皆様、こんにちは。

 

広島県三原市を拠点とする保険代理店で、企業様向けに各種ソリューションサービスを提供しております、株式会社Tグループと申します。

 

この「健康経営一直線!Tグループ(2022年ブライト500認定)の健康経営サポートブログ」のテーマは、タイトルの通り、弊社が取り組んできた「健康経営」と、健康経営に関する情報発信です。

 

まだ健康経営について知らない企業の方には、これから健康経営に興味関心を持っていただくきっかけに。

 

また現在、取得を検討しておられる企業の方にとっては、ヒントやモチベーションアップを感じていただけるような記事を投稿し、健康経営に取り組みながら実績を上げる企業が1社でも増えることを心から願っています。

 

参考にしていただければ幸いです。

 

今回の問いも、前回に引き続き、3章の中から「従業員の心と身体の健康づくりに関する具体的対策 保健指導の実施または特定保健指導実施機会の提供に関する取り組み 保険者による特定保健指導の実施を促すために事業主側としてどのような取り組みを行っていますか。」です。

 

設問

★Q19.保険者による特定保健指導の実施を促すために事業主側としてどのような取り組みを行っていますか。(いくつでも)

◆特定保健指導の対象者がいない場合も、ルールの整備・明文化を行っていることをもって取り組みとみなします。

1事業主側から対象の従業員に特定保健指導の案内を周知している

2特定保健指導の利用勧奨(の支援)を行う担当者を設置している

3管理職等の職制を通じて利用勧奨(の支援)や進捗確認を実施している

4特定保健指導実施時間の就業時間認定や特別休暇付与を行っている

5社内にて特定保健指導実施場所を提供している

6事業場や対象者の繁閑を保険者と共有し、対象者が特定保健指導を利用しやすい環境を作っている(例:健康診断と同日での初回面談の実施、勤務シフトの調整等)

7事業場からオンラインで特定保健指導を受けられる環境を整備している

8特に行っていない ⇒不適合

 

弊社の答え

1事業主側から対象の従業員に特定保健指導の案内を周知している

3管理職等の職制を通じて利用勧奨(の支援)や進捗確認を実施している

5社内にて特定保健指導実施場所を提供している

6事業場や対象者の繁閑を保険者と共有し、対象者が特定保健指導を利用しやすい環境を作っている(例:健康診断と同日での初回面談の実施、勤務シフトの調整等)

7事業場からオンラインで特定保健指導を受けられる環境を整備している

 

では解説していきます。

「1事業主側から対象の従業員に特定保健指導の案内を周知している」に関して。

自治体からの連絡を受けて、弊社から対象の従業員に、口頭で、また社内LINEグループの個別LINEで特定保健指導の案内を伝えました。

 

「3管理職等の職制を通じて利用勧奨(の支援)や進捗確認を実施している」に関して。

利用勧奨や進捗確認は、取締役マネージャーであり、健康経営推進の担当者でもある私(井原)が担当し、行っています。

 

「5社内にて特定保健指導実施場所を提供している」に関して。

5階会議室と1階応接間スペースを指導実施場所として提供しています。

 

「6事業場や対象者の繁閑を保険者と共有し、対象者が特定保健指導を利用しやすい環境を作っている(例:健康診断と同日での初回面談の実施、勤務シフトの調整等)」に関して。

けんぽ協会から、特定保健指導協力の依頼が届いたら、一日も早く、何にも優先して指導日程を決めるようにしています。

 

「7事業場からオンラインで特定保健指導を受けられる環境を整備している」に関して。

→基本的には、リアル面談を優先していますが、いつでもオンライン面談もできるよう、社内全ての端末で有料zoom契約をして、環境を整備しています。

 

 

続いての設問。

Q20.健康診断の結果を踏まえ、特に健康の保持に努める必要があると認められる従業員に対し、保健指導(特定保健指導を除く)を実施していますか。(1つだけ)

◆労働安全衛生法第66条の7に基づく有所見者等に対する保健指導を想定しています。(法令上は努力義務)

