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D端子

ひさしぶりに通りがかりの「ハードオフ」によってみました。

ハードオフとは家電などの中古リサイクルショップです。


コントローラーなどのいい出ものはないかなーと見ていると、


「お!D端子じゃね!」
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プレステ2用のD端子を発見!

ジャンクコーナーにあったので525円、安い!!

新品はたしか3000円近くしますよ。


おいらはもちろん家庭でD端子ケーブルを使ってます。

PS2接続の最強端子はこれなのですから。

*余談ですが、D端子とはデジタル端子ではありません。

アナログ端子ですが、その形状ゆえ(Dの形をしている)そう呼ばれています。

現在の最新テレビにも採用されている機種は多いです。

ゲームといえばゲームダイレクト2のレグザですが、

最新のレグザにももちろんD端子はあります。

テレビを買われる方は端子の有無は要チェックです。


実はHDMI出力はないんです、PS2。

これがあれば汎用で安くケーブルが変えるのに。

このD端子、状態も良さそうでしたので購入することにしました。


と、いうのもPS2おいらは普段使ってるSCPH-50000(CD読み込み不良)と

一年前くらいに購入した薄型最終のSCPH-90000を持っています。

型番9万のほうは実はほとんど使ってません。

まあ5万が壊れたときに生産終了してしまっていては困るので

安売りのときにストックとして買ったのでした。


ですが、9万の本体ってじつはディスク交換がめんどくさいんですよね。

コスト削減でオープントップ仕様なので気をつかいます(;~_~)


9万のほうは今のとこ使ってないのですが、

まあ、友人宅などに持ち込む時にはこちらを持っていこうかと。

それでD端子をテレビから外すのって結構めんどくさいので

もう一個欲しかったんです。


そして本日、安価で手に入れることができました^^


実は前々から上のような作戦を立てていたので、

ことあるごとに中古屋さんでケーブルを探していたのですが、

D端子って売りに出てませんでした。


まあ多分出てても結構いい値が付けられてそうですし。

なぜD端子ケーブルは中古市場に出にくいのかと言いますと


もともと付いてるAVケーブルを捨てて、

値段の高いD端子をわざわざ買ってまでPS2をプレイしてた人は

おそらくPS2を手放す気はないという人が多いので

なかなか売りに出ないんですよ(;~_~)


というわけで

ラッキーな買い物ができました^^

ついに語られ始めた画面端の真実

本日のヒットコンボ道場は


「ついに語られ始めた画面端の真実」

ということで


画面端の謎についてやります。

情報などは2ch、T.Akibaさんなどを参考にさせていただいてます。


よくある画面端でピヨらせた状態です。
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「これはもらった、ソニック四段でKOだぜ」


あらよっと
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左に溜めながら・・・


大キック→アッパー・・・
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あれ?

キャンセルできない!


これはどういうことなのでしょうか。


実はこれはキャンセルが出来ないのではなく、

ソニックが出ません。


厳密に言えば左方向の溜めが出来てません。

それは・・・


密着からのジャンプでダルシムの中心軸を飛び越えてしまっている

らしいです。

ダルシムを一瞬飛び越えることで

ソニックの溜めが解除され、キャンセルソニックがでないのです。


おいらも「よくミスるなー、へたくそだなー」なんて思ってたのですが、

実は出ないものだったとは・・・



そして密着からじゃなくても飛び越えるとダメなので

このぐらいでも出せません↓
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ですから、

ピヨらせたらある程度下がってから

ジャンプ攻撃の準備をしなければなりませんね。


ちなみに飛び越えなければいいんですから、

密着であっても垂直ジャンプからなら出せます。
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密着からならいちいち下がるよりお手軽ですね。

みなさんはどうやらサマーにしてるみたいですね。

下タメは飛び越え関係ないですから。


実はこの「飛び越え現象」ですが、

画面左端だとこの限りではなくなります。


左端なら密着から左上に飛ぼうが・・・

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大→大・・・
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大ソニック!

出る!


