これからの生き方
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透析施設のあれこれ(1)

 15年以上透析をして、毎年2,3か所以上出張をしていたので、いろいろな地方へ

臨時透析でいろいろな施設におじゃましました時の感想をいろいろと(笑)

 

北は北海道から南は沖縄へ行きました。

臨時透析が日本全国で可能であることを知ってからは、積極的に出張をしていました。

沢山は食べれませんが、無理をしてでも名産や珍味を食べていました。

たいていは午前中か夕刻からの透析時間を選択しての透析なので、

前日の夜や、昼食はその美食時間でした。

北海道、札幌での透析では、地下鉄駅から施設までは歩いて5、6分なのですが、

透析終了時間が午後9時過ぎなのと、冬の2月で少し雪や風があり、また、駅までの道を迷い、

本当に死ぬおもいで、駅までたどり着きました。

札幌とはいえ、2月の夜9時過ぎの吹雪の歩道には誰もいませんし、明かりは少なく、

まともに顔をあげて歩けないので、思い込みで歩いていて、一本道を間違ったみたいでした。

北大付近で食べた美味しいラーメンの後の透析でしたが、

ホテルに帰って震えてベッドに潜り込んで寝た思い出があります(笑) 

腎移植(2)

2019年からいろいろな事があり、

2020年の1月からのコロナで1年が漠然と過ぎ去ったしまいました。

2021年1月になり、PCの前に落ち着て座る時間が増え、

もう一度、思い出しながら書いてみることにしました。

ゆっくりですが、もしよろしければ、お付き合いください(笑)

 

腎移植の事は全く頭の中にはなく、ただ目の前の透析と仕事と

子育て(息子の高校受験)しかありませんでした。

更衣室にロッカーの上部の住人がいなくなってから、ネットで

腎移植についてすこしづつ勉強を始めました。

 

自分の親は年でそれぞれ持病があり、妹も子供が3人、自分も3人の子供で

嫁にはとても生体移植を言える状況ではありません。

でも、この透析施設からは抜け出したいと切に祈ってました。

 

宝くじは買わなければ当たらないし、行動しなければ、チャンスはこないと

思い、婦長に臓器移植の手続きをお願いしまたが、簡単に考えていた臓器移植、

ものすごく大変で、忍耐が必要な事がネットで知ったのが、そのあと数年後でした。

腎移植(1)

透析を始めて2,3年過ぎた頃でした

透析も慣れてきて、透析中の時間の過ごし方も

それなりに楽しみを見つけて、3時間半を過ごしていた

(当時4時間は苦痛で、できなかった)

いつも更衣室で会う、体重80kgの大きな人がいた

私の小さなロッカーの上を使用していて、着替える時に

とても不便だった

 

ある日、いつもと違う違和感を感じた

不便に感じていた更衣が、不便ではなかった

いつも会っていた人がいないこと気が付いた

 

体重測定の時に、看護師に質問したら

移植手術をしたそうですとの返事でした

話を詳しくベッドで聞いたら

献腎移植で、70代の女性からの移植だったとの話でした

移植の登録はしていたが、まさか身近にそんなラッキーな人はいるとは

移植には10年上かかるし、こんな田舎の県で、

宝くじに当たる人はいるのだ、思いました

 

 

透析中の過ごし方 2

地デジ用の新しい国産のTVに変わった

DVDプレイヤーからピンプラグで画像が出力されるようになったため

レンタルDVD、録画した番組などが見られるようになった

半年は喜んで見ていたが、DVDには2時間くらいしか録画できない

どのディスクになんの番組が入っているかを確認する作業が

透析中はしんどかった

 

ディスクに番号を書いて、紙に番号と番組名を書いて

楽しんでいたが、ある日、紙をどこかになくしてしまった

6枚のディスク、一枚一枚確認をしながらその日は終えたが

片腕での作業はやはり大変であった

 

