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夛田慎二のブログ

山形県中山町のこと、議会のことを書いていきます。
中山町議会議員 1期目

9月30日にすももウォーキングと元祖芋煮会が開催されました。

すももウォーキングに向けてのぼり旗が立ったり、ゆらら前の通りの草刈りをしている光景を見ていよいよイベント開催だなと考えていた時にふと、多くの方が参加するイベントなので少しでも気持ちよく参加してほしいなと前日夜に思い立ち、開催当日の6時半からコース上のごみ拾いをしました。

せせらぎ公園コースと柏倉家コースを合わせて、約10kmだったので2時間半あれば全コース回れるんじゃないかと6時半にスタートしたのですが、想像以上にゴミが落ちてる…

イベント前にコース上のごみ拾いをしているだろうと思っていたのですが、ゴミを見る限りしてなさそう…

タバコのポイ捨てだけじゃなく、こんなところでアルコール飲料を飲むかなぁ?というような場所にたくさんの缶が落ちていたり…

スタート前ははたばこの吸い殻がちょっとあるくらいかなと念のために大きな20リットルのごみ袋を持ってきていたのですがせせらぎ公園コースだけで時間も袋もいっぱいに…

うーん…イベントで多くの方が来場することがわかっているはずなのにコース上をきれいにして迎えようと思った人はいなかったのかなぁ?

予算を付けてでもごみ拾いすべきじゃないのかなぁと…

最近、観光に力を入れている感じがしていただけに残念だなぁと…

  

 

その後は元祖芋煮会に議会で参加してきました。

昨年は、みちのくモルック交流会に参加される方とマルシェに遊びに来て、手話通訳もモルック仲間が即興でやっていた記憶だったのですが、今年は手話通訳の方がいらっしゃいました!

県内の市町村で初めて手話言語条例を制定しているにもかかわらずあまり取り組み状況が見えず、3月定例会で一般質問させていただいたのですが、町の広報誌にワンポイント手話が掲載されたり、ちょっとずつですが手話に関する取り組みが増えてきていて良かったなと…

私自身はモルックで使う数字程度の手話しかできないので少しでもできるようにならないと、と反省もしつつ…

 

肝心のイベントのほうは北前芋煮もマルシェも大勢の人で賑わっていたようで良かったです。

今後、この賑わいをどう生かしていくのか、芋煮シーズン本番にむけて北前芋煮がどう活用されていくのか注視していこうと思います。

 

 今日は気になる方も多い?選挙にかかるお金の話です(笑

 4年前の記事はこちらからご覧ください。

 先日、今回の選挙運動費用収支報告書を提出いたしました。

 前回の選挙の時は、選挙公営が実施されていなかったので大きく変わっています。

 

 まず、立候補時に供託金15万円を納めなければならなくなりました。実際には立候補前に供託する必要があり、私はオンライン申請、オンライン納付をしたのですが受付時間が24時間でないことにはちょっと驚きました。

 また、納付まではオンラインなのですが証明書はオンライン交付されておらず郵送にて申請・送付していただいたのですが手元に届くまでに思っていた以上に時間かかりはらはらしました。

 立候補を考えている方は余裕を持った納付か窓口で手続きした方がよいかもしれません。

 

 なお、供託金は選挙費用には含まないそうです。

 

 では、今回の選挙にかかったお金ですが印刷費に約5万円かかりました。

 内訳としてははがきの印刷代が2420円でしたが、いつも使っている印刷会社さんだったのでついポイントを使ってしまい、報告書がちょっと複雑になってしまいました…

 

 ポスター代は片面印刷のラミネート加工の60枚で9690円でした。

 こちらは公営対象として手続きをしています。

 そのほかに貼替え用ポスターとして両メイン印刷のものを60枚×2種類の合計120枚分が22660円でした。こちらは片面印刷のポスターで上限枚数に達しているため全額選挙資金から支払っています。

 

 また、前回の選挙では認められていなかったビラが認められ、公営の対象となっています。

 今回は製作が遅くなってしまったため、短納期かつ、のり接着タイプにしたため、14,490円になりました。公営は1枚当たり7.73円の上限があり、今回は上限額を上回ったため上限額の12,368円が公営額となり、差額は選挙資金から支払いました。

 今回は配布できる上限の1600枚を新聞に折り込み、配布しました。折込料は11,440円でした。なお、接着ビラとしたため、2つ折りの割り増し料金になっているそうです。

 たすきについては前回は無地のたすきにアイロンで文字を張り付けたのですが、今回はスマホからデザインできるものを依頼し、送料込みで6380円でした。

 

