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大丈夫か清須市議会!?(6月20日議会運営委員会)

6月20日に伊藤嘉起委員長のもと議会運営委員会が開催されました。

その中で、「一般質問に対する物言い騒動」の報告がありました。

以下 その議事の要旨をご報告申し上げます。

(以下議会運営委員会から提出された報告書を抜粋しています。)

 

高橋議員の発言について

6月7日の一般質問の際、冒頭の発言の内下記のような発言をされたため、議会規則第55条第1項の規定を逸脱していると考えられる。また、今後の円滑な議会運営の実施を損なう可能性があると判断し、正副議長より高橋議員に対して注意し今後は控えていただきたい旨を伝達したと報告がありました。

 

議会運営委員会としては、正副議長の判断に賛同し、高橋議員へ発言の取り消しをお願いするということが決定されました。なお、取り消しをお願いする部分は下記のとおりです。

 「昨日に引き続き、本日も沢山の傍聴をいただきまして、まずもってお礼申し上げます。議会のネット配信を始め、開かれた議会を実現すべく私たちも尽力してまいり

ますので、是非とも清須市議会をご注目いただいて、また、今日、見ていただいたことを他の市民の皆様にお話しいただきますことをお願い申し上げます。

 

というまとめがされています。

 

〇この内容のポイント

 

野々部議長が議運に対し「注意したとの報告」で留めようとしていたのに対し、議運では『不適切発言』として該当部分の「削除のお願いをする」ということに「大きく飛躍」している。

 

⚪正副議長でさえ望まなかった「削除」を議会運営委員会が軽々と理由を明確にせず踏み越えることができるのか?

 

⚪委員長は計6回も一方的に「不適切発言」と決めつけ、その言葉を発しているのは私への侮辱。

 

⚪削除って、何も無かったことにすること。ここはどこの国? 言論弾圧? 言論統制? 繰り返しになりますが、ただの挨拶です、恐ろしい。

 

この議運の後、伊藤よしおき委員長から3回も電話がありました。1回目は、議運で削除願いの方針が決まったからとの伝達。2回目は22日の本会議で削除申し出を私がするのかどうなのか、返事をくれという。3回目も返事を執拗に求められる。私はお願いされていることに対し返事をする義務は無いと思うので、返事はしない、と伝える。それは削除しないということだな、と詰め寄られる。返事はしない、返事はしたくない、返事する筋合いもないと繰り返す。お願いと言えば、強要ではなく、任意であると言いたいのであろう。しかし執拗に返事を求められることは削除しろと圧力をかけられているように感じる。お願いをする立場の人間が返事を強要するのはおかしい。例を挙げれば選挙で投票のお願いをするとする、その時、返事を求めだろうか? そんな行為はハラスメントでしかない。何様なんだろう。最大会派の会長なのでお偉い人に違いない。

大丈夫か清須市議会!?(プロローグ)

本日 令和4年6月定例議会が全ての案件を可決し閉会しました。

本議会は私の議員人生19年の中で経験したことのない事件が

諸々発生した珍議会であったので記念して本ブログにシリーズで記していきたいと思います。

 

令和4年6月7日午前10時頃わたくし高橋哲生は一般質問をするために登壇しました。

ちなみに質問の内容は以下の通りです。

 

 

議員は質問原稿を壇上で読み上げる前に冒頭にご挨拶をする場合があります。先輩議員は枕言葉と仰いました。


例えば、おはようございます等の時候の挨拶、例えば、災害があったときの弔意をあらわす、とか。国会をご覧になればわかると思いますが、質問の前にご挨拶をすることが多々見受けられると思います。


その日は傍聴者が大変多い日でした。新人議員がおりますし、

私も知人には傍聴を呼び掛けております。

そんなわけで、私は以下のような冒頭の挨拶を、その場で即興でしました。

 

昨日に引き続き本日もたくさんの傍聴をいただきまして、まずもって御礼申し上げます。議会のネット配信をはじめ、開かれた議会を実現すべく、私たちも尽力してまいりますので、是非とも清須市議会をご注目いただいて、また今日見て頂いたこと、市民の皆様にお話しいただくことをおねがい申し上げます。

 

それではただ今議長からお許しを頂きましたので通告に従い私からは大きく2点質問いたします・・・・・

 

