大丈夫か清須市議会!?(プロローグ) | 清須市議会議員 高橋てつおオフィシャルブログ Powered by A,meba

大丈夫か清須市議会!?(プロローグ)

本日 令和4年6月定例議会が全ての案件を可決し閉会しました。

本議会は私の議員人生19年の中で経験したことのない事件が

諸々発生した珍議会であったので記念して本ブログにシリーズで記していきたいと思います。

 

令和4年6月7日午前10時頃わたくし高橋哲生は一般質問をするために登壇しました。

ちなみに質問の内容は以下の通りです。

 

 

議員は質問原稿を壇上で読み上げる前に冒頭にご挨拶をする場合があります。先輩議員は枕言葉と仰いました。


例えば、おはようございます等の時候の挨拶、例えば、災害があったときの弔意をあらわす、とか。国会をご覧になればわかると思いますが、質問の前にご挨拶をすることが多々見受けられると思います。


その日は傍聴者が大変多い日でした。新人議員がおりますし、

私も知人には傍聴を呼び掛けております。

そんなわけで、私は以下のような冒頭の挨拶を、その場で即興でしました。

 

昨日に引き続き本日もたくさんの傍聴をいただきまして、まずもって御礼申し上げます。議会のネット配信をはじめ、開かれた議会を実現すべく、私たちも尽力してまいりますので、是非とも清須市議会をご注目いただいて、また今日見て頂いたこと、市民の皆様にお話しいただくことをおねがい申し上げます。

 

それではただ今議長からお許しを頂きましたので通告に従い私からは大きく2点質問いたします・・・・・

 

というように冒頭ご挨拶をした後2点の質問をしました。その日は何も無く終わりました。

 

それから9日後の6月16日。

自らが所属する総務常任委員会が終了した後、野々部議長から議長室に立ち寄るようお声を掛けて頂きました。

どんな要件だろうと議長室のソファに座ったところ、野々部享議長、飛永勝次副議長、栗本和宣議会事務局長が険しい顔でいるではありませんか。何かただならぬ事が起きたような面持です。

 

そして議長より以下のようなご説明を受けました。

 

先ほどの7日の一般質問の冒頭の挨拶に対し「他の議員」より、

この発言は

〇一般質問の通告内容を逸脱し

〇これから議会で審議していく施策(議会のネット配信の事だと思われる)について、傍聴者に向けアピールすることは いかがなものか? 


7日本会議後にこんな指摘があったという。後程、裏を取りましたが、新人議員からそんな指摘があったという証言を得ております。

 

その後、その指摘に対し、正副議長及び事務局で内容を精査したところ、この日の私の通告書による議長の発言許可は、一つ目は公共施設における飲食のあり方、二つ目は木材利用の促進についての2点なので、冒頭で話した議会の配信だとか開かれた議会については会議規則第55条第1項に規定する「発言はすべて簡明にするものとし、議題外にわたり、又はその範囲をこえてはならない」という規定から逸脱し、また傍聴者に対し施策をアピールする行為は、今後の円滑な議会運営の実施を損なう可能性があると判断したと仰る。

 

そして、その判断により、この発言は規則を逸脱しているので注意して、今後は控えてくださいとのお話しを頂きました。

 

 

私はこのお話しを頂いた時 目が点になりました。

規則55条? なんで冒頭の挨拶がいかんの? 逸脱?? 傍聴者にアピールが何故だめなの?

国会でもあるし、これまでも議員人生の中で先輩議員のこのような挨拶の場面が多々ありましたが、大らかにやってきました。

 

私は全くこれに関しお咎めを受けるのはスッキリしません。

こんな事でこれからも、「他の議員」から指摘があれば議長団は

いつも細々とテープを聞き返して、注意?していかれるのでしょうか。


しかも議会中は誰もこの私の言葉に何も反応は無かったですし、

議長も議会事務局も、規則に反する場合は、その場で注意、禁止ができることになっています。

それにも関わらず、それすら怠り、後日注意?って何? 何を根拠に注意しているのでしょうか?

 

いろいろ疑問が沸き、これはありえないです、と申し上げましたが、


オウムのように同じことの繰り返し。どうも私の話しを申し上げても決めた方針は曲げるつもりはありません。初めから結論ありきの話しなんでしょう。

 

正副議長と議会事務局長のシナリオでは、この日注意をしたということを、議会運営委員会に報告し、その後全員協議会に報告するという。

 

こんな議会のあり方はダメでしょ、これからもこんなやり方野々部議長はやっていくのでしょうか?

つまらない上げ足とりを仕掛けて、これから議員間お互いにそれをやりあうような議会をつくっていくのでしょうか? そもそもこの私の言葉は何か不都合な内容なのでしょうか?


わざわざ議長室に呼び出されて、一方的にお前が悪いと決めつけられているようで、私は恐怖を感じました。


いろいろ私も反論させて頂きましたが、それに関する返答もありません。

 

何か釈然としないまま帰宅しました。


その後私なりにいろいろ調べました。

 

その結果、私にとって、今回の正副議長の私への「注意」という処分は

不当であるという結論に達しました。


そして翌17日 夕方ごろ 野々部議長に電話で、「注意は不当処分なので取消してください」と口頭でお伝えしたところです。

私が不当だと考える理由は以下の通りです。

 

(理由)

 

1)6月7日の一般質問における発言(冒頭挨拶)に対し規則第55条に逸脱していたとし、

事後、注意するのは規則第55条の趣旨から反する行為である。

 

2)冒頭挨拶は「あいさつ」そのものであり、そもそも質問の本論とは異なる議題外の部分であるので、規則第55条を持ち出し、それに逸脱しているという解釈自体が的外れである。

 

3)このような些細な事例をわざわざ、大げさに問題視し、正副議長という立場に基づく権力を利用し、威圧することはハラスメントかつ、日本国憲法第21条で掲げる「言論の自由」を侵す行為である。

 

よって議長副議長の口頭注意は不当な処分と思料するので取消しを求めます。

 

 

その後、野々部議長から何ら音沙汰もなかったのはご想像の通りです?

 

そしてその後 6月20日議会運営委員会、6月22日 議会運営委員会 同6月22日本会議

に様々な珍事が起こりますが、それはまた追って語りたいと思います。

 

以下ラインなどでご感想などお待ちしております。

 

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