久しぶりの再会
昨日も積もらなかったものの、パリは雪が舞った。
今日は午後からシトシト雨。
岡山に行きたくなった。
以前、山手線車内の広告で車両全体に岡山県のPRがされており、その中に「岡山は日本で一番晴天が多い所」、みたいなキャッチフレーズが書かれていた。
へぇぇ、本当に?と思ったが、どうやらまんざらウソでもないらしい。
パリの冬は寒くて暗いとよく聞いていたから覚悟してきたけど、実際そういう日が続くと、本当に青い空を心から欲するようになってくる。
そんなところからポンと岡山を思い出してしまった
さて、今日はフランス人の友達と久しぶりに会った。
彼は、私が以前フレンチで働いていた頃、ワーキングホリデーで日本にやってきていて、しばらくそのレストランでサービスとして働いていた人だ。
オペラ座の前で待ち合わせしてたが約束の時間になっても現れない。
パリに来て携帯を持つか考えたけど、とりあず必要ないし、携帯を気にしないで生活するのもいいかなと思って未だ購入予定なし。
でも、持ってればもし私が待ち合わせに遅れそうな時連絡すれば相手も安心だし、もし相手が遅れそうならとりあえず近くのお店でも入って、この寒空の下で待たなくて済む。
たまたま昨日今日と外で待つ事が続きやはり携帯持っちゃおうかな~、などと考える。
いやいや、昔は持ってなくて生活してきたわけだし、こういう海外に束の間滞在してる時位、ちょっと不便を感じながらも携帯に依存しない生活を楽しむべきか・・・・・・。
そんなどーでもいい事を頭の中でグルグル考えていたら程なくして彼登場。
やっぱり久しぶりの再会は本当に嬉しい!!
思わずお互い名前を呼んでしかとハグする。
殆ど変わってなかったけど、日本にいた頃は伸びてクリンクリンしてた金髪も、今はちょっと短めになって少し落ち着いた感じ。
学生だったのがやはり社会人になったからだろうか。
近くのスタバに行って昔の話しや近況報告で盛り上がる
時々、習いたてのフランス語を使ってみるが、これがなかなか通じない。
「R」の発音が本当に苦手で、喉の奥でこするような音を出すためにそこに意識を集中すると、ついやりすぎのRになってしまい、まるで私が吐いてるようでその度に彼は大笑い
初めの時こそ直そうと試みてみるが全くうまくいかず、笑われてなんだかくやしいので、開き直りでわざともっと吐きながら話してみる。
・・・・・・そうやって、更に正しいフランス語からかけ離れていく私
こりゃいかん。
その後、 彼がよく利用しているというアジア食材店に連れてってくれ、彼は日本にいた時こよなく愛していた枝豆を購入。(ここでは中国産の冷凍物だが)
私も、こちらに来てずーっとパスタかバケットの食生活でそろそろ変化をつけたかったので、お米を買ってみる。
その名も「日光」。
韓国米だがイタリアで栽培されているようだ。
2kgで4,30ユーロだが年末セールで割引になり3,67ユーロに。(500円弱)
たくさん話して、アジアンショップで買い物をしてアッと言う間に時間は過ぎていきました。
なんと、彼は14区で私は15区に住んでいる。近いし、またの再会を約束して別れる
早速、アパートに帰ってご飯を炊いてみた。
近所のスーパーでもお米が売られているけれど、白いパッケージに入っていて米粒が見えない。
これは透明で日本のお米に似た形状が確認できて、なんとなく安心して買いました。
炊けた
お米は立ってくれなかったけど、でも美味しそう!