というように冒頭ご挨拶をした後2点の質問をしました。その日は何も無く終わりました。

 

それから9日後の6月16日。

自らが所属する総務常任委員会が終了した後、野々部議長から議長室に立ち寄るようお声を掛けて頂きました。

どんな要件だろうと議長室のソファに座ったところ、野々部享議長、飛永勝次副議長、栗本和宣議会事務局長が険しい顔でいるではありませんか。何かただならぬ事が起きたような面持です。

 

そして議長より以下のようなご説明を受けました。

 

先ほどの7日の一般質問の冒頭の挨拶に対し「他の議員」より、

この発言は

〇一般質問の通告内容を逸脱し

〇これから議会で審議していく施策(議会のネット配信の事だと思われる)について、傍聴者に向けアピールすることは いかがなものか? 


7日本会議後にこんな指摘があったという。後程、裏を取りましたが、新人議員からそんな指摘があったという証言を得ております。

 

その後、その指摘に対し、正副議長及び事務局で内容を精査したところ、この日の私の通告書による議長の発言許可は、一つ目は公共施設における飲食のあり方、二つ目は木材利用の促進についての2点なので、冒頭で話した議会の配信だとか開かれた議会については会議規則第55条第1項に規定する「発言はすべて簡明にするものとし、議題外にわたり、又はその範囲をこえてはならない」という規定から逸脱し、また傍聴者に対し施策をアピールする行為は、今後の円滑な議会運営の実施を損なう可能性があると判断したと仰る。

 

そして、その判断により、この発言は規則を逸脱しているので注意して、今後は控えてくださいとのお話しを頂きました。

 

 

私はこのお話しを頂いた時 目が点になりました。

規則55条? なんで冒頭の挨拶がいかんの? 逸脱?? 傍聴者にアピールが何故だめなの?

国会でもあるし、これまでも議員人生の中で先輩議員のこのような挨拶の場面が多々ありましたが、大らかにやってきました。

 

私は全くこれに関しお咎めを受けるのはスッキリしません。

こんな事でこれからも、「他の議員」から指摘があれば議長団は

いつも細々とテープを聞き返して、注意?していかれるのでしょうか。


しかも議会中は誰もこの私の言葉に何も反応は無かったですし、

議長も議会事務局も、規則に反する場合は、その場で注意、禁止ができることになっています。

それにも関わらず、それすら怠り、後日注意?って何? 何を根拠に注意しているのでしょうか?

 

いろいろ疑問が沸き、これはありえないです、と申し上げましたが、


オウムのように同じことの繰り返し。どうも私の話しを申し上げても決めた方針は曲げるつもりはありません。初めから結論ありきの話しなんでしょう。

 

正副議長と議会事務局長のシナリオでは、この日注意をしたということを、議会運営委員会に報告し、その後全員協議会に報告するという。

 

こんな議会のあり方はダメでしょ、これからもこんなやり方野々部議長はやっていくのでしょうか?

つまらない上げ足とりを仕掛けて、これから議員間お互いにそれをやりあうような議会をつくっていくのでしょうか? そもそもこの私の言葉は何か不都合な内容なのでしょうか?


わざわざ議長室に呼び出されて、一方的にお前が悪いと決めつけられているようで、私は恐怖を感じました。


いろいろ私も反論させて頂きましたが、それに関する返答もありません。

 

何か釈然としないまま帰宅しました。


その後私なりにいろいろ調べました。

 

その結果、私にとって、今回の正副議長の私への「注意」という処分は

不当であるという結論に達しました。


そして翌17日 夕方ごろ 野々部議長に電話で、「注意は不当処分なので取消してください」と口頭でお伝えしたところです。

私が不当だと考える理由は以下の通りです。

 

(理由)

 

1)6月7日の一般質問における発言(冒頭挨拶)に対し規則第55条に逸脱していたとし、

事後、注意するのは規則第55条の趣旨から反する行為である。

 

2)冒頭挨拶は「あいさつ」そのものであり、そもそも質問の本論とは異なる議題外の部分であるので、規則第55条を持ち出し、それに逸脱しているという解釈自体が的外れである。

 

3)このような些細な事例をわざわざ、大げさに問題視し、正副議長という立場に基づく権力を利用し、威圧することはハラスメントかつ、日本国憲法第21条で掲げる「言論の自由」を侵す行為である。

 

よって議長副議長の口頭注意は不当な処分と思料するので取消しを求めます。

 

 

その後、野々部議長から何ら音沙汰もなかったのはご想像の通りです?

