たっちんの気象転結 -9ページ目

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

正月3日の探鳥は、北九州市若松区の頓田貯水池

 

連日、日の出前に出発です!

 

 

駐車場に着くと、日陰では霜がまだ残っていました

 

 

 

卯年の最初に、雪ウサギに似たハジロカイツブリの白化個体を見に行きました!。

もう、この場所に3年以上いるそうですが、やっと見ることができました。

 

キンクロハジロと並ぶ

 

眼が赤いのは、もともとハジロカイツブリの特徴

 

普通のハジロカイツブリもいました

 

普通のハジロカイツブリの後ろ姿

 

カンムリカイツブリやや夏羽

 

カンムリカイツブリやや夏羽の後ろ姿

 

カンムリカイツブリ夏羽

 

カンムリカイツブリ夏羽後ろ姿

 

ジョウビタキ♀

 

 

 

 

ホオジロガモ

 

ホオジロガモ♂

 

ミコアイサ♀

 

 

キンクロハジロ♂

 

キンクロハジロ

 

コブハクチョウ

 

 

 

トビの木、さて何羽いるでしょう?

 

 

シロハラ

 

ツブラジイの樹肌

 

ツブラジイの葉

 

ツブラジイのドングリ

 
水辺に生えるガマ

 

 

吉兆の「豊旗雲」(とよはたぐも)

 

日本最古の和歌集「万葉集」に次の歌がおさめられている

渡津海の豊旗雲に入日さし 今夜の月夜清明けくこそ   天智天皇

(わたつみのとよはたぐもにいりひさし こよいのつくよあきらけくこそ)

 

 

 

豊旗雲 幾重も走る 三日かな

龍朗

 

 

 

 

福岡市植物園で七草粥の振る舞いと、

縁起植物の展示などが行われていました。

せっかくですのでお勉強しました。

一両に、ツルコウジ(ヤブコウジ科)を充てるという地域もある

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

植物園の園内にウグイスカグラが咲いていた

 

ノイバラ

 

 

おまけ
1月11日に舞鶴公園を散策
 
紅梅一輪

 

 

白梅三輪

 

 

 

 

競ふごと紅白の梅咲きださん

龍朗

1月2日の続きです。

 

 

乃木浜の探鳥、友人の写真もご紹介します!

アメリカヒドリのオス(真ん中)、3月にはもっと色が濃くなるそうです。

まわりはヒドリガモ

 

アメリカヒドリのオス(上)とメス?(下)

 

アメリカヒドリのオス(右上)

 

アメリカヒドリのオス(真ん中)

 

ヨシガモのオス、通称ナポレオンガモ、周りはヒドリガモ

 

 

近くの「ドライブインみちしお」で海鮮丼をいただいたあと、

下関市の湯の原ダムへ。ここがまた、野鳥観察の穴場!

 

カワアイサのオス(右)とメス(左)

 

くちばしの先が黄色いカルガモも

 

カワアイサ♂

 

カワアイサ♀

 

 

カワアイサ♀とカルガモ

 

オシドリ、奥にトモエガモ

 

 

オシドリ

 

オシドリとトモエガモ

 

ベニバナボロギク

 

ノグルミ

 

昇ってきた月齢10の月

 

 

鴛鴦や雌のためだけ色づきて

龍朗

毎年、1月2日、野鳥仲間の誕生日祝いもかねて探鳥会をしています。

今年は、九州を脱出して、山口県山陽小野田市の乃木浜(のぎはま)へ出かけました。

総勢13人での探鳥会(誕生会)です。

 

 

クロツラヘラサギ

 

 

 

 

ミヤマガラス200羽以上!?

