春が来た
待ちに待った春が漸く来たようだ。宝塚市内の桜も開花し始め、白い辛夷の花は満開となっている。赤紫色の辛夷も来週には満開となるだろう。道行く人々も軽装となり、心なしか足取りも軽くなっているように感じられる。
モンゴル人の3横綱時代
今日の千秋楽で鶴竜が初優勝し、横綱昇進を確実にした。5月場所から白鵬、日馬富士及び鶴竜のモンゴル人3横綱時代が始まる。日本人の横綱は2003年に貴乃花が引退して以来一人も誕生していない。また、2006年に栃東が優勝して以降、日本人力士の優勝は一度もない。その間の優勝者は朝青竜、白鵬、日馬富士、旭天鵬らモンゴル人力士が殆どで、他には把瑠都、琴欧洲の二人しかいない。
相撲は日本の国技だなんて恥ずかしくて言えない状況が長く続いている。そのせいもあってか大相撲の人気も低下し、満員御礼となる日がかつてよりも随分少なくなったような気がする。八百長問題や暴力事件の多発も興醒めに拍車をかけたようだ。新弟子を希望する日本の若者も激減しているのではなかろうか。一方、モンゴルには入門したい若者が大勢いる事だろう。
国技はモンゴルに譲り、国技館もモンゴル技館と改名した方が良さそうに思える。
ワインのコルク抜き
ワインを飲み始めた頃は、コルク抜きに取手の横棒の中央にT字型にスクリューの付いたシンプルなコルク抜きを使っていた。しかし、スクリューを捻じ込んでからコルクを引き抜くのが大変で、両ひざにボトルを挟んで力任せに引き抜かなくてはならない。もう少し楽なのは無いかと探して、空気圧入式と言うのを買って来た。空気を圧縮するポンプに注射針が付いたようなコルク抜きである。コルクを通り抜けるまで針を差し込み、手動でポンプから空気を圧入するとコルクが浮き上がって来て抜ける。暫くこれを使っていたが、空気の圧力でボトルが割れると言う事故が起こったと言うニュースに、この使用を止めた。
次に使ったのはバタフライ式と呼ばれるタイプで、スクリューをコルクに捻じ込みバタフライの部分を押し広げるとコルクが抜ける。比較的楽にコルクが抜けるが操作に時間が掛かり、また、スマートさに欠けるように感じた。
飲食店でワインを飲むと、どこでもコルクを抜くのにソムリエナイフを使っているのに気付き、20年位前からヘンケ製のソムリエナイフを使うようになった。非常に頑丈に出来ていて、スクリューの先端部の鋭さも落ちない。以前にワインバーのソムリエから、ヘンケル製なら一万本位は抜けると言われた位である。20年の間に2千本位抜いたような気がするが、以前はカチッと止っていた本体と梃子との接合部が、緩くなった。実用上は何の問題もないのだが矢張り時の流れを感じる。それと頑丈な反面、スクリュー部が太いためにコルクが欠けたり割れたりし易いと言う欠点もある。そこで新しいのに買い替える事にした。私の知る範囲内では、フランスのライヨール(ラギヨールとも呼ばれる)製のソムリエナイフが最も美しい。曲線状になった本体部が芸術品のように見事なのだ。しかしネットで調べると、1本が2万5千円前後もするので手が出ない。仕方がないので、宝塚阪急のワイン売り場にあった1本900円のソムリエナイフを買って来た。メーカー名は分からず、梃子の部分にITALYと刻印が入っている。ヘンケルに比べて本体部が長いので使いやすい。これをワインが飲めなくなるまで使い続けようと思っていた。
ところが先日、ホームセンターで電池式コルク抜きと言うのを見掛け、衝動買いをした。値段は約2400円だった。
単3型電池を4本入れるようになっていて、使い方は極めて簡単である。写真のようにボトルの上にセットして、ボタンを押し続けると自動的にスクリューがコルクに捻じ込まれ、続いてコルクが持ち上がって抜ける。当分このコルク抜きを使い続ける積りでいる。
インスタントコーヒーの進歩
かつて勤めていた職場の一角に、電気ポット、インスタントコーヒー、砂糖、及び粉末クリームが置かれていて、好きな時に飲めるようになっていた。しかし、私は滅多に口にしなかった。インスタントコーヒーの味と香りはレギュラーコーヒーに程遠く、飲む気が起こらなかったからだ。