その後、送ってくれた貴重なお味噌汁と一緒にいただきました。
粘り気もちゃんとあるし、充分に美味しかったです
やっぱりお米を食べるとホッとする。
日本人で良かったと思う瞬間です
最後にひとつ最近のちょっとびっくりした事
外ではコーヒーをいただく事が多いので、家ではもっぱら紅茶。
安心ブランドのリプトン。
ちょっと意味がわからず手が止まる。
出してみた。
写真では見えるかわかりませんが、袋が誤った所で切られてしまったようで、白いガムテープのようなものが貼り付けてありました。
う~む、こんな事もあるんですね~
日本じゃ、故意的に何かを入れた事件などがあって恐いけど、・・・・・いや、こちらでも恐いけど、でもなんとなくフランス人の「あ、破けてる。貼って修正すればOKでしょ」的な感じなのではと勝手に解釈して。
(あくまでも勝手な解釈です)
はい、いただきました。
普通に美味しかったです
さて、明日も頑張ろうっと
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ラクレット・パーティ
今日はお友達がラクレット・パーティに誘ってくれた
ラクレットはラクレットチーズやグリュイエールチーズの断面を直火で温めて、溶けたらそこをナイフで削ぎとって、じゃが芋等にからめて食べるもの。
これは大好きな料理だ。
でも、家庭用のラクレットはどうやるのか初めて。
お友達曰くフランス人家庭には、この料理の為のラクレット・グリルなるものを持ってる人が多いのだそう。
ラクレット用チーズもたくさんスーパーで売られている。
この丸い天板がラクレット・グリル。
ラクレットチーズを専用のトレイのようなもに乗せ、それを天板の間に入れる。
2分もすれば熱でチーズが溶けてくるので、それをじゃが芋の上にトロ~リと乗せる。
温かいし、チーズのトロトロが最高!やみつきに
でも最初は勢い良く食べていたけど、やっぱりチーズとじゃが芋はお腹にずっしりたまる。
アッという間にお腹がいっぱいになってしまった
持ち寄った8本のワインやラム、ウォッカもアッと言う間に空っぽに
でも、11人もいたらそんなものか
美味しくて楽しい時間となりました
お店屋さん
今日は、普段歩いてる時に見つけて気になったものを少しご紹介
こちらは冷凍食品専門のお店「PICARD」。
店内、整然とありとあらゆる食材が冷凍にされて売られています。
とっても美味しそうなおかずやデザートもあるけど・・・・・パリには新鮮な野菜やお肉、お魚が豊富に、割とリーズナブルに売られているので、私はこのお店にお世話になる事はないかなぁ。
でも忙しいビジネスマンや、忙しいお母さんにはありがたいお店ですよね
パリには本当にたくさんのブーランジュリ(パン屋さん)・パティスリー(ケーキ屋さん)があります。
この2つはいつもセットになっている。 (同じお店にパンもケーキも売っている。日本だと、パン屋さんとケーキ屋さんはたいてい別々で区別されているけれど)
こうなった成り行きがあるんだろうなぁ。
今度誰かに教えてもらおう
そして、皆が口を揃えて言うように本当にパンが美味しい。
朝、そして夕方、タイミング良く行くと、まだほんのり温かい焼きたてのバケットが食べられる。
そして、平日でもバケットサンド等を買う人で並んでるのを見るけど、日曜などお休みになると昼時にはこうやってたくさんの人が外にまで列を作って並んでいる。
これから家族で食べる昼食用なのだろか。バケットを買ってく人が多かった。
そして人の形をした可愛らしいパン、12月に入ってからたくさんのパン屋さんで見るようになりました。
日本でもおなじみのパン屋さんパリのPAULでも「サン ニコラ」の名で、そしてアルザスの方では「マナラ」という名前で売られていました。
サン ニコラはサンタクロースのモデルになった、子供達の守護聖人として知られています。
12月初めの日曜日にはサンニコラの日でお祝いをするそうです。
ストラスブールに泊まった時も朝食にこのニコラが出ました。
可愛いけど、どこから食べるかちょっと迷いました
で、手からパクパク・・・・。
鯛焼きだと頭からガブッといっちゃうのにね。
ごめんよ、鯛焼き
チョコがけや、レーズンの入ったもの等いろいろあるそうですが、この時は表面にアイシングがかかったほんのり甘いもので美味しかったです。
また、写真のようにあるスーパーではこんな風にパンを袋にいれたものをラックにひっかけて売られていました。
可愛い
これは街で配られてた炭酸オレンジジュース「ORANGINA」。
フランスでも無料で何かを配るというのがあるんだなぁと、ちょっとびっくり。
日本だとプロモーションで街で何かを配る時、お姉さん達がその商品のイメージに合うようなユニフォームを着て配ってる事が多く、いかにも宣伝してる感じだったけど、この時はコートにジーパンのお姉さんが一人で籠からジュースを配ってて・・・・・・なんと言うか、人込みにまぎれていたし、あまり宣伝出来てる印象がなかった。
う~ん、うまく説明できないけど、日本とは違うなぁと思った。
炭酸だけどちゃんと果汁も入ってて(小さな小さな種も入ってたさ~)、そしてカロリーも低めってのをどうやら”売り”にした感じに受け取れた。
これからスーパーとかで良く見かける事になるのかな?
街のパティスリーのケーキたち
あぁ、本当に美味しそう
寒くてついつい早足になっちゃう今日この頃ですが、しっかり防寒対策して街の中をいろいろ見てみよおっと
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