 

そしてその後 6月20日議会運営委員会、6月22日 議会運営委員会 同6月22日本会議

に様々な珍事が起こりますが、それはまた追って語りたいと思います。

 

以下ラインなどでご感想などお待ちしております。

 

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令和4年6月議会一般質問(木材利用の促進について)

Ⅱ.木材利用の促進について

 

「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用の促進に関する法律」を受け、愛知県では令和4年4月1日に「愛知県木材利用促進条例」を施行しそれに基づく「木材利用の促進に関する基本計画」が策定されております。

これを受け本市では木材の利用を促進するためどのように施策を推進されていくお考えなのか、

以下お尋ねします。

 

木造・木質化の推進として 

①民間建築物等における木材の利用促進の手法について

(建築物木材利用促進協定制度の活用)

②市の公共建築物・公共工事における木材の利用促進の手法について。

 

 

①の答弁

 

昨年改正されました「公共建築物等における木材の利用促進に関する法律」は、基本方針等の対象を公共施設から建築物一般に拡大されました。改正された法律は脱炭素社会実現に資する新しい理念が追加され、SDGs実現に向けても官民挙げて取り組むべきものとなりました。全国的に見ても公共施設における木材利用は法律改正により着実に増加し、一般建築物の特に国内産木材利用も増加傾向ですが、本市においては一般建築物での国内や県産木材の利用促進が進んでいるとは言えない現状です。

 

 本市のような森林資源がなく、都市型自治体においても国産木材の利用を促進することで、河川上流部の森林環境維持に貢献し、その結果、国土保全や水源涵養性など多面的機能により、本市では河川洪水の減少に繋がることが期待されます。

 そのことから、民間建築等における木材利用促進にむけ、従来より行ってまいりました緑の募金や緑化木配布等の緑化推進事業を継続し、加えて県の認証木材利用や、公共性が高い施設等制限はありますが、一般建築物での県産木材の利用に対する支援制度などの周知・啓発を行ってまいります。

 

再質問)

現状、本市においては一般建築物での国産県産木材の利用促進が図られていないとのことでした。一方で庄内川の下流域に位置する本市は流域治水の観点からも源流域の治山に思いを馳せ、森林を保全し、そのための木材利用の促進は重要であるという認識かと存じますが、そういう認識でよろしいか?

 

答弁)東海豪雨を経験した本市としましては促進されることが重要だという認識です。

 

再質問)これまで緑の募金や緑化僕配布事業などの緑化推進事業を通じて木材利用促進を図る啓発運動を展開してきたとのことですが、具体的な内容の説明をお願いします。

 

答弁)自発的な活動を活かして森林整備等積極的に推進するための「緑の募金」を小学校と公共施設を中心に実施し、例年概ね120千円から160千円ほど集めています。その募金額を原資としてコロナで2年間中止となっていますが、緑の学習教室に市内小学校4校が参加する「みどりの少年団」事業や市民に緑化推進の大切さをPRする緑化木配布始業を年1回実施しています。

 

再質問)木材利用促進につなげる為、子ども達から環境教育を進めていくのは大切な視点かと存じます。是非4校と言わず他の学校にも拡大して頂くことをご期待申し上げます。また単に緑化推進にとどまらず流域治水の観点も踏まえた木材利用の促進のための啓発活動を今後どのように展開されていかれるのかお考えを伺います。

 

答弁)子ども達が参加する庄内川河川敷で行われるイベントや環境学習などの場においても木材利用を促進することが森林環境維持に貢献し、その結果河川洪水の抑止に繋がることをわかりやすく説明するなどの他に、広報でも緑の募金活動実施時など効果的なタイミングを図り啓発してまいります。

 

再質問)10月8日が「木材利用促進の日」として制定されております。

このような機会を捉えて是非PRもして頂けたらと存じます。また市内の建築士など建築関係事業者の皆様にも情報共有して頂けたらなあと思います。

それでは視点を変えてお尋ねします。

法改正に伴い本市の木材利用基本方針も建築物一般に拡大されたものに改正すべきと存じますが、お考えを伺います。

 