キャラによるようですが、

ダルシムの場合、左端だと飛び越えが起こらないため

普通に出ます。


ちなみに相手ザンギでやってみると両端で出ませんでした。

リュウの場合はダルシムパターンと同じで、左端は出ます。


そしてガイル以外はどうかと言いますと、

ブランカの場合は、リュウ相手で

飛び越えませんので密着から右上に飛んでも、

大、中足、ローリングが出ます。


ただ、ブランカの場合はジャンプが素早いため

ジャンプ後すぐに溜め始め、中足ギリギリまで溜めなければ出ません。

ちなみに垂直のブッシュバスターからでも

中足、またはロッククラッシュでも溜めは間に合います。

ブラで出ないのは自分の腕のせいですw


春麗の場合はあまりに近い位置で踏み切った場合、

ご想像のとおり壁で反転してしまうため、

おいらの場合は、近い距離の時は左タメはせずに飛び込み、

通常技の目押し三段の大→中→大で決めてました。


ですが、無理に飛び越えをやってみると

春麗でもタメ技が無効化されます。

リュウの後頭部を狙うようにジャンプすると

反転しない(壁蹴り)のでタメ解除になってしまいますね。

これは両端でこうなりました。


ほかにもベガ、ディージェイなど

横タメのキャラは近い距離からの飛び込みでは注意が必要です。


この現象は

左と右では画面端の隙間が違うということから起こるみたいです。

めくり易いとか、起き上がりの攻防、つかみからのめくりなど

いろいろ左右で違うことが起こるかもしれませんね。


おいらは今までコンボ練習したりしてた時にも

「やたらミスが多いなー」とへたくそぶりを嘆いていたのですが、

実はこういうものだったとは・・・

ちゃんと飛び越えないようにすればきっちり出せますね^^


ケンなどで、とび大パンチから入るときは出来るだけ密着から

後頭部を狙うようにしたほうが入り易いような気がしていたのですが、

タメキャラは総じてそういうもんではないということですね。



奥が深い!!







LS-58解析のためLS-55-01を分解してみるのだ

本日はセイミツ工業製


LS-55-01を分解してみます。


理由はですね、

LS-58のスプリングがどれかと共通なのじゃないかと調べるためです。

単品部品でこのスプリングを購入することはできないため、

ほかのどれかと共通ならそれを狙って購入することが出来ます。

そうすれば安価で58仕様の56をつくることができます。


まあ誰でも考えそうなことですが

その部品の詳細データは公開されていませんので

憶測の域を出ないのです。




それでははじめます。

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いつかの記事に書きましたが、

LS-55のシャフトはLS-56のものとあきらかに違います。

見た目で太さがちがうのが分かります。

形状が違うのもセイミツ工業ホムペで確認済み。


Eリングが56より大きいのではずすための工具がちがいますので注意。

おいらは自作の56用のヤツで少し押してズラし、

あとは曲がりドライバー改(先端加工済)

でなんとか引き抜きました。

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先端を削って加工してあります。


Eリングが取れると外れます。
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軸受けレスなのでシンプル構造です。

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白いスペーサーをはずすとスプリングがあります。


「ああ、見るからに56のより大きいな」

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全バラにします。


それでは注目の

LS-56のスプリングとの比較。
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小さいほうが56です。

外形もハイトも違います。

同形状なら、動きが軽いとされている55スプリングと58が同一かもという可能性が

あったのですが、

あきらかに違いました。


というわけでとりあえず55のパーツ紹介。
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シャフトとスプリングが少し余裕がありますが、

軸受架台(青色)の部分にスプリング受け的な要素が持たせてあり、

ぐらつかないように保持されています。

シャフトに56スプリングはすっきり通るのですが、

軸受け的な部分にはまらないので流用不可。


シャフト
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56や33などとは形状が違います。

もっとスプリング辺り(右半分)が細くなってます。

予断ですが、シャフトカバーを交換するときは

ここまでバラさないとできません。

レバーボールをはずしてもシャフトカバーは外れません。

根元側からじゃないと抜けないので

シャフトカバーをLS-58、40などのカラードに変えようと考えている方は

全バラにしないといけない覚悟はしといてくださいね。


その部分のシャフト径。
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7.3mmほどです。


・・・というわけで組み上げることにします。

55は無給油構造らしいのですが、

接触部はあるのでシャフトやスプリングなど気持ち程度にグリスアップしときました。
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サブガイドや基板の向きなどを最初の写真と比較して間違いないか確認。


というわけでLS-55-01のスプリングは56には流用できないということが分かりました。












・・・


とここで終わってはせっかく最後まで読んでいただいたお客さまに

お土産がないので


LS-56-01のスプリング周りのパーツの大きさデータを記載します。

どうぞ参考にしてください。


LS-56-01のスプリング。

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スプリングレートは計れませんのであしからず。


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ハイトは16.3mm


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外径が9.5mm


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内径が8.9mm


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これのスプリング受けが7.6mmです。


これと似たようなスプリングをどこかから手に入れられれば

自分専用にチューニングされたレバーができますね。


おいらは以前


LS-33のスプリングが使えるかもしれない

ということを書きましたが、


外国のサイト(shoryukenだったかな)

でこんなのを見つけました。

以下転載。



LS-33 spring will not fit inside an LS-56. I tried it. The LS-56 actuator is too small. I also tried to put a LS-33 actuator on LS-56-01. The LS33 actuator doesn't fit in the LS-56, It is too fat and hits the all the microswitches because It cannot go in all the way. Perhaps if you where to cut away the top part of the actuator it may work. Hmmmnnnn.

