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自作アケステ基盤配線考察

アケステの外装がほとんど出来たので


乗っ取り基盤の配線を考えました。

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セレクト、スタートの+側配線を書くのをわすれましたが(;~_~

まあ普通分かるでしょう。

R1、R2ボタンは基盤右下のパターンに配線します。

小さい基盤がつながっていますが、

こちらにつなぐより、取り外してしまって

本体基盤に配線するほうがスッキリします。

ちなみにL1、L2ボタンは使わないので配線しません。

8ボタン仕様にしたい方は左下のパターンに配線してください。


実際はレバーとボタンの群に分けてよじるので

もっとスッキリする予定です。

画像は分かり易くするために書いたものです。


配線してみると分かりますが、

どのレバーがどの線なのか分かりにくい上、

表にひっくり返すと左右逆になりますし頭がこんがらがります(~_~

レバー上に入れるということは

下のマイクロスイッチが押されるというわけで、

そして左に入力するということは

裏から見ると左のマイクロスイッチが押されています。

この辺の理解は実際に自作してみると言ってる意味が分かると思います。


というわけで、

理解出来てなくて分かるように配線を書いておきます。

おいらが実際に調べてみた結果、

裏から見てコネクタが右に来るようにレバー部を取り付ける場合、


黄色 下

  上

3黒  左
  右

  GND


というようにコントローラー基盤に配線します。

基盤に半田付けするときも表裏で左右が逆になるのでよく考えてください。

おいらの場合は、

アケステの裏から見て、基盤は緑色のパターンがある面が見えるように取り付けています。

もし、パターンが見えない向きに基盤を取り付けるときは半田付けに注意してください。

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*あくまでも裏から見て、コネクタが右に来るように取り付けた場合です。

RAPV3の換装では右に来るようなのでおいらの自作もそうしてみました。

左にコネクタ付けるとボタンのリングに当たりそうですしね。


ボタンを接続するにあたり

ファストン端子の小(Sサイズ、#110)がたくさん必要ですね。

カー用品で言うなら

スピーカー端子のメスでSサイズになります

オス側の端子幅が2.8mmの場合、こちらになります。

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ポイントのカーボンをはがして半田付けします。

GNDは共通でよいのでスタートボタンとセレクトのGNDを使います。
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ちなみにレバー側は基盤&ハーネス付きなので必要ないですが、

付いてない場合は中(Mサイズ、#187)がいるようです。

オス側の端子幅、4.8mmはこちらになります。


ショートパーツで単品の値段は安いですが、

とてもたくさん必要なので

6ボタン+2ボタンの場合、16個必要になります。


カー用品だとけっこうかかりますね。

エーモン製の210円くらいのスピーカー端子セット(4set)が4つ必要になります。

必要ないMサイズもついてきます(;~_~

端子スリーブもついてますが・・・


何個もアケステを作ろうとする人や、

端子カシメ失敗の可能性がある人は電装屋さんで

袋買いしたほうがお徳でしょうね。

この場合ファストン端子の#110や、オス側2.8ミリ対応のメスになりそうです。


配線については

セイミツレバーハーネスの線形が

22AWGでした。

これは22アメリカワイヤーゲージというサイズらしいです。


よく使われているsq表記に直すと

22AWG=0.3sq

カー用品で売ってある分では一番細いのでも0.5sqのようなので

まあこの辺使えばよいかと思います。

カインズホームなどのホムセンで切り売りを買ったほうが安いです。

余裕を持って、

ボタン用各、18センチ×8=144センチ

GND用は黒で、80センチくらい必要になるかなと思ってます。


基盤のGNDとスタート→セレクト→小キック→中キック→大キック→大パンチ→中パンチ→小パンチ

とつなげるためけっこうな長さが必要です。

0.5sqという細い線材なので250センチくらい必要でも

数百円で買えます。


必要な部材が確認できたら買出しに行きます。

それではまたの機会にお会いしましょう(;~_~)