答弁)平成25年に制定しました本市の公共施設等における木材利用の促進に関する方針は、冒頭答弁で申し上げました通り、法改正により木材の利用促進を一般建築物にも拡大する方向性が示されましたので、本市の基本方針についても改正に向け、前向きに取り組んで参ります。

 

 

再質問)ではよろしくお願いします。続けて質問します。同じく法改正に伴い「建築物木材利用促進協定制度」が創設されておりますが、この制度の普及啓発をどのように考えていらっしゃるのか?お尋ねします。

 

答弁)本制度は、木材利用を促進するために、建築主である事業者等と国又は地方自治体が協定を結び、木材利用に取り組む制度であり、地方自治体との締結事例から見た場合、森林組合や建築士会など関係団体が当事者となる場合が殆どで、本市に置き換えた場合、その該当する事業者からの申し出があり、始めて検討するものと考えていますので、現在協定締結は考えておりません。

 

再質問)是非事業者から申し出があるように制度の周知を図って頂きたいて 協定締結を推進して頂きたいと思います。この制度はまだできて間もなく事例が少ないと思います。事業者にとっては社会的認知度の向上と環境意識の高い事業者としての社会的評価も向上するというメリットもあります。また国からも財政的な支援も受けられますので、行政からは技術的助言と情報提供をお願いします。国のガイドラインでは3つの協定の形態を示していますが、流域治水の観点を鑑みると川下の本市では川上の自治体と林業・木材産業事業者と連携した「都市/山村連携型」が相応しいと考え、是非これを推進していって頂きたいと存じます。

 

最後になりますが市長にお尋ねします。本市は土岐川庄内川の源流から下流部までの自治体を構成員とする庄内川流域治水協議会の中核メンバーだと存じます。令和3年3月の流域治水in庄内川のプロジェクトの会合には私たち新世代のメンバーも参加させて頂きました。当然永田市長も中心となってご参加されている姿を伺いました。その中でも私が感銘を受けたのは森林保全などグリーンインフラの活用が強く叫ばれていました。また、これまで本市ではNPOや市民レベルで庄内川源流部の恵那市と交流を深めてまいりました。以上を踏まえ、森林保全に繋がる木材利用促進を含んだ本市と川上の自治体との連携を推進していったらいかがでしょうか?そして永田市長がその先頭に立って旗振りをされていかれてはいかがでしょうか?お考えを伺います。

 

市長答弁)流域治水のことをご紹介頂きました。庄内川流域治水協議会は私は一度も欠席したことがございませんし、庄内川の期成同盟会の要望活動も一度も欠席したことはありません。これはとりもなおさず、特構事業をしっかりと完結して頂きたいという思いのもと、庄内川事務所長の要請にはしっかり答えていかなければならないというつもりでやっております。上流との交流は土岐川庄内川ネットワーク、サポートセンターの皆さんと交流を深めているところでありまして、そのことがひいては森林の保全に繋がっているという風には思っています。それで、それに加えて木材利用の促進ということですが、それが流域のそれぞれの市町の役割がいろいろあると思います。そのことについて本市が木材利用促進について先頭をきってというご提案でございますけども、治水の面から見ると、いささか難しいんではないかと思います。ご質問の脱炭素社会実現に資する取り組みについては、先ほど担当がお答えしましたけども、そのことをしっかり取り組んでいくことが肝要であると今は思っております。

 

②の質問

市の公共建築物・公共工事における木材利用促進の手法は?

 

答弁)木材利用は、SDGsの17の目標のうち、目標7「エネルギー」などの7つの目標に貢献しています。

 

木材は、湿度を調整する働きや断熱性、また沈静作用やストレスを抑えるリラックス効果など、すぐれた機能があります。大切な森林を守ることに繋がるほか、健康にも優しいということで、木材の使用に注目が集まっています。

 

当市においては、近年では、保育施設などの内装、備品等で木材を利用しています。今後も引き続き木材の利用促進に努めていきたいと考えています。

 

再質問)まず木材利用はSDGsの7つの目標(7,8,9,11,12,13,15)に貢献しているとの答弁でしたが、林野庁の資料では

2,3,4,5,6、7,8,9,11,12,13,14,15,17と

少なくとも14の目標に貢献すると紹介されており、注釈では1も10も16も関連するとされており、言わば17の目標すべてに貢献するとうたわれています。木材利用はまるごとSDGsそのものであり、地球温暖化防止に寄与する脱炭素社会を構築、循環型社会の形成、国土の保全、水源の涵養その他の多面的機能の発揮及び山村その他の地域経済の活性化、都市等における快適な生活空間の形成に貢献します。また調湿性等にすぐれるほか心理面、身体面、学習面等での効果が科学的に実証されています。まずその点を再確認させて頂きます。その上で、保育施設で利用したという答弁でしたが、どこで、どのように利用されたのか?

