夛田慎二のブログ

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山形県中山町のこと、議会のことを書いていきます。
中山町議会議員 1期目

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選挙期間が終わってもブログを書き続けようと思っていたのですが、気づいたら大晦日になってしまいました…

タイトルの今年の漢字は岡縁里さんで年末に今年の漢字を書くというのをやっていて、忘年会中に降られて書いたものです。

皆さんに「らくかよ!」と突っ込まれましたが、『楽しい』です。

 

1月は青年会議所の京都会議でJCI大洲様に声をかけていただき、津和野町を活動エリアに含むJCI益田様、中山町を活動エリアに含むJCI山辺で『日本三大芋煮LOMナイト』が実現しました!

 

4月にはこのご縁をきっかけにJCI増田の松本理事長を巻き込み、モルック津和野大会に参戦。

津和野町長にも中山モルックサークルのピンバッチをお渡しして足跡を残してきました。

JCI増田の皆様に前夜祭までセッティングしていただき、翌日は勘違いからキックオフミーティングに参加させていただいた『本当の自分と旅をする』津和野Yu-naさんの百景図を巡るサイクリングツアーにも参加。

オンラインツアーで見た景色、そして江戸時代にもあった景色が目の前にあることに感動!

 

6月にはずっと作りたい、作りたいと言っていた竹のジャングルジム製作が実現!

一部、誤解されているのですが、子ども達のために作ったものではなく、私が作りたくて作ったのです(笑

そして、そこで子ども達も楽しんでくれたのでWIN-WINです。

岡縁里さんに場所を貸しいただき、近所の方から竹を頂き、鹿児島から愛竹家の橋口さんに来ていただき、多くの方のご協力により実現しました。

 

9月には町議会議員選挙に2度目の挑戦!

なかなか立候補される方が少ない中で今回は渡辺史さんが決断をされ、どうやったら立候補のハードルが下がるのかいろいろと考えました。

そのなかで、ポスター貼りの相互協力は良かったんじゃないかなと思っています。

これは後に思いついたことですが、複数の候補者による合同演説会なんかをやれば興味を持ってもらえるし、投票の参考にもいいのかもしれません。

 

上記の考えに至ったのは全候補者の取材ができなければ記事にしないというフリーライターの畠山理仁さんを追った映画『NO 選挙,NO LIFE』で畠山さんが『無頼系独立候補』と呼ぶ候補者を見たり、舞台あいさつで民主主義の根幹であるはずの選挙が、メディアによってすでにふるいにかけられていて、直接候補者と会って話を聞くことの重要性を再認識したからです。

実際、町議選でも史さんが何を訴えられるのか街頭や個人演説会に聴きに行ったり、していたので無意識には感じていたのかもしれませんが、より具体的に認識したのかもしれません。

同じ映画を劇場まで4回も観に行ったのも、いろいろな人に勧めたのも初めてでした。

 

そして、あっとほーむまめ太さん、史さんに声をかけて頂いて、春から1年を通してあまり関わりのなかった子どもたちともたくさん遊びました!

最初は子ども達が考えたお祭りを、秋には手作りのお化け屋敷のお手伝いをさせて頂きました。

スポ少のコーチをしていた時は自己嫌悪に陥るような関わり方をしてしまっていたことも多かったですが、本当に関わっていて楽しいです。

もっとちゃんとしろ!と思われているかもしれませんが…

 

6期目となった熱中小学校だったり、芸工大学生のワークショップに参加させていただいて、小学校の時は嫌いだった音楽や美術に関しても、やり方が変わっただけでこんなに楽しいものだったのかというのも再認識しました。2024年のビエンナーレが楽しみ!

 

色々なことがありましたが、本当に楽しい1年でした。

来年はもっと楽しいことをするために準備を進めています!

2月ぐらいにはお知らせできると思います。

先日、埼玉県虐待禁止条例改正案が取り下げたことが話題となりました。

今日のブログでは内容ではなく、取り下げとなった経緯について考えてみようと思います。

 

報道の内容をまとめると、10月4日に改正案を上程、内容説明がされました。

6日に県議会福祉保健医療委員会で賛成多数で可決

13日の今会議で採決が行われ、賛成多数で成立するのではないかと思われていました。

しかし、6日ごろにこの改正案が委員会で賛成多数となったことがXをはじめとするSNSで拡散し、埼玉県内の保護者やPTA関係者が改正案に反対する意見書のとりまとめたり、インターネット署名などが開始されるなど、大きな反発があり、10日に取り下げが発表されました。

 

もし、このまま上程、採決となった場合に条例の成立を防ぐ方法はなくはない(首長が再議(拒否権)を行使して議会で再度採決をして2/3以上で可決成立)ものの現実的に議員発議で可決されたものに対してはハードルが高いのではないかと思います。

今回は本会議で採決される前に条例改正案の内容が広く知られたことにより大きな動きとなりましたが、もしあまり公開されていない議会であれば、住民が知らないまま条例改正案が成立していた可能性もあったのではないでしょうか?