As for tightening your dead zone, you may want to try heat shrink tubing around the actuator.
rtdzign, Sep 8, 2010 #4



LS- 33のスプリングは、LS- 56の内部には適合しません。私はそれを試してみました。 LS- 56アクチュエータが小さすぎます。私もLS- 56- 01 LS- 33アクチュエータを置くことを試みた。 LS33のアクチュエータは、LS- 56に適合しない、それはあまりにも脂肪であり、それはすべての方法で行くことができないので、すべてのマイクロスイッチを打つ。あなたがどこにアクチュエータの上部を切り取る場合、おそらくそれが動作する可能性があります。 Hmmmnnnn。

あなたのデッドゾーンを締め付けるためのように、アクチュエータの周囲に熱収縮チューブを試してみてください。
rtdzign、2010年9月8日#4


グーグル翻訳にそのままつっこんだので

少し意味のわからない文章になってますがおそらく

LS-33のスプリングは56には使えないと書いてあるようにみえます。


サイトでシャフトの形状を見るかぎり同じように見えたのですが、

大きさが違うようですね。

もしかしたら普通に32その他のスプリングが使われているのかもしれませんし、

その辺は憶測の域を出ないままです。


わざわざスプリングだけスプリングレートを変えたものを発注したとも考えにくいような・・・




おいらはあるゲーセンでシューティング筐体に付いていたLS-56らしきレバーを

見てきましたが、

それはとてもふにゃふにゃで、

およそおいらの56や58とは別の感触でした。


おそらくただ単にスプリングがへたっているだけだと思いますが、

使い込むとあんな感じになるんだなあと思いました。

もし、LS-40が使われていた場合は外見ではおいらには見分けが付きませんがね。

ゲーセンのようなふにゃふにゃレバーがいい人は

56を58に変えたところでああいう感じにはなりませんので

わざわざ買い替えなくても56のスプリングをへたらせたほうがいいと思います。


どうやってへたらせるかって言いますと、


おいらはやってないですが、

縮めた状態で熱をかけてみたりしてはどうでしょうかね。

ちょっと検索してみると海外のサイトで

長いボルトにスプリングを通し、

ナットをかけて縮め、

その常態でライター等であぶってハイトを低くするやりかたが載ってました。

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やはりやり方としてはこれみたいですね。

これはおいらの推測ですが、

レバーのスプリングは伸びる力によってレバーをニュートラルに戻そうとする力を発生しているので、

伸びようとする力を落とせばレバーは緩くなるはずです。


ですから、

自由長が短くなると、スペーサーによって押さえ込まれてる力が弱まることになり、

レバーの動きが緩くなるのではないでしょうか。

ですから、長年使い込まれたレバーはスプリングに縮み癖がついてしまい、

おそらく自由長(伸びたときの長さ)が短くなっていると思います。


これが1G状態でのスプリングとスペーサー。

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スペーサーにはストッパーがついてるのでこれ以上入りません。

ここから下にくっつくまで押し下げられてレバーは組み上げられています。


1G状態でこれくらいまでスプリング自由長を縮めることができれば

かなり緩くなると思います↓
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これを人為的に作り出そうとすると

やはり、スプリングに縮み癖を作るというこのやり方は正しいと思います。

もし、スプリングがスペーサー内でギリギリ遊ばないくらい短いものだったとしたら

おそらくほとんど戻る力を失うんじゃないかと思います。


もしされる方はあまり極端なことはしないで

徐々にやってみてください。

これらの方法は、もし変になっても自己責任です。




海外の人の改造記事などを読んでいると、

あちらでは

三和レバーのスプリングをLS-33のものに変更し、

逆に、ニュートラル保持力を上げるつまり、

硬いレバーにしている人をよく見かけます。


三和レバーのスプリングとLS-33のものは形状的に合致するようで、

見た目にも20%ほどハイトも高いようです。

日本の人はLS-56の硬いレバーを軽くしようとする傾向が多い中、

なぜか海外では逆のものが多く見られますね。

腕力の差でしょうかねw


この理論を逆に利用すると、

へたったスプリングを戻すこともできるかもしれません。

スプリングを伸ばしてあげればいいんです。

しかし、おそらく

ノーマル以上に伸ばしたからといって結局縮めてセットするので

ノーマル以上に強まることはないのかなあと思います。



他にもいろいろなレバーのスプリングの画像が比較してありましたが、

おいらの考えたLS-56をLS-33のスプリングに変更というのはやはり無理っぽいです。

画像で見る限りでは56だけ特に内径が小さいです。

32も大きい内径です。


LS-33はスプリング受けがない為、

それごと移植してしまうことも不可能。

じゃあ、大きめのスプリング受け、つまりLS-32用を使うというのは

おそらくシャフトの太さがぜんぜん違うためグスグスになってしまうかもしれませんね。


上の英文で「アクチュエーターが~」って書かれていたのはこの辺りのことかもしれません。


スプリングサイズの比較画像が見たい方は


「LS-33 spring mod」

などと画像検索されてみてはどうでしょうか。



以上のような結果から

LS-56のスプリングに58以外の他のものは流用できない


というものが出ました。



まあ、おいらの考えなのでさだかではありませんがね(;~_~)