モンブラン アンジェリーナ
今日も午後からお天気がよく気持ち良かった
クリスマス・イヴに冷たい雨が降って以降、お日様も差して少しだけ寒さも緩んでる日が続いてる感じ。
特にそんな日は、地下鉄に乗ってしまうより景色や建物、そして人を眺めながら歩くのが楽しい
本当に素晴らしい建築物がたくさんあるし、新しいものを発見しながら歩けるからアッと言う間に地下鉄5,6駅分くらいは歩いてしまう。
それでも地下鉄のカード / Navigo をもっているから(1ヶ月間、今のレートで約7600円位かな)、それで、東京で言えば山手線圏内はどこでも乗り放題・・・・・みたいな感じなので疲れたらどこからでもヒョイッと乗れちゃうから便利。
(このカード、ゾーンによって値段が違ってきます)
さて、今日は以前に食べたスイーツをご紹介。
ここはご存知モンブランで有名な「アンジェリーナ」。
パリは1区の5つ星ホテル、「ル・ムーリス」のお隣りにあります。
なんどか行列を見ましたが、今日もやはり行列。。。
でも店内に入ってしまえば美味しそうなケーキを見たり、重厚感のあるサロンを見てるだけでも楽しく30分程の待ち時間はあまり苦にならず
右手の階段で2階のサロンへも。
じゃ~ん!
大きなモンブランが鎮座しています。
他にもとっても美味しそうなケーキが。
この丸くて白いのは「SAORI」というフランボワーズを使ったマカロンケーキです。
(これはパリの本店より、期間限定ですが銀座のプランタンの方で早く登場したケーキだそうです)
またモンブランならぬ、モンフジもありました。
まさにケーキ富士山だ
どうやらオレンジ風味の土台に抹茶のクリーム等が使われているようです。
奥行きの広いサロンでした。
でも満席で・・・・本当にたくさんの人!
以前、一度だけ銀座プランタンのアンジェリーナでモンブランをいただいた事があります。
とっても美味しかったのだけど、私にとってはけっこうな甘さで、その後リピートする事は残念ながらありませんでした。
でも、パリ本店に行ってみたいというおのぼりさん精神?と、「パリ スウィーツの話」という加納雪乃さんの文庫本で紹介されているのを読み、とても行ってみたくなったのです。
この本、著者の方の厳選したパリのお薦め情報がギュッと詰まっていて、そして彼女のエピソードが楽しく、センスも良くて気に入っています
私の姉が送ってくれ、それを片手に北へ南へとあっちこち鼻をヒクヒクさせて歩いています。
この本の中に、シェフ・パティシエが変わってモンブランも少し軽やかな印象になった、これでもうひとつの名物ショコラ・ショーと合わせて楽しむ事もあります、と。
甘党の私でもケーキがとても甘い時は、紅茶などのさっぱりとしたものと合わせる事がほとんど。
でも、それなら私も大好きなショコラ・ショーと合わせちゃおうと
ポットに軽く2杯分位はあるショコ・ラショー、そしてたっぷりのクリーム。
カップに注いでる時から良い香りと、とても濃厚なのがわかります。
一口飲んで、びっくり!
まるでチョコレートを飲んでるかのようにものすっごーく濃厚で、とってもとっても美味しい
ひゃ~、本当びっくりした!
そしてモンブランもやってきた~
マロンクリームが口の中でまとわりつくようなしっかりした感じでコクがあってとっても美味しい!
そして中には甘さ控えめのクレーム・シャンティ。
一番下にはサックサクのメレンゲ。
幸せ気分に浸りながらいただきました
ただやはり二つともけっこうなボリュームなので、物を残す事が出来ない私が(ある意味これがいけない)、ショコラ・ショーを少し残してしまいました
やはり、私の場合は両方甘い組み合わせはちょっと難しいよう
でもこの本のおかげで名物だというショコラ・ショーを飲むことが出来きました。
(知らなかったら頼んでいなかったはず)
時々、自分はチョコレートホリックなのでは?と疑う程、チョコを欲する時がありますが、今回まるで体の隅々までチョコレートが行き渡った感じで大満足です。
是非、またこのショコラ・ショーを飲む為だけでにでも、もう一度来たいなと思いました
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ルバーブ・ヨーグルト
クリスマスは終わってしまったけれど、まだまだクリスマスツリーやイルミネーション、お店ではクリスマス・ソングも流れており、なんだかまだ続いている感じです
さて、こちらは馬に乗った警官達、チュイルリー公園の中で見ました。
格好良いな
でも、ところどころで馬の落し物も発見
フランスの警察のシンボルカラーは青のようです。
ご覧の通り制服も、そしてパトカーも青でした。
さて。こちらは先日購入したヨーグルト。
スーパーにはチーズと同様、本当にたくさんの種類があります
迷ってしまいますが、今回はルバーブ味を試してみる事に。
実はあまりルバーブは得意ではありませんでした。
日本で、ルバーブ入りのケーキを食べたり、コンフィチュールを少しだけ食べた事があるのですが、いまいちその美味しさがわからなくて・・・・・。
でも、レストランでもデザートに使ったり、いろんな所でこれを見るので私がまだその本当の美味しさを知らないだけかなーなどと思っていました。
そんな折、こちらのレストランで働いてる方に ”同居人のフランス人がルバーブのタルトを作ってくれ、それがすごく美味しかった”!と聞きました