 

渡りをするカラス

 

深山鴉は、クチバシの基部が白っぽい

 

 

 

ズグロカモメ

 

シジュウカラ

 

コガモのメス

 

イソシギ

 

 

アオアシシギ

 

セグロセキレイ

 

 

チョウゲンボウ(長元坊)

 

オスのようです

 

長い時間、ホバリングしてくれました

 

蜻蛉(トンボ)の方言の一つ「ゲンザンボー」が「チョウゲンボウ」の名前の由来とも。

チョウゲンボウが滑空している姿はを下から見るとトンボが飛んでいる姿を彷彿とさせることから、

「鳥ゲンザンボー」と呼ばれるようになり、それが「チョウゲンボウ」に。

 

 

 

動画も

 

 

今回の目的の一つ、シジュウカラガン

 

こちらが、名前の由来となったシジュウカラ、

確かに頬っぺたのあたりの模様が似ていますね。

 

 

マガン3羽と一緒にいました

 

 

 

マガン3羽とシジュウカラガン1羽

 

飛ぶシジュウカラガン

 

 

4羽とも、どこかに行っちゃいました

 

 

離れた場所でマガン発見!

 

シジュウカラガンもいました!

 

 

 

頭の寝癖が特徴のキンクロハジロ

 

寝癖がないスズガモも。スズガモのオスは、背に波状班。メスはクチバシの根元が白い

 

真ん中で羽ばたいているのは、スズガモのメス

 

スズガモ

 

スズガモの雄は、頭部に緑色の光沢(上方の2羽)、

スズガモの雌は、顔の前面が白い(下方の3羽)

 

スズガモのメス

 

スズガモ

 

 

初鳥見同じ日同じ無二の友

龍朗

 

あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします。

今回のブログは、2023年が皆さんにとって飛躍の年になることを願っての野鳥編です。

観察は昨年の12月26日能古島

 

 

セグロカモメ、足はピンク、背中は薄い灰色の大型カモメ

 

 

ハクセキレイのペア

 

 

500羽以上のカモの群れ!

 

カモの種類はわかりますか?

 

オナガガモのようです

 

 

こちらはヒドリガモ

 

モズの♂

 

 

海岸を歩くハシボソガラス

 

イソヒヨドリの♀

 

カモメ類3種

左から、ユリカモメ、セグロカモメ3羽、カモメ(ただカモメ)、ユリカモメ、セグロカモメ

 

 

1羽1羽、見てみましょう!

 

ユリカモメ、足とクチバシがオレンジ、入り江カモメからユリカモメに、小型カモメ(カラスより小さい)

夏羽は頭が真っ黒になるので、英名はブラック ヘッディッド ガル

 

カモメ、足とクチバシが黄色、背の色はウミネコより薄い、中型(カラス大)のカモメ

冬羽では、顔の周りに黒いシミ(そばかす)が多くなる

 

セグロカモメ、足がピンク、背中の色が尾羽の黒よいり薄い、大型カモメ(カラスより大きい)

 

手前が中型カモメの「カモメ」、奥が大型カモメの「セグロカモメ」

 

 

ピラカンサにメジロ

 

カンムリカイツブリ

 

海にいるのにカワウ

 

 

池にいてもカワウ

 

こちらは海の岩礁に、ウミウ3羽、カワウに比べて頭が全体的に白っぽく見えますよね

 

「海鵜は~白い~が~大きいいな~♪」(海は広いな大きいな~♪の替え歌で覚えましょう!)

 

 

もう一つの違いは、クチバシの黄色い部分

根元(写真でいうと左端)が尖っているのがウミウ、尖っていないのがカワウ

 

黄色が左に尖っているウミウ

 

黄色が左に尖っていないカワウ

 

シロチドリ

 

 

イソシギ(左)とシロチドリ(右)

 

 

またまたメジロ

 

 

大きな魚を捕まえたミサゴ(ミサゴの足元、見えますか?)

 

 

 

ヒヨドリの群れ

 

ジョウビタキ♂

 

ホオジロ♂

 

エナガ

 

ハジロカイツブリ

 

ウミアイサ

 

ウミアイサ♂

 

 

ウミアイサ♀

 

オスがメスにちょっかい

 

伸びをするウミアイサ♂

 

 

 

姪浜の渡船場に戻ってきたときの防波堤

カモメ類のほとんどは足がピンクなのでセグロカモメ、左の方にいる足が黄色で背中の色が濃い

2羽はウミネコのようです。また、鵜はみんな顔が黒っぽいのでカワウかな?