運動の仕方のレクチャー等は該当しません。Q21以降の設問等でお答えください。

1産業医、保健師、地域産業保健センター等による保健指導を実施した

2実施しなかった/対象者がいなかった ⇒不適合

 

弊社の答え

1産業医、保健師、地域産業保健センター等による保健指導を実施した

提携産業カウンセラーと、私・井原が連携し、メンタルや睡眠、栄養など多方面からの指導とカウンセリングを実施しました。結果、従業員から健康不安などの相談が直接寄せられ、適切な指導を受けて、改善につながっています。

 

 

健康経営に取り組み始めてから、特定保健指導対象の従業員数は、弊社では減少傾向にあります。やはり「WHAT」「HOW」の前に「WHY」が大切。もう一度「なぜ健康経営を推進するのか」という目的をしっかり社内で共有し直し、会社一丸となって取り組みを進め、健康への意識を高めながら、特定保健指導対象者を減らしてゆけるよう、努めてまいります。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

次回は、次の設問「食生活の改善に向けた取り組み 食生活改善に向けた具体的な支援として、どのような取り組みを行っていますか。」について解説していきます。

 

健康経営に興味のある広島県東部の企業さまへ。

 

認定取得や取り組みの方法などについて疑問があれば、ぜひお気軽にご相談くださいませ。弊社の経験から、アドバイスさせていただきます。

皆様、こんにちは。

 

広島県三原市を拠点とする保険代理店で、企業様向けに各種ソリューションサービスを提供しております、株式会社Tグループと申します。

 

この「健康経営一直線!Tグループ(2022年ブライト500認定)の健康経営サポートブログ」のテーマは、タイトルの通り、弊社が取り組んできた「健康経営」と、健康経営に関する情報発信です。

 

まだ健康経営について知らない企業の方には、これから健康経営に興味関心を持っていただくきっかけに。

 

また現在、取得を検討しておられる企業の方にとっては、ヒントやモチベーションアップを感じていただけるような記事を投稿し、健康経営に取り組みながら実績を上げる企業が1社でも増えることを心から願っています。

 

参考にしていただければ幸いです。

 

今回の問いも、前回に引き続き、3章の中から「健康経営の実践に向けた土台づくり 私病等に関する両立支援の取り組み 私病等を持つ従業員の病気の治療と仕事の両立支援に向けて、どのような取り組みを行っていますか。」です。

 

設問

★Q18.私病等を持つ従業員の病気の治療と仕事の両立支援に向けて、どのような取り組みを行っていますか。(いくつでも)

◆メンタルヘルス不調に特化した取り組みは除きます。Q25でお答えください。

 

1両立支援に関する相談体制や対応手順を整備している

(例:社内窓口、保険の付帯サービス、地域の相談窓口等)

2本人の状況を踏まえた働き方(配置・勤務内容・勤務時間・勤務地等)を策定している

3治療に配慮した休暇制度や勤務制度を整備している

(例:時間単位年次休暇、病気休暇、通院時間の就業時間認定、時差出勤、在宅勤務等)

4復帰する部門の上司に対する、両立支援への理解を促すための教育・定期面談等を実施している

5団体保険等により治療費の補助や休業補償の支給を行っている(健保組合からの一時金は除く)

6病気の治療と仕事の両立に向けた定期的な面談・助言を実施している

7特に行っていない ⇒不適合

 

弊社の答え

1両立支援に関する相談体制や対応手順を整備している

(例:社内窓口、保険の付帯サービス、地域の相談窓口等)

2本人の状況を踏まえた働き方(配置・勤務内容・勤務時間・勤務地等)を策定している

3治療に配慮した休暇制度や勤務制度を整備している

(例:時間単位年次休暇、病気休暇、通院時間の就業時間認定、時差出勤、在宅勤務等)

6病気の治療と仕事の両立に向けた定期的な面談・助言を実施している

 

では解説していきます。

「1両立支援に関する相談体制や対応手順を整備している(例:社内窓口、保険の付帯サービス、地域の相談窓口等)」について。

健康経営推進の責任者である自分が社内窓口となっており、社員からの相談に応じています。また当社は保険代理店ということもあり、各自が契約している保険商品に付帯しているサービスを受けることも可能となっております。