 

中山町でここまで反発されるような議案が上程されることはないと思いますが、議会で何が話し合われるのかを事前に知る方法がほぼなく、傍聴以外に本会議の内容を知る方法は議会後に発行される議会だよりくらいしかないのが現状です。

なかなか本会議の上程前に、上程内容をお知らせするというのも難しいとは思いますが、埼玉県議会の事例を考えると真剣に考えなければいけないのかなと思っています。
議会に限らず、教育委員会をはじめ、各種委員会などでも多くの会議が開かれていますが、なかなかその中身を知ることができないのは問題なのではないかと考えています。

より開かれた議会、政策の決定過程がわかる透明性の高い議会となるよう、努力していきます。

今回の中山町議会議員選挙で私が得票数を多く減らしてしまったことについて、改めて選挙って難しいと感じています。

 

実は6月の一般質問、8月の一般質問を通して、今回選挙に出るべきなのか、議員の立場から離れて減災に取り組んでいくべきなのかずっと悩んでいました。また、複業の仕事も議員活動を優先していたため4年間で減少しており、任期が終われば、何の保証もないため、今後の人生を考えてこのタイミングでやめた方がいいのではないかとも考えていました。

実は上記の件について、まだ立候補を表明されていなかった渡辺史議員にも相談していたという…

 

しかし、議員に立候補される方も少なく、前回、無投票で議員が決まってしまう現状を変えるために立候補した経緯もあり、立候補しないことで無投票になるということはあってはならないとも考えていました。

 

そして今回の選挙では告示1週間前のタイミングで今回トップ当選された渡辺史議員が立候補を決断されました。渡辺史議員とは子ども達と一緒につくるイベントにお誘いいただいたり、町政についてご意見をいただいたりと以前より面識があり、議員になってほしいとも思っていました。

優先順位をつけるのであれば渡辺史議員は町にとって必ず必要、私は10人の議員の中にいた方がいいくらい認識です。

 

選挙準備がコロナ感染で遅れていたこともあり、方針として確実に渡辺史議員と支持層が被っている部分があり、極力奪い合いにならないように渡辺史議員が間違いなく訴えないと思われる内容でポスター、はがきを作り運動を展開することにしました。

過去の選挙戦では女性候補が落選していたこともあり、どういった展開になるか全く予想できていませんでした。

選挙が始まって2日目、3日目くらいまではポスター貼りをしていると、渡辺史議員はどんな人なのかを頻繁に聞かれたので、立候補表明が遅かったのでどんな人か知らない方も多かったようです。

私のポスター内容よりも確実に関心が高かったのは新人2名のことでした…

さすがに4日目くらいからは聞かれることはなくなりましたが、お二人とも知っている方なので自分のこと以上に丁寧に説明するという謎の選挙運動をしてました(苦笑

 

 

その後、新聞の情勢報道を見ながら運動方針を見直す予定だったのですが、渡辺史議員が当選確実でもなければ、私が当落線上とも出ておらず、なんとも判断できない状況に…

前回の選挙時も取材を受けても感触は全くわからない…

報道する側も独自の運動としか書かれなかったので、皆さんどうやって票読みをしているのか謎.です…

 

15日に掲示を予定していた、予算案否決のポスターは票が減ることはあっても増えることはないと思ってはいたのですが、これによって人生が大きく変わってしまった人もおり、評価が二分していたこともあり、4年間の議員活動を評価していただくためには避けてはいけない内容とも考えていたので掲示しました。

 

そして、秘策として考えていたNFC(マイナンバーカードと同じ技術)を活用したLitLinkカードにスマホをかざして私のLitlLnkに飛んでもらう計画は選挙管理委員会に問い合わせたところ、文書頒布にあたる可能性があるということでお蔵入りに…


選挙期間が終わっったので、使い放題だーと持ち歩いておりますので気になる方はお声がけください。
QRコードのようにカメラを起動する必要もなく、かざすだけで表示できます。

 

