皆さん、こんにちは。もう連日、新型コロナウイルスのニュースばかりで、不安な毎日ではありますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。

徳島は2月中旬にダイヤモンド・プリンセス号に乗船していた人が感染した1名だけで、その方も回復、陰性となり、その後はPCR検査が100名ほど行われていますが、まだだれも出てきていません。大都市の感染増加に比べれば、安全地帯のように思えます。

 

予定されていた会合は全てキャンセルとなって、じっと家にいても気が滅入るので、妻と二人で自家用車で、兵庫県の朝来市にある天空の城で有名な竹田城に観光へ行ってきたので、そのご報告です。

日本のマチュピチュと言われるお城跡です。この写真や映像、どこかでご覧になった方もいるかもしれないですね。ここへ行きました。

 

途中にある、野外芸術展示のあるミュージアムにも立ち寄りました。

天気も良く、ソメイヨシノはまだちらほら咲きでしたが、名前は知りませんが、満開の桜もあり、春気分存分に味わえました。

ひと気がないですが、実は建物は休館日でした。知らずに行ってびっくりでしたが、野外のオブジェは見れました。人もいなくて貸し切りの雰囲気でした。最後の写真2枚の題名は、ファミリーと浮く石でした。なんかほのぼのとしていい感じでした。

 

竹田駅に着くと、もう下から竹田城が丸見えです。本当に山の上あって、かなり遠くからも見えるようなお城でした。

 

この一帯は昔但馬と言われていて、日本一美味しいと言われる但馬牛の鉄板焼きも堪能しました。やはり美味。コロナの影響かお客さんは私達がいた時間は、私達のみでした。ここも貸し切りです。

 

まずは竹田城の南側にある山へ車+登山30分ほどの展望台へ行って、竹田城を観賞しました。こんな感じです。

 

遠くに見えているのが

これです。雲海があれば最高ですが、春はないらしいです。

 

それから降りて、今度は竹田城がある山へ登山となりました。これも片道30分で250メートルほど登りました。汗はかくし、足はパンパンになりました。翌日筋肉痛でした。

とても天気が良く、風もほとんどない状態で、気分は最高です。お城の天守閣跡からは360度のパノラマが楽しめます。ここも平日というのもありますが、お客さんは本当に少なく、ガイドさんを一人占めで色々歴史なども教えて頂き、より一層楽しめました。

 

帰りは、生野銀山廃坑後の見学ツアーも見てきました。写真はとっていませんが、戦国時代から昭和の中期まで採掘されていた銀の歴史を学びました。廃抗から今も流れ出る水は、強酸性で色んな有害物質を溶かしこんでいて、今も汚染処理してから川へ流している事を聞いて、驚きました。銀の製錬課程で汚染物質が出る物で、製錬課程がなければ汚染物質は出ないと思っていたら、大きな間違いでした。坑道があることで、鉱物や色んな物質が酸素と触れあい、そこから硫酸ができてしまい、それがカドミウム、亜鉛、鉛などの有害物質を溶かしこんでしまう。きれいな水のように思うけど、もう川に流すと魚はいっさい住めない死の川になるらしいです。坑道さえなければ硫酸にならない、きれいな石清水らしいです。びっくりでした。原発廃炉処理と同じで、人間が便利のためにした事が、自然界には負になる。私達は知らない事が多すぎるんだなと思いました。

 

人ごみは避けての気分一新の旅行でした。それでは新型コロナの終息を祈りながら、これからも診療頑張りたいと思います。皆さまも、感染予防頑張りましょう。それでは。