 

「2本人の状況を踏まえた働き方(配置・勤務内容・勤務時間・勤務地等)を策定している」について。過去に乳がんと診断され、手術、入院して現在は経過観察となり、仕事に復帰している提携個人代理店の事例があります。治療後、経過観察に移行した際には、話し合いを通じて、本格的な復帰に向けて、本人の体調に応じて仕事の内容や時間などを調整し、働きやすい環境づくりに努めました。現在は職場復帰してくれています。弊社としては、貴重な経験・人材となっています。

 

 

「3治療に配慮した休暇制度や勤務制度を整備している(例:時間単位年次休暇、病気休暇、通院時間の就業時間認定、時差出勤、在宅勤務等)」について。弊社では病気休暇制度を定めていますので、この規定に則り、対応します。

 

「6病気の治療と仕事の両立に向けた定期的な面談・助言を実施している」について。疾病を持つ従業員本人の体調を第一とし、けして無理な働きぶりにならないよう、健康経営推進の責任者である自分と、1回1時間の「あんしん面談」を年2回、定期的に行い、助言を行います。現在、私病を持つ正社員はいませんが、先ほどの提携個人代理店スタッフとは、働きやすい環境を目指して、定期面談を行っています。

 

健康に気をつけていても、突然いろいろな病に襲われるのが私たち人間です。そういった時にも、治療しながら働ける環境や、治療に専念した後も健康の回復度合いに応じて安心して復帰できる職場環境をしっかり整えておくことが、私たち経営幹部の務めだと思っています。

また弊社は保険代理店でもありますので、何よりもまず正確な保険商品・サービスの知識を身に付け、お客様はもちろん、自分たちの「もしも」にしっかりと備えられるように、勉強を進めていく必要があると再認識しました。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

次回は、次の設問「保健指導の実施または特定保健指導実施機会の提供に関する取り組み 保険者による特定保健指導の実施を促すために事業主側としてどのような取り組みを行っていますか。」について解説していきます。

 

健康経営に興味のある広島県東部の企業さまへ。

 

認定取得や取り組みの方法などについて疑問があれば、ぜひお気軽にご相談くださいませ。弊社の経験から、アドバイスさせていただきます。

皆様、こんにちは。

 

広島県三原市を拠点とする保険代理店で、企業様向けに各種ソリューションサービスを提供しております、株式会社Tグループと申します。

 

この「健康経営一直線!Tグループ(2022年ブライト500認定)の健康経営サポートブログ」のテーマは、タイトルの通り、弊社が取り組んできた「健康経営」と、健康経営に関する情報発信です。

 

まだ健康経営について知らない企業の方には、これから健康経営に興味関心を持っていただくきっかけに。

 

また現在、取得を検討しておられる企業の方にとっては、ヒントやモチベーションアップを感じていただけるような記事を投稿し、健康経営に取り組みながら実績を上げる企業が1社でも増えることを心から願っています。

 

参考にしていただければ幸いです。

 

今回の問いも、前回に引き続き、3章の中から「健康経営の実践に向けた土台づくり コミュニケ-ションの促進に向けた取り組み コミュニケーション促進に向けて、どのような取り組み(研修・情報提供・宴会等を除く)を行っていますか。」です。

 

設問

★Q17.コミュニケーション促進に向けて、どのような取り組み(研修・情報提供・宴会等を除く)を行っていますか。(いくつでも)

◆一部の従業員に参加を募ったものは該当しません。

◆接待や営業目的のイベント開催等を除きます。

1フリーアドレスオフィス等の職場環境整備を行っている

2社内ブログ・SNSやチャットアプリ等の従業員間コミュニケーション促進ツールの利用を推進している

3従業員同士の交流を増やすための企画を実施している

(例:意見交換会、一言スピーチ、社内掲示板の活用、サンクスカード等)

4同好会・サークル等の設置・金銭支援や場所の提供を行っている

5社員旅行や家族交流会・昼食会等のイベントの開催・金銭支援や場所の提供を行っている

6ボランティア、地域祭り等に組織として関与し、従業員が参加するような働きかけを行っている

7特に行っていない ⇒不適合

 

