ポルトガル
ご無沙汰してしまいましたが、また少しずつ旅の思い出などを書いていきたいと思います。
ポルトガル3日目は、いつか行きたいと思っていたユーラシア大陸最西端の”ロカ岬”へ。
この石碑には詩人カモンエスの言葉が。。。
”ここに地果て 海始まる”。
沢木耕太郎の深夜特急を何度も繰り返し読み、異国に思いを馳せていた20代。。。
ようやくお金を貯め、そして会社をやめ、不安と、でもそれ以上の期待と好奇心ではちきれそうな気持ちを胸に日本を飛び立った。
2年半かけて地球をグルリと回ってきたのだけれど、その当時、東欧までは楽しんだものの、フランスに入り違和感を感じ(おいおい)、これ以上西欧はいいやと思い、さっさとメキシコに飛んでしまいました。
(あの当時はフランスに殆ど魅力を感じていなかった私、それが今、1年以上住む事になるなんて何だか不思議)
テレビでもみた深夜特急、旅のハイライトで大沢たかおが訪れたロカ岬、行かず仕舞いでちょっと心残りだったな~なんて思っていた。
だから今回ロカ岬行き、目の前に広がる大西洋を臨んだ時にはとても嬉しかった。
お天気も良く、そんなに寒くもなかったのだけれど、とにかくものすごい風でカメラを持つ手が定まらなかったくらい。
容赦ない風に当たってるとほっぺたも耳も冷たくなってくるけれど、でも、きれいな花が咲き乱れ、海のむこうにはアメリカ大陸があるんだと思うと不思議な感じがして、いろんな事を思いながら寒くなってもずっとずっと海を眺めていました。
風がビュンビュン当たるけれど、サボテンの葉の裏には・・・
小さなかたつむりがいっぱい、平和に暮らしていました。
行きはのんびりとした村のシントラ経由、帰りはカスカイス経由で。
こちらものどかな感じかなと思ったら想像以上にリゾート地でびっくり。
カスカイスの街を少し散策♪
首都のリスボンもそうなのですが、道がタイル張りになっている所が多いのです。
ここでも崩れたタイルを補修中。
手作業でちょうど良い大きさの石にしてはめていくのを知りびっくり。
タイルはいろんなデザインがあり可愛いのですが、加工が施されているのかツルツルしているので、特に坂の多いリスボンは何度か滑りそうになった事が。。。^^;
お土産屋さんで売っていた、可愛いラッピングのまぐろの缶詰♪
牛乳粉クリーム? コーヒー豆?
よくわからないけれど、これもパッケージが可愛い♪
リスボンに戻って、気になっていた食堂で夕食♪
トマトとお豆のリゾット。
そしてタコのフリット。
これがびーっくりする位柔らかくて、ウマウマでした!
ポルトガル料理はシンプルで無骨な感じもするけれど、素材が生きていて美味しい!
ビールも飲んだけれど・・・・・・なんだかすぐにホステルに戻るのはもったいないような。。。
テクテクと、裏道なんだけど、賑やかな通りを歩いていたら、とっても小さなバー(?)を発見。
このお店の前には会社帰りと思われるような男女がたくさん。多分20人以上位はいたかな。
フラフラと私も吸い込まれて、・・・一瞬、店主の強面な感じに半歩引いたけれど、勇気をだして皆と同じものを注文。
どうやらポルトガル(リスボンより少し北のオドビスと言う村で出来た)地酒”ジンジャ/ Ginja がメインのバーだったみたい。
さくらんぼの実も入ってちょっと甘い、さくらんぼのリキュール。
初日も飲んだけれど、美味しい♪
良い気持ちでホステルへ。
素敵な一日となりました。
洋菓子教室 TABLE SALON http://www.matsunagahiroko.jp
ポルトガル
リスボン初散策♪
ここにとってもエッグ・タルトで有名なお店があるということで、トラムを降りてテクテクと。
見つけられるかな?と思ってたのですが、外まで行列ですぐにわかりました。
有名なお店・・・本当に美味しいの?と少々疑いつつ、パクッ!
おいしーー!!!
シンプルなカスタード・クリームにタルトは春巻きの皮?というような感じなのですが、文句なしにむっちゃ!美味しかったです。
(観光の帰りにもまた寄ってもう1つ買って食べました。^^;)
お店の前で大学生達の演奏が始まりました。
かなりのアンティークなものから、こんなラブリー系なものまで。
蚤の市を海に向かって散策していたら、”発見のモニュメント”を発見!
またテクテク歩いて、船にまつわる博物館(?)や、修道院、教会を見学。
お昼はタコ・リゾット。
ちょっとしょっぱかったけれど、パクチーがたっぷり乗ってて嬉しかった♪
リスボンの中心に戻り、今度は街中を散策。
街の高台から大西洋を望めます。
至るところにビュー・スポットがあり、お茶をしながらたくさんの人々が週末の午後をゆっくり過ごしていました。
レトロなお土産屋さんの前にはなぜか椅子が。
有休を使って一週間のポルトガル旅行にきているO君。
(彼は地震の前にこの休暇を会社に申請し、けれど今のこの日本の状況で出発を迷う中、会社の人達に”行ってこいよ”と背中を押してもらい来ることが出来たとの事)
そして、会社をやめて念願だった一人旅をする女性、Sさん。
(ポルトガルからスタートして3ヶ月かけてヨーロッパを周遊するのだと♪パリで再会を約束しました。^^)
大衆的なミックス・サラダ。(笑)
ドレッシングは、塩・ビネガー・オリーブ・オイルがテーブルに置かれて自分でお好みで。
ポルトガルでポピュラーな料理なのだそう。
豚肉、あさり、じゃが芋を炒めたもの。
あっさり素材重視な調理法で、とても日本人の口に合うと思いました。
その後もポルトガルの白ワインをいただいたりして、2人のおかげで、とても楽しい夕食になりました。感謝です♪
楽しいリスボンの一日となりました。
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ポルトガル
ポルトガルに到着しました。
リスボンの空港内に入った途端、壁の青いタイルが目に飛び込んできたのが印象的でした。
夕方着の飛行機だったのですが、宿についてもまだまだ明るい。
(フランスとの間にマイナス1時間の時差があったとは!)
久しぶりのバック・パッカー宿。
でもとってもきれいで清潔で、スタッフもフレンドリーで良い感じです♪
部屋から見えるリスボンの街。
それにしてもリスボンがこんなに急勾配の坂道が多い街だったとは!
だから街中はトラムが大活躍です。
夜はホテル・スタッフと一緒に皆で飲みに行きました。
ポルトガルならではのお酒が飲みたい!と言ったら”Ginja/ジンジャ”と言うので、え、ジンジャエール?と心配したのですが、れっきとしたポルトガルのお酒、さくらんぼのリキュールでした。^^(19度くらいだったかな)
甘めで美味しかったです♪
ポルトガルではのんびりしようと思い、やりたいと心に決めてきたのはただ2つ。
①ヨーロッパ大陸最西端、ロカ岬に行く。
②エッグ・タルトを食べる。
ガイド・ブックを持ってきていないので、あとはお薦めを宿の人に聞いて動きたいと思います。
楽しみです♪
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