 

答弁)令和3年度につきましては、中ノ切保育園、及び、清洲児童センターでの実績があり、今年度につきましては、須ヶ口保育園、及び本町保育園を予定しています。

利用内容は中ノ切保育園は靴箱の改修、清洲児童センターは内装に使用しました。また須ヶ口保育園は靴箱、本町保育園は床の改修を予定しています。

 

再質問)ただいま保育施設での内装や備品における木材利用の実績をご紹介されました。平成25年に「清須市公共施設等における木材利用の促進に関する方針」を制定されておりますが、それ以降学校の長寿命化や、多数の施設建設がありましたが、その際の木材利用実績はどうなっていますか? また木造での施設建設はありましたか?

 

答弁)学校の長寿命化工事は、防水、外壁など構造体の改善を目的としておりますので、積極的な木材の利用はしておりません。

また、木造での施設建設はございません。

 

 再質問)これまでの本市の施設整備にあたって木材利用に関しては大変残念な結果であると言わざるを得ないと思います。平成25年の基本方針もまるで絵に描いた餅であり、逸脱してきたと言わざるを得ません。是非今後、市で携わる公共建築物等において民間建築の模範となるよう率先して、積極的に木材の利用を図って頂きたいと存じますが、その決意のほどをまず伺います。


答弁)施設整備は、個別施設計画等に基づき、計画的に進めているところですが、建物の特性なり規模などを勘案しながら、木材の利用促進を図ってまいります。

 

再質問)公共建築物等での木材利用を積極的に促進していくために、平成25年の基本方針を改正していく必要があります。どのように構想していますか?

 

答弁)一部の三河地域では、条例を制定している市町村がございます。今後、担当部局と連携を図っていきたいと思います。

 

まとめ)先ほど産業課の答弁でも前向きに改正していくという答弁でしたので、これから連携を図って考えていくということと受け止めます。

 

ここで参考までに愛知県の基本方針をご紹介させて頂きます。

 

〇低層の建築物は原則木造化。〇なじまない、困難な施設でも内装等の木質化をすすめる。県産国産の利用に努める。

〇備品等の木製品導入。 備品等も愛知県は環境物品等調達方針に基づき「あいち認証材」を利用した備品及び消耗品を率先して調達する。

〇木製名札の着用も推奨

などなど このような愛知県の基本方針も参考にしながら、目標値も設定して、内容の改正を進めて頂きたいと思います。

 

最後に要望をさせて頂きます。教育保育施設、福祉施設での木材利用は特に促進して頂きたい。森林環境譲与税の有効活用の促進とその意義の明確なPRをして頂きたい。

そして繰り返しになりますが水害を経験した清須市だからこそ、なおさら治水に加え治山にも思いを馳せ、そのための森林保全、木材利用の促進についてメッセージを力強く打ち出して頂くことを望みます。これまで一連の木材利用の促進についての議論について、最後に市長からコメントを頂けたらと存じます。

 

市長答弁)市としてできるとこから着実にすすめていくことだと思っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

令和4年6月議会一般質問(公共施設における飲食のあり方)

Ⅰ.公共施設における飲食のあり方

 

質問

1)市内の屋根のある公共施設における飲食利用での貸し出しの可否について現況の説明を求めます。

また施設の空きスペースで軽い飲食ができるスペースがあるところがありますが、その現況についても説明を求めます。


1)の答弁

各施設管理規則等において、遵守事項に「所定の場所以外において、飲食又は喫煙をしないこと。」などの定める場合を除き、原則施設内においては、飲食は、不可となっております。

 

市の現状としましては、子育て支援施設及び消防施設を除く、貸館をおこなっている44施設のうち、飲食利用での貸し出しを行っている施設は10施設でございます。

しかしながら熱中症対策など、こまめな水分補給については例外としています。

 

また飲食ができるスペースを有している施設は46施設のうち26施設でございます。主にロビー等テーブルが設置してあるスペースが該当します。

 

再質問)まず10施設で飲食利用ができているという答弁でありました。飲食が可能となっている理由、特徴はなんでしょうか?

