第69期本因坊戦
光陰矢の如し
今日で今年の上半期が終わる。年が変わってからアッと言う間に半年が過ぎ、「光陰矢の如し」を改めて実感する。ちなみに、誰がこの格言を作ったのかネットで検索してみたが分からなかった。しかし、作者は高齢の人だったような気がする。「Time flies like an arrow」を思い付いた人も高齢者だったのではなかろうか。と言うのは、年を重ねるに従って月日の経つのを早く感じるからだ。
長寿猫
昨日のMSNニュースに「世界一長寿のギネス記録をもつ24歳の猫が生涯を閉じる」と言う記事が載っていた。飼い主の英国人は、長寿と関係があるのかどうかは分からないがケンタッキー・フライド・チキンが好物だったと語ったそうだ。
10年前に生涯を終えた我が家の雌猫ヒューちゃんは享年21歳だった。亡くなる少し前に診て貰った獣医は、後2年生きれば学会報告ものですと語っていた。ちなみに、日本の猫の平均寿命は15.1歳だそうだ。ヒューちゃんは19歳を過ぎた頃から急に元気がなくなり、静かに座っている事が多くなった。庭に出しても土の感触を嫌がってすぐに室内に戻りたがった。21歳になると座るのも大儀になったのか横になって過ごすようになった。食欲も減退し、体重を図ると、元気な頃の6割位に減っていた。
セグロセキレイの緊急避難行動
例年、春先から梅雨頃にかけて深夜になると『チッチッチッ・・・』と幼鳥の鳴き声が聞こえる。深夜以外は周辺の雑音にまぎれて聞こえない。どんな鳥の仔がどこで鳴いているのだろうと気になっていた。
ノバルティスファーマ社の詐欺行為
ノバルティスファーマ社の元社員で、降圧剤の臨床試験のデータの改竄実行者と目されて来た容疑者が昨日ついに逮捕された。京都府立医大、東京慈恵会医大、滋賀医大、千葉大及び名古屋大の各大学でそれぞれ実施されたバルサルタンと別の降圧剤の効果を比較する臨床試験のデータを改竄し、論文に掲載させた容疑が逮捕理由となっている。
私は、平成10年末から降圧剤を医師に処方されて飲み続けている。バルタルサンが発売されたのは平成12年なので、私は飲まずに済んできた。
医師は患者のために薬剤を処方するが、その際に薬効の参考にするのは学術論文に記載された治験データであろう。ノバルティスファーマ社の営業マンから五つもの大学から出された学術論文にバルタルサンが優れた薬効を持つと記載されていると聞かされたら、信用して患者に処方した医師は多かっただろう。その結果として、ノバルティスファーマ社のバルタルサンの発売以来の累計売り上げは実に1兆2千億円を超えている。その大半は嘘の薬効により得たものと言えよう。
今回の逮捕理由は薬事法違反(虚偽広告)だとの事だが、なぜ詐欺罪が適用されなかったのだろう。素人にはとんと見当が付かないが、立件の難しさがあるのかも知れない。
理研の責任問題
昨日の産経ニュースに『理研の全理事に交代要求へ 改革委「自浄作用が不十分」野依氏は除く』と題した記事が掲載されていて、仰天した。
組織が不祥事を起こした際にはトップが辞任してけじめを付けるのが常識ではないのか。これまで不祥事を起こした数多の企業も時期が早いか遅いかは別として、結果的には社長辞任でけりを付けて来た。企業の総責任者はトップである社長だからだ。ところが理研の一連の不祥事ではトップである理事長の責任を問わないなど許される事だろうか。
小保方氏の論文問題での記者会見で、理事長が『未熟な研究者が・・・』と
百毫寺の「九尺藤」
このところ、近所の碁会所まで往復するばかりだったが、ネットで見掛けた「九尺藤」と言う言葉に惹かれて丹波の百毫寺まで出かけた。この寺はJR福知山線の市島駅の近くに位置し、周辺は田園と山林しかない。しかし、相当有名な観光スポットらしく、連休明けだと言うのに駐車場は多数の自家用車や観光バスで活況を呈している。
寺に入ろうとすると入り口に入場券売り場があって300円徴収された。今まであちこちの藤を観たが、すべて無料だったような気がする。余程見事な藤なのだろうと期待感が高まる。
さて、入り口から数十メートル歩いて藤棚を眺めた瞬間アッと驚いた。なんと花房が60cm位しかないではないか。これでは九尺に七尺も足りない。入り口には八分咲きと表示してあったので、満開時にはもう少し伸びるのだろうがそれでも三尺以上にはなりそうもない。
常温核融合
今日、理研の笹井氏の記者会見が開かれた。TVで放映された部分しか見ていないが、STAP細胞は存在すると言わんがための会見であるように感じられた。しかしSTAP細胞があるのかないのかについての明確なデータは何も示されなかった。結局、今後の理研での再現実験の結果を待つしかないのだろう。
今回のSTAP細胞騒ぎを見聞きしていて、新発見で世間を騒がせた「常温核融合」を思い出した。
小保方氏の会見
今日(9日)の午後に行われた小保方氏の会見を、リアルタイムではないがyoutubeにアップされた動画で見た。会見を開くと言う強心臓振りは天晴ではある。しかしその内容は、彼女が研究者として不適格だと言う事実をますますアッピールするだけの結果に終わったとしか思えなかった。
彼女の説明で最も疑問に感じたのは、世界中で追試が行われたのに誰も成功していない理由を問われて次のような趣旨の発言をした。『STAP細胞を作るには特別なレシピのようなものがあり、追って次の論文でその内容を発表したい。』この一言で研究者は失格である。研究者は自分の発見を論文に発表する際に、第三者が追試に成功するように実験方法を正確にかつ具体的に記述しなくてはならない。誰も追試に成功しないような発見は、虚報とされてしまうからである。その最重要点を続報に書くと平然と発言するなど論外である。
次に疑問に感じたのは、共同研究者の若山山梨大教授からこのマウスからSTAP細胞を作製して欲しいと頼まれたのに、なぜ別の種類のマウスから作成した細胞を渡したのかと問われた際の返答である。『その件に関しては若山先生と直接話し合いをしていないので分かりません。』 何と言う発言であろうか。細胞を作った当事者なら理由を明確に答える事が出来る筈であるのに。また、共同研究を進めて行く上で、研究者間に信頼関係が必須である事を彼女は理解していないようだ。