パリてくてく日記 -36ページ目

いってきます

こちらラデュレのマカロン・ピエス・モンテ。


サッカー少年のお誕生日の注文だったのか、食べられるサッカー・ボール・シートをマカロンに貼り付けて、こんなオリジナル感溢れるものに♪


喜んでくれたかなラブラブ

parisのブログ



さて、そう言えばという感じですが、昨年の9月から始めたラデュレでのスタージュ(途中、日本一時帰国もあり)、無事に3月18日で終了しました。


本当にたくさんの事を学び、かなりいろんな事をやらせてもらい、またどっぷりフランス人社会にも浸かって(笑)、とっても濃密な日々だったと思います。


そうそう、最後にはグラスリー(Glacerie)、アイスクリーム部門にも行きました。


パリで販売するのと同時にアラブ用にもたくさんのアイスを仕込んだのが印象的。


ラデュレのカップ入りのアイス、機械で詰めてるかと思ったら、全部手で絞って、パレットを使って平らにして、マカロンを乗せて・・・と手作業で愛情込めてやっています。ニコニコ


知らなかったのが、アイスのマカロンもあったということ。


いろいろ発見がありました。

でも、さすがグラスリー、ギンギンに冷えた冷凍庫室に入る事が多く・・・・・さぶかった~ショック!


そうそう、好みが分かれるかもしれませんが、ラデュレらしく?フランスらしく?ローズ味のアイスもありますよ♪



とにかく必死でやって、落ち込んで、笑って、泣いて、感心して、怒って、喜んで・・・・・・・と喜怒哀楽がてんこ盛りのスタージュでした。(笑)


でも全てが良い経験!


本当にたくさんの事を教えてくれ、助けてくれたシェフ、スタッフの皆に感謝ですビックリマーク




その後は只今、語学学校に再び通う日々ですひらめき電球




そして日本がこのような大変な時に、書くのもためらわれる気もするのですが・・・・・・


明日からポルトガルやモロッコに旅行に行ってきます。


スタージュで家と職場を往復していた時、終わったらプチ・ヴァカンスする!と夢見て、地震の前に既に航空券を買ってしまっていました。


って、なんだか言い訳がましく書いてる自分がいやらしい感じですが・・・・・


でも本当、震災の事があって、被災地の方が今日を生きるのに必死な時に、そして皆がいろんな事に我慢を強いられている時に、私だけが楽しんでいる場合じゃない、と悩んで本気でキャンセルも考えました。


国内を旅行するならまだ日本のどこかにお金が回っていくと思えるけれど、日本には全く何も繋がらないこの旅行。。。。。


楽しむことが不謹慎、うしろめたいと感じる人がいる、とネットなどで読んで、あまりそう思いすぎるのもよくないのかもなと思うようになっていたのですが、いざ自分がその立場にたつとやはり複雑な気分。。。。。うしろめたさのようなものを感じます。



けれど、・・・・・・・・・・いろいろ、いろいろ考えたのですが、やはり行くことにしました。


ずっと行ってみたかったモロッコ、しっかりと思いっきり楽しんできたいと思います。


そして戻ったらまた自分に出来る事を考えて行動していきたいと思います。



旅行中、更新できたらいいな、と思いますが・・・・・・・・・出来なかったらまた13日以降に。



それでは、いってきます!




洋菓子教室 TABLE SALON http://www.matsunagahiroko.jp

tasuki project

震災後、姉からのメールで知った”TASUKI PROJECT"。


”友達へのささやかなギフトを”コンセプトに、あったら助かる物をひとつのパックにして送る活動。


送る友達(被災された方)は、自分と同じサイズで同世代とイメージしてギフトを作るので、荷物も作りやすい。^^


下着などは新品に限るけれど、洋服などは既に持っていたものでも、殆ど着ていないものや、また自分を想定してギフトを作るから、この年代は肌の潤いが気になるのよね、なんて思って化粧水を入れてみることも出来る。


性別関係なく、年齢も広範囲で考えると何を送ればいいのか難しいけれど、(私が60、70歳代の男性の必要なものをと考えると難しく思えるけど、その位の男性が普段自分が必要としているものを送ればけっこう”そうそう、こういうの必要だった”と受け取った相手の方も満足してくれる確立が高いですし。)


この活動に賛同した姉は近々やってみるよ~と。


その2日後、”送ったよ~。○○(私)の分もイメージして送っといたから~”って。


はやっ!