 

答弁)すべてではございませんが、調理室等で調理した料理を飲食するなど、調理機能を有している施設、また、床がフローリングになっている施設です。

 

再質問)現状調理機能を有している部屋は全て一般貸出ししているとの理解でよろしいか?

 

答弁)施設の機能転用により活用されていない部屋はあるため、今後、条件つきで一般貸出を行う予定です。

 

再質問)せっかくですので昨日は同僚議員から子ども食堂についてご質問がありましたので私からはシニア食堂の質問をさせて頂きます。

市内のシニア食堂で実施されている例があればご紹介ください。また、公共施設をシニア食堂として貸し出すことは可能ですか。

 

答弁) 各地域のサロン活動は、地域の集会所で実施していただいており、その中で食事を提供する日を設定しているサロンもあります。

高齢福祉課が所管する施設においては、介護予防活動 として、施設を利用しているグループが活動の一環の中で食事提供する場合のみ、調理室の貸し出しを許可しています。 

また、高齢福祉施設は、4か所ありますけど建設されてから現在に至るまでの歴史もあり、様々な目的の施設と併設されていますので、貸し出す際は、施設や地域の特性またグループの活動等を確認し、施設の利用を決定していきます。

 

再質問)独居高齢者等の孤立化を防ぐためにもシニア食堂が増えていくことを願っております。そのための後支えを是非よろしくお願いします。

 

では続いて空きスペースについてお尋ねします。現状26施設で軽飲食が可能のスペースがあるとのこと。主にロビー等テーブルが設置してあるスペースだということですが、未供用の施設でも空きスペース、デッドスペースが

あるところがありますが、こちらも空間利用を工夫してテーブル設置をするなど是非活用願いたいですが、いかがでしょうか?

 

答弁)

利用方法、利用者数などその施設の現状にあった利用方法を考えていきたいと思います。

 

要望)是非 これ各所管の部課長さんが今日はお見えですので該当施設があればデッドスペースの活用をご検討頂きますようにお願い申し上げます。これ軽飲食のみならず、物販や情報発信など、様々な工夫ができると思います。

スペースの有効活用を考え、より魅力的で求心力のある施設にしていくべきだと私は考えます。是非ご検討をお願いします。また財産管理課の技術的助言などフォローをお願い申し上げます。

 

★★★★★

 

質問

2)子ども食堂やシニア食堂などニーズが高まっています。

少子高齢社会・孤立無縁社会の進展に伴い地域のコミュニケーション機能の低下が懸念される中、食を通じた地域の交流は極めて重要であります。そこでお尋ねしますが、飲食利用の為の貸し出し条件の緩和と、飲食ができる貸し部屋の整備について、どのようなお考えをお持ちなのかお尋ねします。

 

 

2)の答弁

公共施設の統廃合に伴う施設用途の変更など、その用途に沿った運用を行っております。

公共施設の利用者における飲食は、親密度を深め、親睦、交流を高める手段のひとつであります。その一方、飲食行為によるゴミや大声、食べこぼし、残り香などの課題もあります。

従いまして、飲食ができる貸し部屋の整備については、慎重な対応が求められており、積極的に貸し出し条件を緩和する考えはありません。

しかしながら、公共施設の統廃合の際は、施設全体の有効活用を含め、貸し部屋を含めた貸館のあり方についても検討していきたいと考えております。

 

再質問)様々な課題もあると思いますが、清掃しやすいフローリングに変えることや、換気設備を設けることなどの工夫で乗り越えられる点もあると思いますので利用緩和と整備についてこれもご検討を重ねて頂きたい。

 

また公共施設が老朽化しているから統廃合していくという視点だけではなく、それぞれの施設を地域コミュニケーションの場として活きた活用をしていこうという視点が必要かと存じます。

十年一日のお堅いザ公共施設を脱し、ワクワクするような地域の拠点の再構築を考えていきたいところです。

例えば老人福祉センターならば老人しか利用しないのではなく、若者も訪れ交流できるような多世代が包括的に利用できる施設。そこへいけばワクワクする出会いが期待できる施設、ふらっと訪れてみようと思える施設。施設の魅力が上がれば利用者も増えるでしょう。市民の幸せが増えるでしょう。

 

そこでお尋ねしますが、従来の管理する側ではなく利用者の側にたった施設あるいは空間のあり方について検討する必要性についてどのようにお考えでしょうか?