自作アケステ製作

前回のブログでセイミツ工業のレバーと部品が届いた話を書いたので、


今回はおいらの作った

自作アーケードスティックのボディにインストールします。


天板の厚さが9mmなので4×20mmのステンサラビスを買いました。

ワッシャーとナット付です。

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天板にMSベースをあててケガキをし、M4ビスが通る穴を開けます。

垂直を出すのがたいへんなのでガイドなどを作ったほうがいいと思います。

裏から開けると少しはごまかしやすいです。
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天板表面をザグりサラビスをツラに落とします。

おいらは8mm鉄鋼ドリルでザグりましたが、

傘の角度の問題で本当は専用品のほうをオススメします。

まあ、素材がやわらかいMDFなんで気持ちザグってあれば締め込めばサラビスがツラまで埋まると思います。

ちなみにビス穴は4mmです。


内部はこんな感じになります。

スティックベースはもちろんボルトナット留めです。
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まだ配線はしてませんし、基盤もFSSSにコネクタを使った残りの廃材です。

まだPSコネクタを通すホールは開けていません。

イメージとして廃基盤を取り付けてます。


あと、ボディ内周に吸音スポンジ取り付けたり、

ボタンのアタック音を消すためにボタン内部に薄いレザーかなにかをはさんで消音してみようと思います。

厚めのMDFなので木材特有のコツコツした響きは悪くないのですが。


外装はこんな感じに。

HORI製のイマドキのビューリックス配列ではなく、

ブラスト配列です^^

スタート&セレクトボタンは全く邪魔になりませんでした。

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色は塗らずに天板に薄いPPシートなどを重ねようか、

またはニスで仕上げようか考え中です。

外装もカドを落として継ぎ目のチリを合わせようと思っています。

どっちにしろまたバラさなければなりませんがね。


天板が9mmあるのでLS-55でもシャフトレバー突き出し量がRAPV3などと同等です。

レバーの使用感のほうはかなりいいです^^

このセイミツ特有のコキコキ感いいですね。

比較対照がHORI コンパクトスティックしか手元にないのですが、

LS-55のほうがずっと入力感がはっきりとしています。

特にニュートラル復帰力が強いですね。

弾くとブルッと戻ります。

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初の自作にしては、いい感じのレバー長だと思います。

RAPV3SAより0.5mm程長いのかな。

1mmの半分なんて誤差の範囲です^^


ボタンのほうはセイミツボタン特有の押し込み加減です。
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三和ボタンと違ってツラまで落ち込みません。


ちなみに基盤のドナーは確保しました。
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PS1コントローラーの中古品です。

300円だったような気がします。

ジャンクではないもので動作チェックおkでした。

程度良好です。


実際おいらは、ゲームソフトを買ったときや本体を買ったときより、

こういう好きな部品を買って自作しているときのほうが

なぜかテンションあがります(;~_~)

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昔のいちばん熱かった頃のアーケード筐体&AC版スパ2Xにずっと憧れていたので。

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しかし、そもそもおいらは自宅ではアケステ派ではありませんw





超セイミツ部品が届きました^^


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トラックは関係ありませんがw


先日注文していた

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「セイミツ工業」さんの部品が届きました。


こういうものが入っています。
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非常に丁寧な梱包で好印象です。

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ボタン、レバーも傷が付かないように梱包してあります。

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買ったもの一覧です。

「ちょ、買いすぎだろw」

なんて思いますが、

まあセイミツさんの部品は安くてクオリティが高いので

予備も兼ねて買いました。


「黄色の24Φが1個しかないじゃないか」

と思われるかもしれませんが、

それはいつか「RAPV3SA」を買ったときスタートボタンも取替えようと思ったからです。

ラップV3のセレクトボタンはこういうアケのボタンサイズではないようなので

とりあえず1つあればいいだろうと。

ラップのボタンは8ボタンですが、

おいらは6ボタン仕様にする予定なのでホールプラグもいくつか買いました。

好きなものは一度に必要以上に買い込むタイプのおいらとしては

わりと絞ったほうです(;~_~)

