こんにちは!

ジブン探究家の田島です。

 

 

先日の記事で書いた

年始にふいに訪れた、今まで味わったことがないほどの感覚。

自分の未来が、唐突に真っ暗になった感覚。

 

この2ヶ月間の葛藤の先に辿り着いた

私がそもそも自分のことを知ろうと思ったルーツは、こちら。

 

 

 

ただただ。私は「共有」がしたいだけだった。

 

 

このルーツを辿っていくと

私が起業をしたそもそものきっかけになった部分でもあることを思い出しました。

 

 


キャリアコンサルタント時代。
お客様(求職者、採用を考える企業さん)が叶えたい成果を叶えるために、会社全体で連携して、協力していくことは大事だと考えていた。

ただ、それなのに実際は「○○さんはいつも仕事早いから、優先して対応しよう」とか「○○さんはお願いしても融通きかないから、後回しにしよう」みたいな、社内の人間関係で仕事の優先順位をつけている現状がありました。

それを上司に相談をしても、「そこはうまくやれ」と言わんばかりの、何とも微妙な回答で。そこに対して理解ができず、そういった対応する人とも直接対話はしたけど、何か気に障ったのか余計面倒になった。

「いったい何のためにやっているんだろう・・・?」

そう思うことが多々あり、そんな社内の人間関係に疲れて、この環境だと「自分」という存在が潰れてしまうという感覚がすごくあって、辞めることを決意した。

いや。決意という表現はカッコいいな。
俺は、逃げた。諦めた。という方が、正しい、かな。

 

 

 

自分が伝えたいことが、うまく相手に伝わらない。

 

相手のことを思って伝えたのに、むしろ全然違うふうに捉えたこともよくあった。

 

自分のイメージの中では確信があって提案するものの、そこにうまく言葉や根拠を示せずに、その曖昧さが逆に一貫性がない印象にとられてしまった。

 

「もっと考えろ」とか「お前の意見は何なのか」とかも言われることもあった。

 

 

ただ、私は自分以外の考えや価値観をもった人と「共有」しながら「一緒に目標を目指したい」だけだったのに。

 

 

自分とは違うタイプであるほど

そこが交わることで、自分ひとりではわからない・体験できない感覚や景色が味わえると本気で思っていた。

 

そんな想いがあったからこそ

私はその共有ができなかったことに、ものすごく悲しかったんだ。。。

 

 

 

けど。相手の意見を求める前に

「そもそも、自分はどうしたいのか」「自分に、何ができるのか」を知らなかったら、共有もできないとも同時に思った。

 

だから、自分という『個』を知りたくなった。

 

 

そのためには会社という場所よりも

『起業』というフィールドの方が没頭できると感じて、起業という働き方を選んだ。

 

 

これが私の、自分を知りたいルーツだということを思い出しました。

 

 

 

 

「自分」を理解できたことで

自分の思い描く働き方やライフスタイルが手に入りました。

 

会社員時代の人間関係での悩みはなくなり

自分の人生を、自分で選んで生きている感覚をもって今は生きれています。

 

自分を知らなかったら、今の自分はいなかった。

 

そう心から、断言できる。

 

 

ただ、その一方で

私は、自分という『個』ができたことで『制限』も生まれることも痛感した。

 

それが膨れ上がって

今回の2ヶ月にも及ぶ葛藤となった。

 

 

それは元々会社を辞めるきっかけになった「共有したい」という気持ちを忘れてしまったこと。いつしか自分を知ることがゴールにすり替わってしまったことが、私の中に『制限』が少しずつ生まれていった。

 

 

 

こんな「自分らしさ」「自分軸」なら、むしろ捨ててしまえ。

 

 

もう少し詳しくいえば、

私は自分を知ることで、その自分という「個」に固執するという一面が出てきてしまったんです。

 

 

誰かとの関係の中で。

どこかの組織(コミュニティ)の中で

何かを表現するときに

 

『私は○○だと考えています』

そんな自分の意思のなかに「自分らしさ」はある

 

私はそう考えていて、自分らしさを定義しています。

 

 

そもそも人は

自分や相手の状況によって、環境によって、求められることいよって、色々な役割や見方があります。

 

そう考えると、「コレが自分らしさなんです!」と断定できることは、とても難しいとも思うんですよね。笑

 

 

そんな感じに液体のような自分らしさを

私は不自然に、「固体」にしようと固執しすぎてしまっていたと気づいたんです。

 

 

ただ、固体にしていくと

自分と同じような個性や感覚をもっている人とはものすごく理解を深められる。

 

その理解はとても心地よく、感動的なもの。

言い方はあれだけど、とても中毒性があるものだと思うんですよね。笑

 

 

こんな感じに、自分と同じような価値観をもった人との深い共感や共鳴感覚を味わえば味わうほど、それが無意識に「1つの基準」になってしまっていた。

 

 

 

実際に私とタイプの違う人と出会うと

 

「ここまで自分を知ったのに、それでもまた理解されなかったらどうしよう」

「せっかく確立した自分が、また崩れたら嫌だな」

「せっかく安定しているのに、調子を狂わせたくない」

 

こんな雑念が生まれて、自分とはタイプの違う人といるのが窮屈になることもありました。

 

 

あとは、コミュニケーションをとる中で

 

「今までのような共有・共鳴さがこの人とはない」

「なかなか理解できない。いちいち説明するのが面倒だな」

 

そんな勝手な線引きが行われ、

理解や共有できるかもしれないのに、自分で勝手にできないと決めてつけることもあった。

 

 

そんな自分とは違うタイプの人ほど

自分の可能性を、自分の器を、世界を広げてくれる存在なのにね。。。

 

 

 

 

自分という「個」を追い求める中で

それが自分の世界を広げるのではなく、

 

私のように「制限」になったり、

自分が本来大切にしたかったことを忘れてしまったり、する。

 

 

・・・この感覚は決して私だけではなく、きっと他にもいるじゃないかなと思うんですよね。

 

 


その人の大切にしたいことによって

自分らしさなんて、別に必要ないかもしれない。

 

自分らしさを見つけるよりも

もっと大切なものが、その人にはある。

「制限」が生まれる自分らしさなら
自分軸なら、むしろ捨ててしまえばいい。

 

 

 

年始から関わらせていただいている

法人企業さんにて、先日1日で20名の現場リーダーやスタッフさんたちとお話をさせていただいても、こう感じることが多々ありました。

 

 

自分を知ることで

自分らしさを追い求めていくなかで

 

自分が本来大切にしたかったこと、

実現したかったこと、辿り着きたかったことに対して、自分を知ることが「制限」になっていないだろうか。

 

 

こんな感覚になるなんて全く思っていませんでした。

正直、私自身がびっくりしています。笑

 

 

ただ、自分の深層心理では

このジレンマを、違和感をちゃんと気づいていたんでしょうね。

 

 

自分らしく生きよう。

自分軸を持とう。

自分で、生きていますか?

 

 

そんな言葉を見る(きく)たびに

なんか無性に、嫌悪感や苛立ちが込みあげていたんだから。笑

 

 

 

 

 

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