 

答弁)多様化する利用者ニーズに対して、より効果的、より効率的に対応するために、公の施設について、運営の自由度を高めることは大変有意義なことだと承知しております。

 

再質問)運営の自由度を高めることは大変有意義だということですが、それでどんな手法で検討されていかれるわけですか?

 

答弁)本市においては、住民サービスの向上とコスト削減等の財政的効果を図ることを目的として、市内4施設で指定管理者制度を導入しております。

これまで、制度を適用した施設のうち、アルコ清洲、市立図書館などの、スポーツ・生涯学習施設などは、施設の性格上、制度を導入することにより、民間の活力やノウハウを活用するのに適し、目的に沿った効果が上がっていると認識しております。

 

市長へ質問)民間活力を利用していくことも検討していると受け止めます。

令和2年3月に策定された清須市公共施設個別施設計画の第8章 今後の取組で 1公共施設のあり方 には『多様な人々が集う場をつくるには「管理」のための境界を明確にするのではなく、「利用」する側の発想で、施設のあり方を考え直す必要があります』と書かれております。是非 これまでの考えから脱し、ユーザーのニーズを捉えながら、地域のみなさんと一緒になって新しい公共施設のあり方を考え直していって頂きたいと思いますが、最後に市長から公共施設の今後のあり方についてビジョンがありましたらご披露願いたいと存じます。

 

市長答弁)公共施設の施設のあり方については市民の皆様が利用しやすいようにというのは当然のことだと思いっています。ただ一方で公共施設を建てる時の法律の規制もあります。事例をあげますと児童館なら利用は18歳以下、老人福祉施設は60歳以上と、これ法律で決まっておるもんですから、

なかなか、ご質問のように全ての方というわけにはいかんと思いますけども、できる限り市民の皆さんが使い勝手がいいように努めていくのが我々の責任だと思っていますので、先ほど担当が答えたようにいろいろな検討を重ねていきたいと思っております。

令和4年5月臨時議会 議長選挙など

5月9日改選後初の臨時議会が開催されました。私の議席番号も16番となり、最後列に移動しました。行政の席からも遠くなり、新しいメンバーも増え、まさに景色が変わりました。

さて臨時議会は冒頭から正副議長選挙。予め配布された投票用紙に単記無記名で議長に相応しいと考える人物を記入し、正面に設けられた投票箱に投票します。

気になる選挙結果は
⏺️議長
 野々部享(清政会) 16票
 高橋哲生(新世代) 5票

⏺️副議長
 飛永勝次(公明党) 15票
 大塚祥之(新世代) 5票
 加藤光則(共産党) 1票

ご当選おめでとうございます。
新しい議会の代表である、野々部議長には健全な二元代表制が機能する活発な議会を打ち立てて頂きたい。そして新世代がこれまで強く訴えてきた、議会のネット配信をはじめ、情報発信力のある議会を実現する強力なリーダーシップを発揮されんことを心よりご期待申し上げます。そのための尽力、助力は私たちも惜しみません。

さあ、新しい清須市議会がスタートです!
https://www.city.kiyosu.aichi.jp/smph/gikai/kosei.html

2022改選後初 臨時議会

⏺️臨時議会のお知らせ⏺️
5月9日(月)9時半~ 市役所南館4階 議場にて。

改選後初の臨時議会。新人議員さんにとっても初の議会ですね。臨時議会では議長と副議長の選挙があります。
正副議長の選挙は以下参議院の例と同様なのでリンクします。
https://www.sangiin.go.jp/japanese/aramashi/keyword/senkyo.html

さて改選後初の臨時議会で、議会の顔である議長がどうやって選ばれるのか!?

選ばれた議長がどんな決意で議会運営に臨むのか!?