今回に選挙戦と4年前を比較すると大きく変わったのはポスターへの興味の高さとブログへのアクセス数です。
前回はタッカーの音を聞いて近所の人が出てきてくれたのでポスターの政策についてお話しできたのですが今回は出てきてくれる方も少なく、内容も新人議員のことでした…

ただ、これは選挙カーの反応も同様だったと数名の議員から聞いておりますので天候などの影響もあったと考えています。

 

そしてアクセス数が約半分に低下していた影響も大きかったのかなと思います。しかも、渡辺史議員の記事をめちゃくちゃ宣伝しました!という方もいたので、もし書いていなかったらもっと少なくなっていたのかもしれません。

 

製作中は気が付いていなかったのですが、4年前のはがき・ポスターのほうが投票に行きたい!と思える内容たっだような気がしています。

 

上記の選挙運動の中身を踏まえて、今回の選挙が失敗たっだのかというと個人的にはほぼ成功だったのではないかと思っています。

渡辺史議員のトップ当選を最初から予想できていなかったという点では失敗だったかと思います。

しかも、勝手に応援したことで、渡辺史陣営を困惑させてしまい、ご迷惑もおかけしました…

 

そして10人を選ぶ選挙でも1人の名前しか書けない難しさを改めて感じました。

この人になってほしいという人が複数名いたときに一番なってほしい人を書くべきなのか、なってほしい人で当落線上にいそうな人を書くべきなのか…

私自身、記載台で一番議員になってほしい渡辺史議員の名前を書くか、議会の多様性のために自分の名前を書くかギリギリまで悩みました。

また、渡辺史議員の当選を予想していた方からは落ちそうな私に投票したという方もいらっしゃったようです。何名もの方から言われたので、その方々に本当に救われました。

 

そして何より、私がギリギリでも当選てきたということではなく、今回の選挙後に町内外の私より若い方から選挙についての問い合わせをいただけたことは今回の選挙運動は大成功だったのではないかと思っています。

2票差の人、とよく言われるので言い訳に聞こえるかもしれませんが、個人的には落選した、票を減らしたから失敗、当選した、票が増えたから成功という評価ではないのです…

『たぶん無所属』の推薦を受ける際にも代表から票を減らすことしかやってない気がするのですが…と心配され、でも楽しそうじゃないですか?という謎の会議を1時間半もしていたので想定の範囲内だったこともありますが…

先日、フェイスブックにこのようなコメントを頂きました。

何故、日本青年会議所 山形ブロック協議会が投稿した河北青年会の事業紹介をシェアしたものに対してコメントされたのか理解に苦しみますが…

 

選挙の総括は?

SNSだけでは勝てないことがわかったか?

何が足りなかったのか?

 

これに対し、私からはこのように返答させていただきました。

 

何を持って選挙の勝利なのでしょうか?

少なくとも私はこの方法にこだわりを持って本気で取り組んでおります。

投票してくださった私を除く、239名の方にも失礼だと思います。

 

この投稿時は当選無効の申立期間内であり、もしかしたら...とも考えていたのですが特に返信も当選無効の申し立てもありませんでした…

 

これは議員に立候補した時(4年前)から思っていることなのですが選挙の勝ち負けって何なのでしょうか?

立候補した全員が中山町を良くしようと立候補されているはずです。

選挙なので当然、議員になれる人、なれない人は出てきますがけんかしているわけでもなく、全員、街を良くする仲間ではないでしょうか?

今回、選挙応援兼ウォッチに来た方のお話によれば、他地区では相手のことを悪く言うような選挙運動をする人がいるとは聞きましたが、中山町ではそんな運動をしている人はいないんじゃないでしょうか?

このときはもちろん結果を知らないのですが、今考えるとなかなかすごい写真ですね(笑

 

渡辺史議員の個人演説会を聴きに行った際に、応援弁士の方があり得ないと驚いていたと聞きましたが、最終日にはその方の声掛けでツーショットを撮って頂いたり、佐東幸治議員の選挙事務所の前を通ったら寄ってけ―、と水分補給させていただいたり…

 

 

 

今回だけじゃなく4年前に立候補した時も、いろいろな候補者から助けていただいたので中山町が特殊なのかわかりませんが、敵対するという感じではないのかなと思っています。

もちろん、意見が対立することはありますがあくまで町を良くするためというのは共通しているのは間違いないと思っています。

 

それが、勝ち負けという分断するような表現をされてしまうのが悲しいです。

候補者全員が時間もお金も使って本気で町をよくするために選挙に出ています。

そこになぜリスペクトしてもらえないのか…

 

