を予定しています。

コロナ感染の第6波が来ず、無事に年末年始を迎えられることを願っています。

 

 

 

 

ところで、この日は、緊急事態解除後、久々に西宮北口界隈を巡りました。

 

 

 

 

まず、

洋菓子店シェ・イノウエさんの「合格マドレーヌ」を、子どもの受験祈願がてら購入しました。

 

 

 

このお店は『涼宮ハルヒ』コラボでも有名ですが、今年、ジャニーズのなにわ男子がレポ番組で来店したとのこと。これからはなにわ男子聖地としても知られるかも?

 

 

 

次に、

『涼宮ハルヒ』の聖地・珈琲屋ドリームも、緊急事態解除後、久々に夜まで営業していました。

お店の前の「朝比奈みくる」飛び出し看板は修理中?で、懐かしのハルヒ看板がリリーフ。

 

 

 

 

 

お店の「ハルヒ」交流ノートに、緊急事態後の聖地巡礼レポを書いているファンもいました。

 

 

 

最後に、

阪急西北駅近くのアクタ西宮にあるジュンク堂は、『涼宮ハルヒ』地元の書店としてファンに知られていますが、なんとラノベ・アニメ『サクラダリセット』で有名な河野裕さんが来店していた!

 

 

 

 

ここは書店長さん、涼宮ハルヒと「サクラダ」の春埼美空(はるきみそら)のコラボ看板でお願いしたい!

 

 

 

※拙著も置いてくれていました

土居豊

司馬遼太郎『翔ぶが如く』読解 西郷隆盛という虚像』(関西学院大学出版会)

 

https://www.amazon.co.jp/dp/4862832679/ref=cm_sw_r_tw_dp_U_x_J1b6BbSGPS6GB 

 

 

 

 

 

 

 

1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 最初次のページへ >>