家のDVDレコーダーがブルーレイに変わり

DVDプレイヤーもブルーレイに変えたら、すっごく良好

ブルーレイは2時間の番組が6から8入り、録画作業も

寝る前にセットするだけでOK、いままでは、番組ごとに

1枚1枚の作業だったので

 

今はサーバー機能についたブルーレイに変更

wifi環境があれば、家のブルーレイレコーダーに

入っている番組が、パソコンかスマホ、ipadで見える

パソコンでみるのが最高、画面をタッチするだけで

片手で操作できる

 

10年も経過すると、私の頭は退化するが

文明はずううーっと進歩している (笑)

 

 

透析中の過ごし方

お久しぶりです

それなりに元気にしていました

 

透析最初の頃は、3時間だったので、新聞と備え付けのTVで

3時間は大丈夫でした

新聞も隅々までよみ、日曜の別刷りも楽しみに読みました

飽きてくると、TVを見ました

地方なので、民放が2曲(地域が限定されそう 笑)なので

直ぐに、退屈になりました

 

4時間になると、読書などとTVの組み合わせではもちません

モニター付きのDVDプレイヤーを購入しました

でも2年はもちませんでした

 

完全デジタル放送になり、ケチな病院にしては、新しく購入してくれましたが

国産ではなく、今話題のK国制で、使いづらかった

ベッド、空調問題で婦長とのバトルで、場所の移動はなく、国産TVに変更してくれました

 

長時間透析

最初の頃は、3時間透析でした

まだ小水も沢山出ていた頃で、透析に体と精神をならす段階でした

欲がでてきて、沢山食べたい飲みたいとなると、やはり、時間が必要に

なり、3時間半が4時間となりました

 

診療報酬が上がる前のずいぶん以前に、こちらから4時間半を打診したら

いろいろ理由を言われ断念しました

 

しかし、手のひら返しです

利益がでるのがわかると、突然、患者全員の効率を調べだし、効率が悪いから

3時間半は4時間、4時間は4時間半、5時間へと変更を言い出しました

 4時間以上をすっごく勧められました(勧める前に、透析環境を変えろ!!)

出張で長時間透析、オーバーナイトを標榜している施設で透析を行う機会を得ました

6時間透析です

違います

体が軽く感じます、口腔内に味覚が変わります

透析中に食事はなんでもOKです

飲水も無制限にちかいです(透析期間が長いので、飲めない体になっているので、飲めません 笑)

個室に近い環境で、TVモニターが40インチです

ベッドがフカフカで、ホテル並みのベッドです

院長を筆頭に、スタッフが親切で、すばらしいと思いました

患者中心の環境での透析でした

日本はいい国だ

私は日本に住んでいるが、たぶんここは外国だろう (笑)

透析施設でのイヤな事

透析導入の1,2年は体の変化と透析とのバランスが悪く、色々とトラブルが

あるが、2,3年過ぎる頃から、食事、水分の量や種類の調整で、血液検査のデータも、安定するようになり、保存期よりも、食事制限は少なく、体も軽くなり、軽度な運動もでき、水泳や散歩、golfも可能になった

足の筋肉のつりや、血圧の急な変化は、たまにはあったが、自分の体なので、我慢したり、仕方がないとあきらめたりして、他の楽しみを見つけて、あまり考えないようにしてきたし、自分の事は自分の中で処理をする(布団の中でしょんぼりしたり、空想を膨らませたり)ことで、楽しみを見つけていたが

 

・透析室の室温が低い、私にとっては大変寒い。薄い掛布団1枚のみ

空調の吹き出しがモロに当たるので、場所の変更を申しでたら

“電気アンカを持ってきてもいいですよ”

(看護師さんの労働に合わせた温度だそうです。なんじゃーそれは?)

・ある日突然、製造会社の違うダイアライザーになっていた

いままで散々、残血があると言って、ダイアライザーをいろいろ変え様子を

みて、やっと落ち着いたのに

(診療報酬の改定で、使っていたのが値段高く、安いのに変更だって、

誰のための医療かしら)

・連休や正月、お盆の休みになるといつも尋ねる看護師“お仕事はお休み?”