こういうところも立候補者が増えない原因なんじゃないかと思います…

改選後の初議会が10月2日に開催されました。

最初に議長選が行われ、投票の結果、鎌上議員6票、佐東議員2票、無効票2票で鎌上議員か議長に選出されました。

私自身は、鎌上議員と佐東議員で迷ったのですが、議長の任期が4年のため、鎌上議員は前任期間から連続で6年になることから佐東議員に投票させていただきました。

中山町は会派制ではないのですが何故か自民系、非自民系で分けられてなぜ?と聞かれることがあるのですが、今回の選挙で「たぶん無所属」の推薦を受けた通り、所属によって判断するのではなく人で判断すべきと考えています。

 

次の副議長選では佐東議員6票、村山議員4票で佐東議員か副議長に選出されました。

こちらは村山議員に投票させていただきました。

 

他の議会の話を聞いたことがなく、前回は議員になったばかりで深く考えていなかったというか、事前に意欲のあった議員から投票してほしいとお願いされていたので気が付かなかったのですが、立候補制ではないので不意に議長になる可能性もなくはない選出方法だなと。

各議員がふさわしいと思う方を選ぶという、わかりやすい方法でもあるのですが、やりたいと思っている人がわからない方法でもあるので難しいなと…

 

その後の常任委員会の構成では、あらかじめ希望調査を行うのですが、4年前を振り返ってみるとどの委員会が何をやってるのか説明を受けた記憶がなく、2期目以降の議員は理解しているものの、新人議員にはもうちょっと配慮があってもいいのではと思ってみたり…。

新議員懇談会の段階で気が付かず、意見をしていないので誰が悪いということでもなく、あえて言うなら2期目で一番気が付くはずの私がそこまで配慮できなかったが悪かったなと反省しています。


私は総務文教委員会(鈴木議員、私、渡邉史議員、佐東副議長、鎌上議長)の配属となり、委員長に鈴木議員、副委員長は委員長推薦ということで私が務めさせていただくことになりました。

 

広報委員会にも希望を出させていただき、引き続き広報委員会にも所属させていただくことになりました。(村山議員、渡邉史議員、田宮議員、私、佐東副議長)

村山議員が引き続き委員長となり、副委員長に渡邉史議員が推薦されました。

そして、新人議員の時って何もわからなかったよなぁ?ということを引きずっていた私は思わず、新人議員の方は委員と副委員長の負担感や仕事量の違いが分からないと思うので説明をしていただいた方がという余計な一言を…。

個人演説会でご家庭の事情もお聞きしていたので、気になっていたとはいえ、ご家庭の事情もあると思うので…と付けてしまったのは大変失礼なことをしてしまったなと…

必要があればご自身で聞いたはずですし…

その後、本人からもやらせていただきます。とのことで渡邉史議員が副委員長となりました。

 

水道企業団議会と広域環境事務組合議員の選挙は指名推薦ということで、希望させて頂いた広域環境事務組合議員となりました。

 

特別委員会は議員の任期とともに解散?となるということで設置の提案をしなければいけないということで、これまでの委員長が提案するということになり、柏倉家保存・利活用特別委員会の委員長は勇退された佐竹議員が務められていたので、副委員長をさせて頂いていた、私から提案させていただきました。

 

4年前は事前に副委員長になりそうだから、あいさつを考えておいてという情報があり、今回はなかったので委員長、副委員長には就かないと思っていたのですが、提案者が委員長になったらいいのではないかという意見があり、まさかの柏倉家保存・利活用特別委員会委員長を務めさせていただくことになりました。

そして、副委員長は委員長が指名推薦するということになり…頭の中をフル回転…。

副議長が副委員長は失礼?と思いつつ、一番最初に浮かんだ佐東副議長にお願いしました。

 

特別委員会の構成も決まり、その後は全員協議会で町の委員、理事などに議会から派遣する議員を決めました。

経験が豊かな議員であれば内容も理解していると思うのですが、いろいろな役職があり具体的にどんなことをされているのかわからないことも多く、議会からの派遣だからなのか?特に希望を出すこともなく議長が推薦する形で決まっていくのですが、私もよくわからないということは新しく議員になられた方はもっとわからない可能性があるので、こちらも新議員懇談会の時に各役職の簡単な説明と希望通りにならないとしても、希望することができるのか確認すればよかったなぁと。

 

やり方が良いかどうかというより、どういう仕組みで決めているのかを理解していないので、不意に聞かれたときに説明できないのは恥ずかしいなと…