皆様、こんにちは。

 

広島県三原市を拠点とする保険代理店で、企業様向けに各種ソリューションサービスを提供しております、株式会社Tグループと申します。

 

この「健康経営一直線!Tグループ(2022年ブライト500認定)の健康経営サポートブログ」のテーマは、タイトルの通り、弊社が取り組んできた「健康経営」と、健康経営に関する情報発信です。

 

まだ健康経営について知らない企業の方には、これから健康経営に興味関心を持っていただくきっかけに。

 

また現在、取得を検討しておられる企業の方にとっては、ヒントやモチベーションアップを感じていただけるような記事を投稿し、健康経営に取り組みながら実績を上げる企業が1社でも増えることを心から願っています。

 

参考にしていただければ幸いです。

 

今回の問いも、前回に引き続き、3章の中から「新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた対策として、どのような取り組みを行っていますか。」です。

 

設問

★Q27.新型コロナウイルス感染症の流行を踏まえた対策として、どのような取り組みを行っていますか。(いくつでも)

 

(a)感染者が発生しても従業員の健康と事業継続を両立させるために定めた事業継続計画の内容

1従業員または家族が発熱・感染した場合や、濃厚接触者となった場合等の対応策やルールを整備している

2健康管理担当者による現場・職場からの情報収集(勤務状況等)ルートを整備している

3業務の優先順位を設定している(業務の絞りこみ)

4感染者等発生時の業務継続体制を策定している(代替要員や代替拠点の想定)

5従業員の健康を優先するための従業員の行動指針を策定し、周知している

6従業員の健康を確保するための職場の対応指針を策定し、周知している

7特に事業継続計画を定めていない ⇒不適合

 

(b)感染症予防のための対応策

①人との接触を避けるための多様で柔軟な勤務ルールの整備

1在宅勤務制度を導入・整備している

2通常時と異なるシフト体制等を適用し、従業員間の接触機会を低減している

3時差出勤やフレックスタイムによるオフピーク通勤を推奨し、通勤時の感染リスクを低減している

4感染時に重症化するリスクの高い従業員(基礎疾患がある等)への特別の配慮を行っている

②職場の環境整備・出社を余儀なくされる従業員への配慮

5検温やアプリ等により健康状態の確認を行っている

6席の間隔を空ける、パーテーションを設ける、会議室の利用制限を設ける等空間的な接触機会を低減している

7Web会議システムを導入し、社内外の打ち合わせを極力オンラインにするよう推奨している

8従業員同士または顧客との物理的な接触機会を減らすための設備導入や環境整備を行っている(例:アクリル板の設置、ロボットの導入、電子押印・契約等)

9陽性者・濃厚接触者等への不利益な取扱や差別的な取扱の禁止を明文化し、周知している

10事業場において換気設備の整備や換気ルールの導入を行い、必要な換気量を確保している

③従業員等のワクチン接種に対する支援

11従業員等がワクチン接種を受けやすい環境を整備している(例:就業時間認定、特別休暇付与、職域接種等)

12ワクチン接種による副反応が出た場合に特別休暇付与を行っている

13付き添いが必要な家族がワクチン接種する場合に就業時間認定や特別休暇付与を行っている

14新型コロナワクチンに対する従業員のリテラシーを高めるための教育・研修を行っている

15特に①~③で行っている対策はない ⇒不適合

 

弊社の答え

 

(a)感染者が発生しても従業員の健康と事業継続を両立させるために定めた事業継続計画の内容

1従業員または家族が発熱・感染した場合や、濃厚接触者となった場合等の対応策やルールを整備している

4感染者等発生時の業務継続体制を策定している(代替要員や代替拠点の想定)

6従業員の健康を確保するための職場の対応指針を策定し、周知している

 

(b)感染症予防のための対応策

①人との接触を避けるための多様で柔軟な勤務ルールの整備

1在宅勤務制度を導入・整備している

2通常時と異なるシフト体制等を適用し、従業員間の接触機会を低減している

 

②職場の環境整備・出社を余儀なくされる従業員への配慮

5検温やアプリ等により健康状態の確認を行っている

6席の間隔を空ける、パーテーションを設ける、会議室の利用制限を設ける等空間的な接触機会を低減している

7Web会議システムを導入し、社内外の打ち合わせを極力オンラインにするよう推奨している

8従業員同士または顧客との物理的な接触機会を減らすための設備導入や環境整備を行っている(例:アクリル板の設置、ロボットの導入、電子押印・契約等)