弊社の答え

2社内ブログ・SNSやチャットアプリ等の従業員間コミュニケーション促進ツールの利用を推進している

3従業員同士の交流を増やすための企画を実施している

(例:意見交換会、一言スピーチ、社内掲示板の活用、サンクスカード等)

5社員旅行や家族交流会・昼食会等のイベントの開催・金銭支援や場所の提供を行っている

 

では解説していきます。

まずは「2社内ブログ・SNSやチャットアプリ等の従業員間コミュニケーション促進ツールの利用を推進している」について。

社内のコミュニケーション促進を目的とした有料アプリ「LINE Works」を会社が全額負担して導入し、全従業員が登録しています。営業担当者とオフィス業務担当者のグループLINEや、全員対象のグループLINEを利用することで、日常業務の連絡ツールとしての利用はもちろん、仕事始めの挨拶や、慰労のことばを送るなど、大変有効なコミュニケーションが図られています。

 

 

「3従業員同士の交流を増やすための企画を実施している(例:意見交換会、一言スピーチ、社内掲示板の活用、サンクスカード等)」について。

全員が共有できるオンラインカレンダーには、業務スケジュールだけでなく、プライベートなスケジュールも入力可としています。そこから、各自が話題をピックアップして、全体ミーティングなどで一言スピーチをしてもらい、従業員同士の交流を図っています。

 

「5社員旅行や家族交流会・昼食会等のイベントの開催・金銭支援や場所の提供を行っている」について。

例年、上期、下期の決起会などを定期的に開催し、社内のコミュニケーションを強化しています。弊社会議室を会場としており、お弁当代は全額会社が負担しています。従業員はみんな、この定期的なイベントを大変楽しみにしており、モチベーションもアップしているようです。

 

 

やはり従業員同士のコミュニケーションが活発化することで社内の風通しもよくなり、働きやすい職場環境づくりにつながると実感しています。

LINEなどのツールが発達し、簡単にコミュニケーションを取れる環境がすぐに整う時代ですが、やはり懇親会をはじめとした、親睦を深めるアナログな場も必要であると再認識しています。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

次回は、次の設問「私病等に関する両立支援の取り組み 私病等を持つ従業員の病気の治療と仕事の両立支援に向けて、どのような取り組みを行っていますか。」について解説していきます。

 

健康経営に興味のある広島県東部の企業さまへ。

 

認定取得や取り組みの方法などについて疑問があれば、ぜひお気軽にご相談くださいませ。弊社の経験から、アドバイスさせていただきます。

皆様、こんにちは。

 

広島県三原市を拠点とする保険代理店で、企業様向けに各種ソリューションサービスを提供しております、株式会社Tグループと申します。

 

この「健康経営一直線!Tグループ(2022年ブライト500認定)の健康経営サポートブログ」のテーマは、タイトルの通り、弊社が取り組んできた「健康経営」と、健康経営に関する情報発信です。

 

まだ健康経営について知らない企業の方には、これから健康経営に興味関心を持っていただくきっかけに。

 

また現在、取得を検討しておられる企業の方にとっては、ヒントやモチベーションアップを感じていただけるような記事を投稿し、健康経営に取り組みながら実績を上げる企業が1社でも増えることを心から願っています。

 

参考にしていただければ幸いです。

 

今回の問いも、前回に引き続き、3章の中から「健康経営の実践に向けた土台づくり 適切な働き方の実現に向けた取り組み 仕事と家庭生活の両立に向けた環境づくりのためにどのような取り組みを行っていますか。」です。

 

設問

★Q16.仕事と家庭生活の両立に向けた環境づくりのためにどのような取り組みを行っていますか。(いくつでも)

◆超過勤務時間の把握のみでは適合要件を満たしません。

 

1残業の事前申告制度を設けている

2PCのログイン記録等、入退社時刻を正確に記録するシステムを導入し、従業員が申告した勤務時間との間に差がある場合には指摘・是正を行っている

(タイムカードの導入のみの場合は除く)