 その外には、ポスター張りに使ったタッカー、ポスターをはがすためにホッチキスリムーバー、はがきのあて名書き用にボールペンなど事務用品に約2300円かかりました。

 選挙公報、ポスター用の顔写真はドラッグストアに設置されているセルフ型の撮影機を使い、紙とデータ出力できるプランで1500円でした。

 

選挙費用の総額(供託金を除く)は71,315円、公営費を除いた実質の支払総額は49,257円となり、ぎりぎり、50,000円以内に収まりました。

4年前は、ポスターがコート紙だったり、ビラが配布できなかったため、20,000円くらいでした。(拡声器のレンタル費用を除く)

 

供託金が15万円必要ですので1次的には20万円ほど必要になりました。

資金としては15万+10万円の25万円を準備していたので少し余裕がありました。

 

選挙カーを使わず。ほぼワンオペ(初日のポスター貼りは家族に車を出してもらいました)で自転車と徒歩なので最低限の金額に近いのではないかと思います。

 ポスターを計180枚(印刷面300枚)作っているので、1種類60枚であれば30,000円くらいでできるかもしれません。

 

 選挙費用に関しては、地元の業者さんを使って経済効果を生む側面もあるので、単純に費用を抑えればいいというものでもないとも思いますが、私の考え方に誰でも挑戦できる運動をするというのがあるため、このような運動をしています。

 ある方からは超省エネ選挙とも呼ばれていましたが、その分体力はめちゃくちゃ使います(苦笑

 4年前、今回と同じような方法で挑戦しましたが、大きく得票を減らしている事実もあるので次の選挙では方法を変えることも視野に入れています。ただ、連呼する選挙カーは使いたくないとは思っています。

 

 なお、選挙費用報告書については選挙管理委員会で報告書を受理してから3年間は開示請求で閲覧することができますので興味がある方は問い合わせてみてください。

 

 

 

 

 

昨日は、夢メッセ宮城で開催されたオートアフターマーケット(自動車工具・用品の展示会)に行ってきました。

メインは複業であるデントリペアツールを実際に手に取って見ることだったのですが展示会場の中に防災用品を取り扱っている業者さんがいました。

車の環境(冬のマイナスから夏の高温)での耐久性を確認した防災セットで個人用には水と食料が入っているのですが、珍しかったのはあえて食料系をなくしたシェアする防災セットでした。

10~30セットの携帯トイレ・除菌シート・アルミブランケットなどをコンパクトにまとめたセットを積んで置き、災害時や豪雪による立往生時に周囲へ配布できるセットです。某有名パンメーカーが緊急時に輸送しているパンを配布しているのが発想の始まりでトラック業界などに少しずつ導入が進んでいるそうです。

  

 

午後からは『災害による車の被災で困らない社会をつくるオンラインシンポジウム』にネットカフェから参加しました。

このシンポジウムは自動車の被災という共通のテーマに違う角度からアプローチしている『くるまを水害から守るプロジェクト』のスターライト工業様×『被災した車を撤去する』JAF様X災害の時に車で困らない地域を作る「モビリティ・レジリエンス 」の日本カーシェアリング協会の3社が合同で行っているもので同時に聞ける貴重な機会でした。

 

スターライト工業様とは、先日の地域防災EXPOでブース訪問をさせて頂いており、日本カーシェアリング協会様とは不要になった車を寄付したり、県内での被災時に支援の申し出を頂いたりとばらばらには面識があるのですが合同スタイルは初めてでした。

 

事前質問も受け付けていただいていたのでJAF様に浸水してしまったハイブリッド車、EV車を救援する際の感電の危険性について質問させていただきました。

自動車板金工場勤務時代に自動車向け低電圧講習を受けているのですが、浸水被害については聞いたことがなかったので専門的な内容をお聞きしました。私の認識に間違いがなく、安心しました。(オレンジのケーブルが損傷していなければ自動的に遮断されるため感電の危険性は低い)

そのほか、最近の車事情としてはプッシュスタート式(プッシュボタンでエンジンがかかる)やパーキングブレーキが電子式になっているため、浸水すると解除できない事例があることを教えていただきました。JAF様では解除できなくても運搬できる体制をとっていました。

 

カーシェアリング協会様は実際に被災された方が車がなくてどんなふうに困ったのかインタビュー動画を見せて頂き、各種団体との連携(協定)についても教えていただきました。
カーシェアリングという名前から自動車関連団体は警戒していたという話はたしかに初めて聞いたらそうなるかも…と妙に納得してしまいました(苦笑
 