私は苦手でその美味しさがわからないと言ったら、彼女は実は自分もそうだったって。
その話しが印象的で、再びルバーブに興味をもつ事に。
(苦手だと思うものも、しばらくトライしてみると好きになる事も。パクチーがそうだったように)
そんな訳で、楽しみに食べてみました。
で、お味は・・・・
正直、良くわかりませんでした
前置きが長い割にはそれだけかいって感じですが、・・・・・さわやかな酸味と良く言われますが、でもいまいち良くわからず、ヨーグルト自体が普通に美味しかったです
う~ん、マルシェに生のものが出回ったら買ってみて自分でコンフィチュールにしてみたいなと思います。
初夏位から出回るよう。
別にそこまでしなくてもいいんだけど・・・・・なんだか気になる野菜です
おしまい
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ノエル
今日はクリスマス
日中、マドレーヌ寺院へパイプオルガン コンサートを聴きに行って来ました。
本当は4人で行く予定だったのですが、一人が風邪でダウン、もう一人はホームスティ先のママに”マドレーヌではなくサン ジェルマン教会のオルガンコンサートに行きなさい”と言われそちら経由で少し遅れて来ることに。
(なかなか押しの強いママらしく、本人は大変そうだけど聞いてる方はちょっと笑ってしまう。 でも、同時にすごく面倒見の良く親切なママのようだ)
その家のパパとママは敬虔なクリスチャンらしく、24日も”私達は夜ミサに出席するけれど、キリスト教ではないあなたを連れて行く事は出来ないから自分で何か作って食べてね”というような事を言われたそうだ。
すごいな、と思った。
私だったら、外国のお友達が日本に来ていたらいろいろ体験したり知ってもらいたいから、神社やお寺に連れて行くのになぁと思った。
彼らの熱心な信仰心に比べて私の軽い考え・・・。
パリの大きな教会や寺院は、既にパリの観光地の一つのようになっている感じだけれど、ここがカトリックの方達にとってとても大切な場所、神聖な祈りの場である事を念頭に置いてこれからも訪れよう、と改めて思った。
寺院内はほぼ満員。
司会者の案内と共にパイプオルガンのコンサートが始まった。
パイプオルガンは寺院の後方上部にあり。
もちろん私たちの椅子は祭壇方向の前を向いているから、音楽を背後から聴く感じ。
なんとも不思議な感じがした
時々、後ろを見てみるが演奏者の顔は全く見えない。
(オルガンはパイプの下にある。ただ、横に立って楽譜をめくるお兄ちゃんの姿だけ確認)
寺院内に響き渡る素晴らしい音色だった
たっぷり1時間40分程のコンサートだった。
最後の演奏が終わると、大きな拍手で皆で後方を見上げる。
演奏者の白髪の紳士がお辞儀をしていた。
ようやくお顔を拝見でき、この方がこんな素晴らしい音を奏でていたんだと思ったらまた感動してしまった
そして、この写真は以前マドレーヌ寺院に来た時に撮ったもの。
これはクレッシュ/ creche と呼ばれるもので、キリストの誕生のシーンを人形で再現したもの。
各家庭でもミニチュアのクレッシェを飾ります。
近くのアパルトモンの玄関先でも飾ってあるのを見ました。
左から天使ガブリエル、マリア、ヨセフ、そして東方三博士。
マリアとヨセフの間にはクッションのようなものが置かれています。
そしてこの上にはまだ何も置かれていません。
(このクッション、本当は飼い葉桶なんだそうです)
そして、今日12月25日。
クッションの上にはちゃんとキリストが置かれていました。
うふふ、このクレッシュ見た事はあったけど、キリストが置かれる前と後をちゃんと見たのは初めて。
あ、無事にキリストが産まれて良かった~ってなんだか嬉しくなりました
これはオルガンコンサートの前に撮ったもの。
マドレーヌ寺院後方の一角にあるのですが、長蛇の列。
2007年にオープンした「ピナコテーク・ド・パリ」という企画展専門の美術館。
現在はオランダの画家フェルメールの展示をやっているようで、前に通った時もこのような行列で大人気でした
この日が一番の盛り上がりのように感じました
通りの両側のいろんなものを売っているクリスマス小屋は人・人・人
(このクリスマス小屋、24日は日中開いていましたが、夜は全部閉まっていて静かでした)
世界中から観光客が集まってるようでいろんな言語が聞こえてきました。
日本人の方もたくさん見かけました。
そうそう、学校の先生に"クリスマスは24日の夕方から25日までほぼ殆どのお店が閉まる”と聞いていましたが、想像していたよりはちょこちょこ開いてるなというのが正直な感想でした。
近所の八百屋さん、パン屋さん、花屋さん、薬屋さん、キオスク的なものも開いていました。
繁華街?でも開いてるカフェをいくつか見ました。
また、クリスマスに外を歩いてるのは観光客位なものだよと聞いた事があるのですが、でもいろんな所からフランス語もたくさん聞こえてきました。
数日前からちょっと風邪をこじらし熱っぽさと喉の痛みに少々弱っていましたが、でもパリのクリスマスはどんなものかとずっと楽しみにしていたのでその気持ちが勝っていろいろ見る事ができました
と、言ってもほんの一部を見れたという感じですが、でもクリスマスの雰囲気を味わう事が出来てとても嬉しかったです
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