3長時間労働をしている部署の上司や部署に対するペナルティを設置している

4時間外労働時間の削減を管理職の評価項目に設定している

5時間外労働時間の削減を一般従業員の評価項目に設定している

6業務繁閑に対応して休業日の設定や所定労働時間の変更を行っている

7勤務間インターバル制度を設けている

8時間単位での年次有給休暇の取得を可能にしている

9フレックスタイム制度または時差出勤制度を設けている

10任意のタイミングで取得できる有給の特別休暇制度(お盆・年末年始休暇、慶弔休暇は除く)を設けている

(例:ボランティア休暇、永年勤続休暇、病気休暇、看護休暇、骨髄等移植のドナー休暇等)

11定時消灯日・定時退勤日(ノー残業デー等)等を設定している

12育児や介護等のための法定を超える短時間勤務や、本人の希望に応じて週休3日制等の勤務制度を導入している

13特に行っていない ⇒不適合

 

弊社の答え

1残業の事前申告制度を設けている

2PCのログイン記録等、入退社時刻を正確に記録するシステムを導入し、従業員が申告した勤務時間との間に差がある場合には指摘・是正を行っている

(タイムカードの導入のみの場合は除く)

6業務繁閑に対応して休業日の設定や所定労働時間の変更を行っている

10任意のタイミングで取得できる有給の特別休暇制度(お盆・年末年始休暇、慶弔休暇は除く)を設けている

(例:ボランティア休暇、永年勤続休暇、病気休暇、看護休暇、骨髄等移植のドナー休暇等)

11定時消灯日・定時退勤日(ノー残業デー等)等を設定している

 

では解説していきます。

「1残業の事前申告制度を設けている」について。

弊社では、終業時間18時の1時間前(17時)までに、上長へ口頭および、運用している勤怠管理システム「KING OF TIME」で残業の事前申告を行うこととしています。

 

 

 

 

「2PCのログイン記録等、入退社時刻を正確に記録するシステムを導入し、従業員が申告した勤務時間との間に差がある場合には指摘・是正を行っている」について。

弊社では勤怠管理システム「KING OF TIME」を導入しており、従業員の始業から終業時刻、残業などの時間を管理者であるマネージャー(私・井原)が毎日確認しています。打刻ミスや申請のない残業などがあれば、その都度指摘し、是正するなど、勤務時間の最適化を図っています。

 

「6業務繁閑に対応して休業日の設定や所定労働時間の変更を行っている」について。業務の繁閑に合わせて、会社が指定する日を特別休暇としたり、半休、早帰りなどの推奨、実施に努めており、労働時間の最適化を図っています。その際には、いずれも月初に、全従業員に対して、社内の情報共有アプリ「LINE Works」と、口頭で伝えています。

 

 

「10任意のタイミングで取得できる有給の特別休暇制度(お盆・年末年始休暇、慶弔休暇は除く)を設けている」について。

弊社では、介護休暇制度と育児休業制度を設けています。

これまでのところ、育児休暇制度を16年前と7年前の2回、それぞれ1年半〜2年間、活用した従業員がおり、本人からも「安心して子育てができました。収入があるので生活も安定し、ありがたかったです。そして何より、大好きな仕事にまた戻れるという気持ちの安定感が大きかったです」と、今でも感謝してもらっています。

また介護休暇制度の適用事例もあります。従業員のお母さまが入院され、その従業員から「母の介護で会社に迷惑をかけては申し訳ないので、退職します」と、告げられましたが、介護休暇制度を活用してもらいました。およそ3ヶ月でしたが、介護休業制度と有休を使われました。結局は、お母様が逝去されたのを機に退職されましたが、退職までの流れもなんのトラブルもなく、円満退社となりました。

従業員の世代構成から、両休暇制度の適用を今後も想定しており、従業員から「安心だ」と喜ばれています。

 

 

「11定時消灯日・定時退勤日(ノー残業デー等)等を設定している」について。

毎週水曜日を「ノー残業デー&早帰りデー」としており、17:30終業、17:45退社を実践しています。

また、コロナ禍から2021年に営業時間を見直し、店舗の営業時間をそれまでの9:00〜18:00から9:00〜17:00までと1時間短縮、変更しました。店舗は17:00で閉めて、電話受付もメッセージが流れる留守電に切り替え、来店・電話対応時間を減らすことで、終業前に集中してデスクワークに取り組める時間を設けました。これにより、定時退勤を増やすことで、ワークライフバランスに寄与することを目的としています。