でも、嬉しい!ありがたい!キャハハ


(写真が添付されていたから勝手に載せちゃうけれど、こんなものが♪ 右が姉、左が私、のイメージで♪)

parisのブログ


新品の無印の洋服、下着、そして靴下。


それに化粧水と乳液。


この写真以外にも歯ブラシやコットン・パックシート、そして巾着袋に入れた生理用品、可愛いノートとペン、そして家にあったという文庫本や詩集を一冊ずつ。。。


これにメッセージを添えて。


私からのギフトには”by パリ”としてくれたとの事。

(と言っても住所を書くわけではないので、どうなるわけでもないけれど、でも海外在住の日本人も応援してるんだ”と思ってくれたら嬉しい。。。


・・・・・・・・って!


私は何もしてないよ~ 叫び


たすきならぬ、人のフンドシで相撲とった感じ汗


でも本当、ただただ素直に嬉しかった。


お姉、ありがとう。


あ、あと姉には3歳の息子がいるのだけれど、彼の同世代のお友達にもギフトを送ろうっていってたな。

洋服はおさがりになっちゃうけれど、お絵描きの道具や絵本は新しいものを入れてあげよう・・・・・ってなんだか少し嬉しそうに。。。


被災地の事を思う度についグッと難しい顔になっちゃうし、巨大すぎる問題を考えると途方に暮れてしまうけれど・・・・・・・、日本赤十字社に集まった義援金も被災者個人に配分されるのはまだもう少し先のようだとテレビでも言っていたし、そうしたらとりあえず身の回りのすぐに使える必要な物を、こんな風に一人の相手を思ってギフトとして送ったら、贈る方も贈られた方もちょっと笑顔になれそうな感じ。。。好




TASUKI PROJECT


http://www.117kibounoakari.jp/pdf/TASUKI_PROJECT.pdf




洋菓子教室 TABLE SALON http://www.matsunagahiroko.jp









ショー・ウィンドーの文字

街を歩いていた時に目に飛び込んできた"希望”の文字。


ロンドンの紳士服ブランド”HACKETT/ハケット”のショー・ウィンドー。


パリてくてく日記

近づいて見ると、"HOPE/希望”というポロ・シャツを販売し、その売り上げ金の利益を全額、東北大震災の援助基金にあてさせていただきます、というような内容が書かれてありました。


海外の一般企業もこうやって被災地の為に動いてくれていると知り胸が熱くなる思いでした。


パリてくてく日記


パリは温かい日が続くようになり春の陽気になってきました。


昨年も見たのですが、この時期になると突如道端や地下鉄構内にこの花を売る人が現れます。


予想外の1ユーロというぶっち切りの安さという事を知り早速購入。^^;


そんなに強いお花ではなかったのですが、それでも数日間はお部屋がグーンと明るくなり目を楽しませてくれました。


パリてくてく日記


日本も春らしくなってきているのでしょうが、それでも東北の方はグッと気温が下がる日もまだ多く、集団避難所ではその状況下、一人の方が体調を崩すと皆が近くで過ごしているのでうつりやすく体調を崩す人も多いと聞きます。


そして直接被災されていない方も、被災地に比べたら自分なんか全然マシと思い、けれど知らず知らずのところでいろいろ我慢しストレスも溜まってきているのでしょう、やはり体調を崩す方もいると聞きます。


どうかいつもより休息を多く取って、健康で日々を過ごせますように。。


今も冷たい缶詰を食べながら大変厳しい状況の原発で活動してくれている自衛隊や東電の方々、、、


自治体やボランティアの方など被災者の為に尽力をしてくださってる全ての方、どうか体調を崩さず、一日一日を乗り切っていっていただけたらと心から願うばかりです。


春にさまざまな植物が芽吹くように、被災者の方々の心にも少しずつ温かい出来事が芽吹いていきますように。。。




洋菓子教室 TABLE SALON http://www.matsunagahiroko.jp