まあ、欲しい時にはまた注文すればすぐ買えますしね。


買ったレバー。
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レバーボールの色以外は同じもので

「LS-55-01」です。

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シャフトの長さは三和レバーと同じのようです。

シャフトカバーがブラックでかっこいいです。


おいらはHORIスティックでよくシャフトが錆びたりメッキがはげたりしたのを見てきましたし、

イマドキのゲーセンで主に使われている三和レバーと形状が似ていて

アケでやるときがあってもあまり戸惑わないようにと

シャフトカバー付のLS-55をチョイスしました。

カラーがパックマンを連想させます。

*「じゃあ最初から三和買えよ」

って感じですが

何度も書きますが三和レバーはおいらの思い出のレバーではないので。


ボタンは30Φと24Φです。
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赤のほうはスタートボタン用です。

スト2っぽく赤と黄色を基調としたデザインにしようと思います。

あまりシンプルでかっこいい感じより

やはりゲームであり、おもちゃなので少し楽しい感じにカラーリングをやろうと思います。

スパ2X時代のホームのアーケード筐体をイメージしています。


ちなみにレバー比較。
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右側はHORI「コンパクトジョイスティック」です。

ホリのほうはボディに収まっているので長さを正確には比較できませんが、

天板の厚さを考慮してもこれくらいは違うと思います。

レバーボールの大きさも違います。

セイミツ純正は35Φですが、HOR製は30Φです。

*セイミツでも30Φボールはあります。


LS-55-01は純正ではMSベースが付いてきます。
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ベースの変更は注文時にできます。

おいらはMSベースでおkなので変更なしで。


MSベースは三和のベースと同じ穴位置みたいで

LS-55をラップSAに無加工(四点ビス、タップ加工無し)で付けられるようです。


【主な組み合わせシャフト長】


セイミツ LS-32 27.5mm

セイミツ LS-55 33.5mm

セイミツ LS-56 32mm

三和 JLF-TP-8Y-SK 32.5mm

(各ベースからボールつけ根までの寸法)
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【RAPV3でのレバー突き出し量】

*注 机上論です。

RAPのベース取り付けマウントの詳細データがないため、

あくまで推定のものになりますので過度に信用しないでください。

セイミツ LS-32&SSベース 23.9mm

セイミツ LS-55&MSベース 25.1mm

セイミツ LS-56&MSベース 23.6mm

三和 JLF-TP-8Y-SK 24.0mm

になると思います。


ラップ天板厚み2mmと仮定。

ラップのベースマウントの高さはSSベースと同じで計算しています。

マウントの高さ次第でもっと短い可能性もあります。


おいらが自作したのは天板が9mmと厚いので

シャフトが33.5-9で24.5mm突き出しています。


ラップSE使用より、おいらの自作は0.6mm程シャフトが長いということになります。

これにPPシートなどを天板に乗せると、コンマ何ミリから短くなりますので

誤差±0に近い、まったく問題ないレベルに納めたと思います^^


RAPV3SAにLS-55をつけるときは25.1mm突き出すようなので

M4サイズワッシャー0.8mmをマウントとMSベースの間に挟んでビス留めすれば

24.3mmと、純正とほぼ同等の高さになると思います。


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もっと短くしたければ2枚でも。

*MSベース4点留めじゃないと取り付けバランスが悪くなるので気をつけてください。


裏はこんなんでサブガイドがついています。
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よく見る写真ですね。

右側にあるコネクタは付属のコネクタコードで配線します。


ちなみにおいらの自作スティックはまだ途中ですが、

外装はおおまかに出来ています。

次回はそれにインストールすろ記事を書こうと思います。



数値は海外サイトなどで情報を得たものや、

国内の自作家、改造家さんのサイトを参考にしたものです。

突き出し量などは机上でおいらが計算したものなのでぜんぜん間違っている可能性もあります。

参考にされる方は自己責任でお願いしますm(_ _ )m