 

理想の職場づくりは、その想いを語るばかりでは無意味です。単に「効率化しやすい」とか「管理しやすい」などの理由で便利なシステムを導入するだけでもダメです。ちゃんと「仕組み」として改善していかなければ、あるいは根拠を作って文章化し規則として「制度化」し運用し、実践を続けなければ、従業員にとって「本当に働きやすい職場」にはならない、と痛感しています。

それは売り上げアップでも、健康経営の推進でも、同じことが言えそうですね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

次回は、次の設問「コミュニケ-ションの促進に向けた取り組み」について解説していきます。

 

健康経営に興味のある広島県東部の企業さまへ。

 

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また現在、取得を検討しておられる企業の方にとっては、ヒントやモチベーションアップを感じていただけるような記事を投稿し、健康経営に取り組みながら実績を上げる企業が1社でも増えることを心から願っています。

 

参考にしていただければ幸いです。

 

今回の問いも、前回に引き続き、3章の中から「管理職・従業員への教育/全従業員に対し、健康をテーマとした情報提供および周知を行っていますか。」です。

 

設問

★Q15.全従業員に対し、健康をテーマとした情報提供および周知を行っていますか。(1つだけ)

◆個人宛通知・メールや文書回覧等、従業員個人に届く方法で行うこととし、単なる掲示等による情報提供は除きます。

 

1毎月1回以上の頻度で行っている

2毎月1回未満の頻度で行っている ⇒不適合

3特に行っていない ⇒不適合

 

弊社の答え

1毎月1回以上の頻度で行っている

 

全員が登録している社内LINEの「健康増進グループ」で、毎月1回以上の頻度で情報提供を行っています。

 

SQ1.(Q15で「1」とお答えの場合)どのようなテーマで実施していますか。(いくつでも)

 

1ヘルスリテラシーの向上

2ワークライフバランスの推進

3職場の活性化

4病気の治療と仕事の両立支援

5保健指導の実施率向上

6健康増進・生活習慣病予防対策(食事・運動等)

7感染症予防対策

8過重労働対策

9メンタルヘルス対策

10その他健康関連全般

 

弊社の答え

2ワークライフバランスの推進

6健康増進・生活習慣病予防対策(食事・運動等)

7感染症予防対策

9メンタルヘルス対策

 

2、6、7、9いずれも、けんぽ協会広島支部から定期的に送られてくるメルマガや、広島県健康づくり推進課が発信する最新情報の中から、ワークライフバランス推進や健康増進・生活習慣病予防対策、感染症予防対策、メンタルヘルス対策に関する情報を抜粋し、健康経営推進担当者がコメントを添えて、社内LINEの「健康増進グループ」で定期的に共有しています。

 

 

また「7感染症予防対策」に関しては、三原市・尾道市の行政LINEからの情報を共有したり、感染者数状況把握や注意喚起を行っています。

なお「9メンタルヘルス対策」に関しては、地元の所属経済団体から送付される情報誌にも最新の対策が連載されていることから、今後はこの記事も共有しながら、啓発に取り組んでいこうと考えています。

 

やはり普段からの情報提供、共有こそが、社員全体への動機付けとその継続には欠かせないと考えます。

ただ投げっぱなしでは意味がなく、双方でやりとりしながらお互いの健康意識を高めていけるよう、その仕組み化こそが重要だと思っています。試行錯誤が続きます。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

次回は、次の設問「健康経営の実践に向けた土台づくり 適切な働き方の実現に向けた取り組み 仕事と家庭生活の両立に向けた環境づくりのためにどのような取り組みを行っていますか。」について解説していきます。

 

健康経営に興味のある広島県東部の企業さまへ。

 

認定取得や取り組みの方法などについて疑問があれば、ぜひお気軽にご相談くださいませ。弊社の経験から、アドバイスさせていただきます。