最後に現在も車を失ってしまった方に無償貸し出しを行っている日本カーシェアリング協会様よりクラウドファンディングのお願いがありました。

毎年、消費税非課税事業者のため、売り上げの10%程度を災害支援団体等に寄付させていただいており、今回も少額ですが協力させていただきました。(インボイス制度導入により適格請求書発行事業者になるため、今後どうするかは検討中です…)


写真は2020年に人吉市内を走ったスペシャル応援カー(ヘコミ救急隊山形店ver)

 

残り4日、目標額を達成しネクストゴールを目指しているそうです。

ずっと自動車業界にいる人間として自動車の被災について最前線で活動されている方のお話を直接お聞きできる貴重な時間でした。

開催、ご紹介いただいたスターライト工業様、JAF様、日本カーシェアリング協会様ありがとうございました。

今回の選挙で新しい議員が決まりましたが、気軽に色々な議員と話してほしいと思っています。

たった10人の議員で町を良くしていくのは難しいです。そして、議員に言ったところでなにも変わらないというイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、教えてもらうまで議員が気がついていないこともあります。

言っても変わらないことも多いかもしれませんが、そもそも言わないことは変わりません。

選挙期間中、なかなか中山町の公式サイトを見れていなかったのですがそんな良い例がありました。

 

9月15日に中山町英語検定受検料の補助についての案内が掲載されていました。

その中でこれまでと変わった部分がありました。

【補助対象となる人】

英語検定受検日において中山町に在住または町立小中学校に在学する小中学生の、父母または現にその者を扶養している者

 

これまでは町立小中学校に在学する小中学生の、、、となっており、中山町に住んでいても町外の学校に通っている場合は対象外となっていました…。。

 

なぜ、変わったのかというと思い当たるきっかけがあります。

3/8におもちゃ屋さんからLINEで『中山町教育大綱の最新版がホームページに見当たらないんですけどどこにあるかわかりますか?』という問い合わせをいただきました。

 

内容としては

『英検補助が町内の小中学校に通う子の保護者にしかでないのはどうしてなのか、いまいち理解できず、教育委員会に聞いたら大綱に基づいて決められたとのことで…

その大綱の中身が知りたいのですが、いつものことながら簡単に出てこない💦💦』

 

私は英検補助金は町内に住んでいる小中学生に出ていると思い込んでいたので、え?と思いながら交付規定を調べて見るとなんと、対象は町内の小中学校に通う子になってるという事実に気が付きました。

 

『大綱に基づいて、町内の学校のレベルアップのための補助なんだそうです。個人のためではないようで💦でも支払われるのは個人へ。

あまり納得はできず💦💦

大綱読んだら少しは理解できるのかなぁと思った次第です😅』

 

『町外の学校へ通う生徒もウチだけでなく来年度増えるので、再検討願えたらありがたいなと思いますが。

子どもたちのためでなく学校のレベルアップか…💦💦

検討してもらいたいことはとりあえず伝えましたが、まず町民として中身を見て理解したいです😂』

探す限り、町内の学校の生徒に限るという規定の補助は他の市町村見当たらず。

あえてそうしたのにはちゃんと理由があるんだろうと…多分💦』

 

この連絡をもらったときには、3月定例会の教育課の予算全員協議会が終わっており、残すは本会議のみ…

本会議は質疑回数が3回までと決まっているので何ができるのか…

 

翌日、最新版の教育大綱をもらい、連絡をくれたおもちゃ屋さんとLINEでやり取りしながら確認。

「英検の補助はグローバル教育の一貫だとは思いますが町立学校限定にする必要性は謎のまま…」

 

『そもそも大綱では本町のきょういく、学術及び文化の振興に関する施作の基本目標を定めたものだから、ということですかね?

児童生徒の「確かな学力」を育むために、の児童生徒も学齢期の子どもを指すのではなく、町内の学校の児童生徒に限る、ということなのでしょうね😂

それではどんどん町民いなくなりそう…💦💦

『まぁ、町民のニーズ等に合わせ、必要に応じて見直すこととします。とあるので、ニーズは伝わっているかな…』

『他の市町村もネットで探す限り、そんな制限ないですね😅💦

これからも続けるつもりなら、町民誰が見てもわかるように説明が書いてあるといいなぁと思います(なぜ町内の学校の児童生徒に限るのか)』

 

「予算の概要書見るとそうでもないんですけどね…。」

『中学生の、とだけあれば、町民の中学生みんなを指すと考えられますね。』

今まで想定もされていなかった、と考えれば、これからその枠を外してもらえれば…と思いますが、わざわざ個人でなく、町内の学校のレベルアップアップのため、と言われたことと、その点についてかなり議論した結果限定したとの話だったので、うーむ…🤔』

「いったいどんな議論があったのか気になりますね。」

 