大切な議会、是非見て聞いて頂きますことをお願い申し上げます。
http://www.city.kiyosu.aichi.jp/smph/gikai/nittei.htm

5人で清掃活動始動

新世代の新メンバー伊藤奈美議員を迎えて、改選後初の清掃活動を行いました。第一回目の場所として選んだのは伊藤奈美議員が選挙運動等で連日ビラ配布で立っていた須ヶ口駅。

タバコのポイ捨てもほとんどなく綺麗
はじめてのせいそう!
忍者のような大塚議員
雑草をむしる いぶし銀 松川議員

大物ゲットだぜ!
市内の美化と点検を兼ねて毎週市内のどこかで活動します! どうぞ宜しくお願いします!

新世代5人で再始動!

 

 

古い体質からなかなか脱することのできない清須の議会のと議員のあり方を変えよう!と訴えてまいりました。そしてその考えに賛同し、私たち清須市議会 会派 新世代のメンバーとして行動して頂ける、最年少の伊藤奈美議員が本日から議員の任期をスタートしました。

若者世代に誰よりも一番近い感性と、しがらみにとらわれない真っ直ぐな情熱を活かし、ご活躍頂くことを心からご期待申し上げます。心底応援します。びしびし鍛えます!

 

本日ここに清須市議会 会派 新世代 熱く、清く、そして責任感を持って5人の仲間(高橋哲生、大塚祥之、松川秀康、山内徳彦、伊藤奈美)で再スタートです! 限りないご期待をお寄せ頂きますようお願い申し上げます。

 

※古い体質とは、考え方の固執です。現状に甘んじて、ともすれば自己の利益のみを守り続け、それゆえ新しきもの、小さきもの、変わったものを排除しようとする体質です。学ぶことをせず、おごりや馴れに流され、周りが見えなくなり、やがて自ら気づかないうちに茹で上がってしまうでしょう。清須市議会は議会改革度ランキング愛知県ワースト2位。愛知県38市の中で唯一議会のネット配信を導入しておりません。

 

 

通学路の冠水

る本日は古城小学校おやじクラブの定例挨拶運動の日で登校付き添いしましたが、あいにくの雨。
実は私、雨が好きな男。清須市では不謹慎と捉えられるかもしれませんが、何故かワクワク😃💕
雨の匂い、雨の音、好みます。子ども達も楽しそうでした。

それはさておき、雨が強くなってきました。みるみる歩道が冠水して子ども達が水たまりを避け、歩道からはみでてしまいます。これはいけない。


1️⃣側溝から水があふれてます。詰まってる?能力不足?

これはひどい
最近田んぼを埋め立てアパートができましたが、それも関連あるのかな?

2️⃣これは枇杷島公園のL字側溝。落ち葉がたまり、流れが阻害されている。掃除すればすぐに解消するのに!
フェンスを新設したのはいいけど、土留めが中途半端なので土が流出。これでは側溝が詰まってしまう。
3️⃣歩道橋の上も詰まっていて、水が流れない。
金魚飼えそうですね。
4️⃣詰まってる。

以上4点。雨の通学路で問題点を気づくことができました。すぐさま市役所担当者にアウトプットしました。近々に対処してくれるでしょう。これから雨が多い時期になります。激しい雨で道路が冠水することがありますが、単なる落ち葉などの詰まりが原因のことが多いです。身近な側溝の詰まりの点検、清掃をしたいものです。

80歳の壁

選挙告示日の3週間前に81歳の父が救急車で病院に運ばれました。正直焦りました。これまで選挙戦の準備の大きな部分を父が担ってきたからです。父が倒れることによって、当たり前の現実に気づきました。これまで私は父に甘え、頼り続けてきましたが、80歳を越える父はもっと労るべき存在でした。

いつまでもあると思うな、親と金。です。

50歳になって、何を今更かもしれませんが、自らの足で立たなくてはならないと実感させられました。そして軌道修正しながら、結局は周りの親代わりの皆様や同世代に助けられながら、何とか2022市議選は乗り越えることができました。お支え頂いた皆様には感謝しかありません。

さて、そんな私ができること、しなければならないこと。ご恩を受けてきた親世代、超親世代の皆様が健康で長生きして頂ける地域を築くこと。転ばないようにすること。転んでも、安心して医療や介護を身近で受けられる地域をつくること。そう思っております。理想に向かって挑戦し続けます!

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