最近TVで、京都の料亭で客にインスタントコーヒーを出していると言うCFを見て驚き、その銘柄を試飲してみた。美味しい!レギュラーコーヒーと変わらぬ味と香りである。ついでにこの銘柄と競合する他社の製品も試飲して見たが矢張り美味しい。この20年で、インスタントコーヒーはコーヒーと呼べる商品に進化していたのを初めて知った。焙煎したコーヒー豆からの抽出液を真空乾燥した粉末に、微粉砕した焙煎豆を混合して製造されているような気がする。
囲碁タイトル戦の賞金
日本には数多くの囲碁タイトル戦があり、下記のように優勝賞金額もそれぞれ異なる。
棋聖 4500万円
名人 3700万円
本因坊3200万円
天元 1400万円
王座 1400万円
碁聖 800万円
十段 750万円
井山裕太九段は上記の7大タイトルのうち、現在、十段以外のタイトルを保持している。その賞金額は1億5千万円に達する。24歳で年間これだけ稼げるとは碁打ちはいいなあと思われるかも知れないが、そう甘くはない。井山6冠は日本で100年に一人生まれるかどうかの天才とも謳われている棋士なのだ。ちなみに、日本にプロ棋士は日本棋院所属と関西棋院所蔵とを合わせて400人以上いて、それぞれが少年・少女時代に各地域で碁の天才と目されていた人達なのだが、タイトルホルダーになれるのはほんの一握りの棋士たちだけなのである。
その他の棋戦の賞金も下に示す。
阿含・桐山杯 1000万円
新人王戦 200万円
大和証券杯 500万円
囲碁マスターズカップ 500万円
若鯉戦 200万円
NHK杯 500万円
竜星戦 600万円
女流本因坊 580万円
女流名人 500万円
小保方騒ぎ
小保方氏のNATURE投稿論文や博士論文についての疑義が連日マスコミに取り上げられている。NATURE投稿論文については理化学研究所が公式見解として不備を認めた。博士論文については早稲田大学当局が調査中と伝えられている。博士論文で問題になっているのは、序論に当る「Introduction」の部分が米国立保健研究所(NIH)のホームページからの丸写しである事と、参照文献リストが本文と対応していない事の2件である。全108ページの論文中の丸写しの部分は約20ページに達する。
この件について「最終防衛ライン2」と言うブログが詳しく論じている。このブログを読んで初めて知ったのだが、「テキスト比較ツールdifff(デュフフ)」と言うソフトがあり、二つの文章の比較が自動的に出来るのである。両文書の違いのある個所は青色のハイライトで示される。これを用いてNIHのホームページと小保方氏のIntroductionとを比較した結果を見ると、まさに丸写しである事が一目瞭然である。違うところは論文の体裁を整えるために、原文では「このドキュメントでは」となっているところが、「このセクションでは」と変えたり、原文ではなかった小見出しを付けたりした事位である。さらに原文にあったピリオドを写し忘れた部分がブルーで表示されているのを見た時には思わず笑ってしまった。
博士論文の2割以上をホームページの丸写しで済ますなど、小保方氏の精神構造に疑問を抱かざるを得ない。また、論文を審査した早稲田大学の教授は中身を真面目に読んでいないと思われる。参考文献リストが本文と対応していない事など読めばすぐに気が付く筈だ。小保方氏は多分、卒業論文や修士論文もコピペを多用して作ったのであろう。それが問題視されずに済んだため、博士論文にも罪の意識もなく丸写しと言う非常識な事を仕出かしたのだろう。この一事をもってしても、小保方氏は研究者失格だと私は考える。Natureの論文も私には捏造だとしか思えない。
第38期囲碁棋聖戦七番勝負
碁会所紳士録13.TKさん
2段のTKさんは、いつも物静かだ。勝てばほんの少しだけ微笑まれ、負ければちらと悔しそうな表情を見せられる。本業は整形外科医だそうだが随分お忙しいようで、土曜と日曜だけ来られる。土曜日も午前中は仕事をされているようで、今日は昼食する暇もなかったとパンをかじっておられる事も多い。相手を選ばず誰とでも対局されるので、碁会所にとっては有難いお客さんだ。