その後、本会議で取り上げるも検討するとの答弁であまり期待できず…

 

すぐにおもちゃ屋さんに行き、報告をすると『まぁ、うちの子はしょうがないですけど、これからどんどんそういう子増えていくかもしれないのに…』と仰ってたのが印象的でした。

 

その後、6月定例会の一般質問で再度取り上げたところ…

 

町長答弁で「議員ご指摘の点も含めて、現在、英語検定受検料補助事業を見直し、中山町に在住または在学する小中学生の保護者に対象を拡大して参りたいと思います。 

今後も、「子どもたちが住み続けたい・帰ってきたいと思えるまちづくり」を推進していくため、教育環境の充実を図ってまいります。」 

これってもしかして一般質問しなくても変わってたやつ??と思いながら、再質問でフリースクールや特別支援学校なども含まれるのか?他に通う学校によって対象外となっている補助制度はないのか?今後、同じような補助制度を作る際は通う学校によって対象外にならないように配慮していただけるのか?を確認させていただきました。

 

 

変わったよー!!!史さーん!!!とおもちゃ屋さんに報告に行ったのでした。

 

お気づきかと思いますが、この連絡をくれたのが、今回の選挙で圧倒的な支持を集めた『渡辺ふみ』さんです。私に連絡をくれる前に役場にも電話して声を上げてくれていたのです。

もし、史さんが声を上げていなければ、町外の小中学校に通う子はずっと補助から漏れ続けていたかもしれません。

冷静に振り返ってみたら、普通のおもちゃ屋さんでは考えられないくらい生活(政治)の話をしていたなと…。

 

政治の話と考えると難しいですが、町の制度ってなんでこうなってるのとか、もっとこうしてくれればいいのに!というのを話してみてください。必ず改善するとは言い切れませんが、言わないよりは100倍は改善すると思います。

(振り返りながら加筆修正しています)


投開票が終わった翌日、仙台経由の始発で向かったのは横浜!

 

ぼうさいこくたい2023 


が横浜国立大学で開催されていたので、これまで出会った方と情報交換したり新たな出会いを求めて行ってました。

横浜駅から無料のシャトルバスが出ていたのですがすごい人で最初の予定に組んでいたさくらんぼ県の防災やさん にしや さんのイグナイトステージ『ENJOYBOUSAI☆全国初<非常食アレンジレシピコンテスト~非常食をいつもごはんに~>』 に間に合わなくなりそうだったので、筋肉痛でしたが汗だくになりながら40分ほど歩きました。



西谷さんは非常食を日常の非常時にとフェーズフリーな使い方を紹介して、楽しみながら非常食を日常的に取り入れる提案をされている会社さんです。実は中山町の岡縁里でも、アルファ米の調理WSを開催していただいたこともあります。今回は学生による非常食を使ったアレンジレシピコンテストの紹介をされていました。




その後、各ブースを見てまわろうと考えていたのですが、全国防災関係人口ミートアップ 


さんのセッションでテーマが官民で溝ができてしまう『公務員は住民が怖い。住民は公務員が怖い』この解決策をフィッシュボウルで考えていくというものでした。

ちょうど3月頃から悩んでいた内容だったので時間切れにやるまで参加させていただきました。

ちょっとずつ、螺旋階段を上がるように思考が積み上がっていくのは不思議な感覚でした。

フィッシュボウルの中に入ったり、外から話を聞きながらじっくり考えたり…


重要なキーワードとして

災害時の失敗は人命に関わる。平時のうちに失敗しておこう。公務員は失敗が怖がりがち。

立場に囚われて、本来の目的のために動けなくなっていないのか?目的達成のためのマニュアルのはずがマニュアルを厳守するために目的が達成できなくなっていないか?

市役所と民間団体に溝があるからと中間に組織をつくるのは無限ループ化しないのか?システムの穴をシステムで埋めることができるのか?

公務員の異動によって、引き継ぎ頻度が多すぎる。信頼関係って引き継ぐのが大変。


立場を越える、色々な立場を使い分ける。

そもそも立場って何で決まるんだろう?

自ら壁を作って、動けなくしていないか?


なかなか言葉では表現できないのですが、す。ぅっと悩んでいた原因がわかったような気がします。

それは議員の仕事じゃない。これは議員の仕事なのか?議員が動くことで禍根を残さないか…


他のブースに回れずじまいになってしまったのは残念でしたが、今一番必要なところに参加できた気がします。

毎週、オンラインでセッションをしているそうなのでそちらにも参加してみようと思っています。


また、ぼうさいこくたいは各ブースのアーカイブ配信もあるようなので見たかった防災教育と官民連携を中心に見てみようと思います。