9陽性者・濃厚接触者等への不利益な取扱や差別的な取扱の禁止を明文化し、周知している

10事業場において換気設備の整備や換気ルールの導入を行い、必要な換気量を確保している

 

③従業員等のワクチン接種に対する支援

11従業員等がワクチン接種を受けやすい環境を整備している(例:就業時間認定、特別休暇付与、職域接種等)

12ワクチン接種による副反応が出た場合に特別休暇付与を行っている

13付き添いが必要な家族がワクチン接種する場合に就業時間認定や特別休暇付与を行っている

 

では解説していきます。

 

(a)感染者が発生しても従業員の健康と事業継続を両立させるために定めた事業継続計画の内容「1従業員または家族が発熱・感染した場合や、濃厚接触者となった場合等の対応策やルールを整備している」「4感染者等発生時の業務継続体制を策定している(代替要員や代替拠点の想定)」「6従業員の健康を確保するための職場の対応指針を策定し、周知している」について。前回も触れていますが、弊社で策定し運用中のBCP(事業継続計画)に、このルールを明記しており、対応指針に関しても定期的な会議などを通じて専属の提携代理店と併せて全社員に伝達しています。

 

(b)感染症予防のための対応策について。

①人との接触を避けるための多様で柔軟な勤務ルールの整備「1在宅勤務制度を導入・整備している」については、在宅勤務制度を導入し、電話や各種ITツールを活用しながら円滑に業務を進めています。

 

「7Web会議システムを導入し、社内外の打ち合わせを極力オンラインにするよう推奨している」に関しては、前回でも触れたように、有料ZOOMを契約、ノートPCも全従業員分を購入・活用しており、顧客との商談を含めて、オンラインで打合せできる体制を整えています。

また順番が前後しますが、「6席の間隔を空ける、パーテーションを設ける、会議室の利用制限を設ける等空間的な接触機会を低減している」「8従業員同士または顧客との物理的な接触機会を減らすための設備導入や環境整備を行っている(例:アクリル板の設置、ロボットの導入、電子押印・契約等)」に関しても、商談ブース、オフィスいずれも席の間隔を広げた上でアクリル板を設置しており、接触機会を減らす環境を整備しています。顧客とのコミュニケーションに関しても、どうしても必要な場合を除き、極力電話や各種ITツールを活用することで、直接の接触機会を減らしています。

「10事業場において換気設備の整備や換気ルールの導入を行い、必要な換気量を確保している」に関しては、定期的な換気を実施しているほか、空気清浄機を導入しています。

 

さらに③従業員等のワクチン接種に対する支援「11従業員等がワクチン接種を受けやすい環境を整備している(例:就業時間認定、特別休暇付与、職域接種等)」「12ワクチン接種による副反応が出た場合に特別休暇付与を行っている」「13付き添いが必要な家族がワクチン接種する場合に就業時間認定や特別休暇付与を行っている」についても、就業規則で明記しています。ワクチン接種は弊社が推奨する病院に依頼しており、接種を受ける時間は、就業時間認定としています。また副反応が出た場合には特別休暇を付与。付き添いが必要な家族がワクチン接種する場合は有給休暇と合わせて特別休暇を付与し、感染拡大予防を図っています。

 

新型コロナウイルス感染症は5月から5類への移行の方向ですが、引き続き気を引き締めて、社員とその家族を含めて可能な限りの対策をとり、もし発症した場合でも最大限サポートしながら、この難局を乗り越えていきたいです。

今後もコロナにとどまらず、さまざまなパンデミックの可能性がありますが、その都度右往左往することなく大切な社員と一緒に事業継続できるよう、しっかりとBCPの更新と運用の見直しを進めていきたいと考えます。

新型コロナを機に、在宅ワークなど業務の効率化、ITツールの活用度合いもぐっと高まりました。良い面は活かしながら、対策の必要な部分は前もってしっかり手当していく。対処療法に陥ることなく、長期的な視野に基づいて、就業環境整備に取り組んでいくことの重要性を痛感しています。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

次回は、次の設問「従業員の喫煙率を下げるためにどのような取り組み・ルール整備を行っていますか。」について解説していきます。

 

健康経営に興味のある広島県東部の企業さまへ。

 

認定取得や取り組みの方法などについて疑問があれば、ぜひお気軽にご相談くださいませ。弊社の経験から、アドバイスさせていただきます。