 

 

姪浜についても、新たな野鳥が!

群れていたオオバン3羽

 

 

オオバンは赤いルビーのような眼がチャームポイントです。

 

 

 

 

尾長鴨 五百連隊 乱れ無し         龍朗

 

今月も朝6時45分姪浜発の渡船で、真っ暗な中、能古島に渡りました。

当日の日の出は午前7時21分でした。

 

 

 

 

サカキ、モッコク科サカキ属、黒い実が付いているのがわかります。

なんと言っても特徴は、枝先が爪のように尖ること。

神事に使われる常緑の中高木で、漢字では「榊」、まさに神様に捧げる木

 

葉は互生

 

 

ジャノメエリカ 、ツツジ科エリカ属

 

まだ咲いています、花冠から濃い紫色の葯(ヤク、オシベのこと)がとびでていて、

そのようすが蛇の目玉にみえることから蛇の目エリカの名がつきました。

 

コブカエデ(瘤楓)、ムクロジ科、樹皮が隆起していることからコブカエデという名がつきました。

 

タガラシ

 

タネツケバナ

 

マサキ(柾、正木)、ニシキギ科ニシキギ属の実

冬でも葉が青々としているので真青木(まさおき)とよばれたのが、名の由来

 
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キミガヨラン(君が代蘭)、リュウゼツラン科ユッカ属、別名ユッカ

名の由来は、花が数多く咲き続け、いつまでも栄えるというところからきている。

 

 

青空に映えるセンダンの実、名の由来は、木の実の多さから「千珠」、「千団子」がある。

この実には毒があり、駆虫剤にも使われる。。サポニンを多く含むため人や犬が食べると

食中毒を起こすという。、6~8個が子どもや犬の致死量だそうです。大人でも10個以上だと危なそう。

なぜかヒヨドリは死なないどころか好物にしている。謎です?センダン科センダン属

 

クルマバアカネ(車葉茜) アカネ科 、

年を経るほどに根が赤くなり、その根を煮出すと赤い色素が出ることから茜は「赤根」とも表現され、

昔から赤色を染める染料として国宝の鎧や日の丸などの重要物に使用されてきた

 

クヌギの木の下に、小型のスズメバチの巣

 

 

シマカンギク

 

ホシダ、穂先が長い、頂羽片が長い

 

クサギ(臭木)の種(黒)とガク(赤)

 

クサギの葉、ハート型に近い

 

見事なサネカズラの実

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実葛、マツブサ科サネカズラ属、ビナンカズラとも呼ぶ

 

タンキリマメ(痰切り豆)、マメ科タンキリマメ属

 

 

シキミ (樒) 、マツブサ科シキミ属、葉は車輪状、香りがよい

 

 

イロハモミジが見事に紅葉していた、ムクロジ科カエデ属

 

コマユミ、同じニシキギ科ニシキギ属のマユミと同じく、葉の一部しか紅くなっていませんでした。

 
 
今月初めに古処山で見たマユミ、紅葉が独特でした

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スイセン、ヒガンバナ科スイセン属が咲き始めました

 

フデリンドウのツボミ、リンドウ科リンドウ属

 

フウトウカズラ(風藤葛)、コショウ科コショウ属

 

 

ハゼ(櫨)、ウルシ科ウルシ属、みごとな紅葉

 

センリョウ、センリョウ科センリョウ属

 

 

キジョラン、ガガイモ科キジョラン属の葉、ハートを少し横広にした形、側脈の先が2つに分かれ「Y字」に

 

アサギマダラの幼虫の食草です

 

今季初のオドリコソウ、シソ科オドリコソウ属

 

 

観察会が終わったのは、なんと午後4時。9時間の観察会でした。

 

次回は、能古島の野鳥を中心に紹介します!

 

冬鳥よ 赤き実ここに 輝けり

龍朗