俺は医療関係者、カルテに書いてあるだろうに

(休日出勤もあるし、待機勤務もあります。待機の後に透析の時間を入れて

ます、透析を何年やっていても毎回聞かれます)

・透析終了1時間前くらいから血圧が下がる時があります

通常は120-70くらいが、上が100を切り始める時があります

優秀な看護師、測定後、数値は言わず耳元で“大丈夫?あと1時間?”

嫌いな看護師、測定後大きな声で“95の60、気分は?”

(あなたの声に気分が悪い)

・最悪なのは院長

透析ベッドと透析ベッドの間は透析装置1台分の広さの間隔

隣とのカーテンや仕切りなどはなく、プライバシーの欠片もない

大きな声で血液データを言って、食事に気を付けるようにしか言わない

PTHの値が大きいと話すが、患者自身はなにもできない

(私はどうすればいいの、それは医療側での仕事でしょ)

 

透析施設は重要です、外も中も、特に院長とか婦長とか

NHKスペシャル 再放送

GW中に、NHKスペシャル「人体」腎臓の再放送を見ました

一日に180リットル濾過し、その1パーセント1.8リットルが尿として排泄されるそうです。

一時間当たり7.5リットル濾過して0.075リットル排泄(約80cc

3時間で240ccと考えるとそんなものかな?

透析では1分間に200ccと考えると一時間当たり12リットル、

4時間で48リットル、透析の方が処理能力がいいのかな?

でも残りの20時間は処理をしていないので、

単純計算では時間当たり2リットル、でも、2日に一回の透析なので、

時間当たり1リットルなので、処理能力は1/8位になってしまいます

単純な計算で、正確とはいえないと思いますが?

他の人のブログにも多く書かれていますが、

ホルモン、血圧などの調整もしているそうなので、

本当に大切な臓器です

(人間にとって、大切ではない臓器、器官などはないと思いますが(笑))

人工透析の時の食事と飲水

月、水、金の週3日の一日4時間の透析をしていました

いつも3200グラムの徐水をお願いしていました

一時間あたり800グラム、800ccの徐水です

つまり一日1600ccの徐水なので、簡単に考えれば

健康な人の一日1600ccの排尿と同じと考えればと思います

腎移植をして一日当たりの蓄尿を行っていました

毎日1500から2000ccの飲水を要求されますが

1500飲めれば良い方でした

一日の排尿の量は、だいたい1200から1600ccでした

中1日はこの計算で大丈夫ですが、中2日では一日約1000cc

なので、一食当たり、一日単位での量が大事になってきます

一食多く食べた時は、どこかで少ない食事を2回程度していました

全く食べない朝食昼食?兼用もしていました

食べないときには、キャンディーや小さなあんぱん一個で、空腹感を耐えていましたが、

数ヶ月もすると、本当に胃が小さくなってきて、空腹感、満腹感が違ってきて、おもしろかったです

人工透析の時の食事と飲水

食べ物で特に気をつけていた物

 

ミルク 1日に一口か2口くらい

バナナ 1/4個

ハンバーグなどの肉類、嫁の半分

焼き鳥は、嫁と同じくらい

朝の食パンにのせるチーズ、スライスチーズの半分

野菜はあまり気にしていませんでした

 

透析が午後4時半くらいから始っていたので

透析の時に、自分で弁当を持っていきました

トータルで600グラムを目安で

ご飯とおかず

おかずは全く気にせずに、なんでも食べました

飲水は100グラムでトータル700グラム

いつも3200グラムを目標に徐水をお願いしてきました

必ず透析の日の朝に体重測定です

今日一日の食事と飲水の量が計算できます

透析前の体重が2200の時の楽しみが

カップヌードルを食べることです

もちろんスープは少ししか飲みません(笑)

 

血液検査がない前日の楽しみは

マックに行って、100円のハンバーガーを食べることです

おいしかったです(笑)