今日はなぜ刈包(グァバオ)を食べるの!? | みみの台湾ライフ♪おいしい楽しいをお届け!

みみの台湾ライフ♪おいしい楽しいをお届け!

台湾台北在住|愛媛県松山市生まれ|人生の半分関西|ライター・ブロガー|日本語教師有資格|王家に嫁いで9年目|大好物はふふっと笑える日常のひとコマと塩辛♡

今日は台湾の旧暦で12月16日。
この日は「尾牙」と呼ばれ、
刈包(グァバオ)を食べます。
 
 
今回、
初めてこの習慣を知りました。
 
 
 
「尾牙(wěi yá)」とは
 
一年の最後の做牙の日を「尾牙」といい
商売繁盛を願ってお供えする日です。
 
 
また忘年会も行われる日で
忘年会に刈包が出てくることもあるそう。
 
 
 
「刈包」とは
 
台湾バーガーとも言われています。
 
饅頭生地に
豚の角煮、酸菜(白菜の漬物)、
花生粉(ピーナッツの粉末)、
香菜(パクチー)を挟みます。
 
 
↓義母宅で食べた刈包。
 
 
生地はこんな感じ。
ふわふわです。
 
 
白い生地は
漂白された色であることも多く
 
 
健康オタク志向の義母宅で食べたのは
黄色がかっていました。
 
 
手作りの角煮がすっごく美味しくて
残りを打包(持ち帰り)しました。
 
 
ついでにご飯とスープも
ちゃっかり持ち帰り(笑)
 
 
 
尾牙に刈包を食べる理由
 
諸説ありますが
 
①刈包がパンパンに膨らんだ
財布に似ている
新年(今年は2月12日〜)も
そうなることを願って。
財富滿足、來年發大財
 
↓がま口財布にも見えますよねキラキラ
(お借りしました)
 
 
②縁起がいい
刈包は別名「虎咬豬」。
「トラが大きな口を開けて豚肉を食べている様子」
 
 
つまり、起きた悪い事を
トラが食べて消し去ってくれる
 
 
そして、
「虎咬豬」と台湾語の
「福咬住」の発音が似ており、
「留住福氣」の意味。
 

「福(幸運)が留まる」といったところかな。
 
 
調べてみるとおもしろい!
 
 
尾牙→刈包
端午節→ちまき
中秋節→焼肉(←最近の文化)月餅
冬至→湯圓(冬至の過ごし方in台湾

 

 

そんな習慣がありますね。

 

 

台湾の文化は

中国語で調べたほうが
詳しくたくさん出てくるので
 
 
その国のことは
その国の言語で調べるのがいい
刈包を食べながら思った
今日この頃です。
 
 
これからも面倒くさがらず、
義母宅で一緒に
ご飯を食べようと思いますニヤニヤおいで
 
 
でも回数は減らした(笑)
 
 
 
以上、台湾からお送りしました。
お読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

【よく読まれる記事】
ひらめき電球台湾カステラGRAND CASTELLA

ひらめき電球台湾でマレーシア料理

ひらめき電球おすすめ台湾土産

 

〜みみ〜
台湾から美味しい・楽しいをお届け。

台湾台北在住(2020年7月~)
生活情報、グルメ、国際結婚など発信。    
はじめましての方はこちらもどうぞ。
twitter

 

にほんブログ村 海外